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『夏の夜の「スカ」ーレット』 作者: ぐう
猛暑が続く夏の日中も、日が暮れて夜になれば涼しくなる。
その日の夜は、爽やかな風が吹いて過ごしやすい気候だった。
ここは紅魔館。悪魔が住む館と恐れられ、興味本位でも立ち寄る者はまずいなかった。
そして夜の闇は、まさしく悪魔たちが動くのに相応しい時刻である。
「きゃああああああああああああああああああああ!」
館から響く少女の悲鳴。
今宵もまた、かよわき乙女がこの館に住む吸血鬼の犠牲になったのだろうか。
しかし、その悲鳴の主は意外だった。
「フラン、そんなに怖がらなくても大丈夫だから出てきなさい」
「吸血鬼が怪談怖がってどうするのよ」
「だって・・・だってぇ・・・」
ガタガタと震えながらカーテンに身をくるませているフランと、彼女をなだめるレミリアとパチュリー。
先程の少女の悲鳴は他ならぬフランが発したものだった。
彼女は姉のレミリア同様吸血鬼で、時としては姉すら凌駕する凄まじい能力を持っている。
だが一体全体どうしたものなのか、彼女は怪談や怪奇関連の怖いものが怯える程大の苦手だった。
常人ならむしろ彼女の強さに怯えるだろうに。
「お姉さまやパチェは怖くないの?」
「全然。こんなので怖がってたら幼きカリスマの名が廃るわ」
「むしろあなたの能力のほうが怖いわよ。それに比べたらこの程度の話、どうってこともないし」
「私はすごく怖いよぉ・・・」
ガタガタと震えたまま、一向にカーテンから出てこないフラン。
パチュリーは窓の外にうなずくと、フランに声をかけた。
「あっ、フランの後ろに!」
「えっ? なにな・・・」
フランは反射的に、言われる通り窓のほうを向いた。
窓の外には、骸骨が窓ガラスをガシガシと引っ掻いており、フランは思考が一瞬にして止まった。
そして・・・
「き、き・・・ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
さっきとは比べ物にならない悲鳴が館中に響き、下手すればこれだけで館を破壊しかねない程だった。
フランは尻餅をついて涙を流しだした。
それに対して盛大に笑いこけるレミリアとパチュリー。
『あっはははははははは!』
「ふ、ふぇ? お姉さまもパチェもどうしたの?」
「はははは・・・あー面白い。フランったら驚きすぎよもう」
「まさかこんな簡単に引っかかるなんてふふふ・・・外をよく見てみなさい」
パチュリーの言うように外を見てみると、骸骨のお面を外して手を振っている美鈴が立っていた。
さっきパチュリーがうなずいたのは、窓の外にいる美鈴に合図を送ったためである。
「もうっ、みんなしてひどいよぉ!」
フランは目に涙を浮かべながらプンスカと怒った。
もちろんその怒った顔がまたかわいいのは言うまでもないだろう。
それから夜は更けて、館のみんなは既に眠りについていた。
しかし、ただ一人フランだけは眠りにつくことができなかった。
「パチェがあんな怖い話するから、怖くて寝れないじゃない・・・」
さっきから何度も布団を被り直したり、目を閉じたりとしているが、一向に眠りにつけそうな気がしない様子。
その時、フランは身体をブルッと振るわせた。そして下にじわじわとくるこの感覚・・・
「うっ・・・おしっこ行きたくなってきたぁ・・・」
考えてみればあの後怒って部屋に戻ったきり、部屋の外には出ていない。
当然トイレにも行ってないままだった。
「真っ暗で怖いけど、お漏らししちゃうのは嫌だから行こっと」
フランは壁に手を伝いながら、部屋を後にした。
夜中の紅魔館はまさしく悪魔の城そのもので、どこから何か出てきてもおかしくはない。
窓から月明かりが照らす明かりを頼りに、フランは廊下を歩いてゆく。
「あの像、なんだか目が光って怖い・・・」
怪しげな魔物の像。像の目が月明かり当たって光り、まるで突然動き出しそうな雰囲気を醸し出している。
フランは忍び足で、像の前をゆっくりと歩いていった。
ガシャーン!
「ひっ!?」
フランが像の前を通り過ぎた直後、突然何かが落ちるような音がした。
びくびくしながら振り向くと、像の頭が外れて足もとに転がっていた。それはあたかもフランをわざと驚かすかのように。
「もう、びっくりさせないでよ・・・ちびっちゃうかと思った。・・・あ、やばいやばいやばい・・・漏れそう・・・」
なんとかちびりそうなのを堪えたフラン。しかし、今のが彼女の膀胱を刺激し、尿意を強めてしまった。
このままではそう長くは持ちはせず、決壊は時間の問題だろう。
フランは赤いスカートを押さえながら、トイレまでの歩を早めた。
「あった、おトイレ・・・」
トイレまではもう目と鼻の先。後はトイレに入って用を足せば我慢ともおさらばとなる。
フランは前を両手で押さえたまま駆け足でトイレに向かった。
「きゃっ!」
「いたっ!」
しかし、突然誰かがトイレから出てきて、フランと正面衝突してしまった。
フランもその相手も衝撃に耐えられず、後ろに倒れ尻餅をついた。
「いったぁー・・・」
じゅわっ
「あっ!」
フランは尻餅をついた拍子に両足をM字に開いた姿勢となっていた。
白い下着が丸見えとなり、そこに黄色い水が僅かに滲み出てきた。
そして、その水は滲むだけでは止まらず・・・
しょわわっ、しゃああああああ・・・
「あああ・・・漏れちゃったぁ・・・」
もはや立ち上がる余裕さえもなく、フランはおしっこをそのまま漏らすハメになった。
一帯に黄色い水たまりが広がり、冷たい感触がお尻と赤いスカートを濡らしてゆく。
「ちょっ、ちょっとフラン! 何こんなとこでおしっこしてるのよ!」
「だって・・・だってぇ・・・ぐすっ」
ぶつかった相手は姉のレミリアだった。しかし、何を言われようとももうおしっこを止めることができない。
こうなってはただおしっこを全て出すしか術はなかった。
「ほら、手を持ってあげるから立ちなさい」
「ま、待ってお姉さま・・・んん・・・」
ブッ、ミチミチニチュチュチュ・・・
「ちょっとフラン!?」
それは予想だにしていなかったことだった。フランは立ち上がろうともせず、突然下着のまま便を排泄しはじめた。
それも自然に出てるのではなく、自ら息んで出しているのだった。
ブブプッ、ブリュブリュミチミチミチチ・・・
「んうっ・・・な、何だかおしっこ全部出したら、うんちもしたくなっちゃって・・・」
「したくなっちゃったってあなた、こんなところで出すことないでしょ!?」
「だめ、もう止まらないよぉ・・・」
小さな白の下着に便を出し続けるフラン。自分でもどうしてこんなことをしたのかわからない。
小柄な身体に似合わず、フランの便は量が多く下着の横からはみ出るほどだった。
ブブッ、ブッブップススッ
「んはっ、はぁぁぁ・・・」
おなら混じりの残りの便の排泄を終えると、フランは満足そうにため息を吐いた。
そこに羞恥の表情はなく、ただ排泄による快感だけが彼女を包んでいた。
この後呆れた顔をしたレミリアに、後片付けを手伝ってもらったのは言うまでもない。
今回はスカ娘以来のフランちゃんです。
レミィも書こうと思ったのですが、カリスマのある彼女はどうも難しいのでフランちゃんのみで。
個人的にフランちゃんはお漏らしがとても似合う子だと思います。おしっこ→うんうんのコンボが特に合いそう。
怒っても笑っても漏らしてもフランちゃんはかわいいです本当に。ロリコンでごめんなさいw
フ ラ ン ち ゃ ん ウ フ フ
ぐう
作品情報
作品集:
19
投稿日時:
2010/07/24 04:22:38
更新日時:
2010/07/25 11:49:22
分類
フランドール・スカーレット
スカトロ
お漏らし
フランちゃんウフフ
○ そこに羞恥の表情はなく
自然にではなく、自ら進んでという所に何か引っかかりますなぁ
もしかしてフランちゃんは姉に見せたかったのではないのか?
そしてそのまま一緒にしたかったのではないのか?
ふとそんな妄想を思いついた
おお、これまた見事なレヴァンテ(ry
>名無し(2)さん
フランちゃん年齢は相当だけど身体が子供だからだもんね。
仕方ないね。
>名無し(3)さん
フランちゃんの漏らしたてレモンティーいかがっすかー。
おや、誰か来たようだ。
>名無し(4)さん
たった今夜雀がそちらに向かいましたので、鳥目にされないようご注意をw
>名無し(5)さん
見せたかったかどうかはともかく「おしっこ漏らしちゃったしもう出しちゃっていいや」という気持ちだったでしょう。
もし見せたかったのだとしたら、ウフフ・・・
誤字報告ありがとうございました。