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『冬風に飛ばされるネタ』 作者: ぐう
すっかり夜も更け、日付が変わる頃の幻想郷・・・
クリスマスでの大雪により、未だ雪が残る妖怪の山・・・のとある場所にある一軒夜。
「ふあぁ眠い・・・この記事が終わればあと一つ・・・」
家の中、スタンドをつけて机に向かっているのは烏天狗のはたて。全身に毛布をくるんで、徹夜で新聞の記事書きにあたっていた。
部屋に暖房を入れてあるのでめちゃくちゃ寒いという訳ではないが、それでも冬の寒さはこたえるもの。
丁寧に一字一字書き進め、なんとか今当たっている記事を完成させた。
「さてと、寒いけどそろそろ換気しないと」
記事を書き終えると、はたてはつけていた暖房を止め、そっと机の先にある窓を開けた。
「うぅ寒い寒い・・・もう本当に嫌になるわこの寒さ・・・」
ぶつぶつ言いながらも窓を開けるはたて。寒いのは確かだが暖房のつけすぎは空気の乾燥を起こしやすく、風邪の原因にもつながる。
そのため寒いとはいえ、定時の換気は空気の入れ替えを兼ねて感染を防ぐ上での大事なことである。
外は雪こそ降っておらず、星空と月が輝いている。しかし真冬の、ましてやもっとも冷える夜中は氷点下前後の気温をともなう。
その寒さは雪が降ってなくてもつらいものである。
ましてやブラウスにミニスカートといったいつもの格好は、暖房を入れても寒いはずだろう。
ビュウウウウ!
「ひぃぃぃ! さ、寒い!」
その時急に強い冷気を伴う強風が吹き、はたては毛布をまとって全身を震えさせた。
毛布を吹き飛ばされそうなと言うと大げさになるが、毛布をまとっていてもきつい寒さとなる。
「ちょっと窓閉めようかし・・・ああっ!?」
窓を閉めようと腰を上げたはたては思わず声を上げた。
さっきまで机に置いてあった執筆中の記事の用紙がこつぜんと消えてしまっていた。
すかさずはたてが窓のほうへ駆け寄ると、窓の外で記事の用紙が風に乗って舞い踊っていた。
「わ、私が折角書いた記事が・・・ええい、こうしちゃいられないわ!」
はたては止むを得ないのを承知で、机を蹴って窓から外へ飛び出した。
窓から外へ出るなんて行儀悪いことこの上ないが、今はそうこう言ってる場合ではない。今ここで玄関から出て時間をくっていたら、紙がどこにいったのかわからなくなってしまう。
「うあぁ寒い・・・って待ちなさい私の記事!」
いつもの格好のため寒さはかなりのもの。
はたてはそれをこらえて、白銀の大地と月明かりが輝く夜空へ飛び立った。
「あぁもう、待ってってばー!」
風に乗って飛び交う記事の用紙、そしてそれを飛んで追いかけるはたて。
追いかけるスピードに関してははたてのほうが圧倒的に速いのだが、用紙のほうは不規則に飛ぶため、よく見ないとどこに飛んでいくのかわからない。
そのため、速度を落として追いかけなければならなかった。
「あっ、チャンス!」
すると、用紙は木の枝に巻きつく形でひっかかり、はたてはここぞとばかりに紙を取り戻した。
幸いにも枝がつるつるだったため記事の用紙には傷ひとつなく、これなら印刷しても大丈夫そうだ。
「ふぅ、見つかってよかったわ。今度から窓開ける時は気をつけなきゃ・・・くしゅんっ!」
取り返したのはいいが、やはり格好が格好だけに寒い。
下駄を履いていおらず地面に降りることもできないため、そのまま飛んで家へと帰ることにした。
「ふぅ、寒かった・・・ってあれ?」
記事の用紙を無事に取り戻し、家に戻ってきたはたて。
空気の入れ替えもできたことだろうし、改めて残り一つの記事を書こうとした時だった。
「ない・・・ない・・・私のメモがない・・・」
念写した写真はカメラに登録されているのだからまだしも、記事の下書きとなるメモはとっている。
そのメモ紙が、ましてやこれから書こうとしている記事のメモが見当たらなくなっていた。
「どこなの? どこいったの私のメモ紙!?」
はたてはすぐさま部屋の明かりをつけ、部屋中を隅から隅まで探した。
さっきの風によって一番被害があったのは机の上のため、どこか部屋の中に飛んでしまったのかもしれない。
しかし、いくら隅々まで探せどメモは見つからず、見つかったのは既に用済みの記事のメモだけだった。
「あっ、さてはさっきの風で!」
はたてはふと思った。あの大きな記事の用紙ですら飛んでしまうほどなんだから、もしかしたらさっきの風でとばされてしまったのかもしれないと。
確信はないが、部屋を探して見つからないのなら考えられるのはそれしかない。
「あれがないと私の新聞が仕上がらない・・・こうなったら!」
彼女も「花果子念報(かかしねんぽう)」という新聞を作っている記者。
最近はライバルである文の「文々。新聞」に負けているため、意地でもメモを見つけて記事を完成させなければならない。
天狗として、そして何より女としてのプライドが懸かっているのである。
上にコートを羽織って下駄を履くと、すぐさま家から飛び出した。
「どこに行ったのよ私のメモ紙ぃ・・・」
勇んで家を出たのはいいが、今度の捜索は容易ではなかった。先ほどは飛んでいった用紙は大きくて目につくし、後を追う形だったから取り戻すのは容易だった。
しかし今度はその用紙の一回りも二回りも小さく、ましてや飛んでいった場所などは全くわからない。そのため、捜索は難航を極めた。
あまつさえ本当に飛んでいったのかどうかもわからない。もしこれで家の中にあったりしたら苦労が台無しである。
「ああもう一体どこなのぉ・・・」
最初は強気だったはたても、いつしか涙目による弱々しい声になっていた。
もしこれで見つからなかったら・・・そんな恐怖が彼女の脳裏に過ぎった。
とにかく窓の方向から飛んでいったのは確かなはず。考えている暇があったら探さなければならない。
ぎゅるぅっ・・・ぐりりりり・・・
「やだもうこんな時に、トイレ行っておけばよかった・・・」
コートをまとっているとはいえやはり寒い。それに加え、先ほど薄い格好で記事の用紙を探しに行ったため、身体がかなり外気に晒されてしまっていた。
しかもメモを探すのに必死で、トイレのことなど全く考えていなかったはたて。ただでさえメモ紙が見つからないのにここで催しは辛いものである。
しかし、今のはたてはトイレに行っている暇すら惜しかった。そんなことをしている暇があったらメモを探したほうがいい。
そして見つかったらさっさとトイレに戻ればいいと思い、捜索を続けることにした。
「もう本当にどこ行ったの・・・これだけ探してるのに・・・」
だがそれからあちこち探してみても、やはりメモ紙は見つからなかった。
かれこれ捜索を始めてから1時間、催してからは20分が経過しており、捜索再開当初に引っ込んだ便意も再びぶりかえしてきた。
ごごごっ、ぐりゅぐりゅぎゅっ
「やだお腹痛い・・・でもメモが・・・」
お腹のうねりは強さを見せ、はたてにトイレとメモのどちらをとるか天秤にかけさせた。
その時、窓の真下に当たるところに正方形の小さなものが見えた。雪と同じ白い色なのだが、わずかに色の濃さが違っていた。
「あれはもしかして・・・!」
はたては屋根から急降下し、その小さなものを手にとった。
文字が書いてあり、それははたてがまだ書いてない記事の内容・・・もとい、彼女が探していたメモ紙だった。
「やった! あーやっと見つかったわ・・・」
念願のメモ紙を見つけ、はたてはようやく数々の苦難から開放されたのであった。
もとはといえば自業自得なのだが、これほど嬉しいこともようようあることではないだろう。
後は家に帰ってトイレで用を足し、記事を完成させればよいだけである。
コートを脱いで家の前に立ち、鍵を取り出そうとポケットの中に手を入れるはたて。しかし
「あれ・・・ない?」
肝心のメモ紙は見つかったのに、今度は玄関の鍵が見つからない。
確かにポケットの中に入れたはずなのだが、いくら探ってもメモ紙以外入っていなかった。
ごろろろっ、ぐぎゅぐるる!
「あっ! まだ・・・まだ出ないで!」
家に入ってトイレに行くつもりだったため、突然にして便意はその強さを増した。
うろついた場所が多すぎるため特定ができず、ましてやこの雪の中では見つかる可能性なそ小数点つけても限りなく低い話だろう。
「どうしよう、漏れちゃう・・・ん? あっ!」
その時、玄関から少し離れた場所に何か光っており、よく見るとそれははたてが落とした鍵だった。
考えてみれば、家から猛スピードで飛び出たため、その時の勢いで落ちてしまったのだろう。
「お願い・・・もう少し、もう少し待って・・・」
はたては左手でお腹をさすり、足をもじもじとさせながら右手で鍵を鍵穴に入れて回した。
しかしこういった時に限って鍵はなかなか開かないものである。
ブチュッ!
「ああっ! あぁ出る・・・出ちゃうぅぅ・・・」
その時はたてのスカートの中に響く生々しい音。
水気をともなうそれは、はたての我慢を一瞬で消し去ってしまい・・・
しゅわわっ、じょろろろろ・・・
「あっやっ! ああぁぁぁ・・・」
下着に一瞬水気を感じたと思った瞬間、膀胱が緩んで黄色そのもののおしっこが流れ出てきた。
暖かいそれははたての足を伝い、あるいは足元にぴちぴちと音を立てて落ちた。
ぴちぴちぴちゃぴちゃぴちゃちゃ・・・
「お、おしっこ・・・私おしっこ漏らしちゃってる・・・」
絶えず流れるおしっこは湯気をともなう暖かいもので、足元に水溜りを広げると同時にむわっとした臭いを広げた。
はたては顔を赤くして涙目になるも、身体をぶるっと震わせて更なる我慢を開放した。
ビュビッ、ビチビチュビチビシャアァァッ!
「だ、だめ・・・うんちも出ちゃう・・・」
先ほどの生々しい音で茶色になりかけた下着は、一気にその色を濃くした。
外の冷気によって存分に冷やされたはたてのお腹は、腸内の便を下痢便に変えて肛門へと押し込んでゆく。
既におしっこを漏らしてしまっていたはたてに我慢できるはずなどなく、茶色の濁流は下着から足へと流れた。
ビチュブビブビュビュブブ・・・ブボボッ!
「うあぁ・・・いやあぁぁぁぁ・・・」
おしっこが止まれど下痢便は止まることを知らず、知っているにしろ止まることなどないだろう。
下着から溢れて若干スカートにまで付着し、足に残っていたおしっこと混ざって足元に更に落ちてゆく。
ブピュプッ! ブリリ・・・ブビュブブゥ・・・
「私・・・私・・・ふえぇぇぇぇぇん・・・」
硬さを持った便が下着をもこもこさせるのを最後に、ようやく勢いは弱まった。
はたての足元には、黄色いおしっこと茶色の下痢便が入り混じったひどい有様が広がり、鼻をつく臭を放つものだった。
はたては玄関の前でしばらく泣き続けた。冬の宵、彼女を襲った不幸を知っているのは雪と風だけだった。
今回は久しぶりのはたnです。
最近ぎょさんのはたn愛を凄まじく受け、私もそれに感化されてしまったようです。
はたnかわいいよはたn
ぐう
- 作品情報
- 作品集:
- 23
- 投稿日時:
- 2011/01/09 08:16:24
- 更新日時:
- 2011/01/09 17:16:24
- 分類
- 姫海棠はたて
- スカトロ
- お漏らし
はたて、全て雪が覆い隠してくれるさ…。
だから…、生きろ。
ありきたりなものから予想外なものまで、何でもスカネタにします。
>名無し(2)さん
拭いた後それに気がついて、うんうんまみれの用紙を見て涙目のはたnかわいいよ。