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『熱核カウントダウン』 作者: 極楽
*10時間前*
いつもとは違う服装、いつもとは違う髪形。
地獄オコジョの体毛で作られたふわふわした手提げ鞄を持ち、いざ出発。
地霊殿に住む火焔猫燐、通称お燐は休日だった。
余所行きの服を決め込んだお燐は、地底都市にくりだした。
旧地獄の中心部、地獄街道にはさまざまな店舗が街道を挟んで並んでいる。
食料品、雑貨、さまざま武器……ここでは金さえあれば大抵のものが手に入った。
金がないものでも、労働を対価として支払い、ものを手に入れることが出来る。
地獄街道は地底都市の経済活動の中心と言っても良いだろう。
賑やかな喧騒の中を、お燐は二股のしっぽをふりふり、ご機嫌に散策する。
久しぶりの外出に泡立つ心は、財布の紐を緩めさせ、購買意欲を湧き上がらせる。
お燐はうきうきと商品を眺め、言付けられた品物を探しながら、ショッピングを楽しんでいた。
主に頼まれたガラスの薔薇の彫刻は、古物店で見つかった。
友人が欲しがっていた、宝石店で見つけたトルコ石は、珍しい怨霊を詰めたビンと交換。
ペットたちへのお土産の酒も買った。
頼まれごとをこなすついでに、お燐は自分のための買い物をした。
お燐は人体乾物店で、アングリマーラの手首といわれる白骨化した骨を買った。
真贋は定かでないが、きっと良い部屋の装飾品になるだろう。
大きな箱が、手提げ鞄から飛び出していた。
たくさん買い物して、いつの間にか手提げ鞄はいっぱい。
地霊殿に引きこもった住人たちの、喜ぶ顔を思い浮かべると、お燐は嬉しくなった。
後は腹を満たして帰るだけだった。
お燐は大通りの外れにある居酒屋に入った。
「こんちはー」
「らっしぇー。……ちっ」
お燐が店に入ると、のっけから店主は憮然とした顔をした。
不機嫌そうにお燐に向かって顎をしゃくると、お燐の前に、大柄な店員が立ちふさがった。
お燐はきょとんとして、上目遣いに大柄な店員を見上げる。
「お前、地霊殿のやつだな」
「そうだよ。とりあえず酒ね」
「ああ? ずうずうしいんだよ!」
店員が突然、お燐の胸を両手で強く押した。
「にゃ!?」
体勢を崩したお燐は、入り口近くのテーブルを倒しながら、店の外によろめき出た。
食器の割れる音が店内から響く。
お燐は往来の中に押し出された。
追いかけてきた店員が、倒れたお燐を蹴りつける。
「ここは地霊殿おことわりの店だ! とっとと失せろ!」
「ぎゃ!」
お燐は地面に蹴り倒され地面に転がった。
買い物袋の中身が散乱した。
「いくらカネを持っていても、地霊殿のやつらに食べさせるものはないんだよ!」
カッ、ペッ!
店員はお燐に唾を吐き、店に戻っていった。
「ハハハハ」
「ヘッヘッヘッ」
往来を行く妖怪たちが、お燐を見て笑っていた。
思いがけず現れた、愉快な見世物を楽しむ目だった。
「ふっ……」
見回りの鬼も嘲笑を浮かべ、職務外だといわんばかりに、にやにやと見て見ぬ振りをしている。
倒れたときに切ったのか、お燐のこめかみから血が流れていた。
余所行きの服は埃まみれ。
お燐は出血する部分を抑え、よろよろと立ち上がった。
*7時間前*
お燐は嘲笑の中、地面に散らばった鞄の中身を拾い集める。
すぐにでも店に飛び込んで、意趣返しをしてやりたかったが、まずは品物を拾うことが最優先だった。
精巧なガラスの薔薇が箱から飛び出し砕け散っていた。
トルコ石は泥まみれになり、踏みつけられて地面に埋まっていた。
どれもこれも汚れていた。
「見ろよあれ。情けねぇ……」
「お前、手伝ってやれよ。もしかしたら、お礼にやらせてくれるかもしれないぞ?」
「ひっひっひ、あんな奴ごめんだよ」
心無い声が降り注ぐ。
お燐は顔を真っ赤に怒らせて、黙々と品物を拾い集めた。
中立の妖怪たちも、騒ぎに関わりたくないのか、顔を背けて立ち去っていった。
全てを拾い終わったとき、お燐は怒り心頭だった。
火焔猫の誇りにかけて、与えられた屈辱を雪がなければならなかった。
地底都市の一部の店では、地霊殿の住人は差別されていた。
また、住人のなかにも地霊殿の住人に対する潜在的な反感があった。
地霊殿の主、古明地さとりは心を読む妖怪だった。
妖怪にとって、心を読まれることは恐怖である。
肉体の損傷はさほど影響のない妖怪たちでも、心の痛みは死に直結する。
特に精神を糧とする妖怪にとって、自分の中身をえぐられるようなさとりの言葉は、耐え難いものだった。
また、さとりの妹こいしも、無意識の中で殺戮に恋焦がれる狂気の存在。
突然襲い掛かってくる死のように、こいしも危険極まりなかった。
忌み嫌われた妖怪たちの楽園でも、古明地姉妹が住む地霊殿は畏怖されていた。
そのため、妖怪たちの恐怖と鬱屈した感情は、地霊殿で飼われるペットに向けられた。
お燐たちは体の良い憂さ晴らしの対象なのだ。
お燐は迂闊にも、そういう店に入ってしまったのだった。
品物を拾い終えたお燐は、早足で店に戻る。
お燐が店に再び入ると、店にいる全ての妖怪がにやにやと笑ってお燐を見ていた。
入り口に座った二人の妖怪が、これ見よがしに会話を始めた。
「また便所虫が来やがった。臭くてたまんねぇ」
「まったくだ。こんなところに迷い込んできやがって。へへへどんな躾けをされてんだかな。
飼い主の顔を見て見たいもんだ」
「うははは、そりゃごめんだ! 相当臭そうだ!」
「わははははは!」
鰻のような顔した妖怪と、体毛のない頭部に多数の目が付いた妖怪が笑いあった。
「……」
バリリッ。
歯を噛み締めた音が響いた。
怒りすぎると顔が青ざめるものだとお燐は知った。
主を侮辱した妖怪たちの座る席に近づき、殺意の篭った瞳で睨みつける。
地霊殿の住人特有の薄ら寒い視線。
死体と共に暮らすだけの者がもつ、死の香りを漂わせた眼光。
「なんだよ、失せやがれ」
「ぶち殺されたいのか」
妖怪たちはお燐の視線に怯んだ。
しかし、場の雰囲気は自分たちの味方だと思い出したのか、すぐに余裕ある表情を取り戻した。
「臭せえ臭せえ!」
「近づくんじゃねーよ!」
「…………。……お兄さんがた、謝りな」
「んだとぉ?」
「言葉に気ぃつけろ」
お燐の言葉に、二人の表情が険しくなった。
「謝りな。さとり様を侮辱すると許さないよ。でも、あんたたちは臆病そうだから、あたいが伝えてあげるからさ」
「テメェ!」
小娘に反抗され、恥をかかされたのと思ったのか、男の一人がお燐の胸倉を掴み上げ、その顔に唾を飛ばす。
「てめぇ、なめんなよ」
鰻顔の妖怪がすごみながら、お燐を宙吊りにする。
お燐もお燐で相当怒っているのか、いつの間にかお燐の周りには、青白い怨霊が大量に浮かんでいた。
地獄の最深部でのみ感じられる、もっとも下賎で忌まわしい力が店内に溢れていた。
不吉な冷気が店内に立ち込めた。
怨霊に囲まれた男の連れ合いが、お燐を掴んだ妖怪に促す。
掴みあげた男も、体に纏わりつく寒気に怖気を感じながらも、お燐を吊りあげ続けていた。
店主はそそくさと厨房に消え、他の客たちは裏口に避難し始めた。
「そこまでよ」
入り口から、凛とした声が響く。
暖簾を分けて入ってきたのは、美丈夫と見間違わんほどの凛々しい女性。
長い金髪に、額に生えた真っ赤な角。
地底都市の荒事を収めることを生業とする鬼、星熊勇儀である。
「何があったか知らないけど、喧嘩するなら表でやりな。店に迷惑かけんじゃないよ」
「ぐっ」
「……」
鬼の眼光に射抜かれ、男は萎縮する。
お燐を地面に下ろし、媚びるような視線で勇儀をみた。
「俺は別に、へへ、コイツが喧嘩を売ってきたんでさ」
「そうなのかい?」
勇儀がお燐を見る。
お燐は男を睨みつけ黙っていた。
「へぇ、いきなり絡んできたんでさ。俺は止めようとしたんだけど、こいつがしつこくって……」
「ふーんそうかい。後は私に任せて、アンタはもう行きな」
「へい」
男はお燐に下卑た笑みを見せ付けると、勇儀の脇を抜けて店外に走り去った。
薄ら寒い店の中に、勇儀とお燐が残される。
「さ、出ようか。町外れまで送ってくよ」
勇儀はお燐の手を引くと、店の外に連れ出した。
通りに集まる野次馬を、勇儀は手を払って散らせた。
「こら、見世物じゃないんだよ。行った行った」
喧嘩を楽しみにしていた野次馬は、勇儀の言葉に不満そうな表情をしながら、思い思いに去って行った。
*5時間前*
お燐は勇儀に手を引かれたまま、町外れまで大人しく付いていった。
「もう揉め事は起こすんじゃないよ。今日のところは、地霊殿に帰りな」
勇儀がぽんとお燐の背中を突く。
厄介者は大人しく家に帰っていろ、そう言われているように感じた。
……いつもこうだ。
お燐は憤りを止められない。
普通の喧嘩だったら、当事者が納得するまで放って置かれただろう。
妖怪同士といえど、殺し合いにまで発展することはないのだから。
結局のところ、街の連中にとっても勇儀にとっても、地霊殿の者がすべて悪いのだ。
「街のもんには私から言っとくからね。安心しな」
勇儀はそういうが、お燐はまったく信用できなかった。
鬼は嘘を嫌うと言うが、自分が悪者にされることが、お燐にはわかっていた。
「……あいつらが、あたいを馬鹿にしたのよ」
うつむき加減にポツリとお燐がつぶやいた言葉に勇儀は苦笑した。
「はは、そうかい。そりゃ悪かったねぇ」
気のない勇儀の言い方に、お燐は顔が熱くなった。
面倒くさそうに言う勇儀が許せなかった。
地霊殿が良く思われていないのは、お燐も承知している。
承知しているが、この扱いは理不尽だと思った。
「勇儀さんが謝らなくてもいいですよ。悪いのは街の連中なんですからね」
温度のない声でお燐が言った。
「そうかいそうかい」
「でも……」
溜まる一方だったお燐の怒りが、言葉になって溢れてきた。
たとえ相手が鬼でも、お燐は誰かに鬱憤をぶつけたかった。
「勇儀さんも大変な仕事ですね。あんな連中の子守なんて。……あたいだったら恥ずかしくて出来ませんよ」
「あー? 何だって?」
「鬼はご立派ですね、って言ったんです」
「何? 私に喧嘩売ってんのかい? もう帰りなよ」
「……ふざけんな!」
お燐は尻尾の先まで毛を逆立たせた。
思いっきり顎を引いて、勇儀に掴みかからんばかりに威嚇している。
「帰れ帰れ。あんたの喧嘩なんて買わないよ、気持ち悪い」
勇儀が心底嫌そうにシッシッと手を振った。
「何!? この……ッ! ……勇儀さんはいいですよね。尊敬される鬼だもん。
嫌われ者の気持ちなんて、判らないですよね。
ちやほやしてくれる連中に囲まれて、ご立派な仕事ですもんねェ!」
激昂したお燐の言葉に、勇儀の目に険が差した。
もちろん勇儀も口には出さないが、地霊殿の連中が嫌いである。
心を読むさとりとその一党に係わることなど、反吐が出そうなくらい嫌だった。
目の前で言いたい放題言う雌猫が、勘に触って仕方がない。
「私がガマンできるうちに、さっさと帰んな。いい加減、怒るよ」
「いい加減にしろ? よくもあたいにそんな事が言えるね!」
激昂したお燐は、鬼に対する口調も忘れて憤る。
「バカにして! お空が太陽を作ったときは、手のひら返して喜んだくせに!
それなのに、あんたたちはすぐ慣れて、元に戻っちまった! 何様のつもりさ!
あたいたちを奴隷とでも思ってんの! さとり様がそんなに怖いの!?
鬼の癖に、そんなこともわからないのかっ!」
「……調子に乗るな。言うことはそれだけかい」
勇儀は腰を落とし、必殺の拳を放つ体勢になる。
はじめは大人しくお燐の言葉を聞いていた勇儀だったが、見下していた連中に反抗されることほど、
腹立たしいことはなかった。
「鬼を虚仮にするやつは、私が許さないよ」
「許さない? 許さない!? あんたたちがいつも、さとり様にやってることよ!」
「フン!」
ゴウと空気がしなった。
上体を限界までひねり、知覚出来ないほどの速さで放たれた勇儀の拳が、お燐の腹部に炸裂した。
くの字に曲がったお燐の体が、はるか上空まで打ち上がった。
血と吐瀉物と内臓を撒き散らし、空中で二つに分かれて回転するお燐の身体は、地底都市の天井まで打ち上がり、
岩盤のぶつかって粉みじんの血煙になった。
バラバラと降り注ぐ細かい肉片は、かつてお燐と呼ばれた火炎猫のものだった。
「嫌なもん触っちまったよ。汚い汚い」
勇儀は破片の落着を見届けた後、街に戻っていった。
*2時間前*
夕食の時間になってもお燐が戻ってこないので、さとりは地霊殿の正門でうろうろと、お燐の帰りを待っていた。
お燐は気まぐれな性格のペットだが、今まで一度も食事に遅れたことがない。
心配になったさとりは、主自ら正門の前で、お燐を待っていたのだ。
きっと、席に着いた地獄烏のお空は、お腹をすかせているだろう。
早く戻ってきなさいと、さとりは心配そうな目つきで、地底都市に通じる道を見つめていた。
しばらく後、道の向こうに人影が見えた。
すわお燐かと思ったさとりだったが、外套に照らし出されたシルエットは明らかに違った。
ひょこひょこと歩いてくるそれは、さとりの目の前に立ち止まる。
知能が低そうな餓鬼のような外見をした妖怪。
やせこけた老人のような手が、さとりに持っていたものを差し出した。
「ひ……ひ……」
かすれるような声色とともに妖怪が差し出したのは、お燐が持って出かけていった手提げ鞄だった。
さとりは驚きを隠せないまま、無意識に受け取ってしまう。
妖怪はさとりが受け取ったのを確認すると、再び背を向けひょこひょこと歩き出した。
「……お燐は?」
「ひ……」
一度だけ振り返ったミイラのような顔。
さとりの第三の目に断片的に流れ込んできた映像には、酒を呑みながらげらげら笑う鬼の姿が映っていた。
*30分前*
食事を遅らされて不満だったお空は、帰りが遅いお燐の文句を一人ぶつぶつ呟いていた。
せっかくの食事が冷めている。
時間を持て余したお空が翼をはためかせるたび、花瓶に生けられた地獄薔薇がフラフラ揺れた。
お空がテーブルに顎を乗せ、うつらうつらと眠りかけたとき、さとりが戻ってきた。
「んにゅ……もう! 遅いよお燐」
さとりは一人だけで部屋に入ってきた。
首を傾げるお空。
「さ、いただきましょ」
「さとり様、お燐は?」
お空の問いかけにも、さとりは寂しそうに笑うだけだった。
*5分前*
その夜、地下核融合施設。
地下の太陽に死体を投げ込んでいたお空は、青白い怨霊のなかにいる親友に気が付いた。
青い炎に包まれた上半身から見える赤いお下げ髪。生気のない白い顔。
はかなく揺らめく魂は、確かにお燐のものだった。
酷く傷ついたお燐の魂を見つけて、お空は呆然とした後、思わずそれを抱きしめた。
身体を焦がす冷たい炎から、思念の欠片が流れ込んでくる。
お空は膝を突き、お燐だったものを身体に取り込む。
断片的な映像、そして無念。
お燐を残留思念を飲み込んで、お空は全ての事情を知った。
地獄街道でお燐が受けた理不尽な扱い。
鬼たちからも蔑まれている地霊殿のペットたち。
死。
抜け殻になったお燐の表情に、寂しそうなさとりの笑顔が重なってぶれた。
さまざまな想いがお空の脳内を回転し、頭の中で混ざり合った。
「うううう、うにゅうううう……」
さとりの微笑みは、そういう意味だったのだ。
頭が猛烈に痛かった。怒りと悲しみが混ざり合って、頭の中で真っ白になった。
大切な親友を殺され、敬愛する主が恒久的に侮辱されていると知ったとき、お空のなかで怒りが爆発した。
何もかも薄汚いと思った。
皆殺しにしてやりたいと思った。
お空は思い立った。
妖怪全部、みんな溶けてフュージョンすれば、誰も悲しむことなどない、と。
お空はゆらりと立ち上がった。
制御棒が重い音をたて、地面に落ちた。
制御不能になった核の炎がどくりと脈動した。
*1分前*
お空は炎の矢となって飛ぶ。
核融合施設を突き破り、辺りに小爆発を撒き散らしながら、地底都市の中央に飛んだ。
お空の眼下には、連なった都市の屋根。
恥知らずどもがへばり付く寄生虫の巣。
「うああああああアアアアアアアア唖唖唖唖唖唖唖!!!!」
太陽を呼ぶ八咫烏の力が身体から盛り上がった。
*000*
お空の叫びは水素爆弾の光と化し、地底都市の中心で炸裂した。
三千メガトンの爆発は都市の構造物を粉々に砕き、放出された熱量はすべての妖怪を焼いた。
いくら強靭な妖怪たちといえど、数万度を越す熱量の前には耐えられず、ガラス状になって溶け落ちる。
おそらく自分がいつ死んだのかも、気付いていないだろう。
お空の身体も爆発のなかで溶けて消えた。
球形爆発は地底都市を支える天井を砕き、幻想郷に達した。
博麗神社も人間の里も妖怪の山も、バラバラの破片となって消滅し、一瞬のうちに生き物はいなくなった。
守護者がいなくなり、消滅した大結界から立ち昇ったキノコ雲は、成層圏まで達するほど長く大きなものだった。
かつて幻想郷と呼ばれた場所には、地下深くまで続く巨大なクレーターが存在するのみ。
死の灰が降り注ぐ釜の底で、不老不死の蓬莱人だけが立ち上がり、異様な光景に立ちすくむのだった。
おわり
- 作品情報
- 作品集:
- 15
- 投稿日時:
- 2010/05/02 13:38:23
- 更新日時:
- 2010/05/02 22:40:34
- 分類
- お燐
- お空
融解、とか言う意味のはずですから、「熱い」とか感じるのではなく、「痛い」、瞬間的なら文字通り「何も感じない」、では無いでしょうか。
制御されない核の力、それほど怖い物はありませんからねぇ。
本当、北朝鮮とか何考えてたんでしょう。
でも、勇儀さんはこんなに酷い性格じゃないと思う。
喧嘩相手はもはや盟友、みたいな考え方だと思うし、鬼は。
もしかしたら、これが初投稿でしょうか。
だとすると、とっても伸びると思います。
これからも、(読む方、書く方)よろしくお願いします!
結局霊夢が死んで幻想郷も無くなるんですね分かります
お空の怒りで人類滅亡-産廃(アリス)
地底都市(あわよくばお燐を酷い目に合わせた奴ら)だけ爆破させた方が後味良かったけど、そんなご都合主義にならないのが逆に良かった。
何とも言えない感情が残った。嫌な感情だけど、良い意味でね。
>「うううう、うにゅうううう……」
不意打ちで萌えた
>>1
極楽さんは古参の方ですよ
あとがきで「お久しぶり」って言ってるじゃん
あとがきちゃんと読んでませんでした。
>2,5のお二人様、ありがとうございます。
そして極楽さん、誠に申し訳ありませんでした。
妹紅!輝夜!永琳!
そして蓬莱人達は考えるのをやめた……
ってなるよな
序盤の展開からは想像のつかない結末に圧倒されました