藍：ぐええええええええええええええええええええええええええええええ！！！！！！！！オゥエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエオロロロロ
紫：スキマ新調したのよ〜
紫：ねえ、素敵なデザインだと思わない？
藍：やめッ、あ゛っ！？向けんな！！こっち向けんな！！うぷっ、マヂでやめて！！やめてください！！！やああああ！！！！
橙：どうしたんですか？
紫：あっ、橙！
紫：見てよこれ、新調したスキマ……
藍：見せんなあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！！！！！
藍：やめて！！みせないで！！腐れマンコに魅せられた橙がDai☆Daiしちゃうに゛ょお゛ぉおぉぅグヒャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア！！！！！ふひゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！１！！１
■ ■ ■
幽々子：だから此処に来たんだ
紫：酷い！酷すぎるわ！
紫：ゆかりんせっかく誉めてもらえると思ったのにぃ！藍もう嫌い！
紫：びえーん！
幽々子：私は素敵だと思うけどねぇ
紫：ホント？
幽々子：ただ、前衛的すぎるのもアレよね
紫：いいのよ、無二の親友の幽々子が気に入ってくれたんなら
紫：ゆうかりん嬉し……間違った、ゆかりん嬉しい！
幽々子：何よゆうかりんって(笑)
紫：誰だよって話(笑)
妖夢：お茶が入りました
妖夢：主に幽々子様の頭頂部に
バシャ
幽々子：ぐひいいい！！！
妖夢：紫様も
バシャ
紫：あひい！！！
幽々子：にしても、アンタスキマを新調するなんて何年ぶりかしらね
紫：昔の話に興味はありませんわ
幽々子：逆算すれば歳がわかっちゃうからでしょ？
幽々子：もう今更かよって(笑)
妖夢：粗相が過ぎます
バシャ
幽々子：熱ぃぃい！！！
妖夢：紫様も
バシャ
紫：あ゛ー！！！って私関係ないでしょ！
バシャ
紫：うっへほ！！！ゴメンナサイ！！！
幽々子：ていうかさ、スキマの新調ってどうやる訳？
幽々子：全く想像出来ないわ
紫：あれ、幽々子は知らなかったっけ？
紫：人里のスキマ職人の成せる技よ
幽々子：えええ……
紫：確か今回の作品は4代目スキマ職人の物ね。いい仕事してくれるわホント
幽々子：ちょっとスキマの製造行程について興味が湧いてきたんだけど
紫：そう？なら見に行ってみる？
幽々子：いいわね
紫：なら人里まで行きましょう。さあ、スキマに入るのよ！
幽々子：や、遠慮しとく……
紫：えええ！？どうして？
幽々子：ほら、ダイエットも兼ねて歩いて行きたいっていうか……
紫：そう……残念
■ ■ ■
♪思い立ったらいつだって スキマ商店で待ち合わせ
ドカンとあふれる 夢を買いましょ
気分は宝探しだね
スキ スキ スキ スキマ スキマ商店
ボリューム満点 激安ジャングル
スキ スキ スキ スキマ スキマ商店
スキマがそろって 便利なお店 スキマ商店
早い者勝ち パラダイス
スキマめぐりは クセになる
衝動的でも 得したね
今夜は ナニがあるのかなー
スキ スキ スキ スキマ スキマ商店
いつでも満足 不思議なジャングル
スキ スキ スキ スキマ スキマ商店
真夜中過ぎても 楽しいお店 スキマ商店
幽々子：ドンキホーテかよ
紫：この店内BGM好きなのよ
スキマ職人：おや、八雲さん家の！いらっしゃい！
紫：ご無沙汰ですわ〜
スキマ職人：今日はもう一人べっぴんさんを連れてるねえ。お友達かい？
幽々子：西行寺と申しますわ、素敵な殿方
紫：今日はこの子の社会科見学で来たのよ
スキマ職人：ほぉ、それは関心だねえ
スキマ職人：今時のお嬢さんにもスキマに興味を持ってくれる子がいたとは
幽々子：まあ、今時だなんて
紫：(逆に言えば、私は今時のお嬢さんではないって事かしら……)
幽々子：ごめんなさいねぇ、営業中に
スキマ職人：なーに、今日はもう締めようとしていた所さ
スキマ職人：それに八雲のお嬢さんのお友達なら大歓迎だよ
幽々子：あらあらうふふ
幽々子：紫も随分お得意様ねぇ
紫：スキマを取り扱ってる店は此処しかないからね、必然的にそうなるわよ
幽々子：(だろうよ)
スキマ職人：さあ、奥に案内するよ
〜スキマの製造行程〜
【ステップ1 材料を用意する】
スキマ職人：材料はこの通りだ
幽々子：バナナの皮にクロロホルム、キシリトール、南蛮、ペプシNEX、キウイ、石田純一の靴下、オリーブオイル……
幽々子：ますます想像出来ないわ
スキマ職人：物によって選定する材料に違いがあれど、まあこれが基本だね
紫：私のスキマは、この材料の中にダチョウの卵を足した所謂特注品ですわ
幽々子：聞いてないからね。はい次行こう
【ステップ2 材料を機械に入れる】
スキマ職人：この機械にね、挿れるんですよ
幽々子：ナニを挿れるんですか？
スキマ職人：挿れるんです、ナニを(笑)
紫：(スキマ職人を殴る)
幽々子：この機械を通せばステップ1の材料がスキマに化けるんですか？
スキマ職人：んー、まあ形は大体はっきりするよ！後の行程でちょいちょい手を加えるけどね
幽々子：ふーん……
スキマ職人：さあ、挿入！
チポーンチポーンチポンチポン
チポンチポンチポーン
マンコマンコマンココココ……
ブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブ
クチュ……ネチョネチョ……
幽々子：……
スキマ職人：型が古くてねぇ〜ちょっと音がうるさいんだ
オナホー
スキマ職人：おっ、終わったみたいだね。出してみようか
幽々子：ほぉ〜、大分近くなったわね
紫：出来たてのスキマよ
幽々子：パシャパシャ
スキマ職人：あ、駄目だよ！撮影厳禁！
【ステップ3 スキマの素体に肉付けをする】
スキマ職人：初々しいスキマの香り……まるで靴屋を彷彿とさせる蠱惑的なSmell
紫：私も靴屋の匂い好き
幽々子：いいから説明しくされ粗チン
スキマ職人：此処から肉付けという作業に入るが、これが一番重要なんだ
幽々子：へぇ〜
紫：この行程がスキマのブランドを作り上げると言っても過言ではないわ
スキマ職人：よし、せっかくの社会科見学だし、この作業はお嬢さんも一緒にやってみようか！
幽々子：えええ、いいんですか？
スキマ職人：今作ってるスキマはお嬢さんにプレゼントするつもりだったし、一緒にやってみようよ
幽々子：あ……それはどうも……
幽々子：(あんまり嬉しくない……)
スキマ職人：ほら、これがスキマの肉部分となる通称「ぺちこね肉」だ
幽々子：挽き肉みたいね
紫：詰まるところ挽き肉よ
幽々子：えええ
紫：うっそぴょ〜ん♪
ベチィッ
紫：ふへえ！！
幽々子：これを無言でぺちぺちこねこねすればいいのですか？
スキマ職人：無言である必要性は全くないけれど、まあ丹精込めてぺちぺちこねこねすればいい訳だね
スキマ職人：そうそう、ぺちこね肉の原材料については伏せさせて貰うよ
スキマ職人：これは不世出なんだ、ラーメン屋でいう秘伝のスープみたいな？
幽々子：(知った所で誰が持ち出すのよ……)
スキマ職人：レッツぺちこね(´・ω・｀)
幽々子：レッツくそみそみたいなノリで言わないでよ……
幽々子：ぺちぺちこねこね
幽々子：ぺちぺちぺち
幽々子：あ、なんか楽しいかも
幽々子：ぺちぺちぺっち〜こねこねこね
幽々子：ぺちぺちこねこね♪ぺちぺちこねこね♪
紫：害児がパン作ってるみたい
ベチィッ
紫：ふへへぇッ！！
ゲシッゲシッゲシッ
紫：あがああああああああああ！！！ふげげッ！！！あややややや！！！！！
【ステップ4 完成】
スキマ職人：さて、肉をかぶせて……ほら、これで完成だ！
幽々子：わあい！完成だー
紫：なんだかんだで嬉しそうね
幽々子：童心にかえった気分だわ〜
幽々子：ところで、スキマ貰っても使えないよね？私
紫：え？
スキマ職人：いや、別にそんな事は
幽々子：ええええええ！？
紫：近頃のスキマは良く出来てるから、老若男女誰でも快く使えるわ
スキマ職人：使い捨てで良ければダイソ\ーでも買えるよ
幽々子：そんなの初めて知ったわよ！
幽々子：……
幽々子：あれ？
幽々子：それなら紫のスキマ妖怪としての存在意義が危うくね？
紫：あ……
幽々子：……
紫：……
スキマ職人：……
※公共の乗り物の中や人通りの多い場所でのスキマの使用は控えましょう
新作ラッシュで逆に心配です＞＜
このテンポすきだ