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『わ☆た☆つ☆き☆の☆と☆よ☆く☆だ☆り』 作者: ぐう
今日も平和なペンg・・・いや月の都。
夕日が沈みかけ、太陽と月が役目を代わろうとしていた頃・・・
「桃季(とうり)物言わざれども、下自(したおのずか)ら蹊(みち)を成す」
部屋の中、扇で自身を扇ぐ豊姫。そして、窓の外の桃の木へと目をやった。
そして懐からもう一本扇を取り出すと、両手に持った。
その視線の先にあるのは、一際大きな桃の実・・・
「あれは私の挑戦心をくすぐらせるわね」
そう言って腕を伸ばす豊姫。なんとか桃を挟むことができたが、なかなか取ることができない。
豊姫は上半身を乗り出して引っ張るも、大きめな胸がこういった時に邪魔になる。
「くっ、なかなか厄介ね・・・それなら、せーのっ!」
豊姫は扇を握る両手に力を込めて、全力で引っ張った。
「とととと・・・きゃあっ!」
桃はようやく枝から取れて、豊姫のもとへ引き寄せられた。
しかし、その勢いが強かったせいか、よろめいてそのまま後ろへと倒れてしまった。
「いったーい・・・」
盛大に尻餅をついた豊姫だが、幸い桃は豊姫のお腹の上に乗っかっており、大破は免れた。
その後も桃を取るのに挑戦し、結果三個獲得、二個落とす結果となった。
テーブルの上に置かれた三個の桃たち。一つは普通の色の実、一つはやや薄い色の実、そして最初に取った大きい実。
豊姫は両手を合わせると、まず普通の色の実を手に取り、口にした。
「丁度いい硬さね。味も適度だし、非の打ちどころがないわ」
次に口にしたのは、やや薄い色の実。渋そうな味なのが見た目から伺える。結果はもちろん・・・
「うっ、さすがにこれはちょっと早かったかしら・・・すっぱい・・・」
そして最後に口にしたのが、最初に取った大きい実。
「なかなかいい味ね。でも中がまだ熟れてなかったのかしら、ちょっとすっぱいわ」
三個の桃をお腹に収めると、豊姫は外を眺めながら扇で扇いだ。
その日の夜遅く・・・
今日は依姫と例のアレをする為、豊姫はベッドに座って待っていた。ちなみにレイセンは今日は予定があり参加できなかった。
妹が来るのを待っている豊姫。しかし・・・
ぐりゅりゅりゅりゅ・・・
「お、おかしいわ・・・まだ浣腸入れてないのにお腹が痛いなんて・・・」
さっきから執拗に唸るお腹。いずれ依姫との行為で致すつもりだが、何もしてないのにこの腹痛はあり得ない。
しかも、今回は腹痛だけではなかった。
ぐるっ、ごぽごぽごぽ・・・
「なんだか気持ち悪いし頭もくらくらする・・・いつもこんな感じだったかしら・・・」
さっき食べた三個の桃、最初は問題なく、二つ目もすっぱいながら問題はない。
しかしあの大きめの桃の「すっぱい」は、決して熟れてないからではなく、寧ろ熟れすぎて腐っていたのだ。
だが、その前の桃もすっぱかったためか、同じように解釈してしまったのだろう。
味覚とは怖いものである。
ごぎゅるるる、ごろごろごろ・・・
「うう・・・でも依姫が来るまで我慢しなきゃ・・・」
気持ち悪いのも腹痛が異常なのもわかっているのだが、豊姫は素直に下痢と認めなかった。
それが彼女を更に追い詰めることに・・・
「お姉さま、遅くなりましてごめんなさい」
紫色のポニーテールをなびかせながら、依姫が部屋に入ってきた。
そこで真っ先に目に入ったのは、顔色の悪い姉、豊姫だった。
「お姉さま具合でも悪いんですか?顔が真っ青ですよ」
「う、ううん・・・何でもないわ。それより始めましょ・・・依姫・・・」
「はい・・・」
依姫はそれ以上突っ込まなかった。だが、豊姫の状態がおかしいのは誰が見ても明らかだった。
ごぽぽぽっ!ぐきゅうううう・・・
「うくっ!く・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
「お姉さま、やっぱりどこか具合が・・・」
「な、何かさっきから気持ち悪くて・・・」
豊姫の息は荒く、どう考えても何ともないはずがなかった。お腹の鳴る音からしても、それは明白である。
依姫は姉のおでこに手を当てた。
「っ、すごい熱!お姉さま、どうしてそこまでして無理をなさるんですか!」
「なんだか頭がくらくらして・・・よくわかんなく・・・」
「大丈夫ですかお姉さま、しっかりしてください!」
豊姫のおでこは異常なまでの熱を持っており、測定すれば38度以上は確実だろう。
そしてその熱は、豊姫の思考力と感覚を奪ってゆく。
依姫が必死に呼ぶ声が激しく頭に響くいた。
「あああ・・・お腹が・・・お尻が熱い・・・」
「お姉さま、今トイレまで行きますから、それまでご辛抱を!」
しかし、その依姫の優しさもむなしく・・・
ブビチッ!ブビッビビィッビビビビ!
「も、漏れちゃ・・・た・・・」
「きゃっ!?」
横たわる豊姫を依姫が抱き起こそうとした瞬間、水混じりの排泄音が響いた。
依姫が飛びのき、そこに目をやると、姉のスカートが濡れているのが見えた。
ブビブブブ!ブビュビュビュビュプッ!
「ああ・・・あうう・・・うう・・・」
激しく響く排泄音と辺りに広がる強烈な腐敗臭。豊姫のロングスカートはどんどん茶色に濡れて、足元から下痢便が流れてゆく。
気分すら悪くなるその臭いに、さすがの依姫も鼻をつまんだ。
いつものお漏らしの見せ合いとは訳が違う、それだけはわかっていた。
ブビビブビッ!ビチュビチビチチチ!
「き、気持ち悪・・・うぷっ・・・」
豊姫は自ら出した下痢便の腐敗臭に吐き気を催した。
喉の奥からやってくるそれには成す術などなく・・・
「う・・・う・・・うえええええええええええっ!」
ベチャベチャボチュチュッ!ビチビチビチャッ!
ベッドのシーツの上に嘔吐物まで吐いてしまった。
ビチュビチュビチチチ!ブビブブッ!ブババババ!
「げほっげほっ!はぁぁ・・・あ・・・う・・・」
もはや豊姫には感覚というものはなかった。決壊した肛門は閉じることを知らず、ただただ下痢便を出し続けている。
手足の感覚も薄れ、そしてついには・・・
「お姉さま・・・?お姉さま、しっかりしてください!」
気を失い、ベッドの上に倒れてしまった。
依姫の声が聞こえるはずもなく・・・
わ☆た☆つ☆き☆のシリーズ6作目、今回はまた豊姫単独になってしまいました。
姉妹で漏らさせるはずだったのに、どうしてこうなったw
でも個人的に豊姫のほうがお漏らしさせやすいのは事実です。何故かは私にもわかりません。
果たして下痢便をぶちまけ、ゲロまで吐いて気絶してしまった豊姫はどうなってしまうのか・・・
ぐう
作品情報
作品集:
16
投稿日時:
2010/06/03 02:15:32
更新日時:
2010/06/03 11:15:32
分類
綿月豊姫
スカトロ
お漏らし
ゲロ
アホ姉は挑戦者だな
確かに今回はちょっと偏りすぎてた気がしました。すみませんorz
>名無し(2)さん
ありがとうございます。しかし今回ちと極端だったのは否めなません。
>あつしさん
人によって良し悪しが分かれるのはどうしようもないとはいえ、私も気をつけます。
>名無し(4)さん
そこまで見た目酷くなるんですか・・・知らなかったです。
しかしさすがは豊姫、俺たちに(ry