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『春一番に晒されて』 作者: ぐう
ある快晴の幻想郷・・・
「春ですよー」
晴れ渡る幻想郷の大空を、春を告げる妖精、リリーが飛び交う。
彼女が通っていった後には、あちこちの木々に花が咲き、草花が一斉に目を覚まし、辺り一面は緑に包まれた。
さすがは春を告げる妖精、彼女なくして幻想郷の春はないと言っても過言ではない。
「ん、あれ何かな?」
そんなある日、空を飛ぶリリーの目に数人の何かの集まりが見えた。
気になるリリーはその集まりのもとへと急降下した。
「では今から妖精花見を開始致しまーす。カンパーイ!」
『カンパーイ!』
桜の木の下、チルノ、大妖精、サニー、ルナ、スターの5人の妖精たちが花見を始めたところだった。
サニーの挨拶の後、5人は酒の入ったコップを打ち合った。
「やっぱ春といえば花見よね」
「こういうときだからこそお酒がおいしいんだから」
「ちなみに私たちは見た目が子供なだけで年齢は大人以上だからね」
「よーし、早速桜吹雪ってやつをあたいがやってみせるよ!」
「チルノちゃん、それって吹雪起こすなんてオチじゃないよね?」
「しーっ!大ちゃん、それは言わない約束だって!」
5人がワイワイと楽しく盛り上がっているところに、リリーが声をかけた。
「こんにちは、みなさん」
「あっ、リリーじゃない」
「あんたがあの時飛んでた春告精か」
「みなさんもしかしてお花見の最中でした?」
「そうよ、妖精キャラ限定の」
辺りには酒が入っているコップと瓶の数々、そしてたくさんの弁当が並んでいた。
色とりどりの弁当の数々は、見ている者の食欲を誘うだろう。
「あ、よければリリーさんも一緒に飲みませんか?」
「えっ?」
大妖精からの突然の誘いに、リリーは一瞬返事に悩んだ。
「いいんですか、私が参加しても?」
「だってリリーさんも同じ妖精ですし、みなさん、いいですよね?」
大妖精はそう言って他の4人の返答を聞いた。
「んー、まぁ大ちゃんがそこまで言うならいいかな」
「酒の席は大勢いたほうが楽しいしね」
「いいよ、一緒に飲もうよ」
「一度あなたと会ってみたかったし」
「いいみたいですよ、リリーさん、どうぞ」
「ありがとう」
リリーは妖精たちの好意に甘え、彼女たちの中に加わった。
ルナが酒を注いでリリーに渡すと、サニーが再び挨拶をした。
「じゃあリリーも加わったところで、改めて妖精花見を開始します。カンパーイ!」
『カンパーイ!』
春の快晴の空の下、妖精たちの宴が始まった。
その時は少し風が吹いてはいたが、気になるほどの強さではなかった。
妖精宴会中・・・
それからしばらくして、風がかなり強くなり、5人が持ってきた荷物も吹き飛ばされそうになる。
「な、何だかさっきから異常に風が強くなってない!?」
「これ以上強いのが吹いたら私たちも吹き飛ばされちゃうよ」
「ねぇ、今日はもうおひらきにしない?」
「そうしよそうしよ、このままじゃ私たちも危ないよ」
「リリーさんごめんね、こんなおひらきになっちゃって」
「いえ・・・みなさん、今日はありがとう・・・」
しかし、そう言うリリーの顔は青く、顔つきも苦しそうなものだった。
「リリー大丈夫?辛そうだよ。なんならあたいが一緒に付き添おうか?」
「いえ、大丈夫です・・・久々に無理に飲みましたから・・・それよりみなさんもお気をつけて・・・」
「うん、みんなまたね」
リリーは若干ふらつきながら、5人と別れ、風が吹く中を飛び立った。
ビュウウウ!
「うわっ、つ、強い・・・吹き飛ばされそう・・・」
風は先ほどより強くなり、とてもまともに飛べるものではなかった。
ぐぎゅるるっ!
「うう、お腹痛いし気持ち悪いし・・・早くお家帰りたい・・・」
腹痛と頭痛に悩まされながらも懸命に飛ぶリリー。しかし、その時・・・
ビュウウウウウウ!
「あっ!きゃあああああああああああ!」
突然の強い追い風に煽(あお)られ、リリーは吹き飛ばされてしまった。
地面と空が激しくぐるぐる回り、意識が飛びそうになった瞬間・・・
「ぶわっ!」
突然前から強い衝撃を受けるリリー。目を開けると草むらが目の前にあった。
つまり、突風で地面に墜落したのだ。
ぐるるる、ごろごろごろ・・・
「気持ち悪い・・・う、うぷぅ・・・」
ただでさえ気持ち悪い状態で目が回るような状態になってしまえば、結末は・・・
「ぐぶぅえええ・・・げえええ・・・」
グプッ、ゴポポポゴポ・・・
リリーの口から草むらに流れる流動物。比較的水気が多く、さっき食べた未消化の弁当がところどころに混ざっている。
それでも風は強く吹き荒れ続けている。
ブプッ・・・
「あっ!うそっ・・・」
同時に白いスカートの中から聞こえる音。それが何なのかはもちろんリリーはわかっていた。
トイレ以外では決して出したくないもの、それが今ゆっくりと出ようとしていた。
ブブッ、ブビビッビビビ・・・
「やだ、出ないでぇ・・・」
下着にゆっくりと吐き出される「それ」すなわち便。原型はほとんど無く、水状のものとして下着の中に流れてゆく。
ブビブブババッ、ビビビブブブゥッ・・・
「お願いだから止まってよぉ・・・」
リリーの涙声も、風の中に空しく消えていった。ただ、漏らしてしまった便までは消えず、リリーの下着の中に確かな証拠として残っている。
ブシャアアア・・・ブリブリリリ・・・
「ううう・・・えぐっ・・・うええええええん・・・」
伏せたまま泣き出すリリー。風が吹き荒れる中、春告精の涙と便の流れる音が小さくこだましていた。
祝、分類によるスカトロタグ作品100作目!
おめでとうございますとスカ作家のみなさんに言いたいです。
今回はリリーでした。時間の都合上急がなければならなかったので、いつもより全体的に短めにしてしまいました。
ごめんなさいorz
これで妖精キャラはコンプ・・・あ、リリーブラック忘れてたwww
でもブラックがいまいちキャラがわからないのが本音です。
あれリリーさん、ロトの剣+99持ってどうしたんですか?って・・・アッー!
今見直したら後半の展開がずぎゃさんの「さとりの受難」と完全に被ってました。
ぐう
- 作品情報
- 作品集:
- 15
- 投稿日時:
- 2010/05/05 12:55:45
- 更新日時:
- 2010/05/06 06:59:24
- 分類
- リリーホワイト
- スカトロ
- お漏らし
- ゲロ
- 今回あることを達成しました
家に帰るまで誰にも会わないといいね!
服を脱いで人に見つからないように家に帰るリリーとか
ありかもしれん。
ここ最近はスカトロネタが多くてうれしい限りですね。
この後レティに見つかり慰められる展開だったらいいなーと個人的に妄想。
ありがとうございます。下痢便漏らしながら泣いているリリーハァハァ
>名無し(2)さん
>服が服だけに汚れが目立って
確かにあんな真っ白な服ですし、あまつさえ下痢ですからバレないように帰るのは至難でしょう。
あれ、下駄を履いた人影が空に見えるような・・・
>名無し(3)さん
それもそれでいいですね。どこぞの鴉天狗にさえ見つからなければ問題無いんですがw
泣きべそかきながら全裸で歩くリリー・・・かわいすぎる。
しかし妖精キャラってどうしてこんなにかわいいのでしょうか。
>名無し(4)さん
ここ最近のスカSSがほとんど私しか無いですが、また他のみなさんのスカも見たいです。
この作品はとある形で続きを出す予定なので、そこでレティが出るかもしれません。
リリーブラックも何らかの形で出したいなぁ。
期待ぜざるをえない
どういう形で出るかは内緒です。
でもそれがわかるものもうわずか・・・