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『魔理沙ちゃんのふたなりおちんぽシゴきドピュドピュ射精大会』 作者: 檸檬
魔法使いの少女、霧雨魔理沙が目をさましたところ、股間に男の体にしかないはずの物がはえていたという、東方18禁同人誌愛好家なら「もうあきたよ」と言うような場面からこの物語はスタートする。
「何だよコレ!? どこだよココ!?」
魔理沙ははね起き、やや寝ぼけ気味のトーンで言った。だが、どこからも返事はない。
いつも見なれた自分の部屋ではなかった。すすけた天井も雑然とつみ重なった本の姿も見あたらない。
そこはシンプルな白い部屋だった。まるでサイコロの内側にとじこめられているかのような、窓もドアもない正立方体の空間だ。中央にぽつりとベッドだけが置いてあり、その上で自分は寝ていた。
服はいつも身につけている魔法使い風エプロンスカートを着ていた。股間の異物感と、その部分の微妙なもり上がりが気になってしょうがなかった。
(おちつけ。頭を冷却しろ)
きのうは何をしてたっけ? たしか夜中までずっと魔法の研究をやってて、日付がかわるあたりで眠くなったからベッドに潜りこんだのだ。あ、そういえば歯をみがくのを忘れていたな……でもそれは今のこの状況とまったく関係ない。
なんだって私はいま、こうして、こんなところに、――そして何よりも重要なこととして、こんな物を股間にはやされて、とじこめられているんだ?
スカートをまくって、股間の物を目で見てたしかめた。それは起きあがったへびの頭のような形になっており、力をこめるとピクンピクンと動いた。朝立ちというやつなのだろうか、さっきから勃起しっぱなしだった。
これは夢か?
そう思った。
そう思いたかった。
――じっさい、それは魔理沙にとって、現実離れした悪夢の幕開けであった。
「れでぃーすあーんどじぇんとるめーん♪ 会場のみなさまご機嫌うるわしく、わたくしが本日の司会進行兼審査委員長をつとめさせていただきます、永遠の17歳みんなのアイドル八雲紫でーす♪」
部屋のかべの外側から、八雲紫の声がきこえてきた。
かんぜんに酔っぱらったテンションの声である。
そのあとから続いて、ワーっと地鳴りにも似た声がした。まるで、コンサートホールをうめつくす大観衆がいっせいに騒ぎだしたような、そんな声だ。
(会場……? みなさま……? まさか……)
ひどくいやな予感がした。
その予感は、まもなく現実のものとなった。
「それではごあいさつもそこそこにですがぁ、さっそく本日の前菜にしてメインディッシュにしてデザート。ふたなりおちんぽ魔法少女魔理沙ちゃんのご登場ぉでーす♪」
紫が意味不明なセリフを言ったのと同時に、魔理沙をかこんでいた部屋の四方のかべが外側にむかってたおれた。正立方体の白い部屋は、ステージ上につくられたハリボテであった。
かべの向こう側で魔理沙をまっていたのは、へべれけ顔でマイクをにぎっている八雲紫と、200人はくだらないであろう大量の観客たちの視線であった。
スカートの股間の部分をもり上げたまま、魔理沙はあぜんとした。
「……い、いやぁあああああああああっっ!!!」
思いきり悲鳴をあげて、シーツをひっかぶった。しかし、シーツは紫の手で強引にひきはがされてしまった。
「うふふ、大人しくしなさい♪ それではぁ、さっそくルールの説明をぉ……」
「う、ううう五月蝿いっ!」
魔理沙はいきり立って口のかどから泡をとばした。しかし紫はどこふく風である。
「なんだこれ!? ふざけるなよ! 本気でおこるぞ!」
「五月蝿いのは貴女のほうですわぁー♪」
紫の指先が、なにもない空間に円を描くようなうごきをした。
その瞬間、魔理沙の股間の剛直が、まえぶれもなくいきなり射精をはじめた。
「はうっ――ぁああッッッ!!!」
ペニスがビンとふるえて、ささやかな量の精子をはき出した。
あまい猛毒のような快感が、むずむずと体内をかけぬけてゆく。
魔理沙はその場で棒のように横たわった。
「はいもう一度〜♪」
紫がさきほどとおなじ動作をすると、魔理沙の股間の物はまたも強烈にふるい立ち、精液をはき出しはじめた。
「あっはぁぁぁーっっっ!!!!」
魔理沙のノドが、刺激にしぼり出されるように嬌声をあげた。スカートの布が、内側からじわりとしめった。
「もう一度〜♪」
「はっひぃぃいいいいいいっっっ!!!」
「もう一度〜♪」
「んぁあああああーーーーっっっ!!!」
「もう一度〜♪」
「も、もうやめ……へれぇぇぇえええーーーーっっっ!!!」
ビュッビュクッビュルッ! びゅるっ! びゅるるぅ!
魔理沙は両脚をおもいきりニーグリップしながらもんぜつした。スカートには、しぼれば水がしたたるほどの量の精液がしみこみ、魔理沙のペニスの形をくっきりとあらわしていた。
精液の、あまったるいようなにおいがした。観客たちの視線が、ようしゃなく魔理沙の体へとふりそそいでくる。
きもちよさとはずかしさとで、死んでしまいそうだった。
「あっ……あっ……あぁ……ぁぁぁぁぁぁ」
「はい。説明の順番がすこしかわってしまいましたが、いま見ていただいたとおり、彼女の体には私がいくつか特殊な操作をほどこしてあります。いまのもそのうちのひとつ。私は、この競技の審査員として、彼女の射精をコントロールする権利をもっておりまーす」
おー、と客席から興奮気味の声があがった。
大量射精で亡失となった魔理沙の頭でも、ひとつだけ理解できることがあった。
この場にいる人間と妖怪のだれひとりとして、じぶんに人権をみとめてはいないのだ。
「ルールは単純明快。参加者は制限時間1時間以内に、彼女に対して『なにをしても』けっこう、その結果として、彼女のおちんぽがはき出した一度の射精量がもっともおおい方の優勝とあいなりますー♪ …………うぅうぇ(でかいげっぷの音)……もうしわけございませんわ。わたくしさきほどまで鬼と呑みくらべをしてて、しょうしょう酔っぱらっておりますので♪」
会場がどっと笑いをたたえた。
魔理沙はすでにまな板のコイの心境であった。
どうにでもしてくれ。
そう思い、ちからなくうなだれた。
「あとちなみに、わたくしが彼女の体について操作できるもうひとつのポイントは『精液量の調整』です♪ あとの人がやるときにはもう魔理沙の精巣タンクが空になっていた、などという不利がしょうじぬように調整をきかせるのでごあんしんを♪ ――ちなみに、精液量をおもいきりあげると、このようなこともできますわよ♪」
言って紫がまた印をきった。魔理沙のペニスがまた射精をした。
ただしさきほどとくらべ、その時間のながさがケタちがいだった。
「んんっ! ンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっっ!?!?」
びゅうううううううううううウウウウウウウウウウウウウウぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ………………………!!!!!!
ドロドロドロドロと、すごい量の精液がながれ出てきた。かるく蛇口をひねったようないきおいの射精が、いつになってもとまらなかった。
精液があしをしたたりおち、足もとにささやかなみずたまりをつくった。その上で魔理沙はイキつづけ、体をくねらせながら、無尽蔵に精液をもらしつづけたのだった。
「あぁ……あぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁ…………! お、おしるがとまらないぃ、とめへ……とめへぇえぇえぇえぇえぇえ…………」
魔理沙は顔をゆがめて、ろれつのまわらない口調で懇願した。
観客席は息をあらげるものが半分と、わらうものが半分であった。紫はたっぷり2分間魔理沙のペニスに射精を強制しつづけ、そのあいだずっとけらけらとわらいころげていた。
射精をとめられ、やっと魔理沙はまともに息をした。
快感の余韻と恐怖とで、歯がかみあわないほどだった。ちっ息する寸前だった。いまも目の焦点がまったくあわない。全身がしびれてうごけない。
(はぁ……はぁ、いやだ、こわい……きもちよすぎてこわいっ)
ころされる。
こんなことされてたら、そのうちくるって死んでしまう。
「なお競技中は彼女の精液量はあくまで通常の人間として設定しております♪ いかに快感をたくわえさせ、いっきに爆発させるかがポイントとなりますわよ♪ それでは、エントリーナンバー1番ご入場どうぞー♪」
魔理沙は息もたえだえの顔をあげた。歩みよってくるその人物を見た。
背が高い。
髪も長い。
その長い髪が、青紫色から栗色へとグラデーションがかってはえている。そんな特殊な髪をしたものは、魔理沙の知るかぎりひとりしかいなかった。
魔理沙は、その人物の名前をよんだ。
「白……蓮」
「はぁいそうですよ。こんにちは魔理沙さん。さっきはいーっぱい射精して、超ぉーきもちよさそうでしたねぇー」
白蓮も紫とおなじく、完全にぶっこわれていた。顔があかく、頭がさかさ振り子のようにゆれている。
いったい、私が寝ているあいだにどんな壮絶な宴会があったというのだ。そもそも宴会があったなら、なぜ私に連絡がこなかったんだ。そんなことを魔理沙は思った。
白蓮はとろんとした目で、魔理沙の股間に視線をやって、妖艶にほほえんだ。
「ふふふ。かわいいおちんちんねぇ。魔理沙さんのまだ子ども子どもしたぷにぷにの体に、半ボッキ状態のおちんちんはえてるの見ると、なんだかドキドキしてしまいます」
白蓮は、舌なめずりをして、あおむけで横たわる魔理沙の脚をおさえつけた。
だがおさえつけるまでもなく、魔理沙の体はさきほどの絶頂の余韻でうごくこともままならない。
スカートをまくりあげられた。ややかたさをうしないかけたペニスが露出した。
「じゃ、しこしこしちゃいますよぉ……」
(あっ。白蓮が、手で、私のにさわる)
白蓮の手が不完全勃起したペニスの竿をやさしくつかみ、かるく上下させた。
(うぁ……なにコレ……! きもちいいのが、じわじわしみこんでいくみたい……!)
もどかしいほどのやさしい刺激に、魔理沙のペニスは、あっという間にかたさをとり戻していった。
さっきの射精のときのような、尿道からちからがぬけてゆくような感覚とはちがうゆるやかな快感だったが、このままずっとつづけてほしいと思うような刺激でもあった。魔理沙は目をとじ、白蓮のされるがままとなっていた。
「けっこうおおきいのですねぇ……ふふ、では、感度のほうはどうかしら……?」
白蓮の手が、魔理沙の股ぐらに付着していた精液をたっぷりとすくった。それをローションがわりとし、むき出しの亀頭をこすりあげはじめた。
「――はぅっ!? アァんッ!!」
仔犬のようなかん高いなき声を魔理沙はあげた。さきほどまでの竿コキとはまったくちがう強烈な刺激に、魔理沙はにげるように腰をひいた。
白蓮は「あ。にげちゃだめですよぅ」と口をとがらせた。白蓮の腕が魔理沙の背中にまわされ、がっしりとだきすくめられた。背中にあたった白蓮の胸がぶにゅりと形をかえるのがわかった。
腰をひけぬよう体を固定された状態で、白蓮の精液ローション手コキが再開された。
「あっ! やだっ! ヒッ!? イウッ! ぉおンッッ!! んっっ――ぷぉぉ!!」
他人の手による手コキは、肩もみなどのマッサージとおなじように、自分でするときよりはるかに上の快感をあたえてくる。まして魔理沙はオナニーすら未経験だ。それなのに、いきなり他人の手による皮なし亀頭冠コキ上げをくらったのだからたまらない。
全身がガクガクビクビクと痙攣した。
まるで電気ショックのような快楽刺激に、おぼれるような声を魔理沙はだした。
「やめてくれっ! びゃくっれんっ、やめろっ! 死んじゃう……死んじきゃひイイイッッ!!!」
「うふふふ、だぁめ、やめてあげませぇん……」
白蓮はまったく呵責のない速度でペニスをコキ上げながら言った。
「いまはまだ慣れないかもしれないけど、そのうちすぐにきもちよくなりますよ。男の子は、みんな初めてのときはいたがったりこわがったりするけど、すぐにきもちよくなっちゃって、お股をおしつけながらアンアンだらしなく腰をふって、よだれたらしながら射精しちゃうのですから――」
これまでなんどもこういうことをしたことがあるようなことを白蓮は言った。
じっさい、白蓮の手コキの技術は完ぺきだった。
男性器のつくりを、外側から内側まですべて承知しているかのようなうごきであった。
ニュルンニュルンと白蓮の手が生きもののように――あるいは魔理沙のペニスから精液をしぼり出すための機械であるかのように、だん続的にうごきつづけた。
「さきっぽはぁ、感じるけど精液がひっこんじゃうんですよねぇ……」
「アッ! やだそれしないでくれっ! ビリビリするっ!」
「あと、亀さんの頭のつるつるしたところも……ほら? おちんちんビックリしてしぼんじゃうでしょぉ?」
「ヒィッ!? そこも、いやだぜっ!」
「でも、こうやって手のひらで全体をつつむようにして、棒をゴシゴシこすってあげると……」
「あっ、あああああああ……! やだ、またおっきくなるぅ!」
「はいっ。げんきに勃起しましたねぇ。んんー、すっごくかたくて、あつぅ…………。ちんちんいじるのひさしぶりすぎて、すっごくたのしいですぅ――」
ニュルンッ! じゅぼっじゅぼっ、くにゅくにゅ、ゴシュゴシュゴシュ!
白蓮の手のうごきにはさまざまな種類があった。
手を筒のようにして、亀頭全体をしぼりあげるうごき。
手のひらで亀頭冠のおもての部分をなでつけるうごき。
亀頭冠を上からドアノブのようにわしづかみにして、ひねりながらしごきあげるうごき。
それらのうごきがローテションとなって、ときおり緩急をつけながら、まったく休まずペニスをコキつづけるのだった
「はぁはぁはぁ……ンッ! ふおっ?! っっぷぉ! んごぉぉ!!」
快感に対する心の準備がまにあわなくなっていった。魔理沙は豚のようにブゴブゴと鼻をならし、なみだと鼻水をたらしながらなさけないよがり声をあげはじめた。
「うふふふふっ、どうです? わけわからなくなっちゃうくらいきもちいいでしょう? 内股ももんであげますねぇ」
白蓮の指さきがふとももの内側にくいこみ、つよくにぎりしめた。強烈なくすぐったさで脚がはねた。そのあいだにも片方の手でペニスをしごかれつづけた。魔理沙は体がペニスになったかのように、背すじをはりつめさせていた。
白蓮が魔理沙を責めはじめてから、いまやっと3分間がすぎたところであった。
白蓮の手責めによって、いまや魔理沙は嬌声をあげるだけのあわれな人形と化していた。
ペニスの先端から、とろり、と限界がちかいことを知らせる透明粘液があふれだした。
「あらっ。もうイッちゃいそうなのですね。でもまだ射精しないでがまんしてくださいね? だって、制限時間はまだあと57分間ものこっているのですから」
「知ったことか……」
魔理沙はつぶやいた。
「なんで、私がおまえのためにそこまでしなくちゃならないんだ。射精させたいなら、さっさとやればいいだろ……」
泣きながら、しぼりだすように小さな声を出した。いま魔理沙にのこっているのは、せめて心だけはすきにさせるものかという、最後の自尊心だけだった。
そのとき、紫の声がした。
「あーそうそう。ひとつ言いわすれていたのですが…………あのねぇ魔理沙。じつは、あなたには死ぬ気で射精をがまんしなくちゃならない理由があるのよぉ♪」
「えっ?」
「あそこにあるカメラ見える? ビデオカメラ♪ そこにも、そこにも、そっちにも♪ あなたのはずかしい姿が、最高の画質と音質でデジタル撮影されつづけているのよ。この瞬間にも♪」
ビデオカメラという単語にはききおぼえがあった。外の世界で普及している、いわばしゃべってうごく写真のような機械だ。
それを、なんのために用意したのか。
聞くまでもないことだった。
「もし魔理沙ちゃんが、いまやってる白蓮もふくめて、これから参加する競技者全員の責めにたえられず、全員に射精しちゃったばあい、魔理沙ちゃんのはっずかしいふたなりおちんぽシゴきドピュドピュ射精大会のもようが、外の世界へとバラまかれてしまいまーす♪」
非情な通達を、魔理沙は半分うわのそらで聴いた。
いまのこの、じぶんの姿を、人に見られる? しかも、幻想郷だけでなく、外の世界にまで?
外の世界にいる人間の数が、幻想郷にくらべてとんでもなく多いことは魔理沙も知っていた。
日本だけでも100000000人以上。外国もふくめればもっとだ。
それだけの人間に…………じぶんのこの姿を…………見られる?
うそだ。
そんなの、ぜったいにたえられない。
死んだほうがましだ。
いや、死んだところでむだだ。いったん記録されたものは、たとえ本人が自殺しようと、永久にのこりつづける。きえてはくれない。
一生どころか死んだあとまで、私は外の世界で永遠にさらしものとして辱められつづけるのだ。
「い……イヤァアアアアアアア!!! いやだっ! ぜったいにいやだ! たのむ紫! なんでもするから、なにしてもいいから、それだけはやめてくれっ! そんなことされたら私……私……うわああああああああああああっっっ!!!」
「はいはい。そんなあかちゃんみたいにダダこねても、わたしたち言うこと聞いたりしませんよぉ」
言って白蓮はまた手コキをし始めた。息をのみ、魔理沙は射精感を押しころした。
「あぐぅぅぅ……!」
「そう、その調子ですよぉ。ほぉら、ゆっくりクチュクチュしてあげますからねぇー」
もう、じぶんにのこされた選択肢は、たえることしかない。
魔理沙はひっしで口をむすび、なみだをしぼった。
そうだ。たった1時間だけたえればいいんだ。ふだんだって、おしっこが出そうになっても1時間くらいならへいきでがまんしておけるじゃないか。射精だっておなじだ。がんばれば、きっとなんとかなる。
「ふふ……かくごは決まったようですね? それじゃ、私のためにも、一生懸命がまんしてくださいねっ」
言って、白蓮はペニスから手をはなし、すぼめた口で魔理沙のペニスに吸いついたのだった。
白蓮の口内粘膜が亀頭にからみついた。煮えるような熱をもった数百匹のミミズが、いっせいにペニスに喰らいついたかのような衝撃が、魔理沙をおそった。
「うわああっっっっ!!!」
舌の表面にある無数の極小突起がペニスの表面を撫で上げるたび、強烈な痺れがわきあがった。
アイスクリームを舐めるようにペニスにひととおり舌を這わせ、ふたたび白蓮は口内にペニスをむかえ入れた。バッブバッブと下品な音をたてながらはげしくスロートした。
いまこの瞬間にも、射精が始まってしまいそうであった。
魔理沙は両手で股ぐらを押さえつけるようにして、ひっしでこらえた。歯をくいしばり、前髪が顔にはりつくほど汗をかきながら、文字どおり死ぬ気でがまんをした
「んっ、がぽっ。大き過ぎますわ魔理沙さんの……はちきれそうになっちゃって……。でも、その様子なら、お口でどれだけやっても耐えられそうですね。なので、遠慮なく行きますよ。んぐむっ……ジュポッジュッボジュッボジュッボジュッボジュッボジュッボジュッボジュッボジュッボジュッボ!!!」
白蓮のスロートがよりいっそう速度を増した。魔理沙は「あっあっあっあっあっ」とせっぱ詰まった声を出した。
(びゃ、白蓮の口が、なま温かくてやわらかくて、生きものみたいにうごめいてるっ! 私のペニスを、よだれまみれの口の中でしゃぶしゃぶしてる……!)
通常なら数分もまたず天国へと導かれるであろう白蓮の舌技とようしゃのない吸いつきは、射精をしてはいけない魔理沙にとって地獄の責め苦であった。
「あむっ……ちゅりゅ、れりゅ、れりゅぅ! ぶはっ! わたしのお口の中はどうですか? たまらないでしょ? でも、もっとがまんしないとだめよ……」
深くペニスに喰らつき、根もとから先端までを吸いあげた。
おまけに白蓮は、ペニスをほおばりながら、あいた手で竿や睾丸を愛撫してきた。
「はむっ! ぶぶっぶぶっぶぶっ! んじゅろぉぉおぉおおおおお…………!」
「いやっ! いやぁぁ! 根もとコキながらしゃぶしゃぶしないでェ! た、玉もだめェ! 感じすぎて、こんなのもうがまんできないよぉぉぉぉ!」
魔理沙は子どものような泣き声を上げ、首をいやいやと横にふった。
棒のように両手をのばし、ひっしで股間を押さえた。
手をはなせば、つぎの瞬間にでも射精が始まってしまいそうであった。
○
それからも、魔理沙の体は、ひととおり白蓮にもてあそばれた。
むりやりあおむけにされ、騎乗位で挿入させられた。
白蓮はじぶんが満足するまでひたすら腰を振りたくった。ぷりぷりした尻肉が魔理沙の股間の根もとに打ちつけられるたびに、熱い淫液がとびちった。
「あんっあんっあんっ……ふぅぅ! き、きもちいぃぃぃ……、かたくてあついのが、わたしのおまたをおくまでえぐってますぅ……っ!」
本来なら極上の快感であるはずの白蓮の蜜壷も、いまの魔理沙にとっては針のむしろによる拷問であった。
白蓮はいく度となく絶頂に達しながらもペニスを引きぬくことはけっしてゆるさず、余韻からさめるとまた出し入れを再開し、なんどもなんども魔理沙をセックスという地獄へといざなうのであった。
(出そうっ! 一瞬でも気を抜いたら、すぐ出ちゃいそう……!)
「んっくぅ! も、もう出してくださっていいのですよ? 魔理沙さん、出してください! ねっ? そんな顔してないで、わたしといっしょにきもちよくなりましょう? ほら? ぐちゅぐちゅにぬれたおまんこの中に、射精してください! いま、あなたの先っぽがキスしてるところ……わたしの子宮口に、ちょくせつドプドプ精液ながしこんでください……っ! ほしいんですっ! ああぁぁ……も、も、もうたまらない! イク! イッちゃうぅぅぅゥゥゥゥッッ!!!」
白蓮がさけび声を上げた。うれた肉壷がぷくっとふくらみ、淫肉でペニスを包みこみ、ふるえ、うごめいた。最高の刺激が魔理沙の剛直した快感神経のかたまりへおそいかかってきた。
魔理沙はギリギリのところで射精をこらえつづけた。じぶんの指でペニスのつけ根を押さえた。それによって、地獄の快楽責めを喰らいながらも、なんとか射精にいたらずにいるのだった。
まるで99%完全にはいったチョークスリーパーに対して、首にまわされた腕に指先だけをひっかけてKOをまぬがれているような状態であった。
にゅぽん、と音を立てて、ようやく魔理沙のペニスが解放された。
「は……ッ! かひっ……んぐぅ」
たとえ外部からの刺激がなくなっても、ゆだんすればすぐにその場でゆかに向かって射精をし始めてしまうことはあきらかであった。魔理沙は体をくの字におって、「出るな……出るな」ととなえながら、地獄のかまのフタを押さえつけるようにペニスをにぎりしめていた。痛さと苦しさときもちよさとで気をうしないそうなほどだった。
「はぁはぁ……、よくがんばりますね魔理沙さん。しょうじき、ここまでやるとは思いませんでしたよ……」
白蓮はすこし息をあらげて言った。すでに互いの衣服は完全にぬぎちらかされている。汗でしめった体が、淫媚なアロマをにおい立たせていた。
「もう50分もたったのですか……はやいものです。たのしい時間ははやくすぎてしまうのですね」
言うまでもなく魔理沙にとってこの50分の時間のながれは白蓮の感じかたとはま逆であった。
だが、魔理沙はすでにあと10分間をたえぬけると確信していた。
白蓮は、もはや寸止めなどという心づもりのいっさいない、本気で射精をうながすセックスをなんどもしてきた。騎乗位で私を犯しながら、まったくあきれはてるほどの痴態を見せつけて、メス猫が発情期のあいだじゅうずっとオリの中に閉じこめられていたのがいきなりオリから出されて目のまえにオス猫をさし出されたみたいにアンアン声を上げながら交尾をしまくった。それでも、私は射精しなかった。ひっしでがんばれば大丈夫だった。ちょろちょろとガマン汁がもれ出すことはあっても、ペニスが絶頂に達して、白くにごった本気汁をぶち撒けてしまうということはなかった。
「もう、なにされたってへいきだぜ。あと10分くらいなんてことない。つぎはなんだ? なにしたって、私は射精なんかぜったいにしてやらないぜ……!」
「そうですね。がんばった魔理沙さんに敬意をひょうして、このまま魔理沙さんの勝ちにしてあげたいきもちもあるのですが。やはり、勝負に手ごころをくわえるのは、わたしの主義に反します。ここからは『ほんとうのわたし』が、全力でお相手をいたしますわ」
白蓮が言った。
言って、目を閉じた。
わずかに白蓮の体がひかったように見えた。
直後、白蓮の体が変容した。
「んっ……むぅぅ……ふあっっっ!! んんおおおおおおおおおっっっ!!!」
苦しみからとも快楽からともつかぬ声を白蓮は出した。
白蓮の全身が、急激にもり上がり始め、まるできたえ上げられた男の肉体のような武骨な筋肉のかたまりへと変ぼうした。
まるでペニスが勃起してゆくような速度で、むくむくと白蓮の肩が、腕が、胸が、脚が、むくむくとふくれ上がり、あらゆる部位の筋肉が巨大化したのだった。
腹筋が6つに割れ、首が頭をがっしり固定するように太くなった。おおきく熟れた魅力的なバストと、首からの顔だけがそのままであった。
「な、なんの、冗談だ……ぜ? その体は」
「……うふふ。どう? このうつくしいボディラインとカッティングされた筋肉は? きたえ上げられた肉体は、ダイヤモンドよりも強くうつくしいものだと、そう感じるでしょ?」
観客席からは言葉もないが、白蓮は冗談を言っているようすではなかった。みずからの手できたえ上げ、まがまがしい凶器と化した肉体をほこりに思っている口調であった。
「さて、いまの変身に1分使っちゃったけど、のこりの9分のあいだに、あなたのそのバキバキ勃起おチンポと金玉袋にたっぷり詰まった精液を、一滴たりとものこさずしぼり取ってあげるわ――」
そう言って、白蓮は魔理沙の体をまたぎ、見おろした。
白蓮の手が、魔理沙の両腕をつかんだ。バスケットボールをにぎりつぶしそうな巨大な手のひらだった。
「あ……やめろっ! いま、手ぇはなしたら、もう……」
「抵抗しても、むだよ」
いかほどもちからをこめたようには見えなかったのに、白蓮の腕は万力のように魔理沙の細腕をしめあげ、圧倒的なちからでペニスからひきはがした。
やばい! 魔理沙はあせった。
手によるおさえをうしない、射精感がぐっとちかづいた。魔理沙は股ぐらをしめつけて、なんとか射精をこらえた。だが、確実にさっきまでよりも、限界はちかい場所にある。
「ほら、足のちからもぬきなさい」
白蓮はさらに両手を魔理沙の股のあいだにさし入れ、ちからづくで股を開かせた。
シックスナインの体勢になった。すぐ目のまえに、白蓮の牝の穴がひらいていた。
「それじゃ、チンポ食べちゃうわよ……」
言って白蓮はペニスにくちびるをつけ、ズゾゾゾゾゾ! と、ソバを一気にすすりこむような音を立てて吸いついた。
吸いちぎるような強烈なバキュームだった。
「くぅ……うっぅぅぅぅぅ! …………アァアァァ…………やめて……ゆるしてぇぇ…………っ!」
射精感がむりやりに引っぱり出されてゆくのを魔理沙は感じた。
もはや魔理沙のペニスは、絶頂射精の崖のきり立ちにおいつめられている状態であった。あと一歩後ろに追いこまれれば、まっさかさまに射精快楽の海へと転がりおちてゆくかのように思えた。
だが、魔理沙は歯をくいしばった。
せっかく、ここまで一時間ちかく、ずっとがんばってきたんだ。
ここで射精しちゃったら、もとも子もない。あと9分、いや、8分と何十秒かで、私はたすかるんだ。
だから、がんばれ。
念じるように心でとなえ、肛門と前立腺をひっしでしめつけながら、魔理沙は精液の流出をこらえた。
「フフ、みっともない顔しちゃって。でも、わたしの口で本気で吸いこまれて1分もった人間はいままでひとりもいなかったのに、よくがんばるわね。……それなら、こういうのはどう?」
言って白蓮は、魔理沙の顔の上に腰を落としてきた。
完全にシックスナインの体勢となった。
しかし、普通とちがったのは、いまの白蓮の尻の筋肉があまりにおおきく、魔理沙の顔を完全におおいつぶしてしまっている点であった。
口と鼻がふさがり、息がまったくできなかった。
魔理沙はひっしで頭をうごかそうとしたが、白蓮の体はビクともしない。
「どう、息できる? ちっ息して意識をうしなえば、当然がまんもできないわよね。……でも、ちっ息寸前でする射精は、この世のものとは思えないほどきもちいいのよ? ずっとまえにわたしに『これ』をされて、失神おしっこもらし射精しちゃった人間は、すっかりくせになっちゃって、一生首をしめながらじゃないとオナニーできなくなっちゃったらしいわ。――さあ、あなたも、普通の人生じゃぜったい体験できないような禁断の快楽を、あじわいなさい」
蠱惑的な声で白蓮がささやき、ペニスを責める手がいきおいを増した。
亀頭をしゃぶりまわされたうえ、さらに白蓮の指が魔理沙の尻の穴をうがち、タケノコを掘るように根っこのしたからペニスをほじくりかえした。
(あっ! あっあっあっあっ! だめ、こんなの……ぜったいイク! すぐに限界きて……精液……どぴゅどぴゅってしちゃうぅぅぅぅっ!)
魔理沙のペニス肉はすでに射精の前兆をしめし始め、こきざみに震えていた。あと10秒ももたずに、ペニスは限界を突破し、射精を始めてしまうだろう。
息がとまり、頭がぼうっとしてきた。脳の血のながれがとまり、思考能力がうしなわれた分、そこに快感がたまってゆくようであった。たしかにこのままイッてしまえば、白蓮の言うとおり想像だにしない快感をえられるだろう。
だが、いっときの快楽とひきかえにするには、敗北の条件は過酷すぎた。たとえ死んでも、イきたくなかった。
(苦しい……きもちいい……苦しくて、きもちいいよくて……アアぁぁぁぁぁぁっ)
魔理沙はひっしでもがいた。だが体はがっしり固定されており、文字どおり手も足も出ない。
そのとき、ひっしで酸素をほしがる魔理沙の口が自然とおおきくひらき、顔を押しつぶしている白蓮の股間の、ちょうどクリトリスにあたる部分を舌で舐めあげた。
「くっっ!? アァッ!!」
ふいうちでおとずれた快感に、白蓮はさけび声を上げた。その口にほおばられていたペニスが、こぼれおちた。
魔理沙のペニスを痺れさせていた快感がきえた。
さらに、白蓮が突然のショックで思わず腰をひいたため、股間の淫肉と顔とのあいだにわずかなすきまがしょうじた。しょうしょうツンとにおったが、空気を吸いこむのに十分なスペースだった。
(そうか、いくら体を強化しても、感じる部分はそのままなんだ……。だったら……!)
反撃の糸口をつかんだ魔理沙は、白蓮の体がうきあがったスキに体をにがすどころか、逆によりふかく股肉に顔をうずめて、クリトリスにむしゃぶりついた。
ストローに口をつけてジュースを一気に飲みほすように吸いこみ、口の中に入ってきた白蓮のクリトリスの先端を、舌とくちびるを使ってはさみ、しごき上げた。
白蓮が嬌声を発した。
「ぅあんっ、あっ、い、いきなりなにをっ!? やっ、感じる! やめなさいっ!」
白蓮は快感の炎であぶられるへびのように腰をくねらせた。
魔理沙の口舌愛撫によって、白蓮のヴァギナから蜜があふれ出した。あまずっぱい味が口の中にひろがった。それは、まぎれもなく白蓮が感じている証拠だった。
(このままイかせてやる! イキ続けてろ! そうすりゃ、すぐに時間ぎれだ!)
ビンビンに直立した白蓮のクリトリスを、魔理沙は前歯でかんだ。
敏感な快感神経群を乱暴に刺激された白蓮は、喉奥から笛を鳴らすような高音を上げてのけぞった。
少しかんだら、またくちびるでねぶる。舌でなめ、コキ上げる。
痛みと快感の波状攻撃だ。
予想とちがう刺激が次々とやってくると、なすがまま快感の波に押しながされてしまう。それがどれだけのものかは、魔理沙自身がやられて、身をもって知っていた。
「ちょっとちょっと白蓮ー? 貴女のほうがいかされそうになってどうすんのよぅ」
紫がからかうように笑ったが、白蓮はすでにのんびりしていられる状況ではなかった。
「くっ! このわたしが、こんな小娘程度にイかされるなんて、そんな、こと……っ!」
クリトリスへの刺激によって絶頂をむかえる寸前、白蓮の手が魔理沙のペニスをつかんだ。
突然の刺激に、魔理沙の腰がはねあがった。
(あっ! やばいっ!)
魔理沙はあせった。ただペニスをつかまれただけなのに、かなり効かされてしまった。白蓮を責めるのに夢中で、じぶんの股間に意識をやるのをわすれていたのだ。
ペニスのつけ根で、にえたぎるマグマが脈動するのを魔理沙は感じた。
さらに白蓮は、口で魔理沙のペニスをひと息に飲みこんだ。ペニスの先端が、コツン、と喉にあたるのを感じた直後、喉奥がせばまり、亀頭冠をしめつけた。
ディープスロート――
いままでで最大の律動感がおとずれた。魔理沙のペニスが急激に震えだしたのはそのときだった。
(やばいっ! これ、いくぅ! ぜったい漏らしちゃう! 先っぽの穴から、がまんした分の精液ぜんぶ出ちゃう!)
その震えはもう前立腺を意識的に収縮させるだけでこらえられるレベルではなかった。
マグマのふき上がりがとまらない
出る!
射精する!
あともどりのできないながれが、もう始まっていた。ひっしでペニスから意識をそらすが、それは放出を数秒おくれさせるだけのことでしかない。
もうすぐ、白蓮の喉奥に飲みこまれたペニスの先端から、胃に向かって直接精液をながしこんでしまう。
そうなれば、私の負けになってしまう。
(やだ……せっかくいままでがんばってきたのに……あともうちょっとってところで射精しちゃうなんて……そんなのいやだよぉぉぉ!)
非情にも、ペニスの内側を、熱く煮えたマグマがぐんぐんのぼってゆく。
そのとき、白蓮もまた絶頂に達した。
「ンッ! もぉ、イッ、くぅっっっ!!! !」
「だめぇ! だめだめだめ! 射精……しちゃ……ううううううううぅぅぅぅぅっっっ!!!」
巨大な快感の津波が魔理沙の体に押しよせてきた。
魔理沙のペニスは、絶頂に達した。
激流のような快感が、ペニスの先から、女の子の穴から、肛門から、おっぱいの先から、あらゆる感じる部分から、すごい勢いで体の中へと流れこんできた。
魔理沙の体が二度、三度とおおきくはねた。
○
あかるいライトで照らされたステージ上に、ふたつの体が横たわっていた。
ごつい全身をだらしなくひろげている白蓮と、カメの子のようにまるくなって、両手でじぶんの股間を押さえつけている魔理沙とである。
魔理沙は、射精していなかった。
「……ひぅっ……! ひぐぅぅぅぅ……! んぐぅぐぐぅぅぅぅぅぅ!!!」
歯をくいしばり、ぎゅうぎゅうとペニスの根もとを、水の一滴たりともとおさぬほどにぎりしめていた。
痛い。でも、そのおかげで、ゆき場をふさがれたマグマは外へ噴出することなく、すべて逆流していったのだった。絶頂の瞬間ペニスは快感に震え、亀頭が腹にぶつかるほどにあばれまくったが、精液の放出をともなわないカラ射精ですんだのだった。
「ゆ、紫……。あと、時間はどのくらいなんだ?」
「いま、ちょうど1分をきったところですわぁ♪ でも魔理沙ぁ、そんなにおちんちん乱暴にあつかったら、壊死してとれちゃうわよぉ」
ぜひとれてしまってほしい、本望だ、と魔理沙は思った。
やっと白蓮が起きあがった。
白蓮は、肩で息をしていた。
「…………ふふ、すごくよかったわよ。こんなきもちよかったの、ひさしぶりだわ」
「むりするなよ。いま、イッたばかりだろ」
魔理沙は言った。「まだ敏感なままで、もうなにもできやしないだろ?」
自分も女の子としてのオナニーをした経験はある、クリトリスで絶頂すると、しばらく股間がさわりたくないほど敏感なままになる。
それに、もうすぐ時間終了まで1分をきっている。
私が背中を向けて逃げまわっていれば、白蓮はペニスにさわることもできないまま1分間をすごすことになるだろう。
私の勝ちだ。
私は、たすかったんだ。
そう思った瞬間、白蓮の姿がかき消えた。
「…………えっ?」
「あと1分か。それじゃ、急がないといけないわね」
背中越しそう聴こえた。腕をつかまれ、床にころがされた。
かたい床の感触が背中にあたった。目の前に、白蓮の顔があった。
「心配しなくても、あなたのチンポはちゃんとイかせてあげるわ。わたしの能力――身体能力を強化する魔法は、こうやって速くうごいたりするだけじゃなくて、痛みや快感への耐性も強めることができるの」
魔理沙は、抵抗する間もなく組みしかれた。両手をバンザイするような姿勢で床に押さえつけられ、脚のあいだに脚をさしこまれむりやり開脚させられた。よく制をうしなった勃起ペニスがこきざみに震えだした。
「あ……そんな……!」
「いままでよくがんばったわね。ごほうびよ。最大まで強化したわたしの膣のしめつけで、イッてしまいなさい――」
もはやいっさいのタガをうしない、ただ果てる時をまちのぞんでいるかのように屹立するペニスが、白蓮の膣につき刺さった。
根もとまでを完全に飲みこみきったところで、白蓮の膣が超絶に圧縮した。
「あっ!?!? がぁおおおっっっ!!!!」
魔理沙はけもののようなうめき声をあげた。
魔法で強化した白蓮の膣圧は、まるで四方八方から全体重をかけて足でペニスを踏みつぶされているかのように感じられた。
「まるで小指みたいだわ。でもまあ、ちょっとくらいは感じられるかしら? そっちのほうは、どうっ! かしっ! らっ!」
白蓮の腰が上下運動を始めた。
吸いつぼみ、引きちぎるような、殺人的なしめつけ。がまんなどできようはずがなかった。魔理沙のペニスはもう魔理沙自身いつ発射するかわからない状態になっていた。
「わたしの膣内筋肉で、勃起チンポをモミモミしてあげるわ! ほらっ! ほらほらほらァ!!!」
白蓮の膣がペニスの根元から先端までをしぼり上げまくった。痛みもあったが、快楽はその何倍もまさっていた。
白蓮の膣内筋肉マッサージによって、魔理沙のペニスは勃起中にもかかわらず、ぐにゃぐにゃとそのかたちを変えさせられた。
(あっ……! だめ……くるっ! 金玉袋の中のきもちいいのがぷくーってふくらんでいく……爆発するぅっ!)
玉袋がちぢみ上がり、ペニスの根もとへ張りついた。金玉から精液が次々と送りだされてゆくのをはっきりと魔理沙は感じた。送りだされた精液がペニスの先端へのぼり詰めてゆく。
オーガズムが魔理沙の体内をかけめぐった。魔理沙は床に後頭部をこすりつけ、口から肺の空気すべてをはき、舌をつきだした。
もうだめだ。出る。そう思い、射精欲のなすがままに体をゆだねた。
だが……、
射精が、起こらなかった。
魔理沙は両目を見開いた。
出そうなのに、まさにその直前で、感覚がとまったままになってしまった。
なんで!?
どうして!?
「あら? 出そうとしたの? それは残念だったわね」
白蓮が言った。
ぎゅうっ! と、輪のように白蓮の膣の入り口がすぼみ、魔理沙のペニスを締め潰した。「ぐぁっ!」と魔理沙はうめいた。精液のながれが、そこでとめられていた。
「さぁ、あと40秒……。射精直前でとめられた敏感チンポをさらに刺激したら、いったいどうなっちゃうのかしらねぇ……」
言って、 白蓮はペニスの根もとをしめつけたまま、膣内筋肉だけを動かして魔理沙のペニスをもみほぐした。
「あっ……アアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァッッッ!!!!!」
魔理沙は悲鳴をあげた。後頭部を床にこすりつけ、口から舌をつきだしながら絶叫した。
連続してたたきつけられるペニスオーガズムの稲妻によって、魔理沙の理性は完全に崩壊した。
出したくてたまらなくなっていた。
イキたい!
射精したい!
もはや爆発寸前までためられた金玉の精液を外側へ向かってはきだすこと以外、何も考えられなくなっていた。
しかし、一滴たりとも射精をゆるされないまま、なおもペニスは白蓮の膣に喰われ、咀嚼されていた。魔理沙はひと呼吸ごとにカラ射精をくりかえした。
「ぐ、苦じいっ! ちんちんと、玉が、苦しいィィィ! おねがい白蓮! ゆるめて! もう出させてェ!!!」
「あらあら? 出したくないんじゃなかったの? 射精させちゃっていいのかしら?」
「もう……もう降参だ! これ以上されたら、金玉が破裂して死んじゃうぜっ!」
「あと30秒――。本当に、出しちゃっていいの?」
「いい! 射精していい! 射精したい! 射精したい! 射精したいィイイイイッッ!!!」
「あと20秒――。どうしても、がまんできない?」
「できないっ! したくないっ! もういい! なにもかもどうでもいいから、はやく射精させてェ!!!」
「あと10秒――。それじゃ、おのぞみどおり、ちょっとだけ入り口をゆるめてあげるわ。わたしの膣内に、たっぷりびゅーびゅーしちゃっていいわよ」
「あっ、あっ、あっ、あああああっ! ありがとうございましゅ! はやく……はやくゥーーー!!!」
「あと6秒――。5――、4――、3――、2――、1――。さぁ、思うぞんぶん、射精しなさいっ!」
白蓮の膣の入り口の締めつけが、わずかにゆるんだ。
いままでたくわえられてきた数十回分のオーガズムが、いっきょにおとずれた。骨がばらばらになるほどの震えが、体じゅうを走った。
魔理沙のペニスが射精を始めた。
ぴゅうううううううううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!
白蓮の膣内で、いきおいよく小便をしたときのような、ほそい音がなった。
「でっ、でてりゅぅぅっ! しぇいえき、おにんにんから、れへりゅよぉぉぉぉーー!」
濃い精液が尿道の内側をこすりつけてゆく感触は、まるで尿道に指をつき刺され、ほじくられているかのようだった。
がまんしつづけた分、射精の量はすさまじかった。第一波がおわっても、第二波、第三波と、大量の精液が出つづけた。
金玉袋からの精液供給が永遠につづくかのようであった。出しても出しても、次々とペニスへと精液がおくられてきた。
ペニスをイキんで射精すると、ビュウッ、といきおいよく精液が発射された。ぎゃくに力をぬいていると、ぬろお……ぬろお、とゆっくり垂れ出てゆく。そのどちらもちがう快感があり、魔理沙はみずからの意思でペニス肉をコントロールして、思うさま射精をたのしんだ。
「んおぉぉぉぉ…………んおっんおっんおっんおっんおっ……あぉ……あぉぉぉぉぉぉぉぉ――」
「あ、あ、こんなに出るの? ヴァギナがすごく悦んでるのがわかる、こんなすごいの、初めてだわっ」
ピクンッピクンッピクンッ!
ビクンッビクンッビクンッビクンッビクンッビクンッビクンッ!
長い射精天国が終わってからも精巣は収縮をつづけ、ない精液を尿道口からしぼり出そうとしていた。えも言われぬペニス絶頂の快感が、いくどとなく魔理沙の脳天へとつきぬけていった。
膣口から蜜と精液のまざったものがあふれ出し、むわっと独特の臭気をはなった。そのにおいすらも、心をとろけさせる媚薬と化していた。
魔理沙はみずから出した精液と白蓮の愛液の混合物を、手のひらですくって、ぬりたくるように鼻からスニッフした。
(いいにおい…………のーみそ溶けるぅ)
魔理沙は射精後の、ぬるま湯のような快感に頭までつかり、顔中の筋肉をだらしなく弛緩させ、なみだとよだれと鼻水を垂れながしにした。
半びらきの口から、魂がぬけ出てゆくようだった。
魔理沙の瞳が、ぐるりと裏返った――
○
「聖白蓮、記録は388ミリリットル♪」
紫は、魔理沙の射精量をそうつげた。
ふつうの成人男性の一度の射精量が、多くて5ミリリットルから10ミリリットルと言われている。とほうもない大量射精であった。
「はぁ、ほんとにきもちよかったですぅ。もう、わたし魔理沙さんとじゃなきゃセックスできなくなっちゃったかもぉ」
白蓮は、ほうけきった顔をした。筋肉まみれだった体はすでに元の姿にもどっている。
いっぽうの魔理沙は、目線を床に落としていた。
「……私のこんなところを……外の世界のやつらに見られるのか……? いやだ……そんなのいやだぁぁぁ…………!」
「あらぁ? なに言ってるの魔理沙、まだあきらめるのははやいわよ♪ 私言ったじゃない、『これから参加する競技者全員の責めにたえられず、全員に射精しちゃったばあい』に、外の世界へビデオをばらまくって。つまりィ、魔理沙にはまだチャンスがあるのよ♪」
紫はそうつげた。
え? と、魔理沙は顔をあげた。
だったら、つぎか、そのつぎのやつ相手にでもたった一度勝てれば、ゆるしてもらえるのか?
たった一回だけがまんすれば、いいのか?
それなら――
それくらいなら、なんとかなる。そう思った。これだけてごわかった白蓮あいてでも、ほとんど最後まで私はもったんだ。
しかし魔理沙のその思いは、紫のつぎの言葉によってこなごなにうち壊された。
「でも、じつは魔理沙。参加者のエントリー順は、射精させるのがへたなほうから順にならべているのよね」
紫は言って、くちびるをつりあげて笑った。
「つまり……、あなたがたえられず膣内射精しちゃった白蓮は、実は参加者の中で最弱の1面ボスだったってこと♪ さて、魔理沙、貴女はこのあとの責めにたえられるのかしらねぇ……」
魔理沙はがく然とし、尻もちをついた。
だが、魔理沙は絶望と同時に、心の奥底でひそかな期待をしていた。
(さっきの射精だって、キモチよすぎて死んじゃいそうだったのに……つぎは、それ以上……? 私、いったいこれから、どんなことされちゃうの…………?)
心臓の音が高なってゆくのを魔理沙は感じた。
「それじゃ、エントリーナンバー2番! ご入場どうぞー!」
紫の声がひびいた。ふたたび、狂乱のうたげの幕が切って落とされようとしていた。
魔理沙は顔を赤らめ息をはいた。知らず知らずのうちに、股間の物がその容積を増していった。
終
檸檬
作品情報
作品集:
20
投稿日時:
2010/09/12 11:00:31
更新日時:
2010/09/12 20:00:31
分類
霧雨魔理沙
聖白蓮
ふたなり
筋肉
エロ
ある意味拷問的
※但しガチムチは命の危険が伴いそうで怖い
このSSにこれ以上の感想はない
後ここまで頑張った魔理沙が馬鹿にされるはずがない。
ラスボスは薬屋さんだと信じてるが、二柱がどこか気になる。
セカンドステージはないのか!?
なんちゅうもんを…
ってのは置いといてやべえ、えちい
めっちゃくちゃえちい
で?いつ放送でしゅか!?(ワクワク
この後も魔理沙ちゃんのふたなりおちんぽがどぴゅどぴゅさせられまくるのかと思うと胸が熱くなるな