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『雨上がりに呻く女神たち』 作者: ぐう
※今回は作品集17「信仰は儚き結末の為に」の続編です。
ザアァァァァァァァァ・・・・・
あれから再び厚い雲が空を覆い、一度上がったはずの雨が降り出した。
雨降りのどんよりとした空は、守矢神社さえも重苦しい空気で包んだ。
「ねぇ、早苗どうだった?」
「ダメね、まだ部屋の中で泣いてるわ。私が声を掛けても『諏訪子様、ごめんなさい』の一点張り」
「そう・・・」
顔を横に振って諏訪子は答えた。
買い物の帰りの途中、アイスと通り雨によって早苗はお腹を壊し、漏らしてしまった。
神社に戻ってきた二人が見たのは、全身びしょびしょに、特にスカートを茶色に濡らしている彼女の姿だった。
風呂場で身体を洗ったのを最後に、それから早苗は部屋にこもったきりで出てこなかった。
時々諏訪子が様子を見たり声を掛けたりするが、早苗が出てきそうな様子は見られない。
致してしまったのがよほどのショックなのだろう。
「今度は私がちょっと行ってくる」
「今はもうやめといたほうがいいって、私が何言っても無駄だったんだから」
「そりゃあそうなのは私だって承知さ。でも私だって以前致したことがあるんだから、同じ境遇を味わった身としては放っておけないんだよ」
「んー、そこまで言うんだったら行ってきたらいいんじゃない?」
神奈子は廊下に出て、早苗の部屋に向かった。
そして障子を軽くノックし、障子越しに早苗に呼びかけた。
「早苗、私だよ」
「神奈子様・・・私は現人神であり、信仰を広める巫女でありながら、とんでもないことを・・・ぐすっ」
「もういいさ、私だって正月の時致したことがあるから辛いのはわかる。だからあんたを責めるつもりはないよ」
「でも、私・・・」
部屋の中の早苗は涙声で答えた。まだ二人に対して『申し訳ない』という気持ちがあるのが返答から伺える。
「今は気が済むまで泣いて、そして泣き終わったら私たちのところへおいで。私も諏訪子も早苗が元気になるのを待ってるから」
「はい・・・うっうっうっ・・・」
神奈子の励ましに、早苗は再び泣き出した。優しさに胸が締め付けられたからだろう。
早苗が元気になってくれることを願って、その場を後にした。
神奈子が部屋に戻ると、諏訪子が様子を問いかけた。
「ねぇ、どうだった?」
「私は言えるだけのことは言ったから、後は早苗が元気を取り戻してくれるのを待つしかないよ」
降り続ける雨が、三人の沈黙の時を物語った。
そして雨が上がり、辺りは夕焼けが輝く時間となった。早苗はどうしているのかわからないが、まだ部屋から出てこない様子。
仕方なく二人は、夕食の準備に取り掛かることにした。
「諏訪子、そこに魚入ってない?」
「ちょっと待って・・・えーと、丁度三尾入ってるよ」
「じゃあ私が魚焼くから、あんたは味噌汁作って」
二人は分担して、夕食を作りはじめた。普段は早苗も一緒に手伝っているのだが、今は状況が状況のため仕方なかった。
神といえど料理は割とお手のものの二人、料理はいい出来栄えに仕上がってゆく。
夕方の守矢神社の台所は、魚と味噌汁のいい匂いに包まれた。
「わぁ、おいしそうな匂い」
そこへ今まで落ち込んでた早苗がやってきた。二人に励まされ、ようやく元気を取り戻せたようだ。
早苗の鼻に台所からのおいしそうな匂いが伝わってくる。
「あら早苗、その様子だともう元気になったようね」
「はい、いつまでも落ち込んでいても何にもなりませんし。ごめんなさい、心配かけて」
「いいよいいよ、もう少しでできるから待ってて」
「はい」
二人の作る料理を楽しみに、早苗はちゃぶ台の前に座って待った。
そしてちゃぶ台を囲んで、三人は座った。
それぞれの前にはご飯、味噌汁、焼き魚、そして酒の入ったコップが置かれてある。
「神奈子様、諏訪子さま、今日は本当にごめんなさい」
「もういいって早苗、過ぎたことは忘れてしまいなさい」
「そうそう、神奈子の漏らした量のほうが凄かったんだから」
「諏訪子!」
ムッとした顔で諏訪子を睨む神奈子とそれを見てくすりと笑う早苗。
これが本当の「蛇に睨まれた蛙」と言うにふさわしいだろう。
「あ・・・、ごめんなさい、私トイレに行ってきますので、先にお二人が召し上がってください」
早苗はお腹を軽く押さえながら立ち上がり、部屋を出た。
「じゃあ、先に私たちがいただこうかね」
「うん」
早苗の言葉に甘えて、神奈子と諏訪子は先に夕食に箸をつけた。
部屋の外からは虫たちが鳴く声が、中からは味噌汁をすする音が一種のメロディのように聞こえてくる。
ジャアァァァァァァ・・・
「ふぅ、すっきりした・・・」
部屋を出てから5分後、お腹を押さえてトイレから出てきた早苗。
またしてもお腹が痛くなったようだが、さすがにそう何度も漏らす訳にはいかなかった。
虫たちが奏でる風流な音色を聞きながら、早苗は居間へと戻った。
だがそこで彼女が見たものは・・・
「くっふ・・・く・・・」
「うーん、お腹がぁ・・・」
早苗の目に映ったのは、テーブルに伏せている神奈子とお腹を押さえて身を丸めている諏訪子。
二人とも苦しそうに呻き、表情も険しかった。
「お二人とも、どうされたのですか!?」
「な、何だか知らないが食べてたら急に・・・」
「お腹痛い・・・ぎゅるぎゅるいってるよぉ・・・」
「まさか・・・」
早苗は二人が食べかけていた魚と味噌汁に鼻をやってみたが、別に変な匂いはしなかった。
それもそのはず。魚や味噌汁が悪いのではなく、実は早苗が買ってきた大根と葱が問題だった。
あの時早苗は買い物籠ををお腹に抱えて濡れないようにしていたのだが、雨の勢いが強くどうしても濡れてしまった。
神社に戻った後も早苗は身体を洗い、二人は汚れた服の洗濯などにあたっていたため、誰も濡れたままの野菜に手をつけなかった。
夕食の準備になってようやく二人が手をつけたのだが、時遅く既に少し傷んでしまっていた。
そして何より傷んでいたにも関わらず、見た目や匂い、味にほとんど変化を与えなかったので気づくことができない。
その結果、傷んだ大根おろしと味噌汁の葱が二人のお腹に入ってしまった、という訳である。
もしあの時早苗が買ってきたものに早く手をつけていれば・・・
ぐるぐっ、ぐりりりぃう・・・
ごっごろろろ・・・
「や、やばい・・・この感じはあの時と同じ・・・」
「ああぁぁ・・・痛い、トイレ行きたいけどお腹痛い・・・早苗、助けて」
二人のお腹から響く腸が活発に動く音。さっき自分も味わったあの苦しく、締め付けられるような痛い感覚。
それを今、目の前の二人がしっかりと味わっていた。
いくら神といえど身体の作りは人間同様。生理現象がある以上お腹を壊すことは当たり前である。
苦しむ二人に、早苗はどうすればいいのかわからず焦るしかなかった。
と、その時だった。
「もう出る! あうぅぅーっ!」
ビチチィッ!
「諏訪子様!?」
横になったままうずくまっていた諏訪子が苦しそうな声を出し、その直後に下劣な音を発射した。
それは同時に、うずくまったことにより見える下着に茶色の汚点をつけた。
ビチュチッ!ブビュルルブッ!ブビビチビィッ!
ブブリ、ブチュブバブブブッ!
「お尻気持ち悪いしお腹も痛い・・・うんち止まらないよぉ・・・えぐっ」
諏訪子は身動きがとれず、そのまま排泄に抗うしかなかった。下着の横を茶色の下痢便が流れ、スカートにまで浸透してゆく。
そのまま止まらない下痢便は、畳にまで流れて腐敗臭を漂らせた。
ブビッ!ブッブチブリリ・・・
「うっ・・・私も、もう漏れ・・・」
「神奈子様!?」
今度は別方向から音が聞こえた。神奈子はなんとか立ち上がるが、我慢の限界だった。
立ち上がった神奈子の足元にボトッと軟便が落ちた。
ブリュリュッ、ブビブビビビ、ビチビチ・・・
「はぅぅ・・・ぅあっ、ああぁ・・・」
途切れ途切れに聞こえる排泄音と、神奈子の必死そうな表情。
神奈子は必死に肛門を閉じようとするが、一度出てしまった便はどうしようとも止まる訳がない。
諏訪子ほど水状ではないが、緩い便が下着を汚してゆき、足元にぼたぼたと落ちる。
「・・・・・・」
夕食で暖かい雰囲気だった部屋は一転して便臭のする悪夢の空間へと変わってしまった。
昼間は早苗の、そして今は二柱そろってのまさかの失禁・・・
早苗はどうすればいいのかわからず、何も言えずに立ち尽くしていた。
>次のターゲットは守矢二柱と見た。
「信仰は儚き結末の為に」でこうコメントがあり、ターゲットにしてみました。
という訳で今回は久々の神奈子様と初のケロちゃんです。ケロちゃんは身体が小さいのであまり我慢とかできなさそうw
個人的にケロちゃんは下痢、神奈子様は軟らかめ〜硬めのイメージです。
神様だってお腹は壊すだろうし、下手すりゃお漏らしだってすると思います。
などど言ってると天罰が下りそうで怖いですw
50人抜きまであと2人・・・
ぐう
- 作品情報
- 作品集:
- 19
- 投稿日時:
- 2010/08/03 06:34:51
- 更新日時:
- 2010/08/03 15:34:51
- 分類
- 八坂神奈子
- 洩矢諏訪子
- スカトロ
- お漏らし
い、いつの間に……
まさにいつの間にだよw
次はまだ決まってないですが、50人目はあの方です・・・
>名無し(2)さん
いつの間にここまできました。無意識ではないですよw