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『ボクが女の子になった理由』 作者: sako
「あッ♥ ははっ♥ はぁぁぁっ♥ キもちいいですぅ♥」
洋箪笥に手をついて犬のようにボクは後ろから突かれている。
熱した鉄の棒のように熱いものがボクの中へ出たり入ったりを繰り返し、
その度に直腸の内壁がじゅるりじゅりゅりと淫靡な音を立てる。
ぱぁんと打ち付けられたお尻が太鼓のように鳴り響き、
ボクの先っぽをちょこっとだしているだけのおそまつなものも透明な粘液を飛び散らせている。
奥の一番深いところへ突き込まれると、お腹のそこがきゅん♥ と
締め付けられるような感じがして、ぞくぞくと首筋に電気のようなものがはしる。
「いいです♥ そこぉ♥ いいです♥ ああっ、ははっ♥ も、もっと、もっとくださぃ」
空きっぱなしの口からは貪欲な言葉と熱い吐息しかでてこない。
ゼイゼイと何百米も走ったみたいにずぅと酸素を求め続けている。
挿入のリズムに合わせて呼吸しないと息切れしてしまいそう。
でも、ボクのお尻から出たり入ったりしてくれているものはときに激しく、
ときにゆっくりとボクには分からない律動をとっているみたいだ。
そのせいで、そのおかげでどんどん息があがってくる。
快楽も、同じように。
「ひぃぃだ、ダメれすぅ♥ そ、ソコ…お尻に入れられてるときに、にぎ、らないでくださぁい♥」
唐突にボクの股の間で揺れている二つの小さな弾が握られた。
細く滑らかな指先がころころとクルミの実でも握っているみたいにボクの睾丸を弄び始める。
優しく手の中で踊らせているかと思うと不意に強く握りつぶすような力で締め上げてくる。
その間もお尻のピストンは止まらない。
「ふふっ、イキそうなのが分かるわよ。でたい、でたいって精子が袋の中で跳ね回っているみたい」
「ははぁい♥」
耳元へ投げかけられる言葉。甘い香りのする吐息。ボクの愛おしい人の声。
それだけで固かったボクのものはもっと固く、お尻の穴はきゅうとしぼむ。
ああっ、どんな刺激よりもやっぱりこの人の声が一番キモチいい。
この声のためならボクはなんだってできる。
「いいわ、首を絞めてあげるから一緒にイキなさい」
その粗末なものから勢いよくはき出しなさい、とぷつりと首の皮を割かれながら囁かれる。
喉に赤い色をまとわりつかせながら、ボクははひっ、と頷いた。
「―――全部受け止めなさい、リグル」
「はっ、はぁい♥ 幽香さぁん…♥」
一際強くお尻に突き出されると同時に剛直がはぜた。
熱い奔流が迸りボクの直腸を満たしていく。
ココロも同じように満たされていく。
首を絞める手も力強くなる。
血流が止まり、喉が潰れ、アが、と声にならない声が漏れる。
「―――ッ♥ ―――ッ♥」
ボクの小さなものも喜んでいるみたいだった。
ぴくぴくとけいれんするように跳ね上がりその度に真っ白な精液を洋箪笥の取っ手へとはき出していた。
これがボクと幽香さんの関係だ。
幽香さんが許してくれるなら…その…恋人同士と呼べる仲なのだとおもう。
他の人たちとはちょっと変わっているかも知れないけれど。
天気がいい日は外に出てボクが作ってきたお弁当を一緒に食べながらお花見をしたり、夜の川原に仲間の蛍たちを観に行ったり、いい雰囲気になれば口づけを交わして、気分が乗ってくればボクは這いつくばって幽香さんの優しいののしり言葉を聞いて自慰をして、固くなった幽香さんのものを頬張り、幽香さんにボクの悲鳴を聞いて貰うために腕より太い張り型をお尻の穴に飲み込む。そういう関係。
普通の恋人同士なら愛を語らいあい優しく撫であいつつ、男性器を女性器へと挿入して果てるものなんだろうけれど。
あいにく、幽香さんは両性具有、いわゆるフタナリ(しかもとっても大きく)で、ボクと言えばポークビーンズだとか芋虫だとか言われるぐらい小さなものしかもっていなくて(しかもマーズピープル)大きくなったとしても幽香さんの女性の部分を満足させられそうにはない。
男、だっていうのに。
今では慣れてしまったけれど、最初の頃は無いような男としてのプライドが酷く傷ついたものだ。
それも幽香さんの「私は気にしないから」という言葉と延々三時間にわたってお尻の穴ばかり攻められたお陰で慣れることが出来た。
今では幽香さんに後ろから愛してもらえれば大満足。
ボクと幽香さんとはそう言う関係、だった。
今日までは。
「どうかしたんですか、幽香さん」
さっきまでボクの中へ入っていた幽香さんの男性器をきれいになるよう掃除しながら、そう問いかける。
椅子に座って足を組んでいる幽香さんの顔が何処か物憂げだったからだ。
「…ん」
ひざまずき股間へと首を伸ばしているボクに幽香さんは冷ややかな一瞥を投げかけてくる。
その間もお掃除はやめない。
幽香さんがもういいわよ、と言うまでボクはお掃除をやめてはいけないからだ。
裏筋から側面にかけて舌を這わせ、かり裏まで綺麗に舐めとる。幽香さんが出したものやボクの体液、それに…きれいにはしているつもりだけれど、ときどきついているボクの汚物なんかもしっかりと舐める。
自分で出したものは自分で綺麗にしなくっちゃいけないし、好きな人を綺麗に出来るってことはとてもいいことだと思うから。
「…もしかして」
と、幽香さんのものの周りをあらかた綺麗にしたところでボクはある考えに至ってしまった。
とっても恐ろしい考え。もし本当なら今すぐ自殺でもしてしまいたくなるような怖い考え。
「あ、あんまり気持ちよくなかったですか…ボクの使い心地が悪かった、とか…」
恐る恐る訪ねてみる。
ああ、恐怖の余り幽香さんから口を離してしまった。
目頭に少し熱いものがあふれだしてきてしまう。
「いえ、今日もよかったわよリグル」
何の感情も感じられない言葉。
それでもよかったと言ってもらえてボクの動揺は少しだけ収まった。
けれども、やっぱりそれは少しだけで続く幽香さんの言葉に今度こそボクの心は壊れてしまった。
「でもね、少し…飽きてきたの。色々やってきたけれど、私が貴方の後ろをつく、結局、それだけじゃない」
「え…」
これは貴方はいらない、ワカレマショウ、と、言われているんだろうか。
分からない。
理解できない。何も考えられなくなり、頭の中が真っ白になる。
「はぁ、倦怠期、という奴かしらね。まぁいいわ。今日の所は終わりにしましょう」
呟きは独白だったのか。幽香さんはいきなり立ち上がるとボクの頭を押さえ、呆然と空きっぱなしになっていた口に項垂れた陰茎を無造作に突っ込んできた。
「トイレよ」
命令の言葉。
頭の中はショックで真っ白なのに自然と体が動いてしまう。
喉を大きく開けて、お腹を広げるように力が入る。
程なくして幽香さんの陰茎から精液ではない液体が迸ってきた。
お小水。ボクはソレをごくごくと飲干す。
「ありがとうリグル」
鈴口から尿道に残っていた液体を葡萄の実でも食べるように吸い取る。
っん♥ と幽香さんが小さく身震いをする。
ボクの涎で濡れた幽香さんを絹のハンカチーフで拭いてお掃除は終了した。
「じゃあ、私は部屋に戻って休むから。貴方も適当に休憩したらお帰りなさい」
「…はい」
ボクとの密事に余韻を残すそぶりも見せないで幽香さんは部屋から出て行ってしまった。
ボクは振り子人形のように頷くしかなかった。
独り部屋に残されたボクは一頻り泣いてやっと我に返った。
それでも気分はずっとブルーのまま。コレは当分、立ち直れそうにない。
涙の後をぬぐい、大きくため息をつく。
幽香さんは“倦怠期”と言っていた。
けんたいき、ってどういう意味なのかは分からないけれどきっとボクのことがつまらないとかいらないといった意味なんだろう。
さっきの行為もほとんどボクが一人でよがっていただけじゃないか。
幽香さんはよかったって言ってくれていたけれど、多分、アレはリップサービス。
本心からの言葉じゃないだろう。
口かお尻に入れるしか能がないボクの躰じゃ幽香さんはもう満足できないのかもしれない。
ソレが本当で、もう、あの人を悦ばせてあげられないと思うとまた涙が出てきた。
自分が役立たずだって言う事実にも気がついて。
「ううっ、ひぐっ、ええっ…」
また、涙が頬を伝わり流れ落ちる。
ぽたりとその滴はズボンの上に落ちて染みを創り出した。
「ううっ、ちくしょう…なんで、ボクは…こんなにダメなんだ…」
嗚咽がまたあふれ出てくる。
ズボンの染みが大きくなっていく。
唐突にそのズボンに収められている自分自身が無性に憎くなってきた。
これがもっと立派だったら、幽香さんみたいに、とは言わないけれどせめて人並み(人並みがどれぐらいなのか分からないけれど)あればよかったのに…
でも、ないものはしかたがない。胸は揉めば大きくなるって聞いた事があるけれど、おちんちんはどうなんだろう。幽香さんにしこたま弄られている気がするけれど、ボクのこれは別段、大きくなっていない気がする。
つまり、どうしようもないんだろう。
諦めに似た気持ちが沸き上がってきた。
「はぁ、帰ろう…」
涙をぬぐって立ち上がり、扉へ向かう。
と、その途中、部屋の隅にある棚から本が何冊か落ちているのに気がついた。
「…結構、激しくしたから振動で落ちたのかな」
帰る前の一仕事、と落ちた本を元の位置へ戻す。
その内の一冊、薄っぺらいボロボロの冊子にふと目がとまった。
紅魔館の門番と同じような意匠の衣服を着た人物の写真が表紙の本だ。
何かしら興味が湧いたのか、ボクは無意識にその本を捲っていた。
本の内容は昔、ある国の王朝に仕えていた人たちに関する記録のようなものだった。
その中の一節に酷く興味が湧いた。
らせつ。
その為の道具はすぐに見つかった。
「あ、あの。ゆ、幽香さん、入ってもいいですか」
ドアをノックして返事を待つ。
すぐに「どうぞ」というけだるげな言葉が扉の向こうから返ってきた。
「し、失礼します」
扉をあけてそろりそろりと足を進める。やっぱり歩きにくい。
幽香さんは読書中だったみたいだ。
机に片肘を突きながら向かい、銀縁の眼鏡をかけて分厚い洋書のページを捲っている。
「どうしたの? まだ、帰ってなかったの」
「は、はい、ゆっ、幽香さんに、み、てもらいたいものが、あって…それで」
歯の根がかみ合わず上手く喋ることが出来ない。
嫌な汗がだらだらと流れてくる。
ああ、でも、心は妙に弾んでいる。
「見てもらいたいもの?」
幽香さんが首だけを後ろに回す。
ボクの顔を一瞥して、品定めするようにつま先まで視線を下ろしていったところで物憂げだった表情に少しだけ好気の色が灯る。
「貴方、ソレ―――」
幽香さんの目の色が変わる。
気がついてくれたみたいだ。
ボクの太ももを濡らす血の紅に。
「あ、あのこの本読んで…そ、それで…」
すっとさっき見つけた本を幽香さんに差し出す。
本を受け取った幽香さんはパラパラとページを捲り、ボクが目をつけたそのページの所で指を止めた。
「宦官?」
「かんがん、って読むんですか。昔の人も大変だったみたいですね」
気をしっかりと保っていないと意識を失いそう。
でも、まだ、我慢しなきゃ、しっかりしなきゃならない。
斬り落としたアソコを幽香さんに見てもらわないと。
「どう…で、す、コレ」
血で濡れたジッパーを下げて、ズボンを広げてみせる。
その中、もう、何もついていないソコを。
「どうせ、つかい、使い道がないから…きっ、切ってみました。お台所でナイフをお借りして。切ったものはれ、冷蔵庫に、冷蔵庫にしまってあります。ひっ、悲鳴が漏れないよう、がまん、するのた、たいへんでした」
銀に光る刃を手に。
固く絞った布巾を口にして。
まな板の上に乗せた僕をボクが一気に斬り落とした。
ほんの少し前の出来事なのに、今でも斬り落としたときの感覚が残っている。
あの刃応えはもう二度と味わいたくない。それでも僕は、ああ
「…リグル」
幽香さんの顔に笑みが広がる。
アカグロい向日葵みたいな笑顔。
この笑顔を見るためなら指でも耳でも何でも切り落としてみせよう。
アイノタメニ。
「どうですか、幽香さん…っ!?」
感想は熱い口づけだった。
唇を割って幽香さんの舌先が口の中に入ってくる。
甘い唾液。麻薬のよう。それだけで股間の痛みは何処かへ飛んでいってしまう、
「はぁ♥ はぁ♥ ほんとう、面白い事をしたわね、リグル…」
あらかた、僕の口の中を蹂躙し終えてやあっと幽香さんが口を離してくれた。
彼女の瞳には情熱の炎が。もう、倦怠(飽き飽きした様子のこと、だそうだ。辞書で調べた)の色は見えない。
悦んでくれているみたいだった。
「私のために“おんなのこ”になってくれるなんて…本当にありがとう」
「え、女の子…?」
幽香さんの言葉に疑問符が浮かぶ。
けれど幽香さんはその答えの代わりにそっと指を這わせてきた。
血で濡れそぼったボクの秘所へ。
「ひギっ!!!!!!!♥♥♥♥♥♥」
悲鳴。
ソレもすぐさま熱い口づけで防がれる。
幽香さんの舌が歯と歯の間、歯茎、所構わず這い回る。
唇を離れ首筋に、左手はボクのお尻や背中をなで回し、右手は優しく愛撫するように股間の傷口を抉っている。
「ねぇ、分かるリグル。ここ、穴が空いてるの。尿道かしら。解剖学は囓ったこと無いから分からないけれど、この位置って、女の子の孔と一緒よ。女の子の孔なら、何のために使うか、ねぇ、分かるでしょう」
ぐちゅぐちゅ、ぐちゅぐちゅとボクの新しい花園を幽香さんがしきりに弄る。
「ひっ、い、い、は、はいっぅっ♥」
返事を待たず、ボクはその場に押し倒されてしまった。
「ああ、もぅ、面倒くさいわね」
幽香さんはスカートを捲りあげると下着を脱ぐのももどかしいと、ストッキングを破り、ショーツをずらしてもう怒天を突くほどにいきりたったものを取り出してみせた。
「濡らさなくても…十分、濡れてるわね。ふふっ♥」
ボクの両足の間に躰を割ってはいらせる幽香さん。
猛禽のような瞳をボクに投げかけ、最後の問いかけをしてくる。
答えなんてとうに決まっているけれど。
「はっ、はい、ゆ、幽香さん、ぼ、ボクの処女を…う、奪ってください…!」
「あら、女の子が“ボク”なんて言っちゃダメでしょ。今から貴女は自分のことを“ワタシ”って呼ぶのよ」
優しい言葉。
割れたザクロのような笑み。
ああ、この笑顔だ、この笑顔がボク…いいえ、ワタシは大好きなんだ。
「は、はいっ、わ、ワタシの中にイれてクダさい!」
「いくわよ、リグル」
口づけと、挿入。
ぞぶりと幽香さんのものが私の肉を割いて中に進入してくる。
「―――――――――――――――――――――!!!!!」
猛烈な痛み、それに快楽、そうして愛おしさ。様様な刺激が衝動が入り交じりぐちゃぐちゃになってげろげろになってぐるぐるまわってカオスに至る。神経がスパーク。脳みそが沸騰。カタカタと奥歯が∞ビート。えんどるふぃんとかどーぱみんとかあどれなりんとかどぱどぱ。世界が入り交じり、マーブル模様。視界が赤に染まる。その中で幽香さんの笑顔だけが見える。それが二つに割れる三つに分かれる四つに増える。ダメ、脳みそが壊れちゃった。でもいいや、幽香さんに愛してもらえるなら。ああ、ソレで十三分。こんなに幸せなことはない。
「ああっ、ダメ♥ これはキモチ…よすぎるわ♥ リグル…! すっ、すぐにイっちゃいそう…♥」
びちゃびちゃと血の紅が爆ぜて、愛液がそれに混じる。
ここもカオス。もう、幽香さんとワタシの境界も分からない。
「イ、イってください、中に、出してくださいっ…愛を…ください…幽香、さん…」
「いっ、イくわっ♥」
「ああぁぁぁぁぁぁぁ♥♥♥」
奔烈。幽香さんがワタシの中で果てる。
朱と白が交わりピンクになる。
「大好きよ、リグル…」
幽香さんの熱い吐息との言葉を聞き夢見心地のままワタシの意識はピンク色の闇へと沈んでいってた。
END
初投稿。
仕事中にドラッグ(アルガード)がキまってるときに思いつき、
更に神主リスペクトで空きっ腹にウオッカ流し込みつつ、何とか書き上げました。
エロは初めて書いたんでつたないと思いますがどうかよしなしに。
sako
作品情報
作品集:
13
投稿日時:
2010/03/20 20:24:22
更新日時:
2010/03/21 05:24:22
分類
ゆうかりん
リグル
SM
ショタ
流血
公式で“私”と言っているのは知っています、
でもうちのリグルはボクっ子なんです。
それよりリグルにお赤飯炊かなくちゃ!
アルガード?嘘だッ!!!
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あと流血描写できゃんたまちぢみあがった
これは痛い。お腹がキュンってなった