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『香霖堂でのとある日』 作者: 幻想の語り継ぎ師
霖「やあ皆、よく集まってくれたね」
ミスティア「どうせ暇だし」
リグル「暇だし」
チルノ「暇だったし」
大妖精「霖之助さんのためなら・・・」
ルーミア「この暇人が」
霖「・・・」
チルノ「で、何の用なのよ・・・この店の事とは聞いたけど」
霖「ああ、このお店の手伝いをしてほしいんだ」
チルノ「帰る」
霖「待ってくれぇぇぇぇぇっ!!!」
大妖精「ち、チルノちゃん・・・」
チルノ「だいちゃんのためならば・・・ふっ、しかたない、聞いてやろうりんりん」
霖「何その呼び方」
霖「じゃあ話すよ」
チルノ「3000円」
霖「で、内容なんだけど」
チルノ「スルーかよ」
霖「ぜんぜん商品がうれない」
チルノ「どう考えてもあんたが悪い」
霖「・・・」
リグル「それで、具体的に何をしたら良いのですか?」
霖「リグルちゃんはチルノちゃんより天才だ、いい子だよ」
チルノ「な、何だってえええぇぇぇぇぇっ!!!」
霖「内装をどうにかしたりとか」
大妖精「・・・じゃあ、私的には、外から変えましょう」
霖「どうやって?」
大妖精「看板からとか」
リグル「いや、まずは担当の振り分けといきましょうよ」
ルーミア「そんなこともあろうかと、寺子屋用のノートを取っておきました」
チルノ「・・・」
霖「じゃあやってこうか」
霖「まず僕、とりあえず店長でいいよな」
チルノ「あたいはオーナーでいいでしょ!!!」
リグル「何で!!?」
霖「チルノちゃん達はまず、チラシを考えようか」
チルノ「いや、看板でいいと思う」
霖「じゃあ、どうするんだい?僕は、このままでいいと思うんだけど」
ルーミア「うーん・・・」
ミスティア「・・・」
霖「そうだ、皆で1つづつ、看板のデザインを書いていこう」
大妖精「いいですね・・・カキカキ」
チルノ「ガリガリガリ」
ミスティア「ちょこちょこ」
ルーミア「カリカリカリ」
リグル「・・・」
30分後
霖「みんな、出来たかい?」
チルノ「おっけー!!」
大妖精「私も出来ました」
ミスティア「なんとか」
リグル「私のセンスで良ければ」
ルーミア「血と汗の結晶」
霖「じゃあまずチルノちゃんから」
チルノ「はい!!!」
『ぜんぴん9割引 香霖堂』
霖「店つぶす気!?」
大妖精「次は私で」
『品と愛情を届けます、全力で 香霖堂』
霖「無駄にいい名前だよ!!!」
チルノ「・・・」
ミスティア「次は私の番だね」
『南無 香霖堂』
霖「この店になにがあったぁぁぁぁぁ!!!」
チルノ「いい!!いいよ!!!ミスティアちゃん!!!」
ミスティア「えへへーーー」
ルーミア「これは?」
『利息はあなたの腕 香霖堂』
霖「客殺す気かぁぁぁぁぁ!!!」
ミスティア「それ、かわいそうでしょ!!!」
霖「お前が言うなぁぁぁぁぁ!!!!」
霖「リグルちゃんはまともな物を書いてそうだけど」
『虫の居所サービスが主です 香霖堂・改』
霖「何がしたいんだ・・・」
リグル「え、何で落ち込んでいるんですか?いいじゃないですか」
霖「まあそうなんだけど」
チルノ「で、誰のを選ぶの?」
リグル「ふつうに、皆は店員でいいんじゃないんですか?」
霖「うんそうだね」
ミスティア「だったら、今まで通りに何かを考えましょう」
霖「次はチラシでも考えようか」
チルノ「写真無いとダメじゃん」
霖「いいんだよ、そんなこと」
チルノ「こんなんでどう?」
霖「どれどれ」
Window○7 デスクトップタイプ
定価 1200000円(税抜き)
霖「誰も買わないよ!!!」
チルノ「え`ぇ`何で?」
リグル「いやwww高すぎるしwww」
ルーミア「常識だよチルノちゃん、いいセンスね」
霖「あんたら頭がおかしいよ!!!」
大妖精「あのぉー・・・」
霖「はっ!!!?」
金魚鉢 20cm 透明タイプ
定価 600円(税込み)
霖「うん、意外と普通でいいね」
おまけ
店主と10000円
霖「お前も潰す気かぁぁぁ!!!?」
大妖精「えぇっ!?何がいけなかったんですか?!」
霖「おまけっ!!!」
リグル「私はいい物思いついちゃったよ」
X BO○ 白
定価 30000円(利子込み税抜き)
霖「利子って何ぃぃぃぃぃぃ!!!?」
リグル「前に買った商品の所持権利としての」
霖「いや、内の店はそんな事考えてないから」
ミスティア「私のは意外とましな方だと思うけど」
料理本 和菓子編(外の世界の本)
定価 850円(税込み)
霖「信じられるのは君だけだよ」
ミスティア「えへへー、やっぱりー?」
霖「よし、ご褒美に頭をなでてやろう」
ミスティア「やったー」
リグル「ん?」
この本は、おつりが来ません
霖「・・・」
ミスティア「いたたたたたたたたたたたたた!!!頭握らないぇぇぇっ!!!」
リグル「ぴったりしか受付ないだと?」
チルノ「・・・」
霖「何を黙り込んでるんだ」
チルノ「いや、ルーミアちゃんのはいいなー・・・って思って」
クマのぬいぐるみ(D社)
定価2100円(税込み)
霖「いや待て、これは孔明の罠だ」
色は全身赤のみ。
霖「血の色ですね、判ります」
ルーミア「?、別にそう言う意味じゃないんだけど」
霖「何?」
大妖精「うーん・・・」
リグル「正直、あんまりいい案が無いわね」
霖「そんな事言われたら嫌です」
チルノ「これが現実、厳しいね」
霖「お前が言えるのかよ」
ルーミア「今日はもう帰っていい?」
ミスティア「あ、私も」
チルノ「ならあたいも帰る」
大妖精「あ、待ってチルノちゃん」
店内に取り残された香霖堂店主。
次の計画は明日にでもするか。
はじめまして、そしてこんにちは。
今回は初めての東方系の小説に挑戦してみました。
文体とかが他の人に似てますが、
マネとかそういうのじゃないので、ご了承ください。
この小説のシリーズは、香霖堂での会議などの様子を書いていきます。
コメが少しでももらえるようにがんばりたいと思います。
幻想の語り継ぎ師
作品情報
作品集:
16
投稿日時:
2010/05/28 23:19:02
更新日時:
2010/05/29 08:19:02
分類
霖之助・チルノ・大妖精・リグル・ミスティア・ルーミア
香霖堂