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『芋食へば 放屁鳴る鳴る 秋姉妹 (上)』 作者: ぐう
秋も深まり、幻想郷の山々が様々な色に染まる今日この頃・・・
とあるところにある一軒の家、その前で荷車を置く二人の人影があった。
「ふーっ、今年も大豊作ね。それに木々も綺麗に染まってるわ」
「実りの秋、そして私たちの秋。私たちあってのこの豊作と彩りなんだから」
紅葉の神の静葉と、豊穣の神の穣子。
通称『秋姉妹』と呼ばれている彼女たちは、存在こそあまり知られていないが列記とした神である。
山々の神秘的な色彩も幻想郷の毎年の豊作も、全て彼女たちのおかげといってもいい。
そんな感じで彼女たちの重要性は高いのだが、人間たちにいまひとつ名を覚えてもらえないのが玉にキズだった。
「今年は名を売るのも兼ねて動くって決めたんだから。穣子、外の世界から流れてきたっていうアレはちゃんと用意できてる?」
「もちろんよお姉ちゃん、ちょっと待ってて」
静葉の言う『アレ』とやらを取りにゆく穣子。
「さて、私も準備しなくちゃ」
まるで屋台のような巨大な荷車、その煙突から薄い灰色の煙がもくもくと秋晴れの空へと昇ってゆく。
その荷車にどんどん放り込まれてゆくのは、銀色の紙らしきものに包まれた細長いもの。
「お姉ちゃん、あといくつ入れればいいの?」
「んー、とりあえず40本ってとこかな」
二人が釜戸に放り込んでいた細長いものは、秋の定番ともいえる野菜、さつま芋だった。
焼き芋を売りに出るための準備の最中で、釜戸の中からは、芋が焼ける甘く香ばしい匂いが伝わってくる。
静葉はそれなりに焼け具合がよさそうな芋を取り出し、半分に割った。
「これなんかいい具合に焼けたかしら、あちちっ!」
そして半分にした芋の片方を、熱そうな素振りを見せながら口にした。
「んー、おいしいわ」
「ちょっとお姉ちゃん、それ売り物なのに勝手に食べていいの?」
「味見よ味見。問題ないと思うけど、仮に芋に異常あったら売り上げにも私たちの存在にも関わるから。ほら穣子も食べてみたら?」
「そこまでお姉ちゃんが言うなら・・・本当だ、おいしい」
売り物を食べて大丈夫かと思いながら、焼き芋を口にする穣子。しかしその味は豊穣神の穣子も文句なしのおいしさだった。
あまりのおいしさ故か、穣子は釜戸からもう一本別の焼き芋を取り出し、口にした。
「穣子、さっき勝手に食べていいのって言ったのあなたよね?」
「もう一本くらい食べたって大丈夫よ、こんなにおいしいとは思わなかったから」
「んもぅ・・・じゃあ私も一本食べよ」
何だかんだと言いながら、二人は売り物にする焼き芋を計三本たいらげてしまった。
二人曰く、味も品質も特に問題なく、売り物にするには会心の出来栄えだったという。
ただ、出来がよすぎるのは同時に最大の問題でもあった。それがなぜか、知る者は一人しかいなかった・・・
荷車を引いて、芋の販売に出る二人。静葉はどこから仕入れたかわからないスピーカーを取り出すと・・・
「い〜しや〜きいも〜、おいも〜」
と、焼き芋屋の定番の台詞を口にした。
しかし、突然スピーカーの爆音が響いたのか、穣子が驚いて転んでしまった。
「ああ耳がキンキンする・・・もうお姉ちゃん! スピーカー使うなら先に行ってよね!」
「あ、ごめんね穣子」
「今度は私がやるから貸して」
まだ響くのか、穣子は耳を押さえながら静葉からスピーカーを渡した。
手元が軽くなり、荷車を引こうとしたその時・・・
ブッ!
「あっ! やだ・・・」
「ちょっともうお姉ちゃん!」
荷車を動かそうとした拍子に力が入りすぎたのか、静葉の肛門も緩んで空気中に大きなおならを発した。
それは隣にいた穣子にも十分聞こえる音で、静葉は恥ずかしさで顔を赤くした。
音だけならまだいいもの。腸内に溜まっていたガスの臭いが嫌でも静葉の鼻につく。
ブウッ! ブスッ、ブスススッ・・・
「お姉ちゃん、お芋食べたからっておならしすぎ! 私たち女神なんだから、ちょっとは考えてよ!」
「そんなこと言ったって、おならする前からお腹がぎゅるぎゅる言いだすんだもん・・・」
勢いがついたからなのか、静葉の肛門からはおならが連続で下劣なメロディとして鳴り響く。
先ほどはおならの音でかき消されてしまったのだが、確かに静葉のお腹から小さくごろごろと聞こえてくる。
お腹の具合が何か変なのは、家を出て少しした時点で静葉自身もわかっていた。
「さすがにおならの勢いでアレまで出さないでね」
「穣子、それはもう少し控えて言ってよ。女の子なんだから・・・いたっ!」
静葉のお腹から聞こえるお腹の音は、やがて腹痛まで誘発するようになった。
思ったより便意の進行は速く、軽い腹音からおなら、そして連発のおならから腹痛・・・
肛門にじわじわと迫るブツの圧迫感が既にあり、下手すると穣子のいうとおり、おならと一緒に出るかもしれない。
そう考えたとたん、静葉は急にお腹とお尻に圧迫感を感じ、膝をついた。
「うっ! や、やばいかも・・・お腹ぎゅるぎゅるで本当に出るかもしれない・・・」
「え、ち、ちょっとお姉ちゃん待ってよ!」
「ごめん穣子、あなただけで売りに行って・・・!」
「お姉ちゃん!」
穣子と荷車を背に、静葉はその場をあとにした。
ザッザッザッザッザ・・・
「せ、せめて人気がない場所で・・・やばい、もう出そう・・・」
優しい風に揺れる草原をお腹を押さえて走る静葉。
なんとか出口まで迫るものを出さないように踏ん張るが、ついに・・・
ブスッ、ブッブップップッ・・・ブリリッ!
「あっ! ち、ちょっと出ちゃった・・・」
豚が鳴くかのようなおならの連発を再びかまし、最後に出すまいと踏ん張っていたものを下着に発射した。
最後のみ生暖かく、それはお尻にしっかりとした熱を与えた。
ブリュリュブブ・・・ブッ・・・プププ・・・
ブビビブッ、ブリリリビチュウッ!
「やだ・・・・・・・どうしよう、パンツにうんち漏らしちゃった・・・」
腸内で熟成された便が、静葉の下着にニュルニュルと出てくる。
まるでさっき食べた芋のような長くて太い便は、静葉の下着をしっかりと膨張させ、されど溢れさせることなく綺麗な形を築かせた。
下着に漏れたとはいえ、その便の収まり具合は一種の芸術のようなものだった。
「神様なのに漏らしちゃって・・・後で穣子に怒られるかも・・・ん、あら?」
静葉は下着から便が落ちないようにお尻を押さえ、洗えそうな場所がないかあたりを見回した。
その時彼女が目にしたのは、木に顔を伏せて泣いている大妖精だった。
今回は静葉です。秋姉妹は原作での台詞がないようで、意外とつかむのが難しいです。
前半が静葉だったので、後半はもちろん穣子です。一人で里に焼き芋を売りに行った穣子の運命やいかに?
短めで申し訳ないです・・・
ちなみに何故ラストに大ちゃんが出たのかというと、私のある作品にヒントが・・・
ぐう
作品情報
作品集:
21
投稿日時:
2010/10/25 16:05:08
更新日時:
2010/10/26 01:21:43
分類
秋静葉
スカトロ
お漏らし
なんか卑猥なものかと思ったでござる
いや、うん、確かに女の神様だけどさww女神(笑)
秋姉妹メインの話なのに、さりげなくラストに登場するとか
静葉さまの芸術的らしいお漏らし、ぜひこの目で見てみたいですなぁ
そして、穣子さまの運命は!?
卑猥なものですか? 例えば・・・ブスリ♂
>名無し(2)さん
女の神様なのに女神らしさをあまり感じない幻想郷の神少女たち・・・
秋姉妹、雛、ケロちゃん、神奈子様、みんなめげちゃダメよw
>名無し(3)さん
静葉のチョコソフトはかなり値が張りますよ。
>名無し(4)さん
一応過去作品の外伝的作品(のつもり)なので・・・とはいえ大ちゃん確かに出番多いですね。
静葉のお漏らしは秋以外に拝むことはできないので、チャンスはお早めに!
続編できましたのでそちらもどうぞ見てやってください。
秋姉妹は何らかの形で直結させようと当時から考えていたのだー