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『博麗の巫女に同じ手は通じない<前編:堕ちた巫女>』 作者: NutsIn先任曹長

博麗の巫女に同じ手は通じない<前編:堕ちた巫女>

作品集: 20 投稿日時: 2010/09/04 17:06:10 更新日時: 2010/09/05 02:06:10
紅い霧が幻想郷を覆う異変が発生し、
我等が楽園の素敵な巫女、博麗霊夢が紅い悪魔討伐に赴いた。
幻想郷では当然のことである。

あっという間に、本拠地の紅魔館を蹂躙し、
首魁、レミリア・スカーレットとの最終決戦と相成ったのである。

紅い月夜の弾幕ごっこは苛烈を極めた。
実戦一歩手前のごっこ遊び、
僅差で勝者はレミリアとなった。
霊夢はレミリアの弾幕を回避しきれなくなり、被弾、敗北宣言をしたのである。

地上に墜落寸前の状態で降り立った霊夢は、
眼前にふわりと舞い降りたレミリアの勝ち誇った笑顔を見て、
調子どころか一升瓶に乗った彼女はどんな勝利宣言をその口から垂れるのかと思い、
疲労が増したような気がした。



しかし、霊夢がレミリアと眼が合ったとき、
一瞬の恐怖を感じたと思ったら、体が動かなくなった。
レミリアは、弾幕ごっこ開始時からの肉食獣の陰惨な笑みを崩していなかった。

吸血鬼としての能力の一つである魅了を使い、霊夢の肉体の自由を奪ったのである。



これから、まるで一月は経過したような一瞬の間に、



霊夢は、レミリアに血を吸い尽くされ、

かねてからの計画通り、

レミリアの僕となったのである。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



もはやそれは、

博麗の巫女でも、

ましてや人間でもなくなっていた。



今回の計画は、レミリアが幻想郷移住時に一目ぼれした霊夢を眷族にしたいといったことから始まり、

パチュリーがわざと異変を起こし、霊夢を誘い出す計画を立てて、
咲夜が自分とレミリアと魅了で身動きできない霊夢以外の時間を止め、
レミリアが時の止まった世界で一ヶ月かけて霊夢の血を吸い尽くし、

霊夢を性欲と殺戮の化け物、堕霊夢に作り変えたのである。



背中には蝙蝠のような翼が生え、
頭には角が生え、
口からは牙が生え、
尻からは尻尾が生え、

何よりも、

股間には、

どんな種族の下半身豪傑も裸足で逃げ出すような、
そそり立つペニスが生えていた。

ちなみに、女性器はそのままなので、
いわゆる両性具有となったのだ。



いや、この程度の変化は些細なことである。

何よりも変わったのは、雰囲気。

平時は、日向ぼっこをする猫のような、
自由気ままで、誰からも好かれた彼女は、

密林に生える巨大な食肉植物のように、
貪欲で、誰も彼も引き寄せ、惑わせ、
何もかも搾り取るような、

それは、

かつて博麗霊夢と呼ばれたそれは、

まさに淫魔となったのである。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



紅魔館の大食堂。

「やったやったぁ!」
見た目よりも幼い仕草で手足をばたつかせ、
3日前に今回の計画が成功裏に終わったことを喜び、
血よりもなお紅い、即席ビンテージワインを呷っていた。

「飲みすぎよ、レミィ」
ボーリングのピン百本倒しに失敗したような酒瓶乱立のテーブルをちらりと見た後、
また手にした分厚い本を読みながらレミリアの友人兼知恵袋のパチュリー・ノーレッジは
レミリアをたしなめた。

「まだ、人間一人分も飲んでないわよ。パチェ」
少し、いや、だいぶトロンとした表情で返答したレミリアであった。

紅魔館の瀟洒なメイド長であり、レミリアの側近である唯一の人間、
十六夜咲夜は、ワインボトル1ダース入りの木箱の時を進めてビンテージワインを大量生産していた。

「でも、それ以外のものも随分がぶ飲みしたじゃないの」
言ってから自分の失言に気づいたパチュリー。

がしゃん―

読んでいた本から恐る恐るレミリアのほうを向くと、
そこには、
いなかった。

う〜っ、う〜〜〜〜〜っ

いや、いた。
レミリアは、グラスを落とした後、そのまま頭を抱えてしゃがみこんでしまったのだ。

いつの間にか、瀟洒なメイド長はすっかり怯えきったレミリアを抱きしめている。
レミリアの側近だからこそできる役得である。



泣く子も黙る紅い悪魔、レミリア・スカーレットがここまで恐怖するのには理由がある。



……もう血はこりごりだ。別なものを飲みたい。

3日前の計画終了後、そんな吸血鬼にあるまじき泣き言をレミリアは言っていた。

その言葉が耳に入った堕霊夢は、
愛しのレミリア様のために、その願いを叶えることにした。

前述のとおり、彼女には巨大なペニスが生えていた。
彼女はレミリアから賜ったこの陽根に誇りを持っていた。
童貞はレミリアに捧げようと思っていた。

そこでレミリアの発言である。

堕霊夢は、お茶の準備をしようとした咲夜を淫力で物理的に押しとどめ、
テーブルの上に乗り、
レミリアの眼前でM字開脚を行い、
「レミリア様ぁ、霊夢の始めてのおちんぽミルク、存分にお飲みください(はぁと)」
とのたまい、レミリアの眼前に蛇口どころか水道管を髣髴とさせるナニを突きつけたのだった。

レミリアは、この事態を理解するのに数秒を要した。

そして「なっ、何をしてるの!?」と見れば分かることを口に出した。

堕霊夢は主の発言で、自分が無礼なことをしたと認識した。

なので、自らレミリアの口にペニスをねじ込み、飲ませて差し上げることにした。

レミリアに抱きつき、と言うか飛びつき、と言うかタックルを行い、
両手でレミリアの頭を掴むと、
気絶して半開きになった口に己が逸物をねじ込んだ。

何しろビッグキャノンである。
見た目が幼いレミリアのお口には亀頭の先端が収まっただけである。

それでもかまわず、堕霊夢はレミリアの頭を闇雲にシェイクして、ペニスに快感をもたらさんとしている。

射精は早くもやってきた。

「あっ、あっ、あ〜〜〜〜〜〜っ、レミリア様のお口まんこで、霊夢、イッちゃいますぅ〜〜〜!!」

堕霊夢がまだ童貞だった事が幸いしたのである。

しかし、射精量は膨大であった。

ミルク満載の大型タンクローリーが事故ったのではないかと思ってしまうような量を、
レミリアの口に流し込んだのである。

「がっ、げほっ!!がはっ!!」
その大量のおちんぽミルクを流し込まれ、レミリアは眼が覚めたようである。

しかし、堕霊夢はレミリアの頭を、レミリアをはるかに上回る力で押さえ込んでいる。
「れっ、レミリア様ぁ、わらひのみるくおいひ〜れふきゃぁ?」
なお続く射精の快感に声と体と羽と尻尾を打ち震わせながら、
レミリアに自家製ドリンクの感想を聞いた。

レミリアは、白目をむいて、溺死寸前となっていた。



再び気を失ったレミリアの、今度は後ろの穴にミルクを飲ませてあげるべく、
レミリアの体をうつ伏せにして、スカートを剥ぎ取り、ドロワースをずりおろした。

しかし、レミリアのアナルはあまりにも小さい。
針の穴にパンツァーファウストを通すようなものだ。

「レミリア様のアナルぅ、可愛い」
堕霊夢はレミリアの尻をうっとりと、舌なめずりをしながら見ている。
そして、その舌で丹念に舐めほぐし始めた。

すっかり唾液でぬとぬとになったレミリアの尻を上気した顔で見た堕霊夢は、
「このままちんぽぶっこんだら、レミリア様の穴、おっぴろげになっちゃいますね」
誰もが懸念したことを口にした。

「でも、そうなったら、レミリア様のガバガバのケツ穴から垂れ流されるウンチ、
舐めてきれいにしてあげますね」

キャッ、私って本当に主思いね!

堕霊夢は、括約筋を破壊されたレミリアが垂れ流す糞を貪り食う自分の姿を想像して、
初心な少女のような反応をしていた。
どうやら、レミリアのアナルに自分の腕ほどもあるペニスをぶち込むことは決定事項のようだ。

レミリアのあまりにも小さい窄まりに、ペニスを押し当て、突入体制に入った。
「レミリア様、お尻からも霊夢のミルク飲んでくださいぃ」

レミリアの小穴に凶悪な剛直があてがわれた。

背中に白鳥のような羽を生やし、頭に光輪を浮かべ、天に召されようとしたレミリアは、
その感触で、地獄のような現実に叩き落された。

「なっ、えっ、なっ、」
またしても現実把握に時間がかかる。
うつ伏せ状態のため、食堂の絨毯しか見えないのでなおさらである。

「レミリア様のケツまんこに、私の男の子を突撃インサートしちゃいまぁす(はぁと)」
レミリアの忠実な僕である堕霊夢は、己が主の疑問を察して、情緒あふれる回答をした。

「!!!!!」
レミリアは何とか後ろを向き、ようやく事態を把握した。



恐怖。
レミリアは、
普段与える立場であるが、

今回、初めて、

与えられる立場になった。



堕霊夢は腰を後ろに下げた。
小さな城門を、巨大な破城槌で打ち破るため、
助走をつけようと言うのである。

レミリアは腰を堕霊夢に掴まれているので逃げられない!!



嫌だ。
嫌だ。嫌だ。

助けて。
助けて。助けて。

たすけてたすけてたすけて。

これは悪い夢だ。
そうに決まっている。
早く眼を覚まさなきゃ。

そう、
悪夢から目覚めたとき、
首筋に浮いたぬめった感触の汗を拭いてくれたハンカチの感触。

それと一緒に、

紅茶の香り。



「たすけてぇ〜〜〜〜〜〜!!しゃくやぁ〜〜〜〜〜!!!!」





「仰せのままに」




親愛なる主の。
心の叫びを耳にして、
帰ってきたぞ、帰ってきたぞ、

咲夜さん。



淫力による拘束を従者パワーで打ち破ると、
時を止め、
堕霊夢の背後に回り、
手に持っていた、

ティーセットを運んできたワゴンで

後頭部、正確には後頭部を中心とした背面全体に、
致命的な打撃を与えることに成功した。



時が再び動き出したとき、

悪夢は終わっていた。

堕霊夢は見事に気絶したのであった。
……咲夜は殺すつもりでやったのだが。



「しゃっ、しゃっ、しゃっ」
レミリアが紅い双眸に涙を溜めると、

「しゃくや〜〜〜〜〜〜〜!!!」
咲夜に全力で―恐怖で力が出ない状態なので、外見年齢が同じ人間の全力で―、
飛びついた。

しゃくやしゃくやと、普段のカリスマ溢れる夜の帝王はどこへ行ったやら。
そんなレミリアを、
咲夜はしっかりと抱きしめるのであった。

レミリアの尻穴バージンを守った英雄だからこそ許される役得である。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



堕霊夢を拘束した後、レミリアと咲夜は地下の大図書館に出向き、
堕霊夢の扱いについてパチュリーに対策を尋ねたところ、

「そういうことをするなと命令すればいいじゃない。レミィ、あんたの僕なんだから」

解決した。

レミリアは、
その場に崩れ落ちた。

次の日、レミリアは丸一日寝込んでしまった。

拘束された堕霊夢がレミリアの名前を延々と叫び続けていた。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



「そんなこともあったわねぇ」
ようやく復活したレミリアが遠い眼をしてつぶやいた。

「まだ3日しかたってないでしょ」
本を読みながらパチュリーが突っ込む。

堕霊夢は、レミリア達から離れたところでおとなしく立っている。
レミリアがおとなしくしている様に命令したからだ。
かまって欲しそうに、ちらちらとレミリアのほうを見ている。

咲夜は、ようやく取り戻した日常に感謝しつつ、
レミリアの前にワインボトルを並べるのだった。



しかし、これで終わりではない。
博麗の巫女を淫魔にしちまったのだ。
幻想郷に宣戦布告同然のことをしちまったのだ。

戦いは苛烈を極めるだろう。
だが、こちらだって負けるつもりは無い。
カリスマ溢れる紅い悪魔、レミリア・スカーレット。
レミリアに忠誠を誓う瀟洒な従者、十六夜咲夜。
七曜を操る知識人、パチュリー・ノーレッジ。
今回は出番が無かった、中国と妹様、小悪魔。

そして、レミリアに絶対服従の淫魔、堕霊夢。

これだけの面子で負ける理由は無い。



「霊夢だけでよかったのにねぇ」
「レミリア様ぁ、戦って殺って姦りましょうよぅ」
謙虚なレミリアに、おねだりする堕霊夢。

幻想郷征服。

いいねぇ。

堕霊夢の童貞と処女も卒業させてあげないとねぇ。

横にたたずむ堕霊夢を見る。







「れい、む?」
レミリアが唖然とする。

パチュリーと咲夜も唖然とする。



堕霊夢の体が、

光の粒になって、



消えた。



パチュリーはこの原因を探るため、
彼女にしては高速で図書館に飛んでいった。



咲夜は、レミリアからの指示を瀟洒に待っている。



レミリアは、



飲みが足りなかったと思い、
ワインをビンのままラッパ飲みした。



1ダースのワインボトルが空になっても、



この日、
堕霊夢は帰ってこなかった。
調子に乗って第2弾です。

予想より長くなり、
結局、霊夢悪堕ちからレミリア助かったまで書いたところで力尽きました。

早いうちに後編も作成したいと思います。
NutsIn先任曹長
作品情報
作品集:
20
投稿日時:
2010/09/04 17:06:10
更新日時:
2010/09/05 02:06:10
分類
霊夢
堕霊夢
レミリア
咲夜
パチュリー
開通阻止
1. 名無し ■2010/09/05 22:53:40
BBAが来るぞ!BBAが来るぞ!
こいつは素敵だ 全部台無しだ!!
みたいなことにならなきゃいいなぁ…後編期待
2. NutsIn先任曹長 ■2010/09/07 07:38:55
>1様

後編は、B…賢者のお姉様が霊夢を救うお話となります。
そちらも是非読んでください。
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