オーウﾞァーチュア 1622

輝夜 「さて、愛も夢も涙も無い雪山に迷い込んだ私達二人を、誰が助け出すと言うのかしら？」
てゐ 「何言ってんスか？蓬莱山様」
輝夜 「取り合えず助かる方法を考えましょう」
てゐ 「雪にミッキー描いときました」
輝夜 「ナイス！ディズニーが黙ってないわね」
てゐ 「誉めるなら金くれ」
輝夜 「……てゐ、これはミッキーマウスですか？」
てゐ 「いいえそれは琴光喜です」
輝夜 「その発想はなかったわ」
てゐ 「金くれ言うとるやろが」
輝夜 「しかも小便で描きやがって」
てゐ 「唾液のほうがよかったスか？」
輝夜 「愛液のほうがよかったわね」
てゐ 「流石の私もそれは引くっスよ……」
輝夜 「軽い冗談じゃないの。あとそのDQNみたいな口調を正しなさい」
てゐ 「うん♪わかったぉ(o~-')bカグちゃん☆」
輝夜 「やめなさい」
てゐ 「カグちゃんお金☆ちょ〜だい！」
輝夜 「『☆』つけりゃ良いってもんじゃないわ」
てゐ 「★★★★★★★」
輝夜 「足の震えが止まらないわ。寒い」
てゐ 「ほら、私のコート貸してあげますよ」
輝夜 「てゐ……！」
てゐ 「ちょｗ嘘っスよｗｗｗ今日エイプリルフールｗｗｗ」
輝夜 「……明日じゃない？」
てゐ 「ペロッこれは死亡フラグ！」
その後輝夜はしがない兎売りとして一生を終えた。このいくじなしが！