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『健康』 作者: 憂
健康。
それは何にも代えがたいモノである。
失うのは簡単でも取り戻すのには、とてもとても大変な。
コンコン
「姫様。入りますよ」
「あっ、永琳?いいわよー」
部屋から輝夜の声が聴こえたのを確認すると、永琳は扉を開けた。
瞬間、ジャンクフード特有の臭いが漂ってきた。
「姫様、今日はちょっと健康診断をするわ。今いいかしら?」
「はぁ〜〜〜?健康診断??永琳何言ってるの?私死なないから必要ないじゃない・・・」
「姫様、いくら不死とはいえ健康は気遣った方がいいわ」
「・・・明日にして頂戴」
「わかったわ」
蓬莱山輝夜は不死である。
老いることなく、死んでも死なない。
長い人生、終わりのない人生の暇潰しの為に一日中部屋に籠っているのだ。
勿論働きもしないし家事もしない。
所謂引きこもり、ニートである。
「はぁ・・・・。」
永琳はため息をついた。
「全く・・・姫様ったら何年も引きこもって・・・全く運動しないし、死なないとはいえ病気にならないか心配だわ・・・」
夜になると永琳は輝夜の為に晩ごはんを部屋に持っていく。
いつも通りに声を掛けて扉の前に置く。
「・・・・・」
「そろそろご飯食べようかしら」
輝夜はご飯が置かれて暫くしてから箸を持った。
「ふぅ・・・永琳、急に健康診断とか何考えてるのかしら・・・今までやって無かった癖に」
愚痴をこぼしながらご飯を口に運んでいく。
「第一、仕事が大変なんだから私よりも患者優先してればいいのよ!・・・・ん?」
何故か急激な眠気が輝夜を襲い、意識が途切れた。
「・・・・っ」
輝夜は目を醒ます。
飛び込んできたのは闇。闇闇闇闇。
そして輝夜は理解する。
視界が閉ざされているのを。
穴が三つあいた板に首と両手首をはめられ、足は開脚され天井から吊るされている。勿論肌に布の感触は感じられない。
「良く眠れたかしら?」
「!!」
聞きなれた声。永琳の声。
「永琳!!!どういうことよ!」
「健康診断よ」
「健康診断!?こんな格好でやる訳ないでしょ!!今すぐ離しなさい!ただじゃおかないわよ!!??」
輝夜の姫としてのプライドが、これ以上の羞恥を拒んでいた。
「大丈夫ですよ姫様」
永琳が輝夜の顔を撫であげる。
「私がちゃんと姫様の健康を守るわ」
ぬちゃ ぬちゃ
「・・・・何やってんのよ永琳」
「薬を塗っているわ」
「いやだからなんで人の肛門に薬塗る訳」
「必要だからです」
そう言うと永琳は薬を塗るのをやめて輝夜の肛門に何かを突き刺した。
「!?・・何っ!!?」
「大丈夫よ。浣腸するだけ」
「なっ・・・!!」
そういうと冷たい液体が流れこんでくるのが分かった。
急激な不快感に襲われる。
「止めなさい永琳!!止めなさい!止めろ!!!」
「終ったわ」
「んっ・・・ふぐぅ・・・」
ゴロゴロゴロ・・・
「永琳・・・覚えてなさいよ・・」
「姫様はあまり運動されないので、筋力が落ち、排泄が困難になっているわ。所謂便秘ね。便秘になると虫垂炎になる虞があるわ。もし虫垂炎になったら盲腸を摘出しないといけないし、癒着したらもっと大変だわ。それに排泄しなければならないものをずっと体内に溜めるのはとても健康に悪いわ」
「うぅ・・お腹痛い・・・」
「言い忘れてたわ。排泄したくなったら排泄してね」
「・・・何を!!」
輝夜は腹痛に顔をしかめながら耐える。
長い長い時間がたった気がした。
「姫様・・・もう10分経ったわ」
「・・はぁ・・はぁ・・・」
「出していいのよ?」
「・・・誰、が・・・」
「・・・もしかして出せないんじゃないかしら?」
「・・・・・・」
「図星ね」
そう、輝夜の筋力は全くと言っていいほどついていなく、自ら排泄できなかったのだ。
「じゃあ仕方ないわね」
永琳はそういうと輝夜の肛門に、四つの紐、アナルフックを引っ掛けた。
「・・・・永琳??ちょっと・・・」
「何ですか姫様」
「何・・・するの?」
「これかや姫様の肛門を拡張して直接ベンを摘出するわ」
「・・・待ってぇ!!出す!!出すからぁ!!」
「・・・わかったわ」
永琳はそう言うとアナルフックを外す。
「ふっ・・・うううううっ!!」
排泄の為に力む輝夜を永琳は優しく見守る。
「はぁ・・はぁ・・出ない・・・」
はぁ、と永琳は溜息をつくと再びアナルフックを掛ける。
「待って永琳!!今出る!!出すから止めて止めて止めてぇぇぇぇっ!!」
「今から拡げるから力を抜いて」
「待って待って待っ・・・ぎゃああああああああああああああ!!痛い痛い痛い痛いぃぃぃぃぃっ!!出すから止めてぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」
永琳がスイッチを入れると少しづつアナルフックが四方向にゆっくり開き始めた。
「あら、言い忘れたことが一つだけあったわ。最初に肛門に塗った薬は、潤滑を良くして筋肉を弛緩させる効果があるけれど、塗った部位がいつもの数倍敏感になってしまうのよ・・・」
「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いいだいいだいいだいーーーーーーー!!死ぬっ、死んじゃう!!!」
「はいはい、姫様は死なないわよ」
「裂ける!!裂けちゃうよぉぉぉぉ!!!!」
今の輝夜の肛門は通常の何倍もの感度を持つ為、想像を絶する痛みに襲われるのだ。
肛門はブチブチと筋肉を切られながら開いていく。
肛門が永琳の腕が余裕に入るくらいに拡がり、永琳はスイッチを切った。
輝代は目隠しを涙でびしょびしょに濡らし、下も黄色の液体で水溜りを作っていた。
「大丈夫かしら?」
「・・・ぁ・・・ぐぇ・・大丈・・夫な訳・・・ぅぇぇ・・・」
強烈な不快感と痛みで輝夜は完全に気力を無くしていた。
「姫様の体内は大便でいっぱいなの。これも姫様の為なのよ・・・」
そう言うと、永琳は輝夜の肛門に手を容赦なく突っ込んだ。
「いぎゃああああああああ!!」「頑張って」「無理無理無理ぃぃーーー!!入らないから!!止めて永琳!!これから毎日ちゃんと運動してうんちするからぁぁぁぁっ!!痛いいいいいいいいっ!!」
永琳の指先に輝夜の便が当たった。永琳は掻きだすように手を動かす。
輝夜の絶叫が大きくなるが、構わずに腸内を掻きまわす。
輝夜の絶叫が止んだのは暫くこの作業が続けられてからだった。
「はぁ・・・はぁ・・・」
「うーん・・・あんまり出せなかったわね」
輝夜から掻きだした便が下に転がっている。浣腸液と混ざって、黒ずんだ便はグロテスクに横たわっていた。
「もう、いいでしょ・・・」
輝夜の肛門は筋肉が切れた為、まだ完全に閉じきれず腸液が垂れ流しになっていた。
「まだ駄目よ。まだ大量にあるわよ・・・どうやって出そうかしら」
「は・・・あはは・・・ねぇ永琳、私これからちゃんと運動して、毎日うんちするから・・・今日はもう勘弁して・・・」
「・・・・・・・」
「・・・お願い」
「触手」
「へ???」
「触手だわ!!」
「・・・永琳??」
「そういえば触手って手があったわ。そうね・・・多少太くても大丈夫よね」
何やらガチャガチャと音がする。
「・・・永琳??聞いてる??ねぇ、私明日から・・いや今日から毎日ちゃんとうんちするんだよ??」
「はい、いくわよー♪」
永琳がそう言った瞬間、粘性のある何かが輝夜の肛門を押し広げて入ってきた。
「ねぇっ、私ちゃんと毎日うんちぶりゅぶりゅだすからぁっ!!もう痛いの嫌なのぉっ!!永琳、永琳てばぁっ!!!」
触手は永琳の腕程は無かったが、それなりに太く、どんどん輝夜の体内に侵略していく。
体内・・・??
肛門から入ったら、どこから出る??
口から入ったものは肛門から出るから・・・
輝夜は戦慄した。
今、確かに・・・触手は自分の便を押しながら体内に侵入している。
「ああああああああああああああああああ嫌ああああああああああああああああっ!!!」
「姫様・・・今日からはちゃんと健康を気遣ってね」
「うげぇっ!!」
あぁ、どんどん来る。
「あぁ・・・永琳っ・・助け・・・・」
胃が大便で一杯になる。
「おげぇっ・・・!!!!」
胃が縮小して触手に絡みつき、大便を食道に押し上げる。
「げぇぇぇぇぇぇっ!!!!!」
ビチャビチャ・・・・・
下品な音を立てて、輝夜は盛大に内容物、浣腸液、大便をブチ撒けた。
口のなかはひたすら気持ち悪い臭いで漂い黒ずんだ茶色に染まっていた。
「綺麗に排泄できたわね」
永琳は笑って言った。
その後輝夜が毎日運動し、生活を改善したのは言う間でもない。
こんにちは、憂です!
前回の投稿にコメントして頂いた方、本当に有難う御座いました!!
もう本当に、感謝感謝です^^
さて、今回は初のスカです。
う〜〜ん、どうだろう。
スカっていうと
「あああああああうんちぶりゅぶりゅするの気持ちいいよぉぉぉぉ!!!」
とかになっちゃうかなぁって思ったので少し違う感じになってればいいです(?)
この寝たを思いついたのは、自分自身が虫垂炎になって辛い思いをしたからです。
個人差はありますが、私は痛みで歩けなくなりました。
皆さんも便秘には気を付けてくださいね!!
憂
- 作品情報
- 作品集:
- 14
- 投稿日時:
- 2010/04/24 03:01:00
- 更新日時:
- 2010/04/24 12:01:00
- 分類
- ごはん
- お腹すいた
- スカトロ
- ネギトロ
- えーりん
- 輝夜
- 食物繊維をとろう委員会
某「ご覧の有り様だよ!」を思い出してしまう
\すげぇ!/
>ネギトロかぁ…
だれうまですかwww
現実でも吸引木で吸われるレベルw