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『東方漫才風2』 作者: ラマーズ
妖夢「あれ?幽々子様、なんかあの〜…。後ろ姿が大きめのタンスみたいになりました?」
幽々子「え?…つまり太ったってこと?」
妖夢「ええ、まあ。そんな感じです」
幽々子「ならそう言えばいいじゃない。なんでそんな回りくどい言い方を…」
妖夢「だって主に対して失礼じゃないですか。そのくらい察してくださいよ」
幽々子「その言い回しのほうが失礼だと思うけど…私に対してもタンスに対しても」
妖夢「でも太りましたよね?ちょっと前と今では
<ーー>
>ーー<
このくらい差がありますよ?」
幽々子「それ実際には同じ長さよ」
妖夢「でも着物の帯をしめる長さが変わったのは事実ですよね?」
幽々子「べつにうまい事言ってないわよ。そんなどや顔しないで頂戴」
妖夢「おおこわいこわい。私の寿命も短くなりましたよ。半分しか生きてませんが」
幽々子「だから別にうまい事言えてないって。あなた私の事なめてるの?」
妖夢「私がいつもアメちゃん舐めてるのとかけたつもりですか?別にうまくありませんよ」
幽々子「かけてないわよ!かけたとしたらどんだけレベル低いのよ私。っていうかあなたアメちゃんって…」
妖夢「あ、もしかして子供っぽいとか思ってます?でも舐めてるのは抹茶味ですよ」
幽々子「味の問題じゃないわよ!」
妖夢「まあ、とりあえず太ったのは事実ですよね?」
幽々子「ん〜、確かにこの二ヶ月くらいでちょっと太ったかな…」
妖夢「そこで私が一年も前から食事の栄養バランスを考える時間も削って作ったダイエット・プログラムがあるんですよ」
幽々子「わあ、突っ込み所が満載ね」
妖夢「まあ、まずはやってみましょう。これに着替えて下さい」
幽々子「水着?そんな物着て何するのよ」
妖夢「そりゃ泳ぐに決まってるじゃないですか。湖で」
幽々子「湖まで水着で行けって言うの?どんな羞恥プレイよ」
妖夢「ああ、確かにタンスが水着を着ている様を人に見せるのは恥ずかしいですね」
幽々子「あなた何のつもりなの?」
妖夢「違いますよ、私は幽々子様が気にしていると思ってあえてタンスに例えたんですよ。襟掴まないで下さい」
幽々子「いや、気にしてないしそれ以前の問題よ」
妖夢「タンスだけに木にするのは材質ですか?うふふ…」
幽々子「もう突っ込まないわよ。っていうか水泳じゃなくてもっと手軽に出来る運動がいいわ…」
妖夢「なら私の一年間の努力が水の泡ですね…水泳だけに!」
幽々子「無難にピクニックとかは?景色も楽しめそうだし」
妖夢「おー、ピクニックいいですね。近くに山ありますし」
幽々子「ピクニックと言えば恒例のやり取りがあるわね」
妖夢「先生!イノシシはオヤツに入りますか?」
幽々子「そもそもリュックに入らないわよ!そこはバナナでしょ?」
妖夢「…バナナだけに滑ったようですね。画面越しに」
幽々子「…うん」
妖夢「でも頂上まで行くのは結構疲れますよね」
幽々子「あー、でもその分登った時の感動は大きいわよね」
妖夢「単独、無酸素で登ったらたいしたもんですよ」
幽々子「そんな高い山登らないわよ!登山家じゃないんだから…」
妖夢「なんか突っ込みが様になってきましたね」
幽々子「あなたのボケがハイペース過ぎるせいよ!最近の総理大臣の辞任かっ!」
妖夢「なんの話です?」
幽々子「ごめん忘れて。それで頂上についたら弁当ね」
妖夢「はい、味噌汁」
幽々子「味噌汁!?どうやって持ってくるのよ!」
妖夢「そんなもん水筒にいれればいいじゃないですか」
幽々子「そこまでして味噌汁飲みたくないわよ!」
妖夢「今朝『日本の朝食は味噌汁と納豆にかぎるわ〜』って言ってたの幽々子様じゃないですか!」
幽々子「朝登るの!?って言うか納豆って…」
妖夢「はい。水筒にぎっしりと」
幽々子「しかも水筒に!?ピクニックに納豆持ってくる時点で異常だという自覚を持って!」
妖夢「弁当のあとはオヤツですね」
幽々子「オヤツに関しても一人三百円まで、とか定番のやり取りがあるわね」
妖夢「抹茶アメちゃん水筒一本分とかね」
幽々子「抹茶アメちゃん限定!?いい加減にしろ、」
幽々子&妖夢「どうもありがとうございました〜」
作品情報
作品集:
23
投稿日時:
2011/01/11 11:48:43
更新日時:
2011/01/11 20:48:43
分類
妖夢
後半はよーわからんがにやけてしまったが、くだらねぇな畜生ww