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『壷中の虫 酒中の壷 スカ編』 作者: ぐう
※今回は第2部「東方三月精」3巻の「壷中の虫 酒中の壷」の後日談です。
「やれやれ、折角からかいに来たっていうのに、霊夢はまた留守か」
両腕を頭の後ろに組み、神社の境内をうろうろしている魔理沙。
傍らに箒を置き、大きく口を開けて欠伸をした。
今日はこれといってすることがなく、いつものように霊夢にちょっかいを出しに神社に来ているのだが、肝心の霊夢はいなかった。
すると、階段のほうから大きなものが上がってくるのが見えた。
「よいしょ、よいしょ、ふぅー・・・」
大きな壷を抱えて、霊夢が神社に戻ってきた。
壷の大きさは、本来とても女性一人が持ち運べる大きさではなかったが、それをわざわざ一人で運んできたようだ。
霊夢は壷を置くと、顔の汗を腕でぬぐった。
「またこんなばかでかいものを一人で運んできたもんだな。将来は巫女を辞めて引越し業でもするのか?」
「相変わらずバカなことが言えるわねあんたは。それよりそっち持ってよ、萃香からもらったお酒が入ってるんだから」
「酒を出す『酒虫』でも入ってるのか?いいぜ、手伝ってやる」
酒虫とは、名前こそ虫だが見た目は非常に小さな鯰(ナマズ)のような生き物である。
僅かな水でおいしいお酒を次々と生み出す鬼の相棒ともいえる存在で、萃香の持つ瓢箪から無限に酒が出るのもこの酒虫のおかげだ。
ちなみに名前や外見とは裏腹に、酒虫も鬼の一種らしい。
「うおっく、相当酒出してやがるな・・・どんどん重くなってくる・・・」
「まったく、萃香も壷の大きさを考えなさいよね・・・人間の私にこんな重たいもの持たせて・・・」
「その割にはよく神社の境内まで一人で運んだな・・・く、重い・・・」
そんなこんなで、二人はどうにか壷を家の中に運ぶと、そのまま畳に倒れた。
「ふーっ、お前よくこんなの一人でここまで運んだなぁ・・・」
「でもおかしいわね、境内に着くまではそんなに重くなかったのに」
「これからアリスの家に行こうと思ってたんだが、まさか重労働するハメになるとはな」
二人はふーふーと息を吐きながら、しばらく横になっていた。
「フーンフフフフーン♪」
しばらくして、霊夢は昼食を台所で作りはじめた。何かいいことがあったのかどうかは知らないが、機嫌がよさそうである。
「どれどれ、鬼の居ぬ間に・・・」
霊夢が完全に料理作りに夢中になっているのを見計らい、魔理沙はそっと壷に手を伸ばした。
「こら!あんたはすぐそうやって泥棒まがいなことする!」
霊夢は振り向かないままそう言い、それに驚いた魔理沙は反射的に手を引っ込めた。
まるで古明地姉妹のサードアイが背中についているかのようだ。
「お前、背中に目でもあんのか?」
「あんたと長く付き合ってると、あんたのしそうなことぐらい見なくてもわかるわよ」
「いいじゃねぇか、毒見係としてさ。な、いいだろ?」
「まったくあんたは調子がいいんだから・・・好きにしなさい」
「やりぃ〜!」
魔理沙は嬉しそうに指を弾き、コップと柄杓を台所から取り出すと、壷の中の酒を酌んだ。
「じゃあ本日の酒虫の酒、私が先にいただくぜ」
そしてコップを口につけ、一気に酒を口に含んだ。
「んぐんぐんぐ・・・何だこれ、味がしないじゃないか?」
「はぁ?」
「はぁじゃなくて、味がしないんだよ。霊夢、これ本当に酒虫が入ってんのか?」
「さっき運んだときに壷の重さが明らかに増してたわ、間違いないはずよ」
味のない酒に魔理沙は苦虫を噛みつぶしたような顔をした。
と、その時だった。
「っ!げほげほげほっ!げほげほっ!」
突然強い衝撃が不意打ちのごとく喉を襲い、魔理沙は思わず咳き込んだ。
「ごほごほっ・・・ふぅ、びっくりしたぜ。急に喉にきやがるからな」
「慌てて飲んでむせたんじゃないの?」
「いや、むせとは違うんだよ。何だか強い炭酸のような刺激だったんだ」
魔理沙は畳に置いてある帽子を被ると、霊夢のほうを振り向いた。
「味のない酒は飲むわ、それでむせるわで散々だぜ。今日はもうおいとまするからな」
「はいはい」
霊夢のそっけない反応を背に、魔理沙は外に出ると、箒に乗って飛んでいった。
それから数分後・・・
「れいむーっ!」
遠くから自分を呼ぶ声が聞こえる。霊夢が外を見ると、萃香がこちらへ走ってきた。
そして家に入り込むや否や、霊夢に問いた。
「霊夢、さっきの壷は?」
「そこにあるわよ。魔理沙が帰ったと思ったら次はあんた、どうしたのよ?」
「その壷の酒虫、もしかしてっ!」
萃香は壷の中の酒に手を突っ込み、酒虫をすくい上げた。
その酒虫は、萃香の手の中でぴくりとも動かなかった。
「その酒虫がどうかしたの?酒ならちゃんと出してくれてるわよ、味がない酒を」
「やっぱり、死んでる・・・」
「えっ?」
萃香のその一言に、霊夢は調理している手を止めた。
「死んでるって、どういうことよ?」
「実はね・・・」
萃香の話によると、霊夢に渡した酒虫は、長生きしているいい酒を出すものだった。
以前お漏らししてしまったのを内密にしてくれる代わりとして、霊夢にこの酒虫をプレゼントする約束をした。
しかし、連れ出す少し前から様子が少し変なのが明らかになり、そのまま霊夢に壷ごと渡してしまったのだが、やはり気になって様子を見にきたのだという。
ちなみにその酒虫の死因は、老衰だった。
「霊夢、まさかこれ飲んでないよね?」
「私は飲んでないわよ。ただ、さっき魔理沙が調子に乗って一杯飲んでしまったわ」
「あああ・・・そりゃ魔理沙ヤバいよ・・・」
「何が?」
そこから萃香はまた事情を話した。それを聞いてさすがの霊夢も思わず生唾をゴクリと飲んだ。
「もし魔理沙が毒見をしてなかったら私まで・・・」
事情は省略しているが、すでに閃いた方もいるのではないだろうか。
その頃、こちらは箒で空を飛んでいる魔理沙・・・
ぐるるる・・・ぐうぐぐぐ・・・
「どうなってんだ、さっきから何でか腹具合が・・・」
神社を後にしてからというもの、お腹の具合がおかしかった。
別に何か変なものを食べた訳でもないし、心当たりもなかった。ただひとつを除いては・・・
ぐぎぐぐうう・・・ごりゅりゅるるる・・・
「くっ・・・まさかあの味のない酒のせい・・・なんてことはないよな・・・まさか・・・な」
他に心当たりがないのなら、考えられるのはその『まさか』しかあるまい。
チクチクとした痛みがお腹と肛門をどんどん刺激してゆく。
ぐるうっ、ごろごろごぽぽぽ・・・
「これはちょっとヤバいな、どっかに下りないと・・・いつつ・・・」
右手は箒を握り、左手は無意識のうちに下腹部を摩っていた。
魔理沙はなるべくお腹を刺激しないように高度を下げていく。
しかし、それがかえって便意を促進させてしまっていた。
ミチッ
「あっ!ち、ちょっと待・・・」
一瞬肛門が自然に開き、下着に熱い感触が生じた。
ミチミチミチムリュリュ・・・
「ああ・・・た、頼むからまだ出な・・・」
魔理沙のそんな願いなど通じるはずがなく、開いた肛門からは便がどんどん顔を出してゆく。
便はお尻と箒に潰れ、下着中に感触を広げていった。
「くっ・・・」
魔理沙は恥ずかしいのを堪えながら、高度を下げていった。
魔理沙が下りたのは、魔法の森の近くだった。
箒から下りるも、魔理沙の全身はすでにプルプルと振るえ、我慢の限界を体現していた。
「も、もうダメだ・・・あああ・・・」
魔理沙は下着を下げる気力すらなく、そのまま敗北に身を投じた。
その場所がかつてアリスとデートした時、アリスが漏らしてしまった場所であることなど知らずに・・・
ミチュミチュミチュ・・・ブビブッ!ブブチュチュ!
「うああ・・・で、出るな・・・止まってくれ・・・」
既に少し便が出てしまった下着に、新たな便が長い蛇のように顔を出した。
魔理沙が出るなと言ったところで、止まるはずなどないのに。
ブリブリュブビビッ!ビチビチビチュビチッ!
「だめ・・・うんちいっぱい出てる・・・」
次第に便はどんどん水気を増したものになり、白かった下着を汚してゆく。
緩くなった水状の便は、魔理沙の両足を伝って垂れた。
ブビブジュブブッ、ビチュブリビリリュッ!
ブリリリブビチャアッ!ムリュリュ、ビチブビブビュビュッ!
「そんな・・・この私が漏らしちゃうなんてぇ・・・」
魔理沙はただ止まらない便に成す術なくお漏らしを続けていた。
隠し通せない失態に、涙を流したまま・・・
なかなか書くに書けなかった魔理沙、ようやく解禁です。
本来は三月精にさせるつもりだったのに、どうして一気にそれてしまったのか・・・私にもわかりませんw
でも魔理沙のスカ書く機会なんて滅多にないから、結果オーライってことでwww
ちなみに魔理沙=ドロワというイメージの方多いと思いますが、私の作品ではどのキャラもショーツ等の設定にしています。
ドロワ好きな方、ごめんなさいorz
ぐう
作品情報
作品集:
17
投稿日時:
2010/06/09 03:45:37
更新日時:
2010/06/09 12:45:37
分類
霧雨魔理沙
スカトロ
お漏らし
ふぅ・・・
>うらんふさん
やはりドロワ派の方多いですね。ドロワにすればよかった。
>名無しさん
私が今までかった魔理沙の同人作品ではほとんどがドロワ以外だったのでついw
でも元のイメージにはやっぱ敵いませんね。
>ワイズさん
普段しでかしてることがことなので、報復系が似合いますね。
しかし私には書く勇気が(ry
>名無し(5)さん
しかしここまで扱いに定評があるキャラもまた珍しい。
これも主人公ならではですかw