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『これが運命。』 作者: pnp
どさりと音を立てて落ちた自身の左腕を見て、レミリア・スカーレットは身震いした。
頭部から流れて頬を伝ってきた汗と血液を舌でぺろりと舐め取る。汗の味ばかりが先行した。
味覚が生きていると言う事は、まだ意識ははっきりしているのだろうと思えた。少々安心した。驚異の再生能力と生命力を兼ね備えた頑丈すぎる体である故に、死期と言うものを察し難い。
“死に辛い”のも度が過ぎてみればなかなか不便なものであった。死に辛すぎてあまりにも無縁であった『死』と言う未知の領域が、少しずつ露わになってきている様な気がしてならなかったから。
周囲を見回して見たが、生命体は二つ。自分自身と、目の前に立ち塞がる博麗の巫女――博麗霊夢。
二人を取り囲むのは着々と廃屋へと向かいつつある住み慣れた館の壁。
この調子では、門番も、魔法使いも、自分の右腕として可愛がってきた従者も無事では済んでいないだろうと察せた。
地下に閉じ込めている妹は無事であろうか――四百九十五年もの間、疎んできた妹であったが、永久の別れがちらついてみると、どう言った訳か妙に優しくしてやれる気がした。
左腕は落ちてしまっているので、残った右腕で真紅の槍を作りだした。
禍々しく不気味な閃光を放つそれは、レミリアが念じれば念じる程に大きく、そして鋭利になって行く。
槍頭の周囲を、彼女を象徴する紅色の波が駆け巡る。バチバチと小気味良い音が連続して鳴る。
「喰らいなさいッ!!」
尽きかけの気力を掻き集めて作った、一発逆転の可能性を秘めた真紅の槍――スピアザグングニル。
『永遠に幼い紅い月』の異名を持つレミリアの、異名の通り幼げな手からそれが放られた。空を裂いて一直線に、霊夢の心臓を目掛けて飛んでいく。
一方霊夢は、飛んでくる槍を目の前にしても眉ひとつ動かす事はなかった。
ただ直立して、死力を尽くして抗う吸血鬼に冷やかな視線を送るばかりであった。どうでもいいからさっさと死ね、とでも言いたげな視線である。
槍頭が霊夢の心臓を捕える直前、不可視の結界がそれを阻んだ。
真紅の槍は懸命に結界を破ろうと突き進む。まるで削岩機で岸壁を削るかのような耳障りな音が、館内に鳴り響く。
しかし生半可な力では結界を破る事などできる筈がない。
邪気に塗れた悪しき真紅の槍は、遂に巫女を守護する神聖な力の前に屈し、見る見る内に歪んで行き、そして白亜の閃光と共に霧散した。
静寂と共にレミリアに舞い降りてきたのは、改まった絶望であった。
自身に残された力のほとんどを出しきった一撃であったと言うのに、こうもあっさりと防がれてしまっては、絶望もする。
少しずつ晴れて行く閃光の合間から数枚の御札が飛んできて、レミリアの腿を貫いた。
これがナイフや、拳銃の弾なんかであれば平気であったのだが、御札は退魔の力が込められている。それ故、普通の生物には理解できない種の痛みがレミリアを襲っていた。
スカートにじんわりと血が滲む。千切れんばかりの細い脚をがくがくと震わせ、レミリアはどうにか直立を保っていた。
しかし悲鳴はあげない。地に膝もつかない。高貴な吸血鬼が人間相手に無様に声を上げたり、跪く事などあってはならないのだ。
だが、勝敗は決したようなものであった。
ズタボロのレミリアに残っているものと言えば、自尊心を保つ為に寄せ集められた僅かな気力程度のものである。
そんなものは戦いを長引かせる以外、何の意味も持っていない。プライドだけでは生物は殺せないのだ。
明らかに優勢の霊夢からすれば、木偶の坊と化した吸血鬼と対峙しているだけと言うだけのものであった。とても無駄な時間である。
「気は済んだ?」
霊夢の冷やかな声が響いた。レミリアは努めて余裕を装い、相手を睨みつけた。それでも相手は全く怯む事がない。
完全に舐められているのが分かった。
これではそこいらに跋扈している雑魚妖怪と同等ではないか――そう思うとあまりに腹立たしく、同時に屈辱的であった。
今まで会ってきた者のほとんどは、吸血鬼の自分に恐れをなしたものだ。恐れぬ者には恐怖を与えてやってきた。結果的に全ての者が吸血鬼を恐れた。
しかし今回ばかりはそうもいかないようであった。もはや万策は尽きた。何をしても、どうあがいても、この霊夢を殺す事はできそうもない。
それでも、退く事など許されない。許される筈がない。
「馬鹿にするな……」
「何? まだやるの?」
「吸血鬼を……舐めるな!」
大きな傷を負っている脚を酷使して床を蹴り、猛スピードで霊夢に突っ込んだ。
もはやその細く白い脚は、吸血鬼の驚異的な身体能力に伴う負荷に耐えられるような状態ではない。しかし行かねばならない。
気高き吸血鬼の威厳に掛けて、ここで人間如きに屈する訳にはいかないのだ。
今出す事ができる最高の速度で距離を詰め、勢いはそのままに拳を突き出した。
大振りすぎる一撃は、霊夢の張り巡らせている結界に阻まれた。
「潔さでは妖怪にも劣るわね」
「黙れ黙れぇッ!!」
挑発する余裕を見せる霊夢に、レミリアは連打を繰り返すが、全て結界によってその効果を失ってしまっている。
拳を突き出し、蹴りを見舞い、体ごと突っ込み――片腕を失くし、両脚を負傷している身にしてはあまりに鮮やかすぎる連続攻撃。
飛び散る血潮と、結界を揺さぶる衝撃と轟音が、更にその攻撃の猛烈さを物語る。
しかし、演出は派手だが実益は伴っていない。割れる事のない結界の向こうで、霊夢は冷やかな双眸を吸血鬼に送っていた。
大量の出血と後先を考えずに放ち続けた事による体力の消耗は著しく、あれよあれよという間にレミリアの攻撃の手は鈍り始めた。
頃合いを見計らい、結界の内側から博麗の巫女が御札をぶつけてレミリアをあしらった。
御札に力によって強引かつ暴力的に引きはがされたレミリアはゴロゴロと床を転がり、巨大な瓦礫にぶつかって制止した。
残った腕でどうにか立ち上がろうとしたが、もうそんな余力も無いように思えた。しかし――
「勝負あったわね」
博麗の巫女にこう問われ、消えかけていた吸血鬼の自尊心と言う名の炎が再燃した。
「う……ぐぅ……まだだ、まだ……おわらない……!」
ぶつかった瓦礫に手をやり、がくがくと震える脚でどうにかレミリアは立ち上がる。
このしつこさは尋常ではないなと、霊夢は呆れを通り越して感心し始めていた。
だからと言って生業である妖怪退治を怠る訳ではない。二度と悪さができないよう“教育”しておかねば、二の舞を踏んでしまう事になる。
金輪際、幻想郷下で良からぬ事を企てないよう、徹底的に博麗の巫女の脅威を教え込むのだ。反故や革命など、絶対に考えないようになる程、徹底的に。
「まだ分からないようね」
どこからともなく御札を取り出し、もはや的と化しつつあるレミリアを睨みつける。
その直後だった。
突然轟音と共に傍にあった扉がぶち破られた。
飛び散る残骸や立ち込める砂埃と一緒に見覚えのある人間が、銀の髪を靡かせながら飛び込んできた。
反射的に飛び退いた霊夢と、立っているのもやっとと言う状態のレミリアの間に割って入ったその人間は、レミリアに背を向けたまま口を開いた。
「逃げて下さい、お嬢様」
「さ、咲夜……」
「さっきのメイドね。一体何の用かしら」
紅魔館のメイド長であり、レミリアの右腕である、十六夜咲夜。霊夢は既に彼女には出会っていて、そして今はもう打ち負かした後だ。
「生憎私には、お嬢様を護る義務があるの。戦い疲れて寝ている訳にはいかないのよ」
「一応聞いておいてあげるけど、さっきの戦いの結果を覚えているかしら?」
「さっきの? ああ、弾幕ごっこの結果ね?」
嘲笑ともとれる口調で、『ごっこ』の部分を強調した咲夜。
霊夢は彼女のこの一言に込められた真意、そして覚悟を汲み取ったようで、面倒くさそうな、哀れむような表情のまま御札を構えた。
レミリアだけが二人の会話の意味を理解していないようで、割って入った咲夜に怒鳴った。
「どきなさい、咲夜! こいつは私が……」
「お嬢様。少しお休みになられて下さい。そのようなお体でお遊びになられては、体に毒ですわ」
「ふ……ふざけないで! こんな傷、なんともないわ! 私はまだ戦える! だから……」
直視し難い醜態をいつまでも従者の前で晒している訳にはいかないと、レミリアは気力を振り絞って自身を奮い立たせる。
『夜の王』を謳い、その力を誇示し、彼女らは共に歩んできた。だが人間に敗北を喫しかけている今、その謳い文句が掠れつつある事をレミリアは感じていた。
そうなった時、自分に残るものとは――何も無い。そんな無価値な人物に付いて生きる意味などありはしない。
長い時の中で築き上げてきた主従の関係を、こんな形で終わらせたくはなかった。
咲夜がちらりと後ろを振り返った。レミリアと目が合うと、薄く笑んだ。
嘲笑も侮蔑も失望もその笑みにはない。
時に『悪魔の犬』と蔑まれる程忠実な従者の、信念と決意がその瞳には込められていた。そして同時に、物悲しげにも映った。
「申し訳ありません、お嬢様」
聞こえるか聞こえないか分からないような声でそう囁き、咲夜は再び霊夢を見据えた。
白く小さめの手の中で、扇の様に広げられた数本の銀の刃に、思い出の沢山詰まった館内の一室が映る。
投擲された煌めく刃達は闇を裂くように真っ直ぐに敵を討ちに掛かる。
しかし所詮は只の銀製ナイフ。吸血鬼の作り出す槍ですら侵入を許されなかった結界を掻い潜る力などありはしない。
結界に触れた途端、余りにも容易く――そこいらを喧しく飛び回る羽虫が叩いて落とされるかの如く、銀の刃は悉く地べたへと落ちて行く。
霊夢は微動だにしなかった。動く必要がないのだ。只のナイフに破られる程自分の結界が脆くない事は分かっていたから。
だが咲夜の攻撃はここで終らない。
即座に取りだした懐中時計を媒介に、時間を止めたのだ。咲夜の持つ能力――時を操る能力を発動させたのである。
止まった時の中で動けるのは彼女のみ。この時の止まった世界は彼女の物。彼女の世界。
世界の支配に成功した咲夜は、時が止まっているこの間に全てを賭けようと決めていた。
しかし、
「時を止めたのね」
「――!?」
「残念だったわね。私はそんなまやかしの影響は受けないの」
霊夢は動いていた。
これが博麗の巫女の持つ能力の真骨頂。ありとあらゆるものからの影響を受けなくなる驚異の能力。
こうなってしまった彼女は、どうやったって干渉を行えない。この切り札があるからこそ、彼女は平然と妖怪退治を続けられる。
驚愕する咲夜にあっと言う間に近づき、すっと御札を胸元に突きつける。
「私もいつまでもこんな所で遊んでいる訳にはいかないの。悪いけど」
不可思議な文字の描かれた御札を胸元に貼り付けた所で、世界が動き出した。
その瞬間、御札が小規模の爆発を起こした。
爆薬を用いた爆発ではない。非現実的で、謎めいた力を持つ爆発であった。
本来は妖怪の動きを制する際に用いる牽制的効果を持つものであるが、生身の人間に用いれば致命傷は避けて通れない。
ましてや今回は直撃を喰らわされたのだ。即死であった。
爆発点であった胸部から下腹部までは肉が削り取られ、見慣れない臓物やら骨が露わになった。
その見慣れないものも、爆発に巻き込まれて欠片程度にしか残っていない。
大量の血が、肉片が、骨の欠片が周囲へ飛び散り、真っ赤になった。壊れた懐中時計が地面へ落ちて、かつんと乾いた音を鳴らした。
「さ……さく……や?」
レミリアはあっと言う間に見るに堪えない肉塊と化してしまった自身の従者に声を掛けたが、返事は無かった。
慌てて肉塊に近づこうと駈け出してみると、脚の負傷がズキンと痛み、転んでしまった。
立ち上がる時間も無駄だと悟って這いずりながら進んで、ようやく愛しの従者の元へ辿り着いた。
「咲夜! 起きなさい! 咲夜ッ!!」
天井を見つめたまま寸分足りとも動かない従者を揺り起そうと懸命にレミリアは声を張り上げる。しかしその声に対する反応は何もなかった。
咲夜の永眠によって、紅魔館の全貌が次第に現れ始めていた。
外観の割に中がだだっ広いこの館は、咲夜が能力を応用して作った所謂幻影であったのだ。レミリアが自身の力を誇示する為に作らせたものだ。
急速に縮小されて行く館の事などレミリアは気にしていない。
力とか、地位とか、そんなものは二の次だ。それらよりも自分に無くてはならぬものを失っているこの現実を、どうにかして避けたかった。
「起きろ! 起きろったら! これは、これは命令よ! 命令……! 命令……なんだからぁ……!」
「無駄よ。もう死んでる」
涙を堪えようともせずに従者の死を嘆くレミリアに、霊夢が冷たく言い放った。
そして小さくなった館内を見回し、息をついた。
「妹がいたわね、あんた」
「フランドールに何をするつもり……! これ以上好き勝手するなら、ここで殺して」
「降参なさい」
レミリアの言葉を遮り、霊夢が言った。
「そして二度と悪事を働かないと誓うの。そうしたら、私はもう手を引く」
従者を殺され、住まいを壊され、自尊心を壊され、おまけに平然と取引を要求されている――
こんなのは吸血鬼じゃない。誇り高き吸血鬼の一生の恥だ。人間如きに。たかが人間に。
しかしもう分かっていた。既に気付いているのだ。
こいつには敵わない。自分では一生勝つ事などできない。できる筈がないと。
何故なら、彼女の見た運命がそう物語っていたのだから。
霊夢が紅魔館へ侵入したとの知らせを聞いた時、彼女は運命を操作しようとした。
自分が霊夢と万が一戦う事となっても、勝利し、生き延びる運命へと。
しかしどうしてもその運命へと導くができない。
どんな可能性を辿っても、どんな手法を取り入れても、どんな奇抜な発想を以てしても。
最終的には、彼女の敗北と言う運命が待っていた。
それでも退く訳にはいかなかった。
――これが運命であるのならば、私はそれを打破して見せる。
笑えない話だった。運命を操れる自分が、運命を打破しようだなんて。
だが結局、彼女は負けた。
「殺しなさい」
レミリアはそっと呟いた。
「生き恥を晒して生きて行くなら死んだ方がまし。さあ、殺しなさい」
しかし霊夢は首を横に振った。
「馬鹿言わないでよ。あんたからすれば大好きな従者の所に行ける喜ばしい事だろうけど、私からすればただの殺しよ。本当はあんたも殺す予定でいたけど……無暗に殺しをしたくはないわ」
「そんな。私を殺さないの?」
「従者を殺されて、あんたも参ったでしょう。それなら、私の仕事はここおしまいよ」
レミリアは呆然とした。
見た筈の運命と異なっている。自分はこの後霊夢に殺される筈であると言うのに。
「生き延びれた事を、従者に感謝しときなさい」
レミリアの運命操作に、『咲夜の死』と言うパターンはなかった。頭に入れてすらなかった。
しかし、咲夜は身を賭してレミリアを護り、そして死んだ。その瞬間、レミリアの想定していた運命は消え失せたのだ。
彼女が生き延びるには、こうなるしかなかったのだ。
咲夜が死に、レミリアが生き延びる。この式以外の方法は一切存在しなかった。
運命なんて脆いものであった。人間一人の力で、どうにでもなってしまうのだから。
「これが……運命……」
レミリアは独り、呟いた。
それに、霊夢が頷いた。
「そうね。これが運命」
ぽたりと、従者の亡骸に滴が落ちた。
そんな吸血鬼の姿を見ても全くの無表情の霊夢は、更にこう付けくわえた。
「あんたはこうなるしかなかったのよ」
こんにちは。pnpです。
長く書く事に疲れたので、小ぶりなお話を書いてみました。
これと言ったコンセプトもなしに勢いでさらりと。(結構時間掛ったけれど)
レミリアは別に運命見える訳じゃないかもしれませんが、操れる以上は見れるんではないかなぁという妄想。
勝ち試合の結果が見え見えなら嬉しいけど、負け確定なのに戦うのって滅茶苦茶つらそうですよね。
やはり運命なんて見えない方がいいのです。きっと。いい事ばかりではないさ。嫌な事ばかりでもないでしょうけれど。
ご観覧ありがとうございました。
+++++++++++++++++++++
>>1
その通りですね。残念でした。
>>2
そんな会話を友人とした記憶があります。
>>3
そう言ってあげないでください^^;
>>4
霊夢は無暗に殺すのは嫌がるけど、多少の犠牲には目を瞑りそうだなぁと思いまして。
>>5
レミリアがあっさり負けを認めればすぐに終わっていたでしょうね。
>>6
退治がどのくらいのものなのかがよく分からないんですよね、実際。殺してしまうとして書きましたが。
>>7
ミス指摘ありがとうございます。亡骸は……レミリアに聞いてください^^;
>>8
レミリアのDOGEZA……見物ですね。
>>9
吸血鬼のプライドがDOGEZAを許しません。
>>10
心が体を動かすと言った考え方ですね。それも一理ありますね。
>>11
それでもよいと思います。
>>12
力の差が歴然としすぎていて結果が変えられなかったイメージでした。
>>13
も、妄想落ち……恐ろしいですね。
>>14
レミリアとれみりゃの違いが分からないです^^;
pnp
- 作品情報
- 作品集:
- 17
- 投稿日時:
- 2010/06/16 00:52:54
- 更新日時:
- 2010/06/21 16:36:06
- 分類
- レミリア
- 霊夢
- 咲夜さん
- グロ
しかし、「無暗に殺しをしたくはないわ」って、
言ってることとやってることが無茶苦茶だな。
霊夢もソレを察してぶち殺したと。
レミリアがねばらなけりゃ良かったんじゃねーの?
弾幕ごっこで負けても引き下がらなければ退治、ってのは当たり前だろーに。
あと、さっきゅんの亡骸を引き取ってもいいですか?
「負ける運命を見たから」負ける運命になるんじゃないの?
無意識に「どうせ負ける運命」と思うから。
だから負ける運命は「負ける運命を見たこと」まで予測されて負ける運命なのかなと思う。
何言ってんだ俺
ということでいいのか?
つまり、おぜうは勝ち負けでは無くどう負けるかという負け方しか選べなかったと。
運命を見るっていうか、レミリアが勝手に妄想してるだけのようにも見えるから困る
いや、レミリアじゃなくてれみりゃが
レミリアはこんなもんでちょうどよい。