Deprecated : Function get_magic_quotes_gpc() is deprecated in /home/thewaterducts/www/php/waterducts/neet/req/util.php on line 270
『東方惨劇録 Episode3(解決編)第3話』 作者: HAMU
「で、夢の続きは覚えてる?」
アリスは霊夢に質問した。
手紙と、抹殺予告がされてから約30分。
夢通り、皆は客室に避難させられた。
「・・・私は、・・・」
「魔理沙は?」
「ああ。夢では次に何が起こるか覚えてるぜ」
魔理沙は、配られた果物を口に運んだ。
「3人の死体が見つかるんだ。門番と、メイド長と、給仕の死体だ」
「殺しの動機が判んないと起こるかどうかも判らないし・・・」
「パチュリーが殺されてない点では、大丈夫だと思うが・・・」
3人はなんとか、解決法を見いだそうとする。
魔理沙が言い出す。
「もしかしたらだが」
「?」
「だれもが殺されてない以上、犯人から刺客が来るだろうな」
「おねーさまー!おねーさまー!ここからだしてー!」
フランドールは、レミリアに対して、地下から出してほしいと要求している。
「うー・・・。今、それどころじゃないのよ・・・」
「なんでー!?パーティー開くって言ったとたん閉じ込めてー!!」
「・・・はぁ・・・」
レミリアは立ち去った。
「もうすぐでパーティー終わるから待っててよ?」
「・・・わかったよ・・・」
「霊夢の方では?」
魔理沙が霊夢に訊いた。
「うろ覚えではあるけど、フランドールを殺してしまうわ・・・」
それを聞いて、アリスが答えを出す。
「そういうことでは、霊夢さんは地下室に行かない方がいいわね・・・」
「うーん・・・」
その時。
霊夢たちの居る客室の外に、多数の気配があった。
「・・・」
魔理沙の夢通りならば、早苗がくるはずだった。
「だれ・・・だ・・・?」
閉めてあるはずのドアの鍵がひとりでに開いた。
3人は体が凍り付く。
ドアノブが捻られて行くのが、ものすごくスローに感じる。
ドアがゆっくりと開いて行く。
ドアが開ききった。
「くそっ・・・!!犯人からの刺客か!!!」
入って来たのは、ヤギの形をかたどったメイドだった。
魔理沙は頭の中で『きもい』と思った。
「皆?準備はもちろんいいわよね?」
霊夢は合図を送る。
「ああ!!」
「もちろんよ!!!」
入って来たのは5体ほどで、すぐに全員つぶせた。
霊夢は思考を働かせた。
こいつらがメイドだった奴らなら、
操れるのは紅魔館内では、2人ほどしかいない。
「2人とも、おそらく、犯人はレミリアか咲夜のどっちかよ」
「レミリア?」
「咲夜さん・・・?」
「大量の式(メイド)を操っているという点では、そうかもしれないわ・・・」
「でも、どうやって対抗するって言うの?」
「もちろん、善者を全員集めて、最後の時間に犯人を追いつめるのよ」
「そうすれば、本当の黒幕が判るって言う事だな?」
霊夢は微笑した。
第3話です。
いよいよ、犯人からの刺客が送られ、
参加者たちを殺す作業を始めます。
正直、刺客はだれにしようかと考えていたときに、
ネタがあまり思い浮かばなかったんです。
ですから、今回は、ヤギを使わせていただきました。
なんかすいません・・・。
解決編では、真犯人は誰かというのを推理します。
一体誰なのでしょうか??
HAMU
作品情報
作品集:
15
投稿日時:
2010/05/09 01:05:13
更新日時:
2010/05/09 10:05:13
分類
事件解決・推理・戦略
ところでヤギメイドの元ネタって何?
うみねこのなく頃にってゲームで山羊の執事が出てる
一気に大量投下されるのは困るが、ペース下がるとなんか物足りないな