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『スカルテット・パニック』 作者: ぐう
幻想郷は今日も太陽が輝く快晴で、空は青々としている。
鳥や妖怪、妖精など、様々な生物が空を飛び交う幻想郷のいつも通りの風景だ。
そんな空の下、魔法の森の中・・・
森の中では元気いっぱいの4人組が元気に遊んでいた。
チルノ、ルーミア、リグル、ミスティアの通称「バカルテット」だった。
4人はかくれんぼをしている最中だった。
「今度はあたいが鬼だから、みんな早く隠れてよ」
「テルノ、ちゃんと数えてから探してよ」
「わかってるって!いーち、にーい、さーん・・・」
チルノが数えている間に、他の3人は隠れ場所を探して隠れた。
ルーミアは岩の陰に、リグルは木の穴の中に・・・
そして、ミスティアも隠れる場所を探していた。
「ん、あれ何かな?」
ミスティアの目に映ったのは、橙色の小さな花だった。
花ならしょっちゅう見かけるのだが、その花は普段見馴れない容姿をしていた。
「わあ、すごくいいかおr・・・んわっ!けほっけほっ!」
花の香りを嗅いで、突然咽るミスティア。
「いい香りだけど、鼻にすごいくる・・・」
「みすちー見っけた」
「え?いけない、今かくれんぼの最中だったんだ!」
咳き込んだのが仇となり、ミスティアは鬼役のチルノに見つかってしまった。
チルノはミスティアが摘んだ花に目をやった。
「その花、この辺じゃ見かけないね」
「私がたった今見つけたの、綺麗でしょ。しかもいい香りがするのよ」
「本当?あたいにも嗅がせてー」
興味津々に、チルノはミスティアの持つ花に自分の鼻を近づけた。
「あっ、いい香りはするけど・・・」
「んっ!?げほげほげほっ!」
「鼻にけっこう刺激がくるから気をつけてって言おうとしたんだけど」
「みすちー、先にそれを言ってよ!」
その後4人集まり、リグルとルーミアもその匂いを嗅いだ。
「けほっけほっ、確かに後で鼻にきついのが来るね」
「この花は多分幽香さんも見たことないかも。だとしたら新種の花になる可能性があるよ」
「私が見つけた花だから私が名づけてもいいのかな」
「みすちーが見つけた花だから、ちんちん花とか?」
「チルノ、勝手に変な名前つけないでよ!それじゃあぺんぺん草みたいじゃない」
「あはは、ごめんごめん」
その後、4人は鬼ごっこで遊ぶことにした。先程かくれんぼで最初に見つかったのがミスティアなので、彼女が鬼となった。
しかし、ミスティアの足どりは重く、走るというよりはよたよたと歩く感じになっていた。
「ま、待ってー・・・」
お腹を押さえながら3人を追うミスティア。しかし、まるで千鳥足のようなその速度ではとても追いつけるはずがなかった。
不思議に思った3人はミスティアのもとへ向かった。
「みすちーどうしたの?」
「何かさっきからお腹が痛くなってきて、あまり走れないの・・・いたた・・・」
「大丈夫なのかー?辛かったら休んでもいいよ」
「うん、そうする・・・」
ミスティアはお腹に手を当てながら近くの木陰に座り、少し休むことにした。
今度はリグルが鬼となり、3人は鬼ごっこを再開した。
「えいっ!チルノ遅いよ!」
「あっ、やったなりぐるん!」
「チルノがまた鬼なのかー」
リグルは逃げ足が遅いチルノに早速タッチし、攻守交替した。
そして、鬼になったチルノが追いかけようとしたその瞬間だった。
ぎゅるっ
「っ!」
突然お腹に走る一筋の痛み、それはチルノの足と思考を止めた。
ぐるるる・・・
「ひぐっ!な、何これ・・・」
チルノはお腹を押さえたまま、その場に膝をついた。
それを見たリグルとルーミアは顔を見合わせ、チルノのもとへ向かった。
「くううう・・・何だかあたいまでお腹が・・・」
「チルノまでどうしたの?」
「もしかしてご飯食べすぎたのかー?」
「まさか、ルーミアじゃあるまいし」
チルノの状態を気にする2人。そして・・・
ぐぎゅるっ!
「ひあっ!」
ぐるるる・・・
「うっ!」
何の前触れもなく、急な腹痛はリグルとルーミアにも襲いかかった。
2人ともお腹に手を当て、膝を地面に着いた。
「な、何これ・・・お腹が急に・・・」
「うう・・・い、痛いよ・・・」
「りぐるんとルーミアまで・・・いつっ・・・」
3人はお腹をさすりながら、腹痛の苦しみに抗った。
「でもどうしてみんなしてお腹が・・・」
「っ、もしかして・・・」
「りぐるん、何か心当たりあるのか・・・」
「私たちに共通してること・・・もしかしてみすちーの持ってたあの花かも・・・」
「そ、そんな・・・」
3人は唸るお腹を押さえながら、ミスティアのもとへ向かった。
ミスティアは涙目になり、必死にお腹を摩っていた。
「いたいよぉ・・・お腹痛い・・・」
「みすちー、もしかしたらその花が原因で・・・いつっ!」
「あたいたちもお腹痛くなったのかもしれないの?」
「毒があるのかー?」
「わからない・・・でもそれ以外に原因が考えられないよ・・・」
4人は互いに痛むお腹に苦しみながら、腰を上げた。
「今日はもう帰ろう・・・あたいもうあんまり我慢できそうにないし・・・」
「私も帰ってトイレ行きたい・・・」
「私、後で幽香さんにこの花のこと聞いてくる・・・この花危険すぎるよ」
「みんなごめんね・・・私が余計なことしたから・・・」
「みすちー、気にしないでいいよ」
そして4人は解散することにした。まだ余裕のあるチルノとルーミアはミスティアの肩を持ち、帰路についた。リグルは幽香の家に向かう為、3人とは別のほうへ歩き出した。
ぐるるるる・・・
「くっ・・・はぁ、はぁ・・・」
お腹に確かな痛みと重みを感じながら、リグルは歩いた。幽香なら、この花のことを何か知っているのかもしれない。
本来なら自分の家に帰ってさっさと排泄したいところだが、今のリグルは伝えたい一心でそこまで頭が回らなかった。
ぐぎゅぎゅぎゅぎゅ・・・
「くううう!ダメ・・・待って・・・」
身を捩らせ、便意をそらそうとするリグル。そうでもしなければ、とても我慢できるものではなかった。
しかし、強烈な便意はその守りすら軽々と破ってしまった。
ブブッ!
「あっ!」
お尻から響くそれは決壊の合図だった・・・
ブリッ!ムリュムリュムリュミチミチミチミチ・・・
「あああああ・・・そ、そんなぁ・・・」
ズボン、そして下着の中に感じる重み。紛れもなく便であり、それ以上でもそれ以下でもなかった。
ミチミチミチミチ・・・ブリュリュリュリュ・・・
「も、漏れちゃってる・・・私、やっちゃった・・・」
リグルは成す術なく、お漏らしに屈するハメになってしまった。
ズボンが便で膨らみ、重くなっていくのを感じながら・・・
一方、こちらはチルノたち3人・・・
ぎゅるっ!ごろごろごろ!
「ううう・・・もう出ちゃいそう・・・」
「あ、あたいも・・・限界・・・」
「2人とも頑張って・・・うう、痛い・・・」
互いに励まし合いながらゆっくり歩く3人。当初はミスティアを支えるつもりだったのだが、今では誰が主体で支えられてるのかわからない状況だった。
ミスティアはもはや決壊寸前、他の2人も危機的状態であり、いつ限界に達してもおかしくなかった。
と、その時・・・
「も、もうダメぇ・・・」
最も限界に近いミスティアがついに・・・。そして、それに感化されたのか・・・
「あ、あたいも・・・出る・・・」
チルノもブルブルと全身を振るえさせた。
ブビブバブブブリュッ!ブブブバブブッ!
ブリブリリリリィ!ブベブバブボボォ!
ブブブッ!ブリリリリ!ブチュチュチュチュ!
2人の翼を持つ少女たちは、それぞれ身体を振るえさせ、限界を迎えた。
チルノのスカートからは緩い軟便がボトボトと落ち、ミスティアのスカートからはほとんど形状のない下痢便が滝のように流れた。
ブビビビビ!ビチチチチチュッ!
「また漏らしちゃった・・・ぐすっ・・・」
「パンツの中が熱いよ・・・あたい熱いのダメなのに・・・」
ミスティアとチルノがそろって漏らしてしまったその横では・・・
ミチミチミチミチ・・・ブビブババッ!
「あああ・・・止まって・・・お願いだから止まって」
ルーミアが必死になってスカートを押さえて便が出るのを止めようとしていた。
ニュルニュルミチミチミチ・・・ブブブブブ・・・
「やだよ・・・うんちが・・・出ちゃった・・・」
しかし、排泄欲求の前では如何なる抵抗も無意味でしかなかった。
ルーミアの手を押しのける勢いで、下着の中に便が溢れてゆく。スカートと下着越しに、便が出てる感触が手に伝わってくる。
誰一人助かることもなく、全員失禁という最悪の末路を辿らせた謎の花の香り・・・
この花が何なのか、知る者は・・・
久々の複数お漏らし、今回はバカルテットでした。
対象を複数にすると普段よりだれていけないなぁ・・・当分複数お漏らしはやらないかもしれません。
みすちーとチルノは以前書いたのでともかく・・・といってもチルノも相当前になるんだなぁ。
リグルとるみゃは初です。この2人は個人だとアイデアが出ないから困ります(ぉ
あ、私の作品ではリグルは女の子設定なのでご安心(?)を。
続編はあります。さすがに今度は個人です。
ぐう
- 作品情報
- 作品集:
- 16
- 投稿日時:
- 2010/05/28 12:30:05
- 更新日時:
- 2010/05/28 21:30:05
- 分類
- バカルテット
- チルノ
- ルーミア
- リグル・ナイトバグ
- ミスティア・ローレライ
- スカトロ
- お漏らし
いいぞ、もっとお願いします
とはいえ、確かに文章にすると長くなっちゃいますよね。絵が描ける人が羨ましい。
だが、越えてみせる! スカトロの果てまで!!
それでも明日になったらまた一緒に遊ぶ、彼女たちはそんな関係です。
うんち漏らしたことも笑い話に・・・さすがに無理かw
>名無し(2)さん
ありがとうございます。
今回はまんまスカ+バカルテットをかけたタイトルです。
>名無し(3)さん
大ちゃんは今回と次回出ませんが、また近いうちに書きたいです。
次のターゲットは・・・フフフ
>ウナルさん
共に目指しましょう、スカトロの果てを!
思うと次回でお漏らし40作目・・・私も随分遠くまで来たもんだ。
あれ、チルノならみすちーと一緒に出して・・・
なぬ、テルノだと!?