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『己が身に下された裁判』 作者: ぐう
ここは三途の川を渡った先にある裁判所。その生涯を終えた者たちが生前の罪を裁かれる場所である。
普段は死者の魂が行き来する場所である故か、少々寒気さえ感じられた。
今日もまた、罪を裁かれに魂たちが裁判所へと導かれる。
そしてたった今、ある人間の魂の裁判が始まったところだった。
裁判長である閻魔、四季映姫の厳しい声が響きはじめた。
「あなたは少し性癖が酷すぎる! それによる妄想でどれだけの少女を恥ずかしい目にあわせてきたのか、わかっているのですか!?」
「た、確かに俺の性癖がアレなのは事実だけど・・・あくまで妄想で本当にやらかした訳じゃないんだからさ・・・」
「問答無用です! 私も彼女たちと同じ女として、断じてあなたのその性癖を許す訳にはいきません!」
「そりゃねえだろ、とほほ・・・」
結局この審議で魂に下された結果は、言うまでもなく「黒」だった。
判決が出てしまうともはやそこまで。魂は近くにいた死神にどこかへ連れて行かれてしまった。
映姫の前では、どんなに些細な弁明さえも許されない。嘘をつくなどもはや論外である。
他の者と干渉しない特殊な波長が、弁明によって心が流されるのを防いでいるからである。
彼女にとっては判決を下す「閻魔」という立場上とても便利なのだが、他の者からすれば話を聞いてもらえないという点で、厄介なことこの上なかった。
その後も、映姫の厳しい裁判が続けられた。
「あなたはその考え方が悪すぎる。ろくに働きもせずぐうたらな生活ばかりし、楽して儲けようなどという甘い考え方がこんな結果を招くのです!」
「あなたは逃げ腰で根性が無さすぎる。嫌なことから逃げ続けることで誰かが助けてくれるとでも思っているのですか? そんなどこまでも弱い人など誰も見向きもしません!」
「あなたは本当に自分勝手すぎる。相手の気持ちを考えず自分本位のやり方の数々、怒らないほうがおかしいに決まってます! それは皆に蔑まれて当然です!」
いずれの魂たちに下された結果は、もちろん全員「黒」だった。
しかし、一人で何人何十人の魂を一人ずつ裁いていくのは当然楽ではなかった。
それだけ体力も精神力も消費し、疲れが溜まってくる。どこかでやはり休憩が必要になる。
「ふぅ、それにしても生前の行いがなってない魂が多くていけませんね」
審議をひとまず終えての休憩の時間、映姫が唯一心を休めることのできる時間だった。
だが昼食を食べながらも出るのは仕事関連の話。幻想郷で一、二を争う生真面目さ、それについていける者は滅多にいないだろう。
「また明日にでも幻想郷を回ってみますか。皆が善き方向に行けるよう、しっかり指導していかなければ」
普段も幻想郷でありとあらゆる者たちに説教をする映姫。当然皆から煙たがられてしまうが、他者の影響を受けない彼女には何の問題もなかった。
明日もまた、幻想郷は映姫の説教で溢れるのだろうか。
「さてと、トイレに行っておきましょうか。午後の審議がもう少しで始まりますし」
尿意を感じ、映姫は椅子から立ち上がってトイレに向かった。
今言っておかなければ、実質仕事が終わるまではもう行くことができないからである。
早速トイレに向かう映姫。しかし、そこで彼女が見たものは・・・
「な・・・これは一体どういうことですか? 私は何も聞いてないですよ」
唖然としてトイレの前で立ち尽くす映姫。
トイレの全ての扉の前に貼り紙が貼ってあり、そこにはこう書いてあった。
『現在女子トイレ内に異物が詰まっています。除去が完了するまで女子トイレの使用を禁止します』
立ち尽くす映姫の後ろから、小町が貼り紙を見て口を開いた。
「あらららら、みんなが言ってたから来てみたけど、本当に詰まってるとはねぇ。おや、四季様も拝みに来たんですか?」
「小町、これは本当ですか?」
「ええ、誰が何やらかしたのかは知らないですが、今水流したら逆流して便器から溢れてしまいますよ。あたいはついさっきトイレに行ってて正解でした」
「そんな・・・これでは仕事が終わるまで我慢を・・・」
「ほぇ? もしかして四季様、用足しに来たんですか?」
女の子が堂々と言うべきものではないが、小町の言うとおり用を足しに来た映姫。
だがトイレ使用不可能という予想外の展開になり、一転厳しい現実を突きつけられることになってしまった。
ここから映姫にとって、我慢という地獄の裁判が始まった。
「うう・・・くううう・・・」
下のほうに迫りくるものを堪える映姫。
膀胱をじわじわと刺激するそれは、彼女の理性を少しずつ崩してゆく。
(お・・・おしっこしたい・・・)
次第に強くなる尿意が強くなり、映姫は足をくねらせたりスカートを押さえたりして尿意を紛らわそうとした。
そうでもしなければすぐに漏れてしまいかねなかった。
「あ、あなたは・・・少々・・・」
だが、いかなるときも真面目な映姫は、そのまま我慢を貫き通し、仕事に専念することにした。
彼女としては、途中で仕事を投げ出すなどはプライドが決して許さなかった。
しかし尿意を我慢しながら故なのか、先ほどのような威厳ある声ではなく、あがり症のような震える声だった。
ぐるるっ、きゅううぎゅっ
「うっ!?」
尿意だけでさえ辛いのに悪いことは重なるもの。排泄欲求の我慢が別の排泄欲求、便意を招くはめになった。
更にこの裁判所は先日新しくクーラーを取り入れた。本来は死神たちが快適に仕事ができるよう映姫自らが取り入れたのだ。
だが、部下を思うその優しい心遣いが今は映姫自身を苦しめることになろうとは・・・
ぎゅぎゅっ、ぐうううう!
「くっふ!くうううぁぁぁ・・・」
まるで針か何かでつつかれたような痛みがお腹にじわじわと走り、強い尿意がいつ放尿してもいいように膀胱を刺激した。
映姫はバレてないつもりでいるのだが、椅子に座っているとはいえ、苦しそうな顔をしながらスカートやお腹を押さえたりすれば、誰でも感づくものである。
このままでは仕事終了まではおろか、1分さえも我慢できるかどうかわからない。
映姫は意を決して立ち上がった。
「こ、この裁判・・・一時中断とします!」
映姫はそう大きな声で皆に伝えると、走ってその場を後にした。
本来なら仕事の放棄など決して彼女のプライドが許さないのだが、我慢の限界にはさすがに敵うものではなかった。
「はぁ・・・はぁ・・・」
トイレに行きたい。ただその一心で廊下を走る映姫。
しかし、疲れと強い尿意に遮られ、その足をついに止めてしまう。
「あっ・・・も、もう・・・」
止まった直後、映姫は膀胱と肛門に強い圧迫感がくるのを感じた。それはもう全力を注いだとしても敵わない位のものだった。
映姫はついに観念し、身体をプルプルと震えさせ・・・・・
ピチョン、ピチャピチャビチャバチャバチャチャチャ・・・
「ふあっ! だ、だめ・・・止まってください・・・」
映姫のスカートがじわじわと濡れていき、やがて足元に黄色い水が水道のように流れ出した。
両手でスカートを押さえておしっこが流れるのを食い止めようとする映姫だが、止められるどころかかえっておしっこで手が濡れてしまうだけだった。
ミチチッ、ブリブブブリブピュブブブゥ・・・
「あぁぁ・・・え・・・閻魔ともあろう私が、おしっことうんちを・・・」
おしっこの流れる勢いが次第に弱まると、今度は自然に肛門が開いてゆく。
スカートに隠れている下着には、茶色の便の塊がボールのように丸く膨らんでゆく。
できることなら認めたくはなかった。閻魔である自分がお漏らしを、ましてやどちらも出してしまうなど・・・
ボリリッブリュブピビビブバブアブッ、ブリリリ・・・
「あの時の小町も、きっと私と同じように・・・」
下着に便を出し続ける映姫の脳裏に浮かんだのは、今の自分と同じようにお漏らしをしてしまった小町の姿。
あの時早く許してあげていれば、小町も惨めな思いをしなくても済んだはず・・・
自分が同じ立場に立って、はじめて彼女の辛さがわかった映姫だった。
「小町・・・あの時はごめんなさい・・・ううっ・・・」
足元におしっこを、下着に大量の便をぶちまけたまま、映姫は泣き出した。
その後ろにいる、大きな鎌を持った背の高い人影の存在に気づかずに・・・
今回は映姫様です。性格が非常に真面目すぎる為、扱いにはかなり苦労しました。
でもその分お漏らしでのポイントは大きいと思います。強いキャラや高貴なキャラのお漏らしってたまりません。
次回はついに50人目のうんうんお漏らし。あの方にそろそろ出てきてもらうとします。
ぐう
- 作品情報
- 作品集:
- 19
- 投稿日時:
- 2010/08/08 05:22:09
- 更新日時:
- 2010/08/08 14:22:09
- 分類
- 四季映姫
- スカトロ
- お漏らし
今後の映姫様が気になりますねえ。
バレないように直接的な表現は避けたつもりですが、やっぱ気づかれましたかw
>名無し(2)さん
あながち嘘ではなく、本当に裁かれそうな気がするので怖いです。
>ウナルさん
致した映姫様をここからどう動かすか、これがまた難しいところです。