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『理想の価値』 作者: 名前がありません号
1.
命蓮寺の自室にて、聖は外の空を見上げていた。
封印される以前と変わらぬ澄んだ大気が、自身の身体を清めてくれるようだった。
聖は封印を解かれ、幻想郷に現れて、まだ日が浅い。
星や一輪に詳しい話を聞いた時、聖は幻想郷に自らの理想郷を見た。
しかし、この幻想郷ですら、人と妖怪の間には埋まらぬ溝が存在している事を知った。
星や一輪達と共に、この幻想郷を差別なき平等な世界にする。
それが封印を解かれ、この幻想郷という理想郷で行なうべき自分の使命だと、そう思った。
そう、思っていた。
それはただの傲慢である。
2.
聖はまず人間達から変わらねばならぬと、人里を訪れた。
元はといえば、妖怪の地に人間が足を踏み入れるようになった事が、
そもそもの諍いの元凶である、と聖は見た。
そして、訪れた人里は活気に溢れていた。
皆、笑顔で暮らし、幸せを謳歌している。
そこに妖怪が共にあれば、それが聖にとっての理想の姿だろう。
いずれはそうしてみせる、そう聖は思った。
しばらくすると、こちらに近づいてくる人影が見える。
青を基調とした服装に、個性的な帽子を被った女性。
確か、星達が言うには人里に多大な貢献をしている半獣の女性だという。
名前は、上白沢慧音。
「慧音様、でよろしかったですか?」
「ええ。そして、そちらは……」
「聖白蓮です。聖、とお呼びくださって結構ですよ」
「そうですか、では聖殿。この人里には何用に?」
「里長と少しお話を……いえ、この場合、貴方に話した方がよろしいかもしれませんね」
「ふむ……まぁ、私も色々と聞きたい事がある。私の庵へ行こう」
そう言う慧音に誘われるがまま、慧音の庵へと移動した。
少し人里から離れているが、飛んでいけば直ぐに付ける程度の位置に庵はあった。
「さ、入ってくれ。茶ぐらいしか出せないが」
「いえ、お構いなく」
聖がそう言って、部屋を見回す。
かなり大量の巻物や資料と思しき物が多数見受けられる。
しかしそれらは綺麗に整理整頓され、決して汚らしい印象は受けない。
いつぞやの魔法使いの部屋は散々だった。
アレと比較する事自体、おこがましいかもしれないが。
慧音が茶を持ってきた。
聖がそれを受け取ると、ゆっくりと飲む。
茶の熱が身体中に染み渡り、自然とほっとする。
このような身体になっても、その感覚は変わらない。
最初に口を開いたのは慧音だった。
「さて、まず人里に来た目的を聞きたい」
その表情には、相手を探るような意図が見える。
警戒されているらしい。いきなり押しかけてくれば、無理も無いかもしれないが。
「私達は妖怪も人間も受け入れる寺として、この地に寺を置く許可をいただきました」
「その場には私も居た。その挨拶も受けた。だが今回の所用は何だ」
「随分と警戒なさっているのですね」
「不快に思ったなら詫びよう」
「いえ、構いません。私の目的は、人と妖怪の共存にあります」
「今の幻想郷は充分、その目的を達成しているように思えるが」
「いいえ。今の幻想郷は確かに理想に近いです。が、未だ人と妖怪には隔たりがあります」
「その隔たりは止むを得んと思うが」
「半獣でありながら、人々の為に尽力する貴方からそのような言葉が出るとは……」
聖は慧音の発言に少しショックを受けていた。
彼女ならば、一番に自分の理想を理解してくれていると思っていただけに。
「無論仲良くするに越した事はないが、妖怪と人間は違う存在だ。何処まで近寄っても限界がある」
「種族の壁を乗り越え、共生する事こそが真に人と妖怪の理想の関係なのですよ? 貴方はそれを実現している」
「私は稀な例だと思った方がいい。何より、それだけの関係を築くためには長い年月が必要だ」
「それは、確かにそうですが……」
「貴方の理想は理解できるが、実現するとなれば話は別だ」
「ですが……」
「それにだ……妖怪にとって、人間は餌だ。その認識は変わりえない」
聖はその言葉に黙ってしまう。
妖怪にとって人間は餌であり、人間にとって妖怪は退治すべき相手。
それは本能的に刷り込まれたプログラムのようなものだ。
知恵ある妖怪にとっては、それを自制する事は出来るが、
知恵の無い妖怪は本能に忠実だ。
知恵あるもの達が共存を訴えても、その下が暴れれば全て崩れる。
理想は所詮、理想でしかない。慧音は現実を見ていた。
「恐らく今回、里長に持ち掛けたい話というのは、そういう話なのだろう?」
「ええ」
「では、しばらくその話はやめておいた方がいい」
「何故ですか?」
「昨日、人里の男が妖怪に食われた」
「!」
「結婚を間近に控えていてな……皆、気が立っている」
「……」
「聖殿。彼らはその妖怪に報復する。出来れば止めないでやって欲しい」
「ですが―――」
「もし止めるならば、人里は貴方達を追放しなくてはならない」
「……」
「理解して欲しい」
そして、聖は慧音の庵を出た。
2.
次に聖が向かったのは、紅魔館だった。
人々から伝え聞く話では、暴虐の限りを尽くす暴君と聞いている。
何分情報が少ないので、詳しいことはわからない。
もしかすると、人間達から汚名を張られているだけかもしれない。
となれば、私の手でその汚名を返上しなくては……。
意気込む聖はしばらくすると、霧の深い湖に入っていく。
途中、妖精がこちらを向いて、声を掛けてきた。
「やいやい! ここはあたいのシマだぞ! でてけ、でてけ!」
どうやらココは、この妖精のテリトリーらしい。
私はすみません、と一礼をして移動した。
それに彼女が腹を立てたのか、こちらを追ってくる様子だった。
妖精の方を見ると、かなり気が立っているようだ。
私はしばし考え、紅魔館へ行く事を優先し、速度を上げた。
霧を抜けると、真っ赤な館が見えてくる。
話の通りに、赤い館だ。
門前には門番らしき女性が立っている。恐らく妖怪だろう。
彼女が紅美鈴という妖怪だろうか。
彼女に館の主と話がしたいと言うと、「担当の者に伝える」と言って、その場を離れた。
代わりに門には多数の妖精達が集まってきた。
妖精に文言を伝えればいいのにとも思ったが、正確さに欠けるのかもしれない。
妖精は自分の事で精一杯なのだから。
しばらくして、門番が戻ってきた。
どうやら、会ってみたいとの事だ。
しかし紅美鈴は妖怪でありながら、とても人間臭い妖怪だ。
彼女となら、いい付き合いが出来そうな気がする。
館の外も赤かったが、中も中で眼に痛いほどの赤で埋め尽くされていた。
吸血鬼とは聞いているが、ここまで真っ赤にする意味はあるのだろうか。
すると、給仕服を着た女性が私の前に現れた。
先ほどは立っていなかったような気がする。
恐らく彼女が十六夜咲夜なのだろう。
「主がお待ちです。どうぞ」
私は彼女に案内され、スカーレットデビルこと、レミリア・スカーレットの待つ部屋へと通された。
「ふぅん、あんたが魔界からやってきたっていう大魔法使い様か」
「ええ、まぁ」
噂には聞いていたが、本当に子供の姿だったとは。
しかし、彼女から感じられる力が彼女がこの館の主である事を裏付けている。
彼女の私を見る目は、何処か幼げな無邪気さとそれゆえの暴力性の両方を感じさせる。
あまり良い気分はしないが、話せば分かる相手かもしれない。
「んで、何の用だい? くだらない理由ならとっとと帰っていただくが」
「はい。私は人と妖怪の共存の為に活動を―――」
するとレミリアは表情を変えずにパンパンと手を叩く。
しばらくすると先ほどの門番、紅美鈴がやってくる。
「何でしょう、お嬢様」
「帰っていただいて」
「はい」
「は……? あの、どういう」
レミリアと美鈴の会話を、聖が理解できないでいると、美鈴が聖の方を掴む。
「はーい、それじゃあお帰りください。出来れば自主的な退去が望ましいです」
「いえ、ですからこれは重要な話で、ごぶぅっ!?」
聖の言葉を美鈴の腹パンチが遮る。
さらに美鈴は何発も腹パンチを続ける。
聖の肉体にも染み渡る強烈な痛みに、悶え、嘔吐すらしそうになる。
「あー、美鈴。あとは外でやりなさい。ここ掃除したばっかりだから」
「はーい、それじゃ、行きましょうね聖さん」
「ごふぅっ、げはっ、ごほっ、ぐげぇっ!?」
移動中も美鈴は笑顔のまま、腹パンチを続ける。
そんな聖の様を見て、レミリアははぁ、と溜息を付く。
「宗教の勧誘は御免したいわねぇ。おまけに寝言付きなんて最悪だわ」
「そうですね、門前に勧誘禁止とでも書いておきましょうか」
「やめておきなさい、あまりにも不恰好だわ」
「そうですか。では、美鈴には勧誘してくる輩は排除しろと行っておきます」
「ええ、頼むわ」
しばらくして、ぼちゃんという音が鳴った。
おおかた聖に“お帰り”頂いたのだろう。
出来れば、二度と来て欲しくないものだ、とレミリアは思った。
その後、聖は飛んできたチルノに弾幕ごっこを挑まれ、ボロボロにされた挙句、氷漬けにされた。
そこから出てくる頃には、すっかり聖は疲弊していた。
3.
その後も聖は妖怪の山を回ったが、哨戒天狗の一派に見つかると、
話す間もなく、追い返された。
疲弊した身体では哨戒天狗相手にすら、勝てずに逃げ帰るハメになった。
美鈴の執拗な腹パンチに、未だに腹がズキズキと痛む。
どうも単なるパンチではないらしい。
拳の一発一発に凄まじい重みを感じた。
未だに痛みに悶えているのはそのためである。
あてもなく、飛んでいると偶然にも博麗神社が見えた。
少しの間、休ませて貰うとしよう。
すると、縁側でお茶を飲んでいた霊夢が聖には見えた。
余り機嫌は良くなさそうだった。
「失礼します……ゲホッ、ゲホッ」
「うわっ、何やったの、あんた?」
「いえ、それが……」
聖はこれまでのいきさつを霊夢に説明すると、霊夢はどこか呆れたような顔をしていた。
「あのさぁ、あんたの言う平等って意味あるの?」
「……え?」
「自然って基本、不平等な物だと思うけど。食って食われて、そんなもんでしょ?」
「で、ですが、妖怪と人間は……」
「妖怪だって人間だって自然の物じゃない。自分達だけ特別だと思ってるの、あんた?」
「………ッ」
反論できない。
そう、自然の摂理とはそも平等ではない。
食う食われるの関係が出来上がっている時点で既に平等ではない。
同じく自然の摂理の中に居る人間と妖怪もまた、その法則に従っている。
妖怪と人間の関係は、食う退治するの関係で既に完成しているのだ。
それに手を加える行為は、この関係を崩壊させ、幻想郷のバランスを崩壊させてしまう。
本当は聖も頭では分かっているのだ。
しかし、頭の片隅では平等な世界が出来るもの、と信じている。
霊夢は無表情で聖に近づく。
そして殆ど瞬く間も無く、聖の喉笛を御払い棒で突いた。
「ごぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
「あのさぁ、この際だから言わせてもらうけど……あっちこっちかき回さないでくれる?」
霊夢は喉を押さえ、悶える聖の背中を踏みつけながら言う。
「守矢もアンタも結局自分の為にやってるんでしょ?
大義名分が違うだけで、結局自分の自己満足じゃない。
アンタたちはそれで満足でしょうけど、こっちにとってはいい迷惑なのよ」
そして、聖を転がし、腹を蹴り飛ばす。
その拍子に、神社の階段を転がっていった。
「って、紫が言ってたわ。あーあ、もう何でこんな面倒な事頼むのよ。私は紫の使い走りじゃないっての」
そういうと、どこか気だるそうな顔をして、
聖を無視したまま、再び縁側でお茶を飲んだ。
4.
聖は全身ボロボロで命蓮寺に戻ってきたのは、日が暮れた頃だった。
「ひ、聖さま!? ど、どうなされたのです、そのお姿は!」
「い、いいのよ、星。それより、話があるの。後で私の部屋に……」
「で、ですが、お身体の怪我が……」
「気にしないで……」
そういって、聖は自室へと戻っていった。
星はそんな姿の聖を見て、拳を握り締めた。
しばらくして、聖の部屋に星がやってきた。
聖は先ほどよりも顔色は良くなっていたが、まだお腹の辺りを擦っている。
星が座った後、聖が話を切り出した。
「あのね、星……。私、しばらく休みたいの」
「ですよね、その傷では」
「そうじゃないわ。傷じゃないの……魔界に戻ろうと思うのよ」
「………はい?」
「魔界に戻って、考えを纏めようと思うのよ……星?」
星は聖の言葉に完全に硬直してしまった。
心配そうに聖が星に声を掛けると、星は立ち上がり、聖に近づく。
聖は、星のただならぬ様子に、少し怯えていると。
「………るな」
「え?」
「フザケルナァァァァ!!」
「しょ、星? ごげぇぇぇぇぇ!?」
いきなり星が聖を蹴り飛ばし、聖の腹を何度も踏みつけ始めた。
突然のことに聖はされるがままに腹を踏みつけられ続けた。
「や、やめ、ごぶぅ、げはぁ、ごほぉ、げぇ、がはぁ!?」
「ふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなぁっ!
ちょっと、ダメだったぐらいで弱音吐くんじゃねぇよ! 餓鬼かお前は!
お前の封印を解く為に、沢山の妖怪が犠牲になってるんだよ!
お前に皆、期待してるんだよ! それを簡単に諦めやがって!」
「ち、違うのよ……ただ、私は考えを……ぎひぃ!?」
「そういって、皆を期待させて自分一人逃げるのか!
やっぱりあんたは自分の事しか考えてないのか!
貴方は言ったじゃないですか! 妖怪と人の平等な世界を作るって!
こんな程度で諦めていいはずがないでしょう!」
踏みつけ、蹴り飛ばし、馬乗りになって顔を何度も殴る。
星は暴行の限りを聖にぶつけていく。
それは、毘沙門天の弟子として信仰集めに励みながら、
自分を偽り続けなければならなかったストレスと、
聖の封印解除の過程で多くの妖怪の命が失われた事、
そしてその聖が、理想を諦めようとしている事を引き金に彼女はキレてしまった。
半日に渡る暴行を、ムラサも一輪もナズーリンもただ見ている事しか出来ない。
あの状態になってしまったら、星は止まらない。
ようやく終わる頃には、星の顔は涙と鼻水でくしゃくしゃになり、
聖の顔は血と散々に殴られ、顔中腫れ上がり、その美貌は影も形も無い。
星はそのまま、命蓮寺を出て行ってしまい、ナズーリンがそれを探しに出かけた、
ムラサと一輪が聖を介抱した。
「ありがとう……一輪」
「いえ、大した事ではありません……」
「でもまぁ、星の事はしょうがないよ……。聖様に期待していたからね」
「星には悪い事をしました……でも、今の私に理想を実現することは……ひぃ!?」
ズドン、と床を潰すような打撃音。
一輪が床を殴りつけたのだ。
実際に床は潰れていないが、今の聖にはそれぐらいの振動が感じ取れた。
「姐さん……それ以上言わないでください。姐さんを殴らせないでください」
聖はその様子に、ただ頭を縦に振るしか出来ない。
水を持ってきますと、一輪が部屋を出て行く。
「んー……皆、聖様には感謝してるよ、うん。
でも、弱い聖様じゃダメなんだよ。
あの頃の、理想に向かってひた走ってる聖様が見たいんだよ、皆さ」
そうムラサが言い残して、部屋を出る。
一人、取り残された聖は自らの身体を抱きしめ、ただ震えていた。
「私が……私がいけないと言うのですか……?」
誰もその言葉に答えるものはいなかった。
星達がここまで、妄信しているかは怪しいところだったり、
そう簡単に聖は折れないだろ、と課題は残るが、
ひじりんをそれなりにボッコにしたんで満足です。
描写の貧弱さは妄想でカバーしてください。
理想と現実を適量混ぜて出来るのが目標なら、
聖のそれは理想だけを突き詰めた夢だな。
理想とは儚い物です。
※誤字修正。報告ありがとう。
名前がありません号
作品情報
作品集:
21
投稿日時:
2010/10/03 16:38:34
更新日時:
2010/10/04 11:10:36
分類
聖
ひじりんをそれなりにボッコ
>「姐さん……それ以上言わないでください。姐さんを殴らせないでください」
>「弱い聖様じゃダメなんだよ」
聖が各地どんな目にあったが知った上で言ってるなら大したもんです
つまんないって喰われちゃうのぜ
それ以上平等を謳うと、幻想郷の生態系を乱す悪として退治されますよ、ってね。
こういう輩が出てくるから、生態系ピラミッドの頂点に位置する紫と霊夢の気苦労は耐えませんね。
築く ○
誤字報告です。
聖ざまあ
こういう白蓮をずっと見たかった!!!!
実際、命蓮寺の連中は白蓮を過大評価しすぎだと思うんよ。
数百年の別れのうちに本来の彼女を見失ってるような気が、ね。
過剰な期待(マンセー的な)ってやつは、ちょっとそれを崩すような態度をとられただけで
猛烈な反発心に変わる。信者とアンチは紙一重ってことだ。
レミリアが酷いように見えるけど、ぶっちゃけ妖怪なんてこんなもんだよね。
白蓮が奴らを美化しすぎてるんだ。
あと霊夢の台詞(紫の伝言じゃないほう)は彼女らしくて良かった。
とにかくこの話はマジ最高! もっと白蓮いじめ増えないかなー!
精神的リョナも兼ねてて尚良し
理想を走れば砕かれ止まれば叩かれる
聖の血涙で濡れた顔を想像するだけで三杯いける
いいぞもっとやれ。
同じ人間達の中でさえ平等になんて無理なのにね
命蓮寺メンバーも自分の理想の押し付けって事を早く気付くといいね
でないとそのうち…
もうなってるか?w
次は>>14のいう「そのうち」はどうだろう
面白くなりそうだが
どうしても平等が欲しければ、同士ナズーリンに相談してください。うらー
全員が星みたいにブチギレなんじゃなくてムラサ等のように冷静に怒ってるのもさらに聖いじめとしてぐっじょぶ
もちろん吸血鬼用のな。
誰よりも信じていた者たちに裏切られる聖。
その聖をこそ裏切り者と断じる命蓮寺連中
想像するだけで絶頂しそうだぜ
そもそも平等っていうのは、生まれるときと死ぬときにしか言えないんじゃない?
人間は死ぬまでには必ず優劣が決まっちゃうし、妖怪は強弱が決まるし。
というか平等なんて誰も望んでないでしょ?人間にしたって妖怪にしたってww
その事実こそが皮肉にも「人間と妖怪に違いはない」という
聖の理屈を肯定するんだよなwwwwww
いくら頑張ったって救われるわけがない聖かわいいですwwwwww
平等である以上、基準を設けなければならない訳で。
弱い人間に基準を合わせたら、ひじりんフルボッコだし、
強い妖怪に基準をあわせたら、力に慣れてない奴らがインフラ破壊→飢餓一直線。
聖がフルボッコにされてるシーンはマジ興奮したwたまにはこういうのもいいかもwww
幻想郷に一人しか居ないor全員死亡しないと達成できないよね。
強者は差があることを望む。
輝夜「平等になっても」
妹紅「こいつと仲良くは」
輝紅『絶対に無理!!』
美醜やスタイル、筋力や知性の面で平等になれないので、
ミンチにして、白痴になるクスリを服用させて体もボロボロにしてから、その状態で固定しないと。
あ、美醜は全員に仮面被せるって手もあるな。
お前発想いいな・・・
えーりんと同じくらいてるよが頭良くなって、えーりんの手助けを必要としなくなったら
えーりん壊れるんじゃないか?