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『わ☆た☆つ☆き☆の☆よ☆り☆げ☆ざ☆い』 作者: ぐう
お互いを思う絆が確かなものとして認められ、永遠の愛を誓った綿月姉妹。
しかし、それでも尚二人の物語は終わらなかった。
むしろ永遠の愛を誓ってからこそ、二人の物語は始まるのだった・・・
「依姫、紅茶が入ったわよ」
「ありがとうございます」
ある日の月の都、この日も玉兎たちがだらけるほど月は平和だった。
しかし、そんな平和だからこそいつ何が起こるのかわからない。どんな事態にも対処できるよう、依姫は玉兎たちに厳しい稽古をつけていた。
平和故に以前のようにだらけている玉兎たちが増えているため、依姫の稽古の内容もより厳しいものとなるばかりである。
そして今、その稽古の合間の休憩時間となり、依姫は豊姫が入れた紅茶を口にすすった。
「どうかしら、玉兎たちは?」
「最近はだらしない者が増えてきています。まだあの時のほうがよっぽどしっかりしてたのに」
「でも厳しすぎも駄目よ。ほどほどにいかなきゃ玉兎たちも参るんじゃない?」
「ちょっときついのに耐えられる位が丁度いいんです。それにしてもこの紅茶おいしいですね」
「うふふ、私だって毎日ただだらけている訳じゃないんだから」
笑顔で平和なひとときを過ごす二人。二人の手の甲には月のようなあざ『絆の証』が刻まれていた。
あの試練を乗り越えてから、二人はより親密な関係を築いている。
「さてと、そろそろ休憩終了の時間だわ。ではお姉さま、行ってきます」
「ええ、無理はしないでね」
紅茶を飲み終えると、依姫は席を立ってその場を後にした。
依姫を手を振って見送った後、豊姫は小声でつぶやいた。
「耐えられる位が丁度いい・・・ねぇ」
「そこ! ペースが遅れてるわ!」
「ぜーはーぜーはー・・・」
「はぁはぁ・・・」
次の稽古は特定の位置から位置までの20メートルの往復ダッシュ、欲に言うシャトルランのようなものだった。
依姫が出したのはそれの往復100セット。できないことはないが、相当身体にこたえるレベルだった。
一部の玉兎のペースが落ちると、そこへすかさず依姫の強烈な喝が飛んだ。そしてその喝は彼女たちを再び奮い立たせてゆく。
「残り10セットよ、しっかり!」
腕を組んで玉兎たちをしっかりと見張る依姫。玉兎たちも依姫の目が光っているうちは、決してサボることができないことをわかっており、辛くてもただ必死に耐え続けるしかなかった。
ダッシュが残り5セットになり、依姫がそれをコールしようとした瞬間だった。
「残り5セッ」
ぎゅるっ
「うっ!?」
突然お腹がうねり、依姫のコールの声も急にトーンがずれてしまった。玉兎たちが依姫のほうを見ると、依姫が膝をついて苦しそうな顔をしていた。
それを見て玉兎たちは依姫の周りに集まった。形はどうであれ、圧倒的強さを誇る依姫が弱みを見せる姿を見たことがない者が多いため、何事か気になったからであろう。
「依姫様、どうしたんですか!?」
「具合でも悪いんですか?」
心配そうに声を掛ける玉兎たち。依姫は身体をプルプルと震えさせながら立ち上がった。
「だ・・・大丈夫よ。それよりあなたたちはあと5セット・・・頑張りなさい・・・」
「は、はい!」
声は弱々しいが、その目は普段と変わらない。それが何を意味するか玉兎たちはとっさに理解し、再びダッシュを再開した。
ぐりゅっ、ぎゅりりりぅ・・・
「くうっ・・・うう・・・」
依姫はお腹を摩りながら、玉兎たちの稽古の監視を続けた。
「あ、後はいつもの打ち合いを各自やっておくこと・・・。私が席を外すからってサボっては駄目ですよ・・・」
その後、依姫は自習練の内容を玉兎たちに告げると、よろよろと歩いてその場を後にした。
普段と違う依姫の様子に、玉兎たちはただ呆然と後ろ姿を見つめていた。
ぐっ、ぎゅうううごりゅう・・・
「く・・・まさかさっきの紅茶の中に下剤が・・・」
「あら、もう気づいたのかしら」
「お、お姉さま・・・うあっ!」
中庭をよろよろと歩く依姫の後ろから、豊姫が声をかけた。
そして依姫が振り向いた瞬間、豊姫は彼女のお腹に手を当てた。
「くぁぁ・・・お、お姉さま、だめで・・・」
「うふふ、何がだめなのかしら? お腹がごろごろいってるのがだめなの?」
「ち・・・ちが・・・もう・・・」
笑顔で依姫のお腹を撫でながら、豊姫は続けた。
依姫は強くなる陣痛に耐えながら、苦しそうな声を出した。
「依姫、玉兎たちに厳しい稽古をつけるのはいいことだと思うわ。いつまた月に異変が起こるのかわからないものね」
「あくっ! ふうぅ・・・ううっ!」
「でもね、その為にはあなたがちゃんとした模範を示さなければいけないと思うの。ただ彼女たちを監視し全体を指導するだけでなく、実際に自分がそれをできる手本を見せたり、個人個人に適切に指導する姿勢を見せなきゃ」
「お姉さま・・・ああ、あ・・・」
「それに厳しく指導するのも大事だけど、優しく接するのも大事なことよ。私といつも愛しあっているのと同じように、ね」
最後の「ね」の部分で、豊姫は依姫のお腹をぎゅっと握った。
依姫の身体はびくんと痙攣すると同時に、括約筋も同時に緩んでしまい・・・
ブビッ、ブブブッブリュリュリュ・・・
「あ、ダメ・・・こんなところで・・・」
「うふふ、依姫ったら我慢できなかったの? いけない子ね」
昼間の中庭、下手すると誰かに見られかねない場所。そこに響く排泄音。
依姫は両膝を地面についたまま、足元に便をぼとぼとと落とした。
ブリブリリ・・・ムリュムリュブピピ・・・
「でももう少し我慢ができるようにならなきゃ、玉兎たちに笑われるわよ」
「た・・・確かにちょっと考えることありますし・・・お姉さまの言うことも正しいです・・・。でもだからって下剤入れるなんてひどいです・・・ぐすっ」
「あらあら、ぐずらなくてもいいのに。でもちょっとやりすぎたかしら」
豊姫は下剤による腹痛、それを通して指導者としてのあり方を依姫に伝えたかったのである。
形はどうであれ依姫に伝わったようだが、少々やりすぎたのは否めなかった。
ブリッ、ブポブブブリュ・・・
「おかげでまだうんちが止まらないじゃないですかぁ・・・」
「ごめんごめん、後で私が綺麗に拭いてあげるからね」
便を出しながらぐずる依姫をなだめる豊姫。
もちろん、この後自分に返ってくることなど知るはずもなく・・・
もうこのシリーズ最終回云々言うのやめました、正直ネタが出ようものならきりがないので。
という訳で綿月姉妹シリーズ復活でございます。今回は依姫のみで、次回豊姫です。
やっぱりこの姉妹にはスカあってなんぼだと思います。スカ無くしてこの姉妹は語れない(殴
ぐう
作品情報
作品集:
20
投稿日時:
2010/08/30 14:03:53
更新日時:
2010/08/30 23:03:53
分類
綿月依姫
スカトロ
お漏らし
貴殿の過去の作品も拝見させて頂きましたが、今の上達っぷりに目を見張りました。
俺も見習わなくては。
依姫可愛いなオイww
続きが気になってしまうw
もっ…もれるぅ!!
相変わらずのラブラブエロスカ振りは流石としか言いようがないですね。
さて後半戦どのようなネタで帰ってくるのか今から楽しみで仕方がない。
はじめまして。過去のシリーズも見て頂けるとは何とも嬉しい限りです。
続きは攻守逆転でああなりましたが、いかがでしょうか?
>名無し(2)さん
ちびらないようご注意をw
>名無し(3)さん
復活待ってくれてサンクスです。
相変わらずの姉妹のラブスカエロぶり、とくとご堪能あれ。