小傘ちゃんが早苗さんをフルボッコにしたあとに精神崩壊するだけのＳＳ

小傘ちゃんが早苗さんをフルボッコにしたあとに精神崩壊するだけのＳＳ




　「さて、今日も布教活動が終わりましたし、後はまっすぐ守矢神社に変えるだけです。あ〜あ、ストレス溜まるなぁ。なんか妖怪退治でもしないと気が済まないですね！」


　「うらめしやー」


　「ん！？妖怪！？あっ、なんだ、多々良小傘か…いつもダサい傘持って、自分の姿が恥ずかしいと思わないんですか？」


　「私の傘がダサいって…そんな…酷いです。あんまりじゃないですか。」


　「唐傘お化けの分際で、現人神のこの私を驚かすなんて１万年早いですよーだ。これから早苗ちゃんの楽しい妖怪退治の時間の始まり始まり〜。」


　「そんな、人間の皆さんを襲ってないのに…悪いことをしていないのに…」


　「妖怪の分際で、人間様を驚かす事が悪いんですよっ！死んでください！！」


　「唐傘お化けで悪いかよっ！私は妖怪だよっ！！うおおおおお！！！」


　　バギッ！


　「ぎゃああああああ！！！！！ご、御免なさい！私が悪かったです。だから、暴力はやめてください！」


　「私の唐傘を馬鹿にしたなっ！唐傘で叩きつけられる恐ろしさを味わうがいい！」


　　バギッ！ドガッ！バギッ！ドガッ！バギッ！ドガッ！バギッ！ドガッ！
　　バギッ！ドガッ！バギッ！ドガッ！バギッ！ドガッ！バギッ！ドガッ！


　「そこの風祝！一方的に退治される痛さと怖さを教えてやるっ！きしゃあああああ！！！！！」


　「ひぎゃあああああ！！！！！神奈子様！諏訪子様！助けて！わ、私、死んじゃう！」


　　ガシガシガシガシッ！ボカッボカッボカッボカッ！
　　ガシガシガシガシッ！ボカッボカッボカッボカッ！


　「あ〜はっはっは！ざまぁないぜ！お前みたいなやつがいなかったら、こんな事にならなかったんだ！死んでしまえっ！」


　　バギッ！ドガッ！バギッ！ドガッ！バギッ！ドガッ！バギッ！ドガッ！
　　ガシガシガシガシッ！ボカッボカッボカッボカッ！


　「ご、ごめんなさい、小傘さん。私が間違っておりました！妖怪様は偉いです。私みたいな人間風情が無礼極まりない態度を取って、誠に申し訳ありませんでした。」


　「歯食いしばれっ！そんな人間、修正してやる！」


　　ボガッ！
　　ボガッ！！！
　　ボガッ！！！！！
　　ボガッ！！！！！！！
　　ボガッ！！！！！！！！！
　　ボガッ！！！！！！！！！！！


　「これが妖怪か…」


　「あなたが妖怪に優しくしなかったからいけないんですよ！今頃退治された妖怪たちは、閻魔様の裁きを受けて地獄に送られて…」


　　ドガッ！ドガッ！ドガッ！ドガッ！ドガッ！ドガッ！
　　バギッ！バギッ！バギッ！バギッ！バギッ！バギッ！


　「向日葵が花を咲かせている…」


　「出てこなければやられなかったのに！抵抗することだけ無駄だという事が、何でわからないんだ！」


　　バギッ！ドガッ！バギッ！ドガッ！バギッ！ドガッ！バギッ！ドガッ！
　　ガシガシガシガシッ！ボカッボカッボカッボカッ！


　「私が人を脅かすのがくだらない遊びだって？遊びでやってんじゃないんだよー！！！！！！」


　　バギッ！ドガッ！バギッ！ドガッ！バギッ！ドガッ！バギッ！ドガッ！


　「東風谷早苗！お前はいつも妖怪を馬鹿にして…妖怪の命を弄んでっ！許せない！お前みたいな存在は絶対に生かしておけない存在なんだ！死んでしまえ！！！」


　　ガシガシガシガシッ！ボカッボカッボカッボカッ！


　「東風谷早苗！妖怪を退治してばかりのお前にはわかるまい！この私の身体を突き通している力がっ！うおおおおおお！！！！！」


　　バコーーーーーーーーン！！！！！！！


　「神奈子様、諏訪子様、何故だ！神奈子様、諏訪子様、なぜ神宿しが出来ない？な、何、妖怪の声？私だけが死ぬわけにいかない！お前の精神ともに道ずれにしてやる、死ねっ多々良小傘っ！おっ、おわーーーーーー！！！！！」


　「光が…ひろがっていく…」


　「小傘ちゃんどこに行ってたのよ、もう夕飯の時間ですよ？こ、小傘ちゃん！？」


　「あれっ、大きな傘が開いたり閉じたりしている。それにしても今日は雨が降っているんだなぁ、傘をしないとずぶ濡れになりますよ〜、それにしてもこの傘使えなくなって開かないのかなぁ。ねぇ、そこの年増のお姉さん、この傘使ってくださいよ〜。ねぇ、ねぇってば〜！」


　「お前も命蓮寺に帰りたいのね…」


　Ｆｉｎ