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『終・東方惨劇録 後章 第2話』 作者: HAMU
博麗神社での宴会当日。
「それじゃあ始めるわよー!!」
『おおぉーーーーー!!!』
霊夢の一声で参加者が一斉に叫んだ。
参加者は様々で、妖怪がいれば妖精もいる。
普通の人間がいれば幽霊や亡霊もいる。
神社の裏側のミズナラの木のある広場はひときわ賑やかだった。
萃香が酒を口に含み火を噴いて、文が風を起こし、
様々な火炎のパターンが織り成された。
一部の人間からは『おぉーーー!!!』という歓声が上がっていた。
違う方向では、プリズムリバー楽団が盛大な曲を演奏していた。
ファンが多いのか、萃香たちより見物客が多かった。
「ぬぬぅ〜〜〜・・・」
萃香はヒョウタンの中身をがぶ飲みし、再び火を噴いた。
先ほどのよりも勢いの良い火が出た。
そして、先ほどのよりも良い歓声が上がった。
また違った方向では、魔理沙が手作りの花火を披露していた。
「1週間かけて作った手作り花火だぜええぇ!!」
細いマスタースパークが空に放たれたかと思うと、
遥か高い空でレーザーが爆発らしき事を起こし、綺麗な花火を魅せていた。
この花火はやはり、萃香のとこよりも歓声が上がった。
「まだまだ出せるぜ!!!」
にとりが謎の筒を持って来て、そこに魔理沙が魔法の瓶を入れた。
火をつけ、その魔法の瓶は空高くに打ち出された。
そして、さっきよりも盛大な花火となった。
これには、会場中の参加者達の目が注がれた。
「うわぁ・・・」
参加していた天狗と鬼のグループは酒を飲みながらア然としていた。
萃香は端っこで酒を飲み続けていた。
「あー! チルノさんたちも来てくれてたんですね!!」
「ああ、あんた・・・」
あの子供は、この広場の様子を見に来ていた。
チルノはいつものメンバーと一緒にいた。
「てか、あたいのこと覚えてるんだ」
「忘れないわけが無いですよ」
「じゃあ、私は社の方に戻るので」
「じゃあね」
チルノ達に手を振って戻った。
プリズムリバー楽団の中に、ミスティアが混ざっていた。
メルランが誘ったからいるのだ。
大妖精はその合奏に釘付けだった。
チルノも自然と混ざっていった。
「霊夢さん」
「どうだった、あっちのほうは」
「とっても賑わっています」
霊夢はただ1人、社の方の縁側に座っていた。
子供は霊夢の隣に並んで座った。
「あんた・・・酒は大丈夫なの?」
「あ・・・」
酒の杯を持っていた。
「いいんですよ、こういう宴会の時とかは」
「あんた、いくつ?」
「15です・・・」
「はぁ・・・」
霊夢はなぜか宴会に混ざる事は無かった。
「霊夢さんは参加なさらないのですか?」
「いいのよ、皆が楽しくしてる・・・そうであれば」
「変わった人なんですね」
「あんたもどうかしら」
ミズナラの木がある庭とは違って、本殿の方は静かだった。
「・・・」
「霊夢さん」
妖夢と藍を橙が来た。
霊夢と同じく、3人は宴会に混ざっていなかった。
3人の顔は、異様なまでに暗くなっていた。
「霊夢さん」最初に口を開いたのは妖夢だった「どうにかならないのでしょうか」
「どうにかって?」
「幽々子様たちを開放できないのでしょうか」
「無理ね」
霊夢は即答だった。
「な、なんでですか」
「いつ凶行を起こすか判らないんだもの」
「ーーーーー・・・」
藍と橙も同じ事を言いに来ていた。
しかし、今の霊夢の発言によって、何も言わなかった。
霊夢の隣にいた子供は3人に顔を向けた。
「そのことなんですが」
「・・・」
「私は、開放しようと思っています」
「?!」
3人は驚いた。
一番驚いていたのは霊夢だった。
喜び。
という意味ではなかった。
霊夢は立ち上がり、こどもの頬を平手で殴った。
「何でよ!! あいつらがまた何を起こすか判らないのよ!?」
「大丈夫です・・・大丈夫です・・・!!」
妖夢と藍と橙は同時に口を開いた。
「待ってます」
「ずっと待ってます」
「戻ってくるまで」
「「「いつまでも」」」
時間がないのであとがきは後日付け足します。
HAMU
作品情報
作品集:
17
投稿日時:
2010/06/09 11:20:27
更新日時:
2010/06/09 20:20:27
分類
異変解決
今までで一番意味不明に思えるのは、俺だけか?
あと後書きに岸感を覚えるのだか
ミステリー云々の前にまともな小説でも読んだほうがいいんじゃない?
4行だったね。あんま変わらんけどw
頑張れ・・・
作戦上の問題で殺したってなってたけど
そうすれば短いの連投するなって感想の人はいなくなるでしょうしきちんと読んでくれる人も増えてくれるかも知れませんよ。
あとそのほうが読者的にも読み返しやすいです。
どんな文章を投稿するのもある程度は自由なはずですがみんな流石に眼に余っているので苦言を呈したり、我慢できずに暴言を吐く人がいるんじゃないですか?
暴言を吐く読者ももちろん悪いですが貴方にもそういう原因があることは否めないですよね。
で、嫌なヤツは見なければ良いと開き直り他人の迷惑も省みずオナニーが如く好き勝手に作品を投稿していると。
厨二病の治ってない高校生みたいだな
次で全容が明らかになるんだよね?散々読者置いてけぼりなのは、
次への布石だと信じたい
皆もうアドバイスにも叩きにも疲れたんだな
俺もだ