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『ずっとお屋敷で暮らしてる-ver.ピンクスィーツ-』 作者: sako
パクパクパク…
―――苺のショート
ムシャムシャムシャ…
―――ブラック/ベリー/タルト
クチャクチャクチャ…
―――ミルクレープ、ベイクドチーズ
ゴクゴクゴク…
―――牛のミルク(≒血液)
ここは紅魔館。その地下。その一室。
赤い光りが照らす薄暗い部屋。窓はない/家具もない/人間もいない。
乱雑に人形やブリキのおもちゃ、色とりどりの積み木が並べ積み上げられ、周り灯籠が映す馬(ペイルライダー)、天使(トランペッター)、星(ルシファー)が白黒模様の壁に影を落している。
部屋に満ちるのは甘い甘い甘い香り。
シナモン、バニラ、フルーツ、シュガー。
それとフェロモン。
誘蛾灯のような淫靡な香り。
「はぁはぁはぁ…美味しい」
部屋の主、フランドール・スカーレットはしげどなく、体を弓の様にしならせながら手にした苺のショートを咀嚼していた。
パクパクムシャムシャクチャクチャゴクゴク…
口を開け、潰したスポンジとクリームを飲み込む。間に挟まっていた苺のスライスとそれらを口内ですりつぶし、かきまぜ、ぐちゃぐちゃにして飲み込む。こぼれ落ちたスポンジくずが出鱈目にボタンを留めたサイズが大きすぎるワイシャツの隙間へ入る。
「ベリーのタルトもおいしいよ」
隣で紫と赤と黒の木の実のジャムが乗せられた焼き菓子を食べているのはハルトマンの妖怪少女、古明地こいし。
両方の指と口の周りをベリーのジャムで汚し、長い舌でそれを丹念に睨めつけるように舐めている。
舌先は蛇を思わせる柔軟な動きをみせ、間接の皺や指先の指紋、爪の間に入り込んだものまで舐め取っている。涎で溶けたジャムが肌の上を伝わり、シルク地の薄いキャミソールを汚す。
「ぺろぺろぺろぺろ…にゃー」
ざらつく舌を牛乳を満たした皿に浸す、すきま妖怪の式の式、橙。
手を使わず、顔を皿に寄せ、赤い舌で白い液体を舐めるように飲んでいる。
頸椎から直線、尻の割れ目が始まるところから伸びる二股の尾が左右に見えぬ蝶を追いかけるように揺れている。身につけているものは肌襦袢の上着だけ。
両膝両肘をそろえて床につけている格好では下半身が露わ。僅かに開いた少女スリットが滑りを帯びた光沢を見せ始めていた。
おやつのじかん/こどものじかん
三人は用意されたケーキを食べているのだった。
「フランちゃん、苺、私にも頂戴」
「はい」
細い指が皿の上に乗せられた苺のショートを掴む。出来る限り指に力を入れないようにしているが、垣根に積もった新雪のように滑らかなクリームと蕗の薹が芽を出す春の畑のように柔らかなスポンジは容易く潰れてしまう。
こいしはそれを自分の手で掴むことなく、フランの手に顔を寄せてそのまま歯は鳥が咥えた餌を啄む雛鳥の要領で食べ始めた。
くちゃり、くちゃり。
フランの指ごと口の中に入れ、爪に乗せられたクリームを舐めとる。
フランもこいしが食べている自分の手の中のケーキに顔を寄せ上から苺をクリームごと囓りとるように食す。近い、恋人のような距離にも二人に動揺はない。
「クリーム付いてるよ、フラン」
ミルクを舐めていた橙も近づいてくる。え、と振り返ったフランの鼻へ、まるでフランが苺に対してそうしたようにフランの鼻先、そこについた真っ白なクリームを口づけするように鼻ごと唇でぬぐう。
猫科のざらついた舌先でフランの鼻を舐める。舌裏で鼻筋をなぞる。橙の口の中の甘い甘い匂いに、ぶるっ、とフランは体を震わせる。
「ぺろぺろ、ぺろぺろ」
その間もこいしはもうケーキのなくなったフランの指を舐め続けていた。
ぺろぺろ、ぺろぺろ
丹念に、丹念に。指の皺がふやけてしまうほど。自分の涎でフランの指を溶かしてしまうように舐め、吸い付き、舌先で転がし、甘く噛み付く。フランもゆっくりと三本の指(親指、人差し指、中指)を動かし、こいしの口内を、歯茎を、舌を刺激する。
「シュークリームもおいしいよ」
小皿に山と盛られたキャベツの子の様な菓子に手を伸ばし、橙は一つ、つかみあげる。
それを口へ。けれど、咀嚼しない。潰してしまわないように唇で優しく押さえ、それをそのままフランの口先へ近づける。恋人同士でする、キス。その擬態。
「甘い。カスタードとクリーム」
「シューも美味しいね」
一つの菓子を二人で食べる。
左右から、前後から、向かい合ったまま。さくさく、とシューが二人の前の歯で削られ、欠片を雪と散らす。隙間から押し出されたカスタードとクリームの混合物がフランのショーツの上に落ちる。橙の秘裂が覗く太腿の上にも。
「はぁはぁ」
二人はそのままシュークリームを左右から侵略するように食べていく。小さく領土を失っていくシュー。そうして、蹂躙されきり、完全に二人の口の中へ収められてしまう。けれど、二人は咀嚼を止めず、シューを侵略しきった後も距離を戻さない。唇が触れ合う。口内で流動食のように釣り潰されたシュークリームを輸入/輸出しあう。唾液が税金。くちゃくちゃと二人は口を鳴らしながら自分が食べた物を相手に送り、それを加工してまた返却する。
「ベリーもどうぞ」
タルトを片手に食しながらこいしが橙に顔を寄せる。花嫁を奪うように橙を無理矢理、振り向かせ、口の中でかみ砕いたベリーを橙の口へ送る。結婚指輪。花嫁のブーケ。
今度はこいしと橙の二人で一つのケーキを食べ合う。
こいしがベリーを見せつけるようなポーズで囓り、口に含み、硬いタルトを涎でふやけさせてから、橙に食べさせてあげる。硬い葉を咀嚼してから我が子に与える動物のよう。餌付けみたい。橙の頬に付いたベリーの紫を長い舌で舐めとってあげる。
「フランちゃんも、はぁい」
指を自分の口に差し入れ、ベリーを一粒すくいとるこいし。唾液が糸を引いている。フランはソレを啄むように戴く。自分の指にしてもらったお礼にこいしの指を丹念に舐めとる。味わっているのはベリー/こいしの指?
「喉…乾いた」
こいし。デキャンタに注がれたミルクを手に。ごくごくと汗が浮いた大きなハーフガロンのデキャンタを聖杯でも承るよう、両手で包み持ち上げ、白色の液体を嚥下する。大きなデキャンタの口と小さなこいしの口。比率が合わない。デキャンタの淵から雪解け水のようにミルクが溢れ流れる。
頬を伝わり、首筋を伝わり、鎖骨に溜り、絹地の透けるほど薄いキャミソールを濡らす。べったりとこいしの肌に張り付く肌着。膨らみの兆しを見せる少女の薄い胸、その頂の桜色が露わになる。そこへ手を添えながら橙が喉を鳴らしてこいしの首筋に顔を寄せる。肌を流れるミルクの小川に舌を伸ばす。喉が潤う。
フランもミルクを飲むため近づく。こいしと指を絡めたまま。最下。ぴったりと太腿を合わせ正座したこいしの股、子供らしからぬ黒のレースに覆われたそこを湿らせるミルクを、口づけでもするように吸い取る。ちゅーちゅー、ミルク以外、青い果実のような清涼な匂いがする体液も啜る。
「二人とも…舐めるだけじゃ喉が渇くでしょ」
デキャンタから口を離すこいし。そのまま二人に離れるよう優しく促し、膝立ちになる。ビーナスのようにデキャンタをかかげて持つこいし。その下では二人が口を開けて待っている。傾けたデキャンタの口から蜘蛛の糸のようにミルクの白が伸びてくる。まずはフランから。洞のように開けた口へ、ミルクが注がれる。時折、狙いがはずれ、フランの金糸やダボダボのワイシャツが濡れてしまう。
こいしはそのままデキャンタを傾けたまま橙の口の上へ持っていく。二人の体を濡らすミルク。羽毛のマットもその上に広げられたシーツにも。
続いて橙。コクコクとミルクを飲んで喉を鳴らす。止め紐が解れた肌襦袢から橙の色素の濃い南天の実が覗いている。こいしはワザと狙いを外してそこへミルクの滴を流した。つめたい、と橙が小さな悲鳴をあげる。
「汚れちゃったじゃない。こいしのヘタクソ」
「びしょびしょだ」
フランと橙の言葉にごめんなさい、と悪びれた様子もなく応えるこいし。もー、とフランが頬をふくらませる。
「しかえしだっ」
「きゃっ!」
膝立ちのこいしを押し倒すフラン。勢いに滑ってデキャンタが手から離れる。クマか何かのぬいぐるみに当たり、残りのミルクが人形や玩具の山を汚す。
「罰としてこいし、今からお皿の役ね」
こいしの太腿をまたいで馬乗りになるフラン。にひり、と三日月のような笑みを見せる。
そのままフランは乱暴にキャミソールを胸の部分を引っ張った。細い肩紐は容易く千切れ、こいしの薄い旨が露わになる。続いてフランはベリーのタルトを無造作に鷲づかみにするとそれをぎゅっと握りつぶしてしまう。指の間からベリーの粒がこぼれ落ちる。シーツの上に。
フランは二度三度、手のひらに力を入れてタルトを完全に潰してしまうとタルトだったものをこいしの胸の上に擦り付けた。そのまま丹念にジャムとタルト地の破片を片手で円を描くようにこいしの胸の上で混ぜてしまう。
「おもしろそう、私も!」
興味に瞳を輝かせた橙がケーキのお皿を手にこいしの横へ回り込む。
タルトだったものを伸ばしたこいしの胸の上にクリームをたっぷりとつけた苺を適当に乗せる。ミルクレープを一枚一枚派がして胸の頂の上へ、まるでビキニのブラの様な位置へ。
「くすぐったいよぉ」
可愛らしい声をあげるこいし。ちょっと黙ってて、動かないでと憤慨するフラン。シュークリームを手に、半ば無理矢理にこいしの口へそれを突っ込む。
パイを崩して、フランは中身の甘く溶けた林檎を取り出す。半分を橙に手渡して二人で一緒に、自由気ままな発想でこいしのお腹の上へそれらを並べていく。チーズケーキを指で掬って、それも乗せる。
最後にパイ地を両手で潰して落葉のようにクリームやフルーツ、ジャムまみれのこいしに振りかけて完成だ。フランは薄く、唇を歪ませて笑う。橙もにゃーと、縦長の瞳孔を細く尖らせる。こいしの体から伸びる縫合されたサードアイも震える。
「おいしそう。じゃあ、いただきまぁす」
お行儀良く、感謝を告げて、背筋を伸ばすフラン。橙もそれに倣って両手の平を合わせてお辞儀する。めしあがれ、とこいしが自分の身体に乗せられたケーキだったものの残骸、生まれ変わった姿を見つめながら応える。
顔を寄せ、舌を伸ばしてフランの体に盛られたお料理を食す。まるで、なるべく手を使っちゃいけないという取決めでもあるように。
フランの金糸や橙のシュートカットの前髪がクリームやジャムをなぞる。構わず食事。
フランはこいしの胸の上に乗せられたブラ代わりのクレープ地を手にすると、体を綺麗にするようにジャムやクリーム立ちを拭う。最後に苺を包んで、それをこいしに見せつけるよう咀嚼する。
「私にもちょうだい」
こいしが首を折って告げる。胸が上下してベリーの山が崩れる。フランはそのベリーや溶けた林檎を素手で乱雑に掴むとこいしの口の方へと持っていってやった。首を伸ばしてフルーツたちを食べるこいし。ぽろりとベリーが一粒、紫の筋を描きながらこいしの頬の上を転がっていった。
と、
「ひやっ!?」
こいしが悲鳴をあげた。身をよじる。クリームやジャムが崩れる。
「あ、動いちゃ駄目だって」
「でも、橙ちゃんが…」
「ごめん、ベリーか何かだと思った」
ぺろり、と舌を出して悪戯っぽく笑みを浮かべる橙。舌先にはこいしの桜色のぽっちが。先端を尖らせぴくぴくと痙攣している。そこに橙は優しく噛み付いたのだ。
「でも、美味しいよ、コレも」
「ひゃぁぁぁぁぁぁぁ♥」
スポンジのようにざらついた橙の舌先の感覚を敏感な部分で感じて体を震えさせるこいし。
「ホント!? 私も食べる」
と、フラン。開いている方へ自分も顔を近づけ、物欲そうに痙攣していた片方の頂を口へ。盛り土のように僅かにふくらんだこいしの胸にすいつき、前の歯で優しく甘噛み。固定した乳首に舌の先っぽを這わせるフラン。
橙は今度はあえて小刻みに震える戴きに手を出さず、その周りのきめ細かな白い肌へ舌を這わせている。
「もうっ…二人とも…やめっ♥」
くすぐったさに耳まで顔を赤く染め、悶えるこいし。けれど、体を大きく動かすような真似はしない。むしろ、強い刺激を求めるように腰を浮かせぷるぷると震える。
橙の舌が移動してこいしのお腹の方へ。くぼみになっているヘソへ舌を差し入れ、そこに溜っていたクリームを丹念になめる。円弧を描き、こいしの中へ穿孔するように。
こいしの胸に吸い付いたまま、フランは手を伸ばし橙の唾液で濡れたこいしの逆の方の乳首をつまみ上げる。親指の腹と人差し指の第一関節とで挟み込み、くりくりと紙縒でもつくるように指を動かす。時折、滑り離れるのに任せるほど強く引っ張り上げる。その度にこいしが短い悲鳴を漏らした。
「むぅ、反撃…ね♥」
「きゃっ♥」
「ニャン!?」
なすがままされるがままだったこいしが今度は自ら動く。両方の手を伸ばして指をそれぞれ、二人の大事なところへ。自分の胸を攻めていたフランには赤いリボンの飾りの付いたショーツへ指を突き刺す。濡れたそれは容易く指を飲み込む。スリットに添うようにこいしが指を這わせるとフランはこいしの胸を掴んだままふわぁぁぁぁ、と震える声を上げた。
お尻を自分の方へ向けていた橙はそのままお尻を虐めてあげようとこいしは無意識に思う。嬉しそうに揺れる尻尾の二股に分かれる前の一本の部分を掴んで、更に親指をこいしには丸見えの位置にあった菊のつぼみのようなすぼみへ押し当てる。ぐりぐりと排泄器官を刺激され、うにゃにゃ、と猫のような声を上げ、三角の尖った耳を憤らせる橙。金色のピアスがチリンと打ち鳴らされる。
「うあぁぁぁ、こいし、もっと、もっとして♥」
「にゃーにゃー、ふにゃぁぁ♥」
ホットチョコレートにミルクを一匙入れたような甘い甘い声をあげる二人の痴態をみてふふふ、と薄くこいしは微笑む。
こいしは踊っていた橙の尾っぽの内の一端を掴むとそれを持ち主の濡れ、ひくつく秘裂に押し当てた。ブラシのように生えそろった短い毛に丹念に淫液を染みこませ、更に少女の秘密の花園を剪定するように刺激する。じゅぼじゅぼ、じゅぼじゅぼ、すぐに秘裂は泡立ち、ひくつき脈動を繰り返す。この分だと容易く咥えてくれるだろうとこいしは尻尾を差し込む。ひゃっ、と橙が体を反らせる。構わず尻尾を少し入れてはすぐに抜き取る、それを繰り返す。ただし、差し込む距離は段々と深くなるように。
お礼と、橙は手を使わず、口と歯舌を巧みに使ってこいしの黒いレースのショーツを脱がせる。小さく口を開けたこいしの秘所から糸を引いて黒いアダルティなショーツは離れる。そこへ舌先を差し入れる。大陰唇と小陰唇の隙間を、尿道の口を、そそり立ちピンク色の地肌を見せる肉芽を、味わうように丁寧に舐める。やがて、もう、外側はすべて舐め終えたのか、橙はこいしをまたぐように体勢を変え、股に顔を埋めうような格好を取る。舌を最奥へ、秘裂を押し割って中へ挿入させる。
ショーツの上からの刺激では飽き足らなくなったのかフランは柔らかいフランネルの布を膝の辺りまで脱ぐと、浅ましく、更なる刺激を求めるように腰を動かした。はぁはぁ、甘いと息が漏れる。でも、まだ足りない。フランは唇を尖らせると出鱈目に止めてあるワイシャツのボタンを外しにかかった。けれどそれも上から数えて三段目まで。四つめからはもどかしいと言わんばかりに引きちぎってしまった。刺激を受けていないのに天を突くほど怒張した紅色のぽっちが現れる。フランは自分でそれを慰めるように刺激する。口を伸ばし、自分で自分自身の胸に吸い付こうとするが距離がまったく足らない。諦めて唾液を胸の上へ滴らせる。滑りが良くなった胸を更に強く刺激する。ふわ、と呆けた声を上げた。
「こいし…橙も…」
荒い息、肩で呼吸しながらフランは二人の名前を呼ぶ。返事はなかったけれど、そろそろ。そういう雰囲気が返ってきた。
フランはシーツの上に転がっていた苺を見つけるとそれを手にしたまま移動した。
こいしの顔の上。そこをまたぐように膝立ちの格好になる。
「はぁはぁ…こいしぃ♥」
胸を上下させるフラン。天井の赤い光りを後光にこいしはフランが自分で秘裂を押し広げるのを目にする。ものの数秒ほどの時間。それなのに永遠に長いように思えた。
「っ、ん♥」
拾った苺に涎を塗し、フランは自分の指で押し広げた秘裂にそれを埋め込んだ。指と膣壁の圧で潰れる苺。蜜が絡んでとても美味しそうに見える。ゴクリとこいしは喉を鳴らす。下半身の蜜の量が途端に増える。音を立て橙はそれを啜る。舌の動きが激しくなる。美味しい、美味しい、甘い水飴。舐めれば死んでしまう猛毒と言われたの水飴を堪えきれず嘘の涙を流しながら掬う坊主のように。じゅるじゅる、じゅるり。
こいしは余っていた橙の尾っぽのもう一端を掴むとそれでフランのお尻のスリットを撫であげた。ぞくりと背骨を駆け上ってくる快感にフランは体を反らせる。
それで準備は万全だった。
腰を下ろすフラン/陰唇に咥えられた苺を味わうこいし/子宮口をこじ開けるよう尾っぽを突き刺す/指でこいしの淫口を押し広げ、そこに張られた清いままを示すカーテンに舌先を突き入れる橙/尾っぽのもう一端をピンク色の菊座に埋められ体を捩らせるフラン
三人の動きが一つになる。
体中にクリームをまとわりつかせ、ほっぺたに付いたジャムを指で拭って、口端に残っていた欠片を舐めとって/体中に汗を浮きだたせ、秘裂からあふれ出た蜜をすすって、腰を振って更なる快楽を求めて
三人の動きが一つになる。
―――――――――――――――――――――――――――そして、
「ひやぁぁぁっっっ♥」
「っあああああああ♥」
「にゃーーーーーっ♥」
三人は同時に果てる。
黄金の色をした小水を弓なりに放ち、体を仰け反らせ、嬌声を迸らせ、幼い体にはとても耐えきれない快楽に脳髄を麻痺させる。
そうして、重ね合わせるよう力なく体を投げ出させる三人。もう、動くことも出来ないのか、浅く速い呼吸を繰り返して、三人、川のような字に並んで寝転がる。
「また、一緒にケーキ食べようね」
「うん♥」
「こんどはロールケーキとかシフォンケーキが食べたいなぁ」
恋人同士のように微笑みながら眠りにつく三人であった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「咲夜ぁーいるー? って、ドアを開けたら愛情という名の鼻血がッ!? えっ!? 何? シャイニングの予告!? ってか、流される〜!? パチェ! 門番! たすけてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」(タスケテー)←エコー
END
前回のがなんか気に入らなかったのでエロを増し増しでリベンジブラスト。
さぁ、来るがいいアグネス。チャンスを、やろう。
sako
作品情報
作品集:
16
投稿日時:
2010/05/27 16:04:34
更新日時:
2010/05/28 01:04:34
分類
フラン
こいし
橙
ケーキ
文面から溢れ出るぁゃιぃ雰囲気がいいね
凄い食いたくなった。ケーキ買ってくる。
これはもはやエロではない
ひとつの芸術だ