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『「ガリッ、ガリッ」』 作者: 忙しい人
ある日、霊夢の耳に「ガリッ、ガリッ」という音が聞こえてきた。
初めは、ネズミが柱でもかじっているのかな?と思い、家中を探し回ったが、何も見つからなかった。
しかし、「ガリッ、ガリッ」という音は、どこにいても、何をしていても、耳から離れることはなかった。
さすがの霊夢も、不安が高まり、診療所へ行くことにした。
八意永琳は、霊夢の話をうなずきながら聞いていた。
「じゃあ、耳を見せてくれるかしら?」
霊夢は、耳を永琳の方へ向けた。
永琳は、ペンライトを手に、霊夢の耳の中をいろんな角度が見た。
「んー・・・」
ペンライトを置き、カルテにペンを進める。
「耳には、異常無いみたいだけど・・・何かの聞き間違いとかは?」
霊夢は「そんなことは無い」と言った。
「今のところは、様子見かしらねぇ。ずっと続くようだったらまた来て頂戴」
霊夢は永琳から薬を受け取り、今日のところは帰るしかなった・・・。
次の日、霊夢が起きると、「ガリッ、ガリッ」という音が聞こえなくなっていた。
やっぱり何かの聞き間違いだったのか・・・。
霊夢は、いつものように朝食を作り、神社の掃除を始める。
それにしても、今日は静かな朝だ。何も聞こえない。
雀の鳴き声も、風の音も・・・何一つ何も聞こえない。
「いよう、霊夢」空から、箒に乗った魔理沙が大声を上げて、手を振っている。
しかし、霊夢には何も聞こえないように黙々と掃除をしている。
「?、霊夢?」魔理沙は、霊夢の肩をポンと叩く。
霊夢は、体をビクッとさせて魔理沙を見る。
「どうしたんだ?聞こえなかったのか?」魔理沙が言うと、霊夢は言った。
「魔理沙・・・あんた、なんで口パクしてるの?」
パッと思いついたから書いてみた。
なんか、このようなネタ見たことあるなぁ・・・
忙しい人
- 作品情報
- 作品集:
- 16
- 投稿日時:
- 2010/06/01 23:16:11
- 更新日時:
- 2010/06/02 08:16:11
- 分類
- 奇妙
- 耳
- 霊夢
- 魔理沙
- 永琳
俺も散髪直後、髪の毛が耳に入った事があるから分かる
しかも蟻にとって、鼓膜ってのは『柔らかめの肉』、つまり餌なんだよ……
こう耳がね、きゅってなった
うああああああ……