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『誰にも言えない』 作者: 液便
「誰にも言えない」
※ 塗糞、食糞など、ハードなスカトロ描写があります。苦手な方は閲覧をお控えください。
※ 名無しの男性キャラクターが登場します。
「八坂様、どう見てもカツカツですねえ、今月分」
額縁眼鏡をことり、と置いて早苗は高らかに言い放つ。
「食費光熱費だけで精一杯です。御柱の新調、新年明け早々でしたよね?」
「あー、うん。でも何とかなるんじゃないか?なんたって正月だ」
早苗はかかかっ、と算盤をはじき出す。神奈子に見せ付けるような手つきで。
「なりません。今のままではおせち料理を食べるどころか……」
「いやいや、だから正月なんだし、多少無理しても」
「……路頭に迷うハメになります。」
早苗は宣言すると、現在の守矢神社の置かれている財政状況をとうとうと述べ始めた。
「いいですか。在庫が全く捌けていないんです。負債ばかりが増えていく状況です」
「八坂様は正月収入に期待しておられるようですが、今年は命蓮寺の登場でそれすら……」
神奈子は早苗の解説を聞き流しながら、横目でちらと庭を見やる。
諏訪子が蛙と戯れている。無邪気な笑顔。
「……で、どうすればいいんだい」
「いつもの「アレ」をお願いします。と言っても、私は詳しいことは存じないのですが」
「わかったよ、わかったから……よっこらせっ」
飲みかけの薄い茶を飲み干し、神奈子は腰を上げた。
人里。
寒風吹きつける長屋の玄関前で、男はしなびた煙草をふかす。
「正月、か」
男はこの辺り一帯で高利貸しを営む有力者の息子であった。
といっても齢二十半ばの三男坊であり、跡目を継ぐ事を期待されているわけではない。
今は日雇い仕事に就きつつ、おんぼろ長屋でひとり暮らしている。
父に勘当されたわけではない。兄弟との関係がそこまで悪いわけでもない。
ただ母親には優秀な兄たちと比較され、やや疎まれている風があるが。
そんな母親の自分に対する視線から逃れたかったのと、
壁に耳あり障子に目ありの実家の暮らしがどうしても窮屈に感じ、
男はこうして一人寂しく暮らす事を選択したのだった。
男はふと、気配を感じた。闇の中に目を凝らすと神様がいた。
「いや、寒いねえ」
「神奈子……様」
「あはは、水臭いねえ。『さん』で良いって言ったでしょ」
「いえ、流石にそれは……立ち話もなんですし、どうぞ上がってってください。神奈子様」
男はおでんと熱燗で神奈子をもてなした。男に出来る精一杯の馳走であった。
「おお、嬉しいねえ……最近は神社も財政難でね。中々美味しいものにありつけない」
「苦しいんですか、今も」
「新しくお寺が建ってね。そっちにお客さんが流れてるのかねえ……」
「前より苦しい、ですか」
「そうだねえ、三ヶ月ほど前に、あんたに会ったときより……苦しいね」
神奈子と男は、おでんを乗せた卓袱台を挟んで座っている。
男は湯気のむこうの神奈子のからだに、つい目が泳ぎ、妄想する。
衣の下には豊な乳房。弛みこそしていないが若干肉の乗ったお腹。
そしてその下には……巨きく熟れたお尻、お尻だ。
「あははっ」
神奈子が笑う。
「アンタねえ、そんな目で女の子を観ていたら、そりゃ、嫁さん迎える話もないわけだ」
「……すいません、つい」
「まあ私なんかならいくら観たって構わないよ、観られる事も信仰の内。」
神奈子はもぞもぞする男の仕草に母性をくすぐられる。
この寒空の下、一人寂しい思いをしていたのだろうと。
神奈子はすらりと立ち上がると、男の傍へ歩む。
男のささくれだった手をそっと両手で包み、言う。
「だいぶ寂しい思いをしていたんだね。おいで」
男はぎゅっと、神奈子のからだにしがみついている。
神奈子はそんな男の背をしっかりと抱え、よしよし、と頭を撫でる。
「神奈子様、今日も仕事で嫌なことがありました。あの野郎、俺を怒鳴り散らして」
「うんうん。でも話を聞いてると、そいつもいずれ己の過ちを知ることになりそうだな」
「神奈子様、俺は寂しいです。生涯孤独なままなんじゃないかとまで思える」
「よしよし、お前は強い子だよ。一人で自立して生きていくのはとても立派なことだ」
男はぼろぼろ涙を溢し、神奈子の胸に顔を埋めた。
神奈子もそれに応え、ぎゅっと男の頭を抱き寄せる。
「でも、寂しい時には私も居るからな。寂しかったろう、よしよし……」
早苗の言う「アレ」とは、神奈子と男のこうした行為を差していた。
男が神奈子に日々の鬱憤や悩み事を吐露し、神奈子がそれを受け止める。
その代わりに、男が有力者である己の父に、
守矢神社への参拝客の勧誘や、低金利での融資を呑ませる。
神奈子は男と性交に及んだりすることも、
衣服越しに触れさせるにせよ裸体を晒すことすらも無い。
いうなれば神奈子は母に疎まれた男の、母親代わりを務めているだけの話である。
見返りは求めるが。
「私がお前の母親代わりだよ。苦しい時は私の胸に飛び込んでおいで」
だが神奈子は一つ、妙にうぶで気付かぬところがあった。
抱きしめる男はやはり人の子、一人の男であり、
その男の胸中には未だ吐露せぬ、抱える悩みが在ることを。
もっと露骨な欲望が存在することを。
男はごくりと唾をのんだ。
今日こそは長年抱えてきた、あの悩みを吐き出してしまおうと。
「もう、今日はいつもより特に甘えっ子ちゃんだねえ」
神奈子が男を抱きしめてから、半刻ほどが過ぎた。
いつもより必死にしがみつく男の様子に、神奈子は少し違和感を覚えていた。
(……まだ、吐き出したいのに吐き出していない悩みがあるな)
前々から感じる所はあったが、男はどれだけ悩みを吐露しても、
どうしても喉から出せない言葉がある様子なのだ。
(……今日は聞いてあげられるかな。お母さんとして)
しかしこの時、それとは別に神奈子は己の下腹部にも違和感を覚え始めていた。
――――――――便意である。
神奈子にとってそれは久々のお通じであった。
我慢できないことは無いが、なにせ普段便秘気味の神奈子にとって貴重な瞬間である。
この際恥らうこともなく男の家の厠を借りてしまおうと思った。
「あっ……ちょっと、厠を借りていいかな。」
しかし必死に神奈子の胸にうずまる男は、ぎゅっと袖を掴んで離さない。
「神奈子様、まだこうしていてください」
神奈子は特に恥じる事もなく、言った。その言葉で引き起こされるものがあると知らずに。
「もう、この子ったら。でも『おっきい方』だからさ、ちょっと」
――――――――神奈子のこの言葉を聞いた瞬間、男の中の何かが弾けた。
「……神奈子様!いま一つだけ、悩みを聞いて頂けますか!」
「なんだいなんだい、改まって。いいけど手短にね。『おっきい方』だからさ。」
「どうか笑わないでください!神奈子様なら受け止めて下さると信じています!」
「うんうん。大丈夫だよ。さ、早く」
「僕は、女性のうんこが大好きなんです!」
暫し場が凍りついた。
「あ……うん。まあ、その、あれだ。私も長いこと生きてるから、世の中色んな嗜好の人間が居ることは理解している。うん、女性の……まあ、でも、あまり人前では言わないほうがいいだろうな、ああ、でもよく私に話してくれ……」
流石の神奈子も、男の衝撃的な告白にどう応対してよいかわからぬ風で、
下腹部を襲う便意に耐えながら、視線を泳がせあたふたとするばかりであった。
「そっ……それで、私は厠に行っていいの?」
「神奈子様。ここからの私の発言が不敬千万であるのならば、迷わず罰をお与え下さい」
「いや、だから、厠……」
男は唾をごくりと飲み込み、云う。
「神奈子様、どうか厠でなくこの場で、私の身体の上に排泄してください。小便も、大便も」
三十秒ほどの沈黙の後、神奈子は口を開いた。
「……神様の排泄物でも、人間と同じだぞ?本当にそれが欲しいのかい?」
「はい」
「私がそうする事で、悩みが少しは晴れるのかな?」
「ずっと、この悩みを抱えていたんです。
僕が実家を出た理由は、母親と不和だっただけでなく、
この性癖を知られたくなかったから……誰にも言えないし、誰にもこんな事頼めない。
もちろん今まで女性のうんこなんて一度も見たことがない。
でも、神様である神奈子様なら、神奈子様なら受け入れてくださると信じて……」
男はめそめそと泣き出した。
神奈子は男の抱えていた悩みの理由を知り、ふっと溜息を漏らした。
およそ信じがたい性癖の話だが、男にとっては真剣な悩みなのだ。
たとえその辺りの村娘と懇意になっても、
こんな頼みをすれば、破局するどころか噂が広まり村八分にされかねないだろう。
応えられるのは、母親代わりで、神様である自分しかいないのだ。
「……一回きりだぞ、一回きり……汚いから、終わったらすぐに身体を洗うんだよ」
神奈子が仕方無いという風にそう告げると、男はその場に平伏した。
男は己の煎餅布団の上に、ふんどし一丁で仰向けに寝ている。
神奈子は男の股間があからさまに怒張しているのを見て、
少し悲しくなるとともに、己の胸中に問いかけるものがあった。
(果たして私はこの子の母親代わりを演じながら、見返りを求めてしまっていた)
(もし、見返りが無かったとしたら私は、この子にどう接していただろう)
男は畏れ多さからか震えながらも、涙を流し神奈子に感謝の言葉を述べ続けている。
(……母親のような広い心で接してあげたい。見返りがなくとも)
神奈子は決心した。
見返りを求めていた私は、少しはわがままに応えてあげねばならぬのであろう。
それに、おそらくこの男はまだ見ぬ女性の大便に一種の幻想を抱いているのだ。
この行為で男は、思い描いていたのとは違う女性の大便の汚さを知り、幻滅するだろう。
後は笑って水に流し、できるだけ男を正しい方向に導いてやればよい、と。
神奈子は腰巻を脱がずに、その下のふんどしだけを脱ぐ。
そして布団に寝る男をまたぎ、裾を半分までたくし上げた。
便意は一時に比べ落ち着いたが、いつでも出せるような状態だ。
「こう……いう感じでいいのかな。しゃがむよ?」
「いえ、神奈子様、こう……後ろを向いて、私の顔の方にお尻を向けてください」
「え、まさか顔に……?」
「いえ、排泄していただくのは私の腹の上で結構です」
「……こう?」
神奈子は振り向きざま、男のふんどしに視線を落とすと、
半分露出した陰茎からむんむんとした熱気を感じた。
己の尻に、射抜かんほどに熱い男の視線も感じる。
(……男の子なんだな、やっぱり)
「ありがとうございます、神奈子様。では、しゃがまずに、中腰になっていただけますか」
「んっ……これでいいかな」
「そうです、その状態で。あっ、腰巻の裾はたくし上げないと汚れてしまうのでは」
神奈子は男の強烈な下心を感じながらも、思い切って裾をがばっとたくし上げた。
蝋燭の灯に照らされ、男の目に映ったのは、
中腰になった神奈子の濃い陰毛に包まれた秘所と、
少しの毛を周囲に生やした、若干赤黒い色素の付着した肛門であった。
「こ、この体勢でお願いします!神奈子様」
神奈子は急に恥ずかしさがこみ上げてきた。
やはりこんなことは早く終えてしまいたい。
思い切って下腹部に力を入れる。
「汚いからすぐに水で流すんだよ!……んっ!」
ぷっ、と神奈子の肛門から屁が噴出され、その臭いが神奈子の鼻まで届く。
神奈子はもう顔を覆い隠して岩戸の奥にでも引っ込んでいたい気分になる。
そして、抗いがたい力が神奈子の肛門に押し寄せる。
「あ……でるっ!」
ぷふっ、という音とともに、神奈子の肛門からうんこが顔を出す。
神奈子の肛門を押し広げるそれは、小娘の腕ほどはあるように思える太さである。
最初に顔を出したうんこは、すぐにあっけなく肛門付近でぽっかりと割れ、
短くスライスされたようなかたちで男の腹上にぼとっと落ちた。
「おお……神奈子様、ありがとうございま……」
「んっ、まだでるっ!」
にちっ、と摩擦音を立てながら次に押し出されてきたうんこは、
まるで男にその全容を見せ付けるかのように、神奈子の肛門からぶらんと垂れ下がる。
そして男の視線を存分に受けながら、べちゃっ、と男の腹上に落ちた。
やや黒ずみ、適度に水分を含んだ、小娘の腕ほどの太さの神奈子の大便。
長さは八寸(約24cm)ほどであろうか。それは男の腹上で強烈な臭いを放ち、
ほかほかと臭気を含んだ湯気を立ち昇らせ、神奈子の鼻腔にまで届く。
「神奈子様!ありがたやありがたや……」
「はあ……はあっ」
恥ずかしさのあまりか、神奈子は放心し、
もうどうにでもなれという風に男の陰茎の辺りを照準に当て、小便を撒き散らす。
男の身体は、あっというまに神奈子の排泄物まみれとなっていた。
「……ふう。どう?やはり大便は汚いものでしかないだろう。さあ、早く身体を清めに、」
だが、暫し放心状態であった神奈子が振り向くと、信じられない光景がそこにあった。
「神奈子様……優しくて美人で、いつもいい匂いのする女神様、でもうんこは、うんこは……すごい臭いだ」
男は神奈子の排泄物を上半身全体に塗りたくっていたのだ。
「ひゃっ……!」
流石の神奈子もこれには悲鳴をあげざるをえなかった。
男は塗りたくるばかりか、大便の繊維質の如き破片をつまみ、口に運ぶ。
神奈子の鼻に、出してすぐの時よりも強烈に思える臭いがつんと薫る。
それどころか男の部屋中に、神奈子のうんこの臭いが充満している。
この臭いを例えるならば、牛小屋の中、が最も近いだろうか。
「どうして、お前はいい子なのに、そんな……」
神奈子は男の傍らにしゃがみこむ。嗚咽しそうになり顔を手で抑える。
「神奈子様、私めはこのような趣向を持った男です。
今すぐ餓鬼道畜生道に墜ちよと云われても、何の申し開きもできやしません。
ただ、それでも全てを受け入れて下さった神奈子様を信じているのです。」
「……」
「実の母親より母親のような、神奈子様の全てが愛しいのです。例え排泄物でも。」
「…………ありがとう」
神奈子はそっと男の頭を撫でた。
「わかったよ。私もお前を受け入れよう」
衣や装飾品を全て脱ぎ捨てた神奈子は、蝋燭の灯と臭気の中に己の裸体を晒す。
男は既に恍惚の中にいるが、始めてみる神奈子の裸をしかと目に焼き付ける。
そして男をまたぐと、そのまま男の腹の上にしゃがみこんだ。
「あっ……神奈子様」
「構わない、汚いもなにも自分の出したやつだしな。」
神奈子は先ほど己が排出した、男の胸板上に転がるうんこをひとかけら摘む。
指でそれをぐじゅっと潰すと、強烈な臭気が鼻腔まで届く。
この固形は……先日食したきのこの類であろうか。
(長いこと生きてるけど、自分のうんちをこうやって見るのって、はじめて……)
神奈子の胸中に奇妙な、野良で男の子に混じって遊ぶ少女のような好奇心が、
むくむくと芽生えていた。これはもしかすると泥んこ遊びのようなものなのかもしれない。
(楽しい、かもな)
「か、神奈子様、どうぞご無理をなさらずに……」
「ううん、大丈夫だよ。それじゃあ、いつもみたいにしてあげよう」
男の腹上にしゃがみ込んだ神奈子は、そのまま男の身体に覆いかぶさる。
乳房が男の顔のところにくるようにして、ぎゅっと抱きしめる。
豊満な乳房が己の大便に汚れるが、神奈子はもはや気にするそぶりすらない。
「いいんだよ、女性のうんちが好きだって。私が受け入れてあげるから。
誰にも言えない?誰にも頼めない?……私がいるじゃないか。」
男はもはや感激の言葉すらも出ず、うんこにまみれながら一心不乱に神奈子の乳を吸う。
神奈子は身にまとわりつく己のうんこのねとっとした感触と、
臭気にむせ返りそうになりながらも、よしよし、と男の頭を撫ぜる。
「貴方、私のうんちで臭いでしょうに、随分と嬉しそうじゃない」
「だって、神奈子様のうんこです。いい匂いで、凄く気持ちいいです」
男は感涙にむせびながら言う。
既に男のふんどしも、煎餅布団も畳も、神奈子のうんこで散々な色合いに変化している。
ふと、神奈子の尻に硬い感触が当たる。男の陰茎である。
「あら……こんなに硬くなっちゃって」
神奈子は先ほど己が小便をまぶした、男の陰茎をぐっと握る。
「出したくてたまらないでしょう?」
「言ってごらんなさい、私にどうしてほしいの?」
男はもはや興奮と感激の余りか、言葉すら出てこない有様である。
「仕方ない……じゃあ、貴方が一番喜びそうなこと……私のうんちでしごいてあげる」
神奈子は己の身に付着した糞を一掴みすくい取ると、それを男の陰茎に塗りつけた。
そのまま上下にしごくと、男の陰茎は完全に神奈子のうんこの色に染まる。
男の陰茎がびくびくとうねり、興奮しているさまが神奈子に伝わる。
「立派なおちんちんだねえ……私のうんちでこんなに喜んじゃって。
すっごく臭いのに。さすが、男の子。偉いぞっ」
神奈子は男の陰茎をしごきながら、男の傍らに添い寝し、耳元で囁いた。
「しかし、こんなに派手にやったら三日は臭い取れないだろうねえ……
ごめんね、臭いうんち出しちゃって。」
神奈子は男の顎にそっと手を当て固定し、男に接吻する。
既に男の口内には神奈子の排泄物が含まれている。
男の口内に神奈子は舌を這わし、それらをすくい取る。
一旦口に含んだ後、軽く咀嚼する。そして物欲しそうな男を上から見下ろすようにして、
つーっと黄金色に輝く唾を垂らす。男はそれを一心不乱に吸い取る。
「舌がびりびりする、苦い……、貴方、こんなの身体に毒よ。終わったら早く清めなさいね」
しかしもはや神奈子も、己の排泄物を口に含むことに抵抗が無くなっている。
強烈な臭いの中で既に嗅覚は失われつつあり、
毒と口では言いつつも、この状況では生理的な衛生感を失っているのだ。
「いえ、神奈子様のうんこを……
私のちんこに染み込ませて、臭いが一生取れないくらいにしてください」
男は興奮の余り息も絶え絶えであり、絞り出すような声で言った。
「いいわよ。私がお口で、貴方のおちんちんにたっぷりうんちを染み付かせてあげるから。
その代わり、貴方は私のお尻を舌で綺麗にしてちょうだい」
神奈子は男の顔面に腰掛けるようにして屈み、男の陰茎に舌を這わせる。
男は粘膜にあたるひんやりとした神奈子の舌の感触に身悶えする。
「ほら、ちゃんと私のお尻の穴舐めて綺麗にしなさい……
私もあなたの望むようにしてあげるから」
神奈子は男が舌を肛門へねじこもうとしてくるのを感じながら、
自分の排泄物にまみれた男の陰茎を咥える。
強烈な苦味が舌に走るが、そんなことはもう気にならない。
嗅覚は既におかしくなりかけているのか、不思議と便臭が芳ばしくすら思える。
「……おいしそう」
神奈子はちゅっ、ちゅっと音を立てて、
男の陰茎の下のほうや、金玉にこびり付いた糞の欠片を唇で吸ってまわる。
そして幾らか集まると、舌先にそれを乗せ、男の亀頭を舐め回す。
男の亀頭粘膜は茶色く染まり、興奮しているのか陰茎全体がびくびく蠢く。
「……夢です。夢みたいです。神奈子様にここまでして頂くなんて……」
「助平なおちんちん……くっさいうんちでイキそうになってる」
ここに至って神奈子も、己の排泄物の臭いと味わいに恍惚としていた。
目の前にいるのは、自分の排泄物にすら酔いしれてくれる一人の男。
無理に信仰を広めて回らなくても、この男の信仰だけでも守矢は暫く持つかもしれない。
いや、そんな些細な事よりむしろ、神である自分が、女として一人の男を汚しつくし、
にも関わらず男の側はそれを喜んでいるという、途方も無い背徳の構図を……
……やがて男の身体がびくんと揺れ、神奈子の口内に大量の精液を発射した。
「……よしよし、偉い子。私のうんちで興奮して、こんなにたくさん出すなんて……」
糞混じりで茶色く変色した精液を、だらりと口から溢しながら、
神奈子はなおも男の舌使いを要求した。
「なんとか凌げそうですね、今年も。「アレ」の見込みより若干少ないですが」
早苗はぱちん、と算盤を弾き、額縁眼鏡をことり、と置く。
心なしか表情から以前の険しさが消え、安堵したような風がある。
「ところで八坂様、どうでもいいことなのですが」
「……どうした?」
「この間八坂様の衣類を洗う時、少し臭いましたよ?」
「え、え、いやだから言ったろ、あの時は肥溜めの近くを通って帰ってさ」
「いえ、その時じゃなくて」
早苗はくすりと笑う。
「お母さんのような匂いがしたなあって」
神奈子は早苗がごく稀に見せる屈託のない笑顔に、
もっと普段からそんな表情を見せてくれと思うとともに、一抹の後ろめたさを感じた。
(……私も、誰にも言えない秘密を持ったんだ)
おわり
はじめまして。液便と申します。
読んでくださってありがとうございます。
やや前置きが長くなったきらいがありますが、自分の欲望の赴くままに書きました。
テーマは「神奈子様と母性と愛とスカトロ」です。
なんかいろいろすいません
※12/13 スカシーンを中心に加筆修正。先に読んで頂いた人申し訳ないです。
液便
- 作品情報
- 作品集:
- 22
- 投稿日時:
- 2010/12/12 18:05:13
- 更新日時:
- 2010/12/13 19:02:22
- 分類
- スカトロ
- 八坂神奈子
- 塗糞
- 食糞
男が羨ましい
罰を下されてもいいから、神奈子様の手ほどき受けたい・・・
俺も普通に興奮した。しかもなんかちんこをうんこに云々とか追加されていた。そういうのもあったのか!
マジでウナル、うらんふ両氏にも見ていただきたい!!
興奮しました。
マジでたまらんです。
神奈子様がエロイでござるよ。
やっぱり塗糞・食糞・執拗な臭い描写の3点セットはスカシーンの価値を飛躍的に高めますね。個人的な意見ですが。
うらんふさん・ウナルさんに勝るとも劣らぬスカ作家さんが登場してくれて、非常に嬉しいです。
神奈子様のうんちに塗れた乳首をちゅっちゅしたい。
実を言うと、ウナルさんの「灰色の庭」に感銘を受けて、
ただただ自分の欲望のままを文章にぶつけてみたいと思い書いた作品ですから、
うらんふさんはじめ排水口の先達スカ作者さんたちには到底及ばぬものです。
ただ想像以上にご好評を得られたようで嬉しいです。
排水口は「誰かに言ってもいい」場所なんですね!