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『魔理沙の迷走』 作者: ■
※このSSには一部グロ、暴力表現があります。耐性の無い方は回覧をお控えください。
※このSSは、タクシードライバーという洋画を地味にモデルにしています。はっきり言ってほとんどネタで作りました。
※キャラ設定、映画設定、世界観の設定がいい感じに崩壊してる部分が度々あります。
※作者は文才無し、初心者の大馬鹿野朗なので、訳の分からん表現などがたくさんあったりします。
※某福本作品並に三点リーダが使われています、これは文才がの無い当SS作者の表現方法の一つなので見逃してください。
※これは自己満足の為に書いたSSであり、第三者に迷惑や問題があった場合は、他所で公開や削除などの処置をとります。
※ごめんさい、そしてありがとう、某スレの4スレ目>>450さん、>>448さん
※これは某病みスレ向けに作ったもので、産廃向けでないかもしれません。
※後半はほとんど投げまくりです。一部表現や言葉が間違えている場所も多数あるかもしれません。
上記の注意が気に食わない方、了承出来ない方は回覧はお控えください。
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「…んっ…もう昼か……」
「なんだかな…最近寝つきが悪いぜ……」
「ハァ…」
魔理沙はいつもの様に、不自由無く生活している。だが、近頃彼女は一つ大きな悩みを抱えていた。
そう、この何気ない毎日に退屈していたのだ。
様々な異変や困難にも立ち向かい、幾度も勝利し、幻想郷で上位に匹敵する力や才能を持つ彼女でも、
これまで以上にない退屈を感じ、不眠症に苦しんでいた。
「はぁ…今日は特にやることも無いしな…散歩ついでに霊夢のとこにでも顔出すか……」
〜少女散歩中&移動中〜
「よいしょっと、おーい霊夢ー」
「あら、魔理沙」
「よう、せっかくだから来てやったぜ、なんか食わせ…って見ない顔がいるな」
「ああ、この人は○○、外界の住人らしいわ。また結界がイかれたのかしら」
「へぇ…」
―――
○月□日
今日、外界から○○って男が来た
○○は香霖と同じような風格で、馬鹿みたいに無口だ
多分、私と初めて会った時も20文字以上は喋ってないだろう
ここに居る間は、人里の空き家で生活するらしい
それと、最近退屈過ぎたせいか、なんだか○○の事が異常なほどに気になり始めた。
どうかしてるな私……
―――
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・
「んっ…朝か…ってもう午後じゃんか……」
「今日は…散歩だけでいいか…」
〜少女散歩中〜
「ふぅ…結構遠出しちまった」
「ん?なんか落ちてるな」
―――
○月△日
今日は特に何も無かった
そういや、散歩中に天狗の新聞を拾った
小さくだったが○○についての記事も書かれていた
そして、一面記事には、最近急増してきた盗賊について書かれていた、
昨日も人里が襲われかけたらしい
○○は大丈夫だろうか
―――
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「んっ…うあっ…」
「…」
「…!バッ」
「もう夕方じゃないか…」
「…」
「宴会…行くかな…」
「……」
「せっかくだし○○も呼びに行こう」
「そして、宴会の途中に私の気持ちを伝えよう…!」
「そうしなきゃ私が不眠症でおかしくなりそうだし……」
「よしっ!そうと決まれば急がんと!」
そう言って魔理沙は箒に飛び乗り、○○の家へと急いだ
〜少女移動中〜
「ふぅ…よし、着いた」
「さて、お〜い○…ん…?」
「家に○○は居るみたいだが…他にも誰か居るのか…?」
「…」
「あまりこんな事はしたくないが…」
「気になって仕方ないしな」
「えーと、ここが窓か」
「!?」
家の中を見ると幻想郷の管理人、八雲紫が○○の首に手を回し、抱きついた状態で○○の唇を奪い、
唇を奪われた○○は一体何が起こったのか分からない様な顔のままでいた
「なっ…なっ…な、な、な、何が……あいつら何して……」
魔理沙の気が動転している内に、紫は○○を床へと押し倒し、
紫は顔を真っ赤に染め上げ、一体何をしようとしてるのかは察する事の出来る状況だった
「おい、やめろ、○○にそれ以上触るんじゃない、やめろやめろやめろやめろやめろぉ!」
魔理沙は玄関の方へと直行し、思いっきりドアを叩き大声を上げた
「すぅ…うおおい!○○っ!宴会!行こう!ぜ!!!」
「ドン!ドン!ドン!」
魔理沙がドアを叩くと、家の中が一瞬騒がしくなった
そして、慌てて○○がドアから出てきた
「ハハッ!○○!宴会行こうぜ!」
「魔、魔理沙?一体どうし…」
「いいから!いいから行くぞっ!!」
魔理沙は物凄い形相で○○の手を引き、箒に乗せ、宴会場へ直行した
………
………
………
「はあ…なんで私はあんなことをしてしまったのだろうか……」
「どんどんおかしくなってるな私……」
「ハァ………」
魔理沙は宴会場にて一人で嘆いていた
「けど紫と○○は一体…」
考えれば考えるほど、紫への嫉妬心などしか湧き出なかった
「もう考えるのも疲れた…」
「はぁ…そろそろ帰るとするか……」
〜少女帰宅中〜
「…ふざけるな紫紫紫ぃいいいいい!」
「うがああああああ!」
「ガシャン、ガチャンガチャ!」
「うっ…ぐすっ…うあぁ…」
帰宅して数時間後、○○の事ばかり考えてる間に悪い考えしか浮かばず、どんどん魔理沙の考えは悪化していった
「紫と○○が結ばれたら…もう私の事なんか見てくれない…」
「いや…まだ振り向いてすらいなんだ…」
「一体…一体…どうすれば…」
その時、魔理沙は最悪の解決策を思いつく
「そうだよ…
紫 を 殺 せ ば い い ん だ
」
「そうだ…殺せばいい…バレても紫さえ殺せれば…」
(幻想郷の管理人、最強の大妖怪、八雲紫を殺せばどんな事があろうと絶対に振り向くはず!)
「そして○○私のものにする…!
こ れ は 絶 対 だ ! !
」
―――
×月●日
最近寝てばっかりの鈍った体を鍛え直す為の訓練を開始した
毎朝、魔法の訓練、逃走の為の持久力も高めた
どんなに眠れなかろうと夜はしっかり身体を休め、
マジックアイテムや魔術を使い、全身の魔力を強化した
香霖に魔力を最大まで下げ、妖怪でも一突きで殺せるような特注品の小刀も作ってもらった
もう準備は整った、あとはチャンスを待つだけ
―――
「ふう」
「明日、また宴会が開かれる」
「この時が狙い目なんだ…」
「数週間待った甲斐があったぜ」
「覚悟しろよ…糞ババア……」
・・・・・・
「…」
「私に用か?」
「どうなんだ?」
「私に用か?」
「誰に言ってるんだ?私か?」
「私しかおらん」
「一体誰と話してるんだ?」
「ふーん…カチャッ」
「…」
・・・・
・・・
・・
・
「おーい霊夢ー」
「あら、魔理沙」
「宴会の準備はどうだ?」
「ええ、順調よ?」
「そうか…紫とかも今日は来るんだよな?」
「らしいわね、今日はいつも以上に規模が大きいわ」
「うらああああああ!」
「ヒャッハー!」
その時、神社中に大勢の人の叫び声が響いた
「あらら、まだ宴会は始まらないわよ?」
「霊夢、こいつらは?」
「最近ここら辺で急増してる盗賊らしいわ、まさかこんな所にも来るなんて」
「…」
「ちょっと手伝って…って魔理沙どこ行ったのかしら……」
「ったく、仕方無いわね…夢想封印!」
60人くらい居た筈の盗賊達は一瞬にして三割近くが塵となった
「ふぅ…これでもまだまだ居るのね……」
「ん?」
すると、天から眩い一筋の光が降ってきた
「ドラゴオオオオオオオオンメテオオオオオオオオウ!!!!」
「えっ、ちょ、魔理沙危なっ!」
(ドッシャーーーーン!!ピチュウウウウアアアアン!!)
そして、神社一帯は光で包まれ、大勢居た盗賊達は塵さえも残らず消え去った
「まったく…危ないじゃない」
「ああ…悪い、つい……」
「それにしても派手にやったわね…」
「それにしてもアイツらはなんなんだぜ?」
「最近勢力を強めてきてるらしい盗賊よ、襲われたのはこれで5回目……」
「…」
・・・数時間後・・・
「(遂に宴会が始まった…)」
「(紫は宴会場の奥にいる…)」
「(今は周りに式が居るが、いずれチャンスが来る…)」
「…」
・・・・数分後・・・・
「(やっと式は離れたみたいだな…)
「(うまく後ろに回らないとな…)」
「(にしても…さっきから○○の姿が見えないな……)」
……………
…………
………
……
…
「もうじき結界も直る頃ね……」
「○○も帰る気だし…寂しくなるわね…」
「はぁ…○○ったら、私の告白も思いも完全拒否…最高の朴念仁ね……」
ドスッ!
鈍い音の後、突然紫の胸部から鋭い刃が生えてきた、いや、貫いたのだ
「ん?えっ?何が…おきた…の……?」
ドサッ
倒れる直前に紫が見たものは満面の笑みを浮かべる魔理沙の姿だった
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・
「アーハッハッ!やったぁ!殺してやったぞ八雲紫ィィィ!!」
魔理沙は紫を刺した後、何処とも分からない森の中の道を気味の悪い笑い声を上げながら歩いていた
「イーヒッヒ…ヒャッハッハアアア!」
「これでぇ!これで○○は私の事を見てくれるぅ!」
「アハッアハハハハハハハ!!!!」
「もう痛いじゃない、魔理沙」
その言葉を聞いた瞬間、魔理沙は背筋が凍るどころか、今にも崩壊しそうな程の恐怖と様々な感情が溢れ出てきた
「うあ…?えっ…?はっ…?」
「全く、大切な人との別れを惜しんでる時に…ひどいじゃない」
後ろを見ると、特注品の小刀が刺さったまま、血だらけで何事もなかった様に立っている紫の姿があった
「えっ…え…え……」
「ええと、この刀はとりあえず返しとくわね。もう大変だったのよ、魔力が完全に無くなる所だったんだから…」
「ねぇ?なんでこんな事したの?ねえ?」
「うっ…えっ…うえええん!」
「まったく、泣き虫な子ね…どんな理由があったかは分からないけど、今回は勘弁してあげるわ」
「けど、またこんな事があったら………
次 は 無 い わ よ ?
」
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「あはは…グスッ」
「私は本当に馬鹿だな…好きな人も振り向かせられない…
こんな重要な事もやり遂げられない…
もう死んだ方がマシだな…
けど、どうせ死ぬなら、大切な人の為に死にたいなあ…
ウッ…うっ……ん…? 」
すると、森の中の騒がしさに気づいた
「な、なんだ…?」
「うらぁ!痛ぇか糞野朗!!(ガツンッ、ガツンッ! バキィ、バニィ!)」
「うっ…ぐあぁ……」
「な、なんてやつらだ…」
そこでは、数人の盗賊がらしき輩が一人の人里の男に暴行を加えていた
「は、早く助けないと…いや、待てよ……」
「おい!こいつを砦まで運んでけ!人質にして里から金目の物を頂くぞ!」
魔理沙はバレないように、慎重に盗賊を追うことにした
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ようおっさん、ここはあんた等の本拠地かい?」
「なんだ小娘、死にたいか?」
「…その調子じゃここで合ってるらしいな…死にたいのは山々なんだがなあ、
まずはお前らに死んでもらうぜ
」
「…はあ?」
「恋心"ダブルスパーク"」
この一言を発した後、見張り役の男もろとも砦の扉が吹き飛んだ
「ハァ…ハァ…」
「この糞ガキイイイイイイイ!」
扉を破壊すると、何百人という数の盗賊達が迫ってくる
「ちっ…恋符"マスタースパーク"」
またもや、人ごみの中に眩い光線が浴びせられる
「アガァァッァァ!!「ウアァァッァァ!!!「ウギィイイイイイイ!「アベシィイイイイ!!!「シニタクナーイ!」
大人数の盗賊達が声を上げ、一つのハーモニーとなって奏でられる
「はぁ…はぁ…魔力も減ってきたぜ……」
魔理沙は大量の敵を吹き飛ばしながら砦の奥へと進んでいく
「ふぅ…ハッ…ここが一番奥らしいな……」
「あの男は…居た…!」
「おい、大丈夫か?」
「ん…?女…の子…?
「ふぅ…生きてたか、よし、逃げ…」
「おい!嬢ちゃん右!」
「あ?」
ズシャ!
「うっ!うがぁ!」
隠れていた敵に右腕を切りつけられ、持っていた八卦炉を落としてしまう
「はぁ…このマセガキがああ!」
床に押し倒され何度も殴られてしまう
「うっ!(ボコオ!)うわぁ!(バニィ!)ヒィ!(メキッ)」
左腕、胸、顔、腹を何度も殴られ、場所によっては折れてしまった
それでもつかさず、ポケットから小刀を出し、敵の下腹部に刺した
「グァァ!」
「ハッ…ヘッ…」
そして、落とした八卦炉を拾い、敵の米噛みに突きつけた
そして、僅かしかない魔力を使い、
敵の頭を 吹き飛ばした
「うっ…うっ…ああ…」
魔理沙はあまりの痛みに壁へもたれかかった
「おい!嬢ちゃん!しっかりしろ!」
「ハハ…(もう死ぬんだろうな私…だったら、今すぐ死にたいぜ…)」
すると、魔理沙は自分の後頭部に八卦炉を向けた
「じゃあな…○○…」
………
………
………
「…なんだよ…もう魔力は残ってないのかよ……」
「くそぉ…楽に死にたかったんだけどなあ……」
数分後、大きな爆音に気づき、霊夢などその他野次馬がここへとやってきたのだ
霊夢達は騒然とした。砦の前には数々の亡骸、中は血に塗れ、まさに惨状だった
意識を失った魔理沙は急いで永遠亭へと運ばれ、捕まった男も救出された
次の日の朝、鴉天狗の新聞の一面には、「普通の魔法使い、盗賊達と激闘か?」「小さな英雄、人里の男性を救出」などと書かれてという
数ヵ月後
「はぁ…あの時の私はどうにかしてたなあ…はは、本当に狂ってたぜ」
そう、彼女は生きていた
心や身体にたくさんの傷が残ってしまったものの、命には別状は無かった
「今日も本当に退屈だなあ、今日は何しよう…(ドンドン)」
「ん?誰か来たか?へーい、今出るぜ」
こうして、今日も彼女は退屈な日々を暮らしていた
だが、前とは違う様な、毎日を楽しみながら.....
END
某スレの書き込みを見て、つい閃いてしまったので、何も考えず
某映画を見ながら書いてしました。神よ、博士よ、お許しください。
まあ、とりあえず解説ですが、
映画のキャラは、
トラビス→魔理沙
ベェツィー→○○
変な黒人、ギャング→盗賊
パランタイン→紫
アイリス→人里の男
ということになってます。映画のファンの方の気分を汚してしまったらすいません。
はっきり言ってこれは「ネタ」ですので、「産廃とは関係ない」、「ふざけんな」と言われた時は、すぐさまなんらかの処置を取らせていただきます。
すいません、後半からほとんど投げました。そんなわけでこんなひどいSSが出来てしまったのです。
ラストに来た人物は映画を見た方なら大体分かるかもしれません。
ほんと、ごめんなさい。
最後に、このSSが悪い意味でも、良い意味でも貴方の心に残りますように。
2010/4/18/20:10
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- 作品情報
- 作品集:
- 14
- 投稿日時:
- 2010/04/18 15:00:13
- 更新日時:
- 2010/04/19 00:00:13
- 分類
- タクシードライバー
- 霧雨魔理沙
- オリキャラ注意
- 場違いってレベルじゃねーぞ!