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『宵闇の妖怪』 作者: 只のバロス男
「ハァッ、ハァッ」
男は走っていた。森の中をひたすら走っていた。
木の枝を引っかけたのか、男は傷だらけだった。体中に切り傷があった。
だが、男はそんなことは気にしなかった。
否、気にする余裕が無かった。
男は、木の根っこに足を取られて転んだ。
その時、男の後ろから声が聞こえた。
「お兄さん足速いねー」
暗闇から現れたその少女は、とても笑顔だった。
しかし、男は怯えていた。その理由は、
少女がいきなりこちらに尋常じゃない程の殺気を飛ばしてきたからである。
男は、また立ち上がろうとした。
しかし、その上に少女が覆い被さってきた。
いわゆるマウントポジションである。
男は必死でその少女をどかそうとした。
しかし、見た目はイメージと違えど、相手は妖怪である。
力比べで勝てるわけがない。
「ねぇ、なんで逃げるの?」
少女は男にそんなことを聞いてきた。
「お前が怖いからだ!!」
男は、精一杯の勇気を振り絞ってそう答えた。
そうでもしなければ精神が恐怖に押し潰されそうだったからだ。
「そーなのかー」
少女は暢気な声でそう答えた。
そして、少女はまた男に質問をしてきた。
「ねぇ、あなたは食べても良い人間?」
しかし、少女は返答を待たずに男の左腕を根元からもぎ取った。
「ああああああああああがあああああああああ!!!!!」
男はその痛みに耐えきれずに絶叫した。
しかし、少女は嬉しそうに男の左腕にかぶりついていた。
そして、男にこう言った。
「安心して♪あなたの肉はゆっくり味わって食べるから♪」
そして、少女はまた左腕にかぶりついた。
男は、もう駄目だ...と諦めて空を見た。
感覚が麻痺してしまったのか、痛みは感じなかった。
星が煌めく綺麗な夜空だった。
そして、星の光が黒い闇に覆われた時
男の意識は、プツリと途絶えた。
終
たまに「クレイモア(地雷)」と呼ばれる只のバロス男です。
相変わらず低クオリティwww
「仮面ライダー」の曲を聴いていたら思いついた話ですwww
文字が小さすぎて殆ど見えないwwwww
ちなみに、クレイモアと呼ばれる理由は、
只
↑
コレ。これがクレイモアに形が似ているので、
そう呼ばれていますorz
楽しんでいただけたら嬉しいです。
只のバロス男
- 作品情報
- 作品集:
- 18
- 投稿日時:
- 2010/07/21 12:41:23
- 更新日時:
- 2010/07/26 00:29:15
- 分類
- ルーミア
- オリキャラ
- 低クオリティなのだー