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『手繰り寄せるべき運命2』 作者: 急降下ペンギン
2日目の日も沈みかけた頃。早苗はレミリアのベッドで、柔らかい感触を頬に受けて目を覚ました。
「お目覚めはいかが?低血圧で怠いとか、気持ち悪いとかは…無いようね。」
まだ頭がぼうっとする。もう少し寝ていたいが、それをすると頭痛が起こる為にそれは出来ない。そこで紅茶を貰うことにした。
「砂糖たっぷりの紅茶を下さい」
「咲夜ー、砂糖たっぷりの紅茶ー。他はミルクくらい持ってきといて」
咲夜は手慣れた感じで紅茶を持ってくる。勿論、血を入れた紅茶を。
「咲夜さん、私に人の血の入った紅茶を飲ませる気ですか?これでも人を守るべき風祝である私に、人の血の入った紅茶を飲ませるなど言語道断です!」
「ごめんなさい」
一言謝ると咲夜は申し訳なさそうに、血の入っていない紅茶を用意してくれた。紅茶を出して、咲夜はそそくさとどこかに行ってしまった。
クックック…といきなりレミリアが笑う。
「貴女、私より悪魔の素質がありそうね。あの咲夜が半泣きになっていたわ。」
「と、図書館に行きましょう。パチュリーさんが何かいい案を出してくれるかも知れませんから」
早苗は話題を変えるためにレミリアを連れて図書館に向かった。待っていたのは、機嫌の悪いパチュリーだった。
「レミィ、それに早苗。また咲夜を虐めたわね?あの子泣いていたわよ。まぁ…ちゃんと戻ってこればいいけど」
「大丈夫よ、明日に咲夜は霊夢を連れて戻ってくるわ。いや、霊夢が咲夜を連れてくるわ。私を殺しにね」
レミリアは絶対の自信を持っているようだ。理由は運命操作で霊夢の運命を弄ったからであった。八雲紫の不介入や早苗が霊夢を追い詰めて捕らえるなど、保険の運命操作もバッチリしたようだ。
「あの…咲夜さんの事は?」
説明に無かった咲夜のことが心配になった早苗が口を開く。
「私が説得するわ…死なれたら紅茶は誰が淹れてくれるのか分かったもんじゃないから」
そう言い終わった途端、パチュリーの腹からきゅ〜っという音がした。それもそのはず、咲夜というこの館の料理人が居なくなっては誰も料理するなんてことは無い。寧ろ、一部を除きしたことも無かったのだ。
「じゃあ、私が作ってきますね」
しばらく後に、食事の間には和食が並ぶこととなった。
「御馳走さまでした」
「御馳走さまです」
フランと美鈴は満足してそれぞれ間を出ていく。
「あ、早苗。今日は私と寝ましょう。きっと咲夜が貴女を殺しに来るわ。レミィの弄った運命にはちょっとした抜け道があるのよ」
魔法使いではなく魔女の忠告なのでそれを受け入れることにした。
その夜、早苗の居たゲストルームに美鈴が寝ることになり、パチュリーと早苗は同じベッドで寝ることになった。
「久しぶりの人間との交わりですもの…楽しませて貰うわ」
「分かりました。パチュリーさん、優しくしてくださいね」
「「ん…っ」」
パチュリーと早苗は唇を重ねた。
唇を重ねて少し時間が流れた後、パチュリーは早苗の胸を服の上から揉みしだく。
「やっ…ふぁっ……パチュリーさんっ…」
柔らかい早苗の胸をひたすら揉み続けるパチュリー。
眠りながら揉んでいることは早苗は知る由もなく。それに気が付いたのは、喉を潤してベッドに帰って来たときだった。
そして今日も夜が明けて睡眠の時間が来る……完全に夜型生活になった早苗にとっても太陽が昇る時間は睡眠の時間だった。
投稿ペースが遅いのはこれが自分のペースだからです。
本当は5時間前に投稿しようとしましたが、PCがエラー吐いて結局この時間になってしまいました。
何故なんだ畜生!
敢えて本格的にはネチョくしません。理由があるので悪しからず。
そういえば、今日やっとWarShipGunner2で波動ガンを手に入れました。
急降下ペンギン
作品情報
作品集:
14
投稿日時:
2010/04/06 15:10:46
更新日時:
2010/04/07 00:12:29
分類
早苗
レミリア
パチュリー
主人公は早苗だけじゃないかも
シリーズもの
波動ガンは波動砲より使い勝手がいいですよね。