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『超高齢者戦隊ババレンジャー【第9話】(中編)』 作者: どっかのメンヘラ

超高齢者戦隊ババレンジャー【第9話】(中編)

作品集: 22 投稿日時: 2010/12/18 09:38:18 更新日時: 2010/12/18 23:23:19
その頃紅魔館では・・・。
「この糞ガキ!アンタはどこまでアホなのよ!!日光でローストされて灰になって桜の木にぶちまけられちまえ!!」
「黙れこの糞が!アンタ見たいなオナニー魔女豚顔も見たくないわ!!下っ端のヘタレ悪魔と一緒にマンコ擦り切れて死んでまえ!!」
図書館に下品な罵声の応酬が響く。パチュリーとレミリアが大喧嘩しているのだ。本の盗難事件を責任をすべて美鈴に負わせ彼女を解雇したことにパチュリーが異議を申し立てたのだ。この仕打ちはいくらなんでもひどすぎる。もともとレミリアが彼女を働かせすぎたことが原因ではないのか?盗まれた本の持ち主である自分がこういってるのだから彼女のことを許して欲しいと頼んだがレミリアは聞き入れない。そして結局両者平行線のまま喧嘩になってしまった。
図書館がぎしぎし揺れるほど強く扉を閉めた後、レミリアはぷんぷんおこりながら廊下を歩いて食堂のほうへ向かった。咲夜にお茶でも入れてもらおうと思ったのだ。
「あの喘息豚!!私に何の落ち度があるってのよ!!後で図書館に屋敷中の埃ばら撒いてやる!!」
廊下を歩きながらすれ違うメイド妖精たちに当たり取らしていた。
「この下種!!はっ倒すぞ!!」
「甲冑しっかり磨いとけやコラ!」
「ケツにモップぶち込むぞ!!」
手当たり次第にメイド妖精たちに当り散らしているとふと後ろから気配と声がした。
「お嬢様。相当ご機嫌斜めのようですが何か御気に障るようなことでもございましたか?」
レミリアは後ろを向いた。咲夜だ。
「なんでもない。あんたには関係のない話でしょ?何か用?」
「それが・・・。」
咲夜は少し困った顔をしながら言った。
「お嬢様に物申したいという方が・・・。」
レミリアは「ハァ?」とでも言いたげな顔をした。
「何それ?そこら辺の一般人どもが私に意見したいなんて何考えてるのかしら?今すぐ追い返して。晩御飯にしてもいいわよ。」
「それが・・・もう門を突破して屋敷の中に入ってきてしまったんです。」
「なっ・・・何よそれ?!あのアホの妖精共ちゃんと仕事しなさいよ!今すぐ行って晩飯のローストビーフにしてやるわ!咲夜!そいつどこに居るの!?」
「エントランスで騒いでます。」
「くっそ〜今すぐ徹底的にボコボコにして追い返してやる!」
「あの・・・それはおやめになられた方がよろしいかと。」
申し訳なさそうに言う咲夜をレミリアがにらんだ。
「何で?!この私が勝てないような相手だとでも言うの?」
咲夜は一呼吸置いて、言った。
「騒いでいるのは・・・八雲紫です。」
レミリアの時間は完全に停止した。
「・・・・・マジ?!」
咲夜は無言でうなづいた。
レミリアは一瞬悪戯が親にばれた子どものような気まずそうな顔をしたが、すぐに言い放った。
「わっ・・・わかった。すぐに行く。咲夜も来い。」
すぐに虚勢を張っていかにも当主らしく振舞おうとしながら咲夜に命令した。




時は少し前にさかのぼる。
「ここがあの吸血鬼(おんな)のハウスね・・・。」
夕日を背にした紅魔館の前に5人の人影があった。腕組みをして紅魔館を見上げるのは毎度おなじみ紫たちババレンジャーだ。
「我が侭で頑固なお子ちゃまにはびしっときつく言って躾けてあげなきゃいけないね。」
神奈子が言った。
「幸いあの子にはモンスター化するような親も居ないし。」
永琳がつぶやく。
「いざというときは私達お尻ぺんぺん要員が大活躍よ!」
幽々子は手にそこら辺で拾った太い木の枝に焼き鳥の竹串をさした即席のモルゲンシュテルンを、白蓮は毎度おなじみのハンマーを持っていた。
「さー皆!準備はいいわね?突撃いいいいい!!!」
5人は紅魔館の門に派手に砂埃を巻き上げながら全速力で走っていった。




「ん・・・?何だアレは?!誰かがこっちに向かってくる!何アレ?!いのししの大群?!」
門で警備をしていたメイド妖精5人は腰を抜かした。何かが砂埃をもうもうと上げながら迫ってくる。望遠鏡を覗いてた妖精の一人が叫んだ。
「いのしし?!バイソン?!妖怪?!・・・違う!!ババアだ!!!ババアが突っ込んでくる!!」
「紅魔館の門が見えてきたわ!!皆!ストップ!!ストーーー!!!」
紫の掛け声と共にババアたちの靴の裏と地面が激しくこすれ地面がえぐられる音がとどろき、あたりにいっそう大きな土ぼこりが舞った。
「ーーーーーーーーーーーップ!!!っと・・・。ふぅ・・・ギリギリだったわね。」
一番前に立っていた(というより動けなくなっていた)リーダー格のメイド妖精の鼻先3cm先に紫の垂れ気味の巨乳が迫った。
「だっ・・・誰だお前達は!?」
小便を漏らし硬直するリーダー格の妖精の代わりに、一番後ろのほうに隠れていた妖精が言い放った。
「不死身の女!すぱいだ・・・じゃ無くて、超高齢者戦隊ババレンジャーよ!今日はあなた達の主人に一言物申しに来たのよ!」
相手に指をさしてびしっとジョジョ立ちを決めて言い放った紫。こういう時のためにジョジョ立ちポーズを12時間飲まず食わずで練習した甲斐があったなぁと紫は心の中でひそかに思った。
その時、硬直していたリーダーメイド妖精が意識を取り戻した。
「はっ!!お前達にそんなことはさせない!!命に代えてでもこの屋敷を守ってやる!!!」
そういって両手を握り締めてファイティングポーズをとった。拳には荷造り用の紐で剣山がくくりつけられている。
「ぷぷっ!びびってお漏らししてるような子にすごまれても怖くないですねぇ。」
後ろのほうで白蓮がニヤニヤしながらつぶやいた。
「うっせー馬鹿!!どっからでもかかって来い!!」
リーダーのメイド妖精は両手を思いっきり回転させて見せた。これぞメイド妖精必殺奥義「グルグルパンチ」である。
(何これ・・・ショボっ!)
ババレンジャー達とリーダー以外のメイド妖精たちは心の中で同時につぶやいた。
しばらく両手をグルグルさせた後、リーダーは高らかに笑い声を上げた。エプロンやスカートの脇が剣山に引っ掻かれて少し破れていたのに妖精の一人が気づいたが、教えるのは気の毒なので黙っておいた。
「はっはっはっはっは!!どうだすごいだろう!!最後にお前の名前を聞いておこう!!名乗るが良い!!」
完全に気が大きくなってたのか、リーダー格の妖精が紫に言い放った。
「え?マジ?名乗って良いの?!私の名前は幻想郷最強の正義の味方八雲紫よ!!」
「え?!」
リーダー格のメイド妖精が固まった。
(う・・・嘘・・・!あの幻想郷最強の妖怪の?!)
「あ!アンタだけずるいわよ!!私は八意永琳よ!」
リーダー格のメイド妖精から笑顔が消えた。
(あの月の頭脳とまで呼ばれた人・・・?)
「こら!抜け駆けすんな!私は八坂神奈子だ!」
「私は西行寺幽々子よ!」
「私聖白蓮といいます。」
(う・・・うう・・・嘘・・・な・・・なんでこんな凄い面子が・・・。)
妖精は青ざめた。そして硬直したままお尻からぶりぶりという下品な音と悪臭と茶色の固体を出し、そのままのポーズで倒れてしまった。
「あわわわわわ!!!ごめんなさい!!ごめんなさい!!」
「今すぐ通します!!!ご自由に好きなだけお通りください!!!」
ほかの妖精たちがあわててリーダーをどかし、紫たちに道を開けた。
紫は満面の笑みを浮かべた。
「あら素直な子達ね!素直な子は焼き鳥の次の次ぐらいに好きよ。」
そういって悠々と門を抜けて屋敷に入るババアたち。神奈子は拳を握り締めながら言った。
「正義の味方って、SUGEEEEEEEEEEEEEE!!!!」




「おらレミリア出てきなさい!!!ぜんぜん怒ってないから!!!」
大声を張り上げて頭上につき出した拳をぶんぶん振り回している紫をメイド妖精たちが4人がかりで押さえつけている。
突然屋敷にキィキィと言う気味の悪い泣き声が響き10匹ほどのこうもりの群れが一つ現れた。そしてまた一つ、また一つとこうもりの群れが増えた。ぎゃぁぎゃぁと気味の悪い奇怪な声を上げながら、何十もの漆黒のこうもりの群れがグルグルとエントランスを飛びまわり、シャンデリアの真下に集まって一つの群れになる。そして幼い少女の声でありながらも不気味な笑い声がこだまし、少しづつその群れは真っ黒な人の形を成してゆく。
「私を呼んだのはお前達か?」
エントランスのステンドグラスをバックに黒いもやを振り払い威厳たっぷりにこの館の主、レミリア・スカーレットは言い放った。
「この私の館に押し入るとは良い度胸だ・・・今すぐここから出て行け・・・。さもなくばこの紅魔館当主レミリア・スカーレットがじきじき貴様らに裁きの鉄槌を・・・。」
「出たかレミリア!!!必殺!!しゃがんだまんまその場ジャンプ!!!!」
しかしレミリアがセリフをそこまで言いかけたとたん、紫は妖精たちを振りほどいて、レミリアに向かって大ジャンプした。
「おらあんた!いつまでもごちゃごちゃくっちゃべってんじゃないわよ!!御託並べていいのは正義の味方だけよ!!!」
紫はレミリアの腹に飛びついた。紫の固い頭がレミリアの腹筋に食い込む。
「ごふっ!!」
紫がレミリアの腹にしがみついたまま二人はエントランスの中央に墜落した。
「てめぇ何邪魔してんだ糞ババァ!!!私のカリスマ丸つぶれじゃんかよ!!」
ごすっ!ごすっ!
自分の腹にしがみついた紫の頭を叩きまくるレミリア。
「いて!いて!痛い!!!何アンタのパンチ!!??異様に重くて痛いんだけど!!??」
30回ほど殴ったところでやっとババレンジャー4人と咲夜が二人を引き放した。
「うーっ!お前ら何しに来た!!聞けば私に何か意見があるみたいだな!!」
威嚇するように大声で言い放ったが咲夜に抱きかかえられて少しなみだ目になっていた。
「何しにきたも何も無いわよ!!あなた門番の女の子首にして追っ払ったらしいじゃないの!!よく長い間働いてた家族同然の家臣を簡単に首に出来るわね!!しかもあなた聴いた話では自分の部下すべてにむちゃくちゃな労働を課してるらしいわね。湖の周りの妖精の間ではずい分有名な話よ!」
「黙れ!!貴様らにそのことを口出しする資格など無いわぁ!!!紅魔館を守れなかった当然の報いだわ!!」
「あなたサイテーね!!!あなたなんか風呂場の排水溝にくっついてるピンク色のヌルヌル以下よ!!」
「何だと貴様!!私がどの家臣を首にしようとどうしようと私の勝手だ!!!あとそんな変なものと比較するな!!」
「兎にも角にもさっさと謝んなさいよ!!減るもんじゃなし!!!」
「減るわ!!主に私の当主としての威厳と求心力が減るわ!!」
ぐぬぬ・・・と紫はうなった。そこらのクソガキ吸血鬼の口から威厳だの求心力だのという言葉が出ることを紫は予想していなかったようだ。見た目は幼女頭脳はクソガキの紅魔館当主レミリアを大分舐めてかかっていた紫は、こんなチビスケちょっと捕まえてきつくお説教すればすぐ言うことを聞くだろうと高をくくっていたところがあったようだ。
「うむむ・・・そうだわ!ならこうしましょう!あなたの意見と私の意見を折衷して『あなたが紅美鈴を探し出して土下座して謝って屋敷に連れ戻した後私達にタダで焼き鳥をおごる』って言うのはどうかしら?悪い話じゃないと思うけど?」
「ぜんぜん折衷できてないじゃないの!!アホか?!」
「ムッキー!!アホとか言うなアホとか!!
紫は地団駄を踏んだ。怒りで顔が真っ赤だ。
「あんたは本当に冷酷で頑固で我が侭な奴ね!!!信じられないわ!!!アンタは自販機のコーンスープの空き缶の底にくっついたトウモロコシの粒より下種ね!!」
「どうとでも言え!!あとそのよく分からない例えはやめろ!!!悪口かどうかも微妙なこと言うな!!!とにかくだっ!!」
レミリアは咲夜の腕の中から降りると紫を指差し言い放った。
「奴はもう私とも、私の屋敷とも、ここの関係者すべてともまったく関係の無い部外者だ!そんな奴がどこで野垂れ死のうがどうしようが私の知ったことではないわ!!!」
「このクソガキぃ〜っ!!!たかだか500うんぬん年しか生きてないケツの青いおこちゃまが調子こきやがって〜っ!!」




紫とレミリアの言い合いは白熱し、今にも互いに手を出しかねない。その時永琳が間に割って入った。いくら正義の味方でも道を踏み誤った人間にいきなり裁きの鉄槌を食らわすのは考え物であると彼女は考えた。
「まぁ待ちなさいあなた達。不毛な争いはおでこのしわしわしか生まないわ。」
紫とレミリアの間に永琳が立った。紫は永琳に藪医者だの白髪ババアだのぎゃあぎゃあ騒いでいたがほかのババレンジャー達に取り押さえられた。
「レミリア・スカーレット・・・私はあなたを何もわからない子ども扱いするつもりは無いわ。あなたがこの屋敷の立派な主であることを前提にして話すつもりよ。いい?」
永琳は静かに話し始めた。紫のようにレミリアを子ども扱いする様子は無かった。
「あなたは誰かのために汗を流したことはあるかしら?誰か大切な人のために自分の時間、自分の労力、自分の持つ何かを犠牲にしたことはあるかしら?」
永琳の深い青色の瞳はレミリアの真紅の目をじっと見据えていた。その青い瞳には、レミリアを非難するようすも、バカにするようすも無かった。ただ凛とした厳しさだけが宿っていた。
「私には、あなたは周囲の人たちから犠牲を強いるばかりで何一つ自分から与えようとしているようには見えないけど。」
対するレミリアは何も言い返さない。只彼女の唇は時々白い牙を覗かせながら何か言いたげにうごめいていた。
「一度でもいい。だからそのことについてよく考えて見なさい。そして自分なりに答えを出しなさい。それが出来たら、あなたはきっと自分が次に何をすべきかわかるはずよ。そのときはその『すべきこと』に素直に従うことよ。」
永琳が話し続ける間に、レミリアの口もうごめくのをやめた。彼女の言葉一つ一つを、受け止めているように見えた。
「これが私からの『難題』よ。このことについてよく考えることね。約束できるかしら?」
レミリアはしばらくその真紅の瞳を永琳に向けていたが、やがて静かに答えた。
「ええ・・・わかったわ。約束するわ・・・。紅魔館の主として。」
永琳は少し表情を緩めた。
「それなら、『約束の儀式』を始めましょ。」
「え?」
レミリアは驚いたような顔をした。




「それじゃあいいわね?レミリア。」
「うん・・・いいけど・・・。」
今レミリアと永琳は一昔前のヤンキーのようにうんこ座りをしている。2人とも上半身を少しかがめて右手の肘を股間にくっつけている。その先にある握りこぶしは地面につけられていた。
「いい?行くわよ・・・?いっせーの。」
永琳とレミリアは掛け声を合わせ、『約束の儀式』をはじめた。
(永琳)「女と!」
(レミリア)「女の!」
(2人同時)「お!や!く!そ!く!」
2人は握りこぶしを顎のところまで勢いよく振り上げた。
ちーん・・・。
どこからとも無く小さな金属音が聞こえる。儀式が正常に行われたしるしである。
この音がどこから鳴るのかは誰も知らない。もちろん永琳も知らない。
「・・・よし、交渉成立ね!」
永琳は満足げに笑った。
「いいレミリア。これで約束は結ばれたわ。もし破ったりしたら・・・。」
「破ったりしたら・・・?」
レミリアはつばを飲んだ。
「紅魔館の正門に勝手に『CoCo○番屋』の看板を設置するわよ。」
「何それ地味に困る。」
こうして交渉は結ばれ、ババレンジャー5人は紅魔館を後にした。
正面のエントランスを抜け、正門へ向かう途中、幽々子がふとたずねた。
「永琳、あの儀式はいったい・・・?」
「ああアレ?『約束の儀式』よ。月では今静かなブームを迎えているの。」
「・・・。あの手、何を表してるのかしら?どう見ても下品な何かにしか見えなかったけど。」
「そんなのふたなりちんぽに決まってるじゃない。」
「・・・・・。」
幽々子は黙ってしまった。
紫はずっとむすっとしている。
(まったく永琳は甘すぎるのよ・・・甘ちゃんよ甘ちゃん!インドの黄色いお菓子ぐらい甘ちゃんだわ!)
白蓮もがっかりしている。
「久しぶりに私のハンマーが大活躍しそうだったのに・・・。4500円もしたのに・・・。」
そんな中神奈子は心配そうに紅魔館を振り返った。
「約束、守ってくれるといいんだけどねぇ・・・。」




「お嬢様、本当に彼女との約束を守るおつもりですか?」
ババレンジャー達が去った後、レミリアが自室へ戻る途中の廊下で、咲夜は問いかけた。
レミリアは立ち止まり、少し視線を床の赤いじゅうたんに這わせていたが、やがて答えた。
「・・・・・あんな約束、あんな馬鹿げた約束守るわけ無いじゃないの!おせっかいも甚だしいわ!!あんなババァ共、明日にでもなれば今日の約束なんて忘れてるわよ!!!くっだらない!!」
レミリアは振り向かず答えた。
咲夜はしばらく黙っていた。沈黙のまま時間が流れた。
咲夜は只うつむいて黙っていた。しかし何かを決心したかのようにレミリアの背中にその青い瞳を向け、静かに話し始めた。
「お嬢様・・・今回のことについて、もう少し真剣にお考えになってはどうでしょうか?」
何!?とでも言いたげな顔をしてレミリアは咲夜のほうを振り向いた。
咲夜は話を続ける。
「お嬢様、あなたの行動は目に余るものがあります。紅魔館の外ではこんな労働はありえません。」
レミリアの顔に明らかに怒りの表情が満ちる。
「お嬢様、私からはっきり言わせてもらいます。」
自分の主に対する今までの鬱憤、そして自分の大切な同僚であり友人であった美鈴への仕打ちに対する怒りはババレンジャー達の正義の心に触れて、咲夜の中でとある強い意志へと変わっていた。
咲夜の目に浮かんでいたものは、強い決意、そしてどのような裁きにも仕打ちにも耐えて見せようという強い意志だった。
「今のお嬢様は間違っています。どうか自分のことを見つめなおしてください。八雲紫たち五人の言うことをもっと真剣にお考えください。」
咲夜は覚悟を決めていた。この言葉の所為で自分がここから追放されようとも、五体を引き裂かれるような裁きを受けようとも決して後悔しないだろう。今すぐこの場で1千もの肉片になっても構わない、それで自分の主が考えを改めてくれるのなら。それほど咲夜の意志は固かった。
「・・・・・言いたいことはそれだけか?」
咲夜はつばを飲んで、うなづいた。
そしてレミリアは、咲夜に向かってあるひとつの言葉をたたきつけた。
紅魔館の廊下に、レミリアの声が響いた。
その言葉を突きつけられた咲夜は、青ざめて、がくがくと震え始めた。大きく見開かれた青い瞳から一つ、また一つ、そしてぼろぼろと大粒の涙がこぼれ始めた。
「あ・・あ・・・うぅ・・・。」
そこにはもはや、完全で瀟洒なメイドの姿は無かった。レミリアが発した言葉は、咲夜の意志も覚悟も粉々に打ち砕き、彼女の心を完膚なきまでに打ちのめした。
咲夜は顔を手で押さえ、バッと走り出しレミリアの横を駆けていった。
レミリアは不機嫌そうにふんっと鼻を鳴らし、そのまま自室へ向かった。




「妹様、そろそろお着替えして起きる時間ですよ。」
ここは紅魔館の地下室、フランドール・スカーレットの自室である。姉と和解してからは彼女の部屋はおおきく改装され、陰気で暗く牢獄のようだった彼女の部屋はいまはランプの光に満ち溢れ、綺麗な壁紙、ふわふわなカーペット、豪華な家具、そしてあまり数は多くないがぬいぐるみなどのおもちゃもある。
「え〜もうちょっとまってよ〜。」
フランは小悪魔に文句を垂れた。彼女はパチュリーから貸してもらったファンタジー小説『パリー・ホッターと漬物石』をベッドの中でで読んでいた。後数ページで小説が終わるというクライマックスシーンだった。
「続きが気になって着替えに集中できないよ。」
「集中しなくてもいいですから、着替えてください。」
しぶしぶベッドから出て来たフランは小悪魔に服を脱がしてもらった。前は咲夜にしてもらっていたが彼女にやらせるとすぐ鼻血をたらしてフランの服を汚してしまうので今は小悪魔に手伝ってもらってる。鼻から血を流しながら慌てふためく咲夜を見て、「ああこの人はロリコンなんだな」とフランは思ったものだ。
「ねーねー小悪魔ー。」
フランは何かを思い出したようにふと小悪魔に問いかけた。
「美鈴おねえちゃんはいつになったら帰ってくるの?」
「えっ・・・えっと・・・。」
小悪魔は回答に詰まってしまった。




実はフランは美鈴が首になり紅魔館から追い出されたことを知らなかった。レミリアが美鈴を紅魔館から追い出した数日後、フランは美鈴が居ないことに気づいてレミリアにどこへ行ったのかと問いかけた。レミリアはその時美鈴がフランのお気に入りの部下であることを思い出し、追い出したことをほんの少しだけ後悔した。
無邪気に美鈴の行方を聞いてくる妹に対し、レミリアは冷や汗をかいた。怒らせればどんな暴れ方をするかわからないし、第一心のそこから大好きな妹を悲しませたくない。しかしここで美鈴を呼び戻したら自分の威厳が失墜する。
妹への思いやりと自分へのプライドの狭間に挟まれ、レミリアはつい嘘をついてしまった。
「美鈴は・・・美鈴は実家に帰ってるわ。親戚の法事なんですって。」
レミリアは自分でもかなり苦しい言い訳をしてしまったとおもった。美鈴に親族のことについてなんて聞いたことも無かった。居るかどうかすら怪しい。
「ふーんそうなんだ・・・。」
しかしフランはどうも本気で信じてるようだ。純粋な子である。
「じゃあすぐに帰ってくるよね!明日になったら帰ってくる?」
「えっ・・・・・それがしばらくは帰らないみたいなの。美鈴の実家はここからすごく離れたところにあるみたいだから往復だけでもすごく時間がかかるの。もうしばらくは帰ってこないわ。」
ひどく苦しい言い逃れだ。もういくらなんでもばれてしまう。
冷や汗をかくレミリアに向かってフランは無邪気にいった。
「そっか・・・美鈴おねえちゃんも大変だね!帰ってきたら美鈴お姉ちゃんにパンケーキ作ってあげるんだ。今度は失敗しないようにがんばるぞー!」
またしても信じた。この子には疑いという概念は存在しないようだ。
それからもフランに美鈴の行方を聞かれるたびに、心労で倒れた母親の代わりに家事をしているだの実家がぼろくて天井が落ちてしまったので修理の手伝いをしているだのいろいろ苦しい言い訳をしていた。実家の近くに原子力発電所を造られそうになっているので反対運動に参加しているだとかかなり苦しい言い訳をしたこともあったがどんな説明にもフランはこう答えた。
「そっか・・・美鈴おねえちゃんも大変だね。」
そうしてずるずると嘘をつき続けて現在に至る。




「ねーねー小悪魔ー。美鈴お姉ちゃんはどうして帰ってこないのー?」
無邪気に聞いてくるフランを前に、小悪魔の心は痛んだ。
このままこの子を騙し続けるのはあまりにも可愛そうだ。
小悪魔の性格は、純粋で無邪気なこの少女をこれ以上騙し続けるにはあまりにも善良すぎた。小悪魔の良心はとうとう彼女に事実を語るという選択肢を選ばせた。
「実はですね、妹様・・・。」




レミリアは自室に入るとベッドに突っ伏した。部屋は妹の部屋以上におおきく、豪華なつくりで、大量の衣服をしまうための豪華なクローゼットが列を成し、ほかの装飾品や家具もきらびやかだ。
「まったくどいつもこいつも・・・私のいったい何が悪いって言うのよ・・・。」
レミリアの頭の中を今日受けた忠告がぐるぐるとめぐる。

(・・・あなたは誰かのために汗を流したことはあるかしら?誰か大切な人のために自分の時間、自分の労力、自分の持つ何かを犠牲にしたことはあるかしら・・・)

(・・・私には、あなたは周囲の人たちから犠牲を強いるばかりで何一つ自分から与えようとしているようには見えないけど。・・・)

(・・・この糞ガキ!アンタはどこまでアホなのよ!!日光でローストされて灰になって桜の木にぶちまけられちまえ・・・)

(・・・あんたは本当に冷酷で頑固で我が侭な奴ね!!!信じられないわ!!!アンタは自販機のコーンスープの空き缶の底にくっついたトウモロコシの粒より下種ね・・・)

(・・・今のお嬢様は間違っています。どうか自分のことを見つめなおしてください。八雲紫たち五人の言うことをもっと真剣にお考えください・・・)

「・・・フンだ!一番えらいのは私、一番正しいのは私だもん!」
レミリアは仰向けに寝転がりベッドの上のクッションを蹴り上げた。クッションは天井で跳ね返ってベッドの右脇へと消えていった。
しかしそうは言ってみたものの、何かおかしい。胸の奥がちくちくした。それはレミリアが最近フランの笑顔を見るたびに感じていた痛みと同じものだった。
天井をボーっと見つめながら、レミリアはふと考えた。
(やっぱり咲夜には謝ったほうがいいかな・・・まさかあのぐらいのことであそこまで傷つくなんて思わなかったし。パチェにも汚い言葉いっぱい言っちゃったし・・・謝ったほうがいいよね・・・。)
しかしレミリアはすぐに眉間にしわを寄せた。
(でも門番を呼び戻すのだけは絶対にいやよ!あとあんなクソババァ連中のいうことも絶対に聞かないんだから!!)
レミリアは再びベッドにうつぶせになった。
その時だ。
どどどどどどどどど・・・・・。
何かが猛スピードで走り回る音がした。
「ん?!何!?」




その頃咲夜は自分の部屋のベッドの上で泣きながらレミリアの使用済みドロワの股間をしゃぶっていた。
「ううぅ・・・ひっく・・・ひっぐ・・・。」
咲夜は子どものように泣きじゃくりながら枕の下から鍵を取り出し、ベッドの脇の机の引き出しの鍵を開けた。
開かれた引き出しから出るわ出るわ・・・バイブにローター、アナルバイブに電気アンマ、クリキャップに洗濯バサミ・・・その他咲夜のオナニーライフ支援グッズがたくさん出てきた。
「ううぅ・・・ぐしゅ・・・マイケルぅ・・・エリザベスぅ・・・私を慰めてぇ・・・ひくっ・・・。」
そういうと咲夜は電動バイブと電動アナルバイブを取り出した。咲夜は大人のおもちゃには外国人の名前をつけるタイプらしい。特に電動バイブのマイケルは咲夜が処女膜開通式につかった所謂「初めてのお相手」らしく特に思い入れがあった。
彼女は黒のレースのスケスケ下着を脱ぎ捨て、マイケルとエリザベスを陰毛がうっすら生えた膣口と肛門にあてがった。
「う・・・うん・・ああん!!」
彼女とは長い付き合いにあったマイケルとエリザベスはすんなりと彼女の膣と肛門に入っていった。
「はぁ・・・はぁ・・・。」
彼女は泣きはらした目を潤ませ顔を真っ赤に上気させながらマイケルとエリザベスのスイッチを入れた。
「ぶいぃぃぃん・・・・。」
「ヴヴヴヴヴヴ・・・・。」
「うううぅぅん・・・・。」
マイケルとエリザベスのうなり声にあわせて咲夜も押し殺した嬌声を上げる。かみ締めたお嬢様のドロワの股間からわずかにしょっぱい味が広がる。
「ぶいぃぃぃん・・・・。」
「ヴヴヴヴヴヴ・・・・。」
「ううぅん・・・もっとぉ・・・。」
咲夜はマイケルとエリザベスのスイッチを思い切り「弱」から「強」まであげた。
「ぶうぃいいいいん!!」
「ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ!!!!」
「ひゃああああん!!!」
咲夜はあでやかな声を上げた。咲夜の口からドロワが落ちた。咲夜の膣口と肛門からいやらしい分泌物がただもれになる。
「ああん!マイケルもぉ!!エリザベスもぉ!!!良い仕事し過ぎぃ!!頑張り過ぎぃ!!ああぁん!!!」
マイケルとエリザベスが与える強烈な快感に酔いしれながら、咲夜は自分の心を無慈悲なまでに痛めつけたレミリアの言葉を思い出した。


「私に意見するな!!!この変態ズーレーロリコンメイド!!!」


「はああぁぁぁん!!!お嬢様にズーレーな上にロリコンだってばれてたよぉぉぉ!!!今までばれないようにしてたのにぃぃぃぃん!!もうお嬢様に顔向けできないいいぃぃん!!!」
咲夜にとって、自分の性癖がお嬢様に知れることは自分の身が引き裂かれるより、ここを追い出されるより何十倍もつらいことらしい。もっとも咲夜がズーレーな上にロリコンなことは紅魔館内では『公然の秘密』となっており、そのことを知らないのはそういうことに対して恐ろしく鈍い美鈴ぐらいだったが。
「ぶうぃいいいいん!!」
「ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ!!!!」
「あぁ!!ああ!!ああぁん!!」
(どうしよう・・・・記憶の中のお嬢様にののしられながら・・・ののしられながらイっちゃうっ!!!!!)
「あんっ!!ああ!!ああああぁあぁぁああぁん!!!!」
咲夜はひときわ大きな嬌声を上げて絶頂へ達した。体を弓なりに反らして、息も出来ないほどがくがく痙攣させた。
(あぁぁぁぁぁ・・・・ん・・・。)
涙と涎と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにして声も出せないほどの絶頂を迎えた後、咲夜は余韻に浸りながらエリザベスとマイケルのスイッチを止め、エリザベスをゆっくりと肛門から引き抜いた。
「はぁはぁ・・・お嬢様に怒られた後にする『泣きオナ』すごかった・・・・。また一つ新しい世界に来てしまったわ・・・・。」
咲夜はまだ体を小さく震わせながら余韻に浸っていた。
その時だ!
ずーん!!!ごごご・・・・。
屋敷が揺れた。
「何事!?」




「うわあああああん!!!!姉さまのバカあああぁぁぁ!!!!!アンポンタあああぁぁン!!!!トウヘンボクっ!!!!」
「やめなさいっ!!フラン!!お願いだからっ!!」
フランは小悪魔から事実をすべて聞かされ、小悪魔を突き飛ばし自分の部屋の扉をぶち破り屋敷を駆け巡ってレミリアの部屋に殴りこんできた。そして怒りに任せ自身の能力でこの部屋のものをむちゃくちゃに破壊し始めたのだ。
フランは怒りで泣き叫びながら手のひらに大量の目玉を作り、足元にぼろぼろ落してはめちゃくちゃに踏んづけた。
そのたびに部屋中に大小の爆発が起きた。ランプ、小物、ぬいぐるみ、洋服、アクセサリー、椅子、机、クッション、ベッド・・・フランの能力によりレミリアの所持品すべてが大小の爆弾と化した。
クローゼットの中で服が爆発しクローゼットの扉が吹き飛ぶ。粉々の布切れになった洋服の目玉をフランが踏み潰すとその布切れはまるで100個の爆竹のように爆発した。
「やめてフラン!!!ほんとにお家が壊れちゃうからっ!!!」
「うるせーっ!!!!」
フランが目玉の一つを踏み潰したとたん、レミリアのすぐ頭上で大爆発が起きた。
「ぎゃあああああ!!!」
レミリアの帽子が爆発した。レミリアはそのままよろけた。
「姉さまのバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカあああぁぁぁぁ!!!!!」
そうさけびながらフランは地団太を踏むように足元の目玉をむちゃくちゃに踏みつけた。それにあわせレミリアが身に付けていたものすべてがむちゃくちゃに爆発する。靴が、靴下が、ドロワが、パンツが、リボンが、キャミソールが、スカートが、上着とそのボタンすべてがめいめいに爆発した。
「いぎゃああああぎゃああああひいいいい!!!」
レミリアの体は空中でしっちゃかめっちゃかなダンスをするように舞った。
レミリアが身に付けていたものがすべて爆発し、傷だらけ痣だらけのレミリアが一糸まとわぬ姿で落ちてきた。彼女が吸血鬼でなかったら確実に死んでいただろう。
「ううぅ・・・フラン・・・お願い・・・だから・・・もうやめて・・・。」
床をはいずりフランの足元に近づいたレミリア。フランはレミリアの首根っこをつかみ上げ持ち上げた。
「じゃあ美鈴お姉ちゃん呼んでよ!!!今すぐ美鈴おねえちゃんをここにつれてきてよ!!!早く!!!今すぐつれてきてよ!!!」
フランはそのままレミリアの首を締め上げる。
「あぎぎぎぃ・・・。」
「あんなに一生懸命働いてたのに!!!あんなに優しかったのに!!!あんなに私達に良くしてくれたのに!!何で追い出したの!!??姉さまのばかあああああぁぁぁ!!!」
そしてフランはレミリアの顎に渾身のアッパーを繰り出した。
どごおおぉん!!!
屋敷中に響く大音響とともにレミリアは打ち上げられて、天井に突き刺さった。
「姉さまなんて大っ大っ大っ大っ大っ大っ嫌いだあああああ!!!!うわあああああああん!!!!!!!」
フランは大声で泣き叫びながら部屋を出て行った。
「お嬢様!!何事ですか・・・ってぎゃあああああ!!!!」
時をとめるのも忘れ慌てて駆けつけた咲夜は、めちゃくちゃに破壊された部屋の中で自分の主の下半身が天井から生えているところを見て肝を潰した。
驚きのあまり咲夜は股間に挿しっぱなしだったマイケルを落してしまった。
「お嬢様!!!お嬢様!!大丈夫ですか?!お嬢様ぁ!!」
咲夜はレミリアの足を引っ張って何とかレミリアを引き抜いた。
レミリアの上下の顎は原型をとどめ無いほどぐちゃぐちゃになり、頭はつぶれ、目玉は飛び出て、髪の毛はちりちりになっていた。もはやこれが誰なのかぎりぎりでわかるような状態だった。
「お嬢様!!今すぐ治療いたします!!」
咲夜はレミリアを背負い股間にマイケルを装着しなおすとダッシュで看護室へ向かった。
咲夜に背負われている間、わずかに意識の残っていたレミリアの頭の中には、大好きな妹の捨て台詞が何度も繰り返された。まるでエコーのように・・・。

(姉さまなんて大っ大っ大っ大っ大っ大っ嫌いだあああああ!!!!)

(姉さまなんて大っ大っ大っ大っ大っ大っ嫌いだあああああ!!!!)

(姉さまなんて大っ大っ大っ大っ大っ大っ嫌いだあああああ!!!!)

(姉さまなんて大っ大っ大っ大っ大っ大っ嫌いだあああああ!!!!)

(姉さまなんて大っ大っ大っ大っ大っ大っ嫌いだあああああ!!!!)




(私・・・フランに嫌われちゃった・・・大好きな妹に愛想尽かされちゃった・・・やっと仲直りできたのに・・・・。)
レミリアの意識はそこで途絶えた。




超高齢者戦隊ババレンジャー
第9話                 後編へ続く
読者の皆さん、お待たせして申し訳ありません。当方いきなり「文章が書けなくなる病」を発症し書くのが大幅に遅れてしまいました。
今年中に後編が書ければいいなと思います。
※3
修正しました。ありがとうございます。
どっかのメンヘラ
作品情報
作品集:
22
投稿日時:
2010/12/18 09:38:18
更新日時:
2010/12/18 23:23:19
分類
幻想郷最凶のババァ軍団
老害
ババレンジャーあまり出てこない
主に紅魔館組
1. tori ■2010/12/18 19:11:44
なんだか近々、更新しそうな気がしたので、昨日一昨日ババレンジャーを読み直しておいて正解でした。
毎回キャラクターが生き生きしていて素敵だと思います。
密かに毎回楽しみにしてます。
2. NutsIn先任曹長 ■2010/12/18 19:16:01
このシリーズはまだ途中までしか読んでませんが、老害…いや、正義の賢者達の活躍は、初期からぜんっぜん、変わってませんね。

良い話なのかお下劣な話なのか…、すんげ〜面白いのは確かですけどね。

咲夜さん、お嬢様に本当のことを言われてどうするかと思ったらオナネタにするとは、瀟洒だ!!
落としたマイケルを装着し直しているし…。

蛇足ですが、私はココイチではあっさり目のトッピングにご飯500グラムで10辛を食べます。

それでは、大団円の後編を、楽しみにお待ちしています。
3. 名無し ■2010/12/18 19:19:17
今回老害のオンパレードだな
ま、現実(リアル)でも老害多いからな
毎度楽しい
ちなみにレミリアは500ちょい歳だと思われ
4. イル・プリンチベ ■2010/12/18 19:42:49
ババレンジャーシリーズ待ってました!
紫、永琳、神奈子、幽々子、白蓮みんなそろって輝いていました。
実際こいつらが連係プレーしたら、幻想郷のパワーバランスがおかしくなるぜ。
だけど、ババァ達がヒーローなんだからそれでもオッケーです。
5. 名無し ■2010/12/18 20:45:57
クソワロタ
6. 名無し ■2010/12/22 21:23:36
レミリャざまーw
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