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『東方惨劇録 Episode2(Episode1の解答編)第2話』 作者: HAMU

東方惨劇録 Episode2(Episode1の解答編)第2話

作品集: 15 投稿日時: 2010/05/04 23:33:24 更新日時: 2010/05/05 08:33:24
パチュリー様は死んだ。
両腕を引き裂かれ、心臓をナイフで貫かれ。

お嬢様は死んだ。私が殺した。
誰かに殺されるのなら私が殺す。
誰だか判らないそいつは、きっとひどい殺し方をするに違いない。
そう思ったから殺した。
















【魔理沙が居る客室】
「まったく・・・。なんなんだよ・・・」
魔理沙はベッドに座りながら、イライラしていた。
配られた果物を、一緒に配られたナイフで切って食べた。
「ていうか、長すぎるぜ。生き残るための時間」
ベッドに倒れ込むように横になった。

その時。
部屋の外に一人分の人の気配を感じた。
「・・・」
魔理沙はドアを見つめる。

ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ!!!

「ッ!!」
鍵は閉めている。
誰一人入れるはずがない。

「魔理沙さーん?」
声の主は早苗だった。
「なんだよ・・・驚かすなよ」
「す、すいません・・・」

魔理沙はドアの方に歩き、鍵を開けてやった。
「何のようだよ?」
「い、いえ。一人だとどうも怖くなってしまうので・・・」
「・・・」
魔理沙はどき、早苗を部屋に入れてあげた。

早苗は部屋を見渡した。
「どうした?」
「いえ。霊夢さんはきていない、と思いまして」
「そうか」


【紅魔館・とある廊下】語り部は咲夜
現在、私は、客室に避難させた皆に、果物とそれを切る果物用ナイフを配っていた。
あの手紙の送り主の刺客が来ても、護身用にもなるだろう。

ある時、私が2つほど運んでいるときだった。
廊下の向こうに1人分の気配を感じ取った。
「美鈴・・・」
その姿は美鈴だった。
顔を下に向け、ふらふらと歩いてきている。
私の持っている果物たちは2つ。

「1つを美鈴にわけましょうか・・・」

私と美鈴の距離が限りなく近づいた時、
私は、果物を差し出した。
「美鈴。これ・・・食べて・・・」
そう言ったが、美鈴はなかなか受け取ろうとしない。
「美鈴?どうしたの?」

その時、
美鈴の顔から一瞬だけれども殺意を感じ取った。

次の瞬間。
美鈴が思いっきり、私の左腕を殴ってきた。
その威力に、私は思わず吹っ飛ぶ。
幸い、廊下の奥までではなく、ちょっと後ろの床に転んだ。
しかし、痛みが走る。
「あぁ・・・!!痛い痛いッ!!!」
なんとかこらえ、私は立ち上がった。
「な、何のつもりなのッ!?美鈴ッ!!?」

「とぼけるなッ!!パチュリー様を殺したのは咲夜さんだろッ!!」
はぁ?
「何言ってるのよ!!私じゃないわよ!!」
「証明できるんですか!?それに、お嬢様は!?殺したのはあんただろッ!?」
美鈴。あんた、なかなか鋭いわね・・・。
ある意味、生かしちゃおけないよ。
でも、できるだけ殺したくない。

美鈴は戦闘体形をとった。
私は、懐からナイフを取り出して構えた。

美鈴はなかなか襲ってこない。

私は挑発してみることにした。
「おらおらぁ!!人の腕殴っといていつまでぼさっとしてくれてるわけさ!!」
美鈴は私をにらんだ。
「美鈴が来ないんならこっちから行くよぉっ!!?コラァッ!!!」
私は、スペルカード、「エターナルミーク」を発動した。
無数のナイフが美鈴の方向に飛んで行く。
そのナイフを美鈴は、柄の部分だけを殴ってはじいている。
「隙有り」
私はもう一枚カードを発動した。
「プライベートスクウェア」
ナイフの動きがすべて遅くなる。
美鈴はうろたえている。
「今だ」
私は後ろに一瞬で回り込み、
「じゃあね、美鈴」
背中を思いっきり蹴飛ばしてやった。

「咲夜・・・」
美鈴は倒れたまま。
私はそこに追い討ちをかける。
ナイフを手首に思いっきり刺してやった。
「グッ!!」
「ハッ!!ざまぁないね!!なんのつもりかは少し判るけど、あんたを試してやろうじゃないの」
しかし、美鈴はふらふらとしながらも、立ち上がった。
さらに、さっき投げておいて、床に落ちているナイフを拾った。
「おや・・・まだその程度の元気がある訳だ・・・」
「・・・」
「どうやって抵抗するの?ふらふらなくせに」






「そうね・・・」
「覚悟はあるのね?」
「でもPAD長ごときに殺されるくらいなら・・・お先に退場させてもらいます」
ピキッ!!
「退場!?ハッ!!できるモノならしてご覧よぉ!!」
私は美鈴にむかって走った。
ナイフを構え、美鈴の喉に刺した。






「勝った!!勝ったぞ!!私を殺そうとしたやつに勝ったんだ!!」
どうも。

解答編2です。

園崎咲夜ですねw
HAMU
作品情報
作品集:
15
投稿日時:
2010/05/04 23:33:24
更新日時:
2010/05/05 08:33:24
分類
微グロ・推理・謎解き
1. ■2010/05/05 08:46:42
うーん…なんだかなぁ…
無理矢理目明かし編にこじつけた感じ
ちゃんと何があったのかオリジナルで考えて欲しかった
台詞当てはめただけだったら誰でも出来る
2. 名無し ■2010/05/05 10:01:34
寒いひぐらしパロするくらいなら
推理小説のいろはの一つも勉強してください
3. 名無し ■2010/05/05 10:06:21
中学生が頑張って書いたみたいな推理物だね
4. 名無し ■2010/05/05 12:36:02
かなりこじつけてる感があるな
展開を考えてなかったのか?
5. 名無し ■2010/05/05 18:31:16
あまりにも超展開
6. デカダン ■2010/05/06 00:12:48
ピロピロピロ
だがPAD長呼ばわりした罪は重い
7. 名無し ■2010/05/06 16:38:54
この小説には、誰かが不条理に人を殺して回るという殺人ではなく、仲間同士の感情が生んだ殺人が多い
前者はトリックを考えるだけで話はすむが、後者は人間の複雑な感情を理解しなければならない

人間の感情は、あなたが思っているよりずっと難しいよ?
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