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『早苗がロシアンルーレットするだけの話』 作者: スレイプニル
早苗は椅子に前のめりに腰掛けていた。
椅子は木造でところどころが傷だらけでかなりの年季物であり、早苗の両手はその椅子に符のようなもので縛られていた。
早苗の額には脂汗がべっとりと張り付き、目尻には涙を一杯に溜めていた。
膝は小刻みに震え、肩が揺れていた。自慢の巫女服は汗に濡れ、湿っていた。
早苗の目の前にはアルミのような陳腐な材質で作られた机があった。
その机の上には鉄の…塊が1つ置いてあった。いや、正式にはLの様な形で銀色に輝いていた。
それは幻想郷に多くとない「銃」と呼ばれるモノだった。
早苗も外の世界での知識としてはある程度知っており、数度テレビで見かけた事があった。そしていつかは実物を見てみたいという気持ちもあった。だが、その実物をこんな状況ではお目にかかりたくはなかった。
銃の用途は「モノを撃つ事」その銀色の銃のトリガーをめいいっぱい引くと銃口から高圧縮されたガスと共に銃弾が音より早く標的を狙い撃つ。
その銃はリボルバー式で、早苗は何処かでその銃を見たことがあった。
確か、それは外の世界のテレビの特番か何かで取り上げられていた「世界最強の銃」という名目で出ていた銃だ。
そう、その銃の名はS&W M500…幻想郷に来る前までの外の世界では「世界最強の銃」であった。
銀の銃はその机に腰を下ろし、8インチもの長大な銃身は明後日の方向に向いていた。
置かれている状況、この密室…
早苗が今いる部屋は、6畳ともないコンクリート塗りの寒々しい部屋だった。
目の前の机以外には頑丈そうなドアが1つだけある以外はその部屋には何も無かった。
机に置かれている銃だけが白熱灯に照らされ銀色に光っているだけだった。
早苗は考えた。「何故こんなことになったか」早苗は守矢神社の巫女、現人神である。現人神である早苗に対して、無礼…根も葉もない拉致監禁が出来るはずもない…。
早苗にはこんな仕打ちをされる覚えが無かった。品行方正、誰にでも優しい早苗は参拝客にも優しく、信仰もあり、東風谷早苗という人物は誰からも愛されていた。
しかし、一体誰が…
そう思っていると、コツコツと靴で床を歩く音が聞こえた。
この近付いてくる人…もしくは妖怪が早苗を監禁した犯人だろうと早苗は奥歯を噛みながら鍵の開く音がするドアの方を見た。
ガチャリとドアノブが半回転し、ドアがゆっくりと開いた。
ドアから顔を出したその人物を見て、早苗は驚いた。
まさか、まさかと思った。よりによって何故この人が…、こんなことされる理由も何も無いはず…。
「何故貴方なんですか!」
早苗は当然の如く叫んだ。監禁されてもう数時間となる、数時間ぶりに声を出した為少し声が上ずっていた。
だが、その呼びかけられた人物は、何も答えなかった。その人物の顔は怒と哀が混じり合ったかのような顔をしていた。
いや、簡単に言うなら無表情に近かった。早苗を見つめる双眸は早苗を怒るような、哀れむような目をしていたが、蔑んでいるかのようにも見えた。
「答えてください!何故、何故…こんなことをするんですか!?」
必死の問いかけにもその人物は何も答えず、机に近づき、その上に置かれている銀色の銃のグリップを右手で掴んだ。
ヒッと早苗は小さい悲鳴を上げたがその眼はじっとその銃をもった人物を見据えていた。
「何故ですか!」
早苗はその名を叫ぶ
「博麗霊夢さん!」
博麗霊夢と呼ばれた巫女は薄く笑ったような気がした。
霊夢は、左手のポケットからメモ紙のようなものを取り出し、机に放り投げるように置いた。
「それ」
この部屋に来て、霊夢が初めて喋る。その声はとても普段の温厚な彼女の声ではなく冷徹で低級妖怪ぐらいならその声だけで殺せそうな非情な声だった。
早苗が、そのメモ紙を見た。早苗はそこに書かれている文字列を読んでドキリとした。
そのメモ紙に書かれているのは簡単に言えば、早苗がこれまでしたことだった。
早苗には表の優しい顔と、裏の顔があった。それはその裏で起きたことをの羅列であった。
「なっ…何ですか、コレ、わっ…私知らないです…こんなの…」
早苗が目を逸らして答える。当然ながら嘘だった。早苗はコレに書かれている事全てを知っていた。
「へぇ、じゃあ私が読んであげましょうか…」
当然、霊夢は早苗が言った事が嘘だと知っていた。
「×月×日…意味もなく低級妖怪を殺した。×月×日…神奈子と諏訪子には秘密に参拝客と淫行に及んでいた。×月×日…人里の子どもからの贈り物をその場では快く受け取ったが、その後ゴミに捨てた…。×月×日…面倒だと思い。それとない理由を付けて祈祷を断った。その日は参拝客達と淫行していた…。」
つらつらと霊夢はメモ紙に書かれている事を読み上げる…それに書かれている早苗が行ったことはゆうに100を超えていた。
その言葉を聞けば聞くほど早苗には焦りがあった。
この密室、動かない両手、そして霊夢の右手にある大型リボルバー…
つまりは…
「っと…こんなものかしらね…。まだ続ける?」
ある程度読み上げて霊夢が問いかける。その声の抑揚はこの部屋に来てから一言すら変わってなかった。
いえ…、と徐々に状況を理解し始めた早苗は最初のように叫ぶ事はしなかった。
早苗はこれから行われる事を予想し、恐怖していた。
最悪、今まで行なってきた悪行の精算として、霊夢の右手に持ってる銃で射殺…。
頭か胸かは分からないが、撃たれるシーンを想像するだけで頭と胸が痛かった。
「そう、なら分かってると思うけど…今から罰を受けてもらうわよ。現人神ともあろう者がこんなに悪行をしでかすんだから当然よね」
霊夢は冷徹にそう言い放つと右手に持ってるM500のレンコン型のシリンダーを手慣れた手つきでスイングアウトさせると、懐からスピードリローダーと呼ばれる、リロード作業が大変なリボルバーのデメリットを解消する為に作られたリロード用の物であり、これにより5発の弾を瞬時に装填出来る。
カチャリと全弾装填された事を伝える音が部屋内に響き渡り、早苗は肩を震わせた。
撃たれてしまう…撃たれてしまう…恐怖が頭の中で回転し続けてどうにかなりそうだった。
次の瞬間には霊夢が右手に持っている銃で早苗の頭か胸に狙いつけ、グリップを握り締め、トリガーに指をかけ…その銃口から爆音と共に吐き出された銃弾が早苗がこれまで過ごしてきた人生ごと容赦なくグチャグチャに吹き飛ばすだろう。
罪には罰を、今裁きが下されるのだ。現人神でありながら繰り返した様々な淫行や暴力…。
早苗の両目から涙が溢れてきた。こんなことになるなら、と今更ながら考えた。
死の淵に手がかかってる。そんな気持ちがずるずると体中を這い回った。死は一瞬だろうが…怖いものは怖い。
「―――聞いてるの?」
えっ、と声を上げた。早苗は思いに耽っていて霊夢の声が聞こえていないことに気づいた。良かった、まだ殺されてはいないと少々安堵した。
「もう一度だけ言うわね、今からアンタにはロシアンルーレットをしてもらうわよ」
二度も言わせないでと付け加えて、霊夢は右手に持っていた銃を机の、早苗の目の前にドンと置いた。
ロシアンルーレット…、その単語を早苗は聞いたことがあった。
それは外の世界で、賭け事や趣向用にやるゲームであり、使う物は様々、銃だったり他の物だったりするが、専ら銃、リボルバーが使われる。
本来は銃弾が1発入っているリボルバーを交互に回しながら弾が何発目に出るか…そういうゲームであり、弾が出た場合は基本的に死ぬ。一応、この回転で弾が入っていると分かったら天に向けて撃っても良いが、もしも間違えた場合は負けであり、死は免れない。
つまりは生死を競うゲーム…なのだが、今回のプレイヤーとなる人物は早苗本人である。
「そうねぇ、ルールは知ってると思うけど、4発連続で不発か、上に向けて弾が出たら免罪って言う事で良いかしらね」
そう、今回使用するリボルバーは5発しか装填出来ない。つまり通常のロシアンルーレットの1/6ではなく1/5…表面上は1/5ではあるが、一歩間違えれば死…ロシアンルーレットとは本来そういうゲームであり、度胸が試されるゲームでもある。
だが、今回は度胸を試すというそういう名目のゲームではない。罪の懺悔である。1回転、1回転毎に今まで犯してきた罪を後悔しながら引き金を引き、弾が出れば死んで懺悔する。
早苗の膝はガクガクと揺れ、肩の震えは一層震え、涙は一層と溢れ、汗は止めどなく分泌されていた。
「じゃ、今からやってもらうわよ…」
霊夢が何かを念ずると、今まで早苗の両手を縛っていた符が1枚だけはらりと取れ床に落ち、右手が自由になった。
「まぁ、確率は1/5だから気楽にやんなさいね、あぁ一応私を狙いつけたりしたらその場で殺すからそのつもりでね」
そう話しながら霊夢は早苗の目の前に置いた銃を早苗の右手にしっかりと握らせた。
握ったことを確認するとまた霊夢は何かを発し、先程床に落ちた符が右手に貼りつき、銃を離させないようにした。
早苗はこのゲームを終えるまで離れない銃に目をやった。銀色に光るソレは綺麗で光沢があり、バレルには仰々しく刻印が彫ってあった。
早苗は恐怖に満たされた頭で必死に生き残る方法を考えた。
一番先に考えたのは霊夢をこの銃で殺すこと、だがすぐに無理だと分かった。霊夢は手ブラで何も持ってないように見えるが、サラシの中か何処かに守護符か何かで体の周りを二重結界で覆ってるはずである。
いくら世界最強の銃であろうと、霊夢の結界は破れない。
しかも初弾が出るとは限らない。もしも出なかったらそのまま死、である。
次に考えたのは、どうにかして脱出…がどう見ても無理であった。もしかして0.000001%でも奇跡が起きて、何かの事故でここから出れたとしても、他の者が裁きを下しに来るだろう。
最後に、このロシアンルーレットをクリアして罪を免れること…これが他の2つよりはよっぽどマシではあるが、これにも結局死というものが付き纏う。
1/5で死ぬ。4回回して助かるか、それともその4回の中で死ぬか…
早苗は奇跡を起こす程度の能力を持ち合わせている。現人神故の特殊な能力、それは様々な確率を跳ね除け、すべて良い方向にゆく能力でもあった。
だが、今回に限って奇跡が起こるだろうか?もしも能力が封じられた場合や奇跡が起きなかった場合…。
やはりそこには死が待っている。
"どうあがいても絶望"…今の早苗にはその言葉が一番簡潔で似合う状況であった。
つまりは早苗はロシアンルーレットするしか道は無かった。それが一番「死ににくい」方法であるからだ。
右手に力が入る。グリップを握り締め、その細い腕で2sはあろう鉄の塊を起こす。
そしてその右手はゆっくりと天を目指し、早苗の頭付近で一度止まり、銃口をこめかみへとゆっくりと当てた。
右手は震えていた。単に重いからではない、恐怖だからだ。1/5、1/5、1/5…頭に確率を示す文字がグルグルと浮かぶ。
ぷりぷりとした親指でそっと撃鉄を触り、震えながらそれを下ろした。
カチリと重く撃鉄が倒れる音がしシリンダーが1個分回転し、銃は発射態勢となった。早苗の口からは嗚咽の声が漏れ、しゃっくりのように身体が揺れ、鼻水は垂れ、涙で濡らし、汗は体中の水分を吸い尽くすかのように出ていた。
息を深く吐いて、深く吸う。
そして、魔弾を発射する可能性のある人差し指は震えながらもトリガーをかけ、ゆっくりと押しこんでいく。
もう一度、息を吐き…深く…深く…吸い。
早苗はトリガーを引いた。
カキン!
部屋内に不発を知らせる音が鳴り響く。
早苗はトリガーを引いた後は一種の思考停止状態に陥っており、数十秒後意識がはっきりし、自分がまだ生きてる事に安堵した。
「運が良かったわね、まぁ次もあるんだけど」
そう呟く霊夢の声は賞賛の言葉ではなく、今さっき道理冷徹な言葉だった。
次、そうまだ次があるのだ。次は1/4…早苗はチラリと弾倉を見やった。もしかしたら詰められている弾がどこか分かるかも知れないからである。だが、ダミーの弾倉が詰められているのか、全ての弾倉にカートリッジが差し込まれていた。これではどれに実弾が入ってるか分からない。
何はともあれ、また引かねばならないのだ。
息を小刻みに吐きながら、先程と同じように撃鉄を倒す。同じくシリンダーが回転し、次弾が装填された。
もしかしたら、これが実弾入りかも知れない…恐怖に震え、思考を停止させまいと何処かで希望を持ちながらトリガーに指をかける。
一瞬、これに弾が入ってそうな気がした。しかし引かねばならない。引く引く…引くことだけに集中を…
早苗は目を瞑り、トリガーにかけた指を思い切り押し込んだ。
2発目も発射されなかった。
だが不発の音を聞いても霊夢はまた助かったわねと、だけ呟きその表情を崩さず、ずっと早苗を見つめていた。
2発とも不発で早苗は若干ながら心の余裕を取り戻した。
もしかしたら奇跡の能力が封じられていないのかも…という希望が見えてきたのだ。
前の2発より軽快に撃鉄を倒し、トリガーに指をかけた。
早苗は振り絞れるだけ頭を総回転させ、生き残れる確率や自分を応援するように良い方向に考え始めた。
いける、今度も不発だと、私は奇跡を起こせる巫女だと、そんな希望観測で、勇気を出して…
トリガーを引いた。
3発目も発射されなかった。
霊夢は何も言わなかった。ただ早苗を部屋に入った当初と同じような目で見つめ続けていた。
3発目も不発、これで早苗は確証した。やはり能力は封じられていないと、これなら次弾も不発だと
私は奇跡の巫女…私は現人神…私は…私は私は私は…
そんな考えがずっと頭を渦巻く、プラシーボ効果を期待するかのようにずっと復唱する。
荒い息を整えるかのように深呼吸し、撃鉄を倒すした。4発目の…これが不発なら最後になる。
これが不発なら免罪…自由…、元通りの生活に戻れる…。
少しの希望を頼りにトリガーに人差し指をかける。
不発、不発、不発、不発、不発不発不発フ発フハツフハフハフハツツツツ
頭がその単語で一杯になった。
汗が頬を通りぬけ、顎を伝い、地面に落ちる。
涙は乾いているが、目尻には一杯溜まっていた。
汗は引き、巫女服を湿らせている。
息は相変わらず荒い。
トリガーを引く指に力が篭る。まるで念じるかのように。
早苗はトリガーを引いた。
カキン!
鉄を叩く音が聞こえた。
それに続く轟音も、硝煙も出なかった。
つまりは、不発。
早苗は助かったのだ。
霊夢は不発を知ると早苗の右手の符による縛り付けを解いた。
早苗は先程まで持っていた重い銃をすぐに机の上に置いた。
これで助かった。すべてが終わった。
霊夢は何も言わず、机の上に置かれた銃を手に取った。
早苗は安堵し、これから守矢神社に帰って熱い風呂を浴びて、その後はゆっくりと縁側でお茶をしながら…、ともうここから出た後の事を考えていた。
カチャリと、撃鉄が倒される音が聞こえた。
「まさか」
冷徹な声が部屋内に重く響き渡る。
「これで終わったって思ってるでしょ?」
霊夢はトリガーに指をかけ、銃口を早苗の胸を指すように狙いつけた。
「面白い児戯だったわ、でも終わり。さようなら」
霊夢は薄く笑みを浮かべる。
「何で…、ゲームに勝ったら免罪って…言ったじゃないですか!」
早苗が吠える。
「五月蝿いわねぇ、まぁいいわ。あんたらしく言うなら『幻想郷に常識なんて通用しない』んじゃなかったの?」
「でも…!でも…!」
早苗は聞き分けのない駄々っ子のように繰り返す。
「はぁ…本当に五月蝿いわねぇ…」
やれやれと霊夢は溜息をついた。
………
……
…
コンクリートで作られた室内、アルミのような材質の机、陳腐な椅子
その椅子には1人の巫女が酔って疲れたかのようにだらけるように座っていた。
かさかさになった口からは赤い涎を吐き散らし、胸は熟れに熟れたトマトを何度もぶつけられたかのように赤かった。
胸の中心はぽっかりと穴が空き、ドア側からはその少女を通して赤く濡れた椅子が見える。
その少女の目は濁っていて、その濁った双眸はだらしなく天井をいつまでもいつまでも見ていた。
―――
「はぁ、こう何度も何度も…」
霊夢は息を吐く。
「何で失敗するのかしらねぇ」
霊夢は思案する。
「まぁ守矢の巫女の代わりなんて幾らでもいるし…」
霊夢は立ち上がる。
その霊夢の眼には培養基のようなモノが写りこんでいた。
それらはカプセル状で幾つもあり、全て同じ顔で同じ身体をした人間だった。
「次は良い"東風谷早苗"かしら?」
霊夢の口が微かに歪んだように見えた。
END
初投稿です。
新世界より第4楽章を聞きながら3時間程で書きました。
もっと良いものを書けたら良いなぁと思ってます。
早苗の胸に埋もれたい。
追記:誤字を修正したりしなかったりしました。
お空の胸に埋もれたい。
[チラ裏]
Q:早苗がどんなにビッチでも殺すのは良くない!
A:守谷神社には博麗の巫女と同じく完璧な巫女が必要らしいです。
でもオリジナルがアレ過ぎるので何回も何回も失敗してるみたいです。
オリジナルの生死は不明ですが、今居る「東風谷早苗」が失敗したら次の「東風谷早苗」に挿げ替えます。記憶は良いように改竄してるとかそういうのです。
処理は…霊夢さんが全部やります。後、その事を知ってる人は少ないです。
淫行したりした参拝客達は…、まぁ良い奴だったよ
Q:M500の反動ぱねぇのに…
A:早苗はともかく霊夢さんなら片手でも問題なく撃てるって信じてる。
Q:M500は世界最強の銃じゃない…どちらかと言うとメタルストーム重機関銃の方が…
A:TVは何でも取り上げる時代、誇大広告とか誇張とか、早苗が見た番組にもよりますが
Q:スピードローダー
A:だいじょうぶ、1はついがいはダミーぜんぶカートリッジだよ!外面は普通の銃弾に見える。
Q:早苗とはお遊びだったのね!
A:なぁに〜?聞こえんなぁ〜?
スレイプニル
http://twitter.com/_Sleipnir
作品情報
作品集:
23
投稿日時:
2011/01/11 20:42:35
更新日時:
2013/01/18 19:59:01
分類
クロさな!
早苗
霊夢
S&WM500
ロシアンルーレット
普通なら、女の子の手に余るサイズと重量と射撃時の反動ですけれど、まあ霊夢だから問題ないでしょう。
ロシアンルーレットなら、1発の弾を見せながら装てんしてシリンダーを回して見せるのが絵になるんですけれど、
これだと弾倉を正面から見た時に弾の位置が丸分かりですからね…。
文字通り、『どうあがいても絶望』な状況の早苗さん。
結局、霊夢は『不良品』の早苗さんを処分する際に、ちょっと遊んだだけだっだのかな?
……と出だしでは思ったけどこの早苗さんと俺が今まで射殺しちまったかわいそうな貧しいロリたちを比べるのすらかわいそうだよ!あとタグで噴いたよ!ヘッドショットしたら確実に死ねるだろうけどそれ撃っても肩外れない霊夢さんマジパねぇ!
結構緊張感出ていて、思わずスクロールをいつもならページダウンで済ませているのですが、↓キーでちまちま進めました。
ロシアンルーレットを見たのはガンスミスキャッツ以来だろうか、やっぱりシンプルだけど素敵なゲームだ。
エロと木っ端妖怪殺し、それと要らない物貰って捨てたけど体面は保ったのに殺される早苗カワイソス。
まぁ急所撃ってくれただけ優しいか、爪先辺りぶっ飛ばして放置とかより。
綺麗に死ねて良かったね早苗ちゃん!!
早苗に期待させて最後に殺すために
緊迫感あって面白かった、またのご投稿を〜