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『霊夢の日記』 作者: スレイプニル
【×月×日 雨】
今日は朝から雨だった。
特に変わった事はなかったが、掃除が出来ないので明日の汚れがひどい事を考えながら茶を飲んでいた。
雨なので魔理沙は来なかった。
何もなかったので、夕飯を食べた後、すぐに就寝した。
【×月×日 晴れ】
昨日の雨が嘘のように晴れていた。
雨の被害は何も無かったが、掃除が少し大変で昼までかかった。
掃除が終わった後は、特に何もなかった。
茶を飲んで、煎餅を食べながら香霖堂から借りてきた本を少し読んでいた。
中々興味深かったので夕方まで読み耽っていた。
夕飯後は少し気になったので寝る前にその本を少し読んだ後就寝した。
【×月×日 晴れ】
今日も良い天気でお茶が美味しかった。
昼前に魔理沙が遊びに来て私の煎餅を独り占めするように食べようとしたので魔理沙から煎餅を取り上げた。
魔理沙が不貞腐れるのを見て、私は少し笑うと私の分の煎餅を分け与えた。
魔理沙は、はにかむように笑うと煎餅をバリバリと食べた。
私はその光景を見ながらほんのりと笑いお茶を嗜むように飲んだ。
夕方になり、魔理沙が帰ったので私は後片付けをした後、すぐに布団に入り就寝した。
【×月×日 曇り】
今日は少し曇っていたので朝の掃除も早々に切り上げ、人里に買い物にいった。
少しの生活用品と食料を買い足して早々と帰宅した。
今日は魔理沙が来なかったので、部屋で適当に寛いでいた。
あっという間に夕方になり、粛々と夕飯を食べ、天照大御神に祈りを捧げると夜が暮れる前には就寝した。
【×月×日 晴れ】
今日は昨日とは打って変わって晴れた為、長々と神社を掃除した。
掃除が行き届いていなかった場所も丁寧に掃除が出来た。
昼過ぎに魔理沙が来たので、調度良いと思った私は魔理沙に掃除の手伝いをさせた。
魔理沙は嫌そうな顔をしていたが、テキパキを働き夕方になる前に綺麗に終わった。
手伝った魔理沙を労いを込めて夕飯に誘うと、魔理沙は首を強く縦に振った。
今日は夕飯は豪華に鍋をしてみることにした。
何処から手に入るかわからないが海産物がたっぷりと入った鍋で、魔理沙も満足して帰った。
私は、片付けが終わった後、すぐに就寝した。
【×月×日 曇り】
今日は少々曇っていた。朝の掃除も少しばかりだが気が滅入る。
聞く話によると守谷の巫女、東風谷早苗が毎夜毎夜、人目を盗んで淫行に及んでいるとの噂を耳にした。
噂なので信憑性は無かったが、取り敢えず本人に聞くことにした。
東風谷早苗は「そのような事をしていない」との事、私はそれを聞いて安心すると守谷神社を後にした。
今日は魔理沙は来なかったが、代わりに紫が来た。
私は適当に会話を楽しんだ。紫は土産とばかりに米6俵と色とりどりの食材を置いていった。
まだ倉庫には沢山あるというのにと、私は少し気落ちしたが、貰えるものは貰っておきたい為、倉庫に詰めれるだけ詰めた。
少しばかり余った為、それを夕飯にすることにした。
就寝する前に祝詞の練習や舞いの練習を少しばかりして、鈍っていない事を確認して、満足して就寝した。
【×月×日 曇り】
昨日から立て続けに曇った。雨が振るかもと思ったので早めに掃除を終えた。
昨日の事について少しばかり考えた。もしかして本当なら、と思ったからだ。
私も巫女として、この問題は解決するべきだと思った。
もしも嘘であろうとこれ以上嘘を流布させない為であった。
だから私は、感知されないよう霊力を符で抑え込み、深夜人気のない守谷神社に出向くとした。
林も静かな深夜、本殿は特に変わった事は無かった。あまり中の詮索も出来ない為、外に出た。
私の目には本殿から少し離れた寂れた小屋が目に入った。
守谷神社の外れの小屋…廃屋同然の小屋の中には人里の男達に囲まれ嬌声を上げる巫女の姿があった。
私はその姿を見て、久方振りに激怒した。
先程まで抑えていた霊力を濁流の様に開放し、低級妖怪が失禁を覚えるような殺気で守谷の巫女に詰め寄った。
守谷の巫女はこちらの霊力と殺気を感じるとガクガクと震え、必死に弁明していたが、私は白濁に全身塗れている守谷の巫女の話など1%も聞く耳を持たなかった。
私は、守谷の巫女の周りに居た男達の首を一人残らず綺麗に刎ねると守谷の巫女の周りは赤の霧が舞い一面赤一色になった。
守谷の巫女はその状況を見て失禁しつつ気絶していた。
私は、その無様な姿を見て軽い軽蔑の念を覚えたが、気にせず腹を蹴飛ばすと守谷の巫女はぐぇっというヒキガエルが潰されたような呻き声を出しながら夕飯に食ったであろうモノを口から吐瀉し続けていた。
吐瀉し終わった後、守谷の巫女は私を睨み、「ここまでしないでも良いでしょう!」と怒っていたが、私はその反省の色の無さに一層激怒し、顔を右足にめり込ませるように蹴飛ばした。
顔が変わったかの様に守谷の巫女の顔が歪んだ。蹴られたところは大きく腫れていた。
私はゴミクズのように身体を丸め泣き叫んでいる守谷の巫女を冷たい目で見ていた。
私は、泣いている守谷の巫女の首根っこを容赦なく掴みあげると、神社の方へと強引に引っ張っていった。
茶の間で寛いでいた守谷の二柱の目の前にボロボロになった守谷の巫女をゴミを投げ捨てるように投げた。
付着していた血や泥で汚れる茶の間、二柱の諏訪子と神奈子は驚いていたが、私が事の真相を伝えると、さっきまでの表情は何処へいったのやら、神としての風格が茶の間を戦場のように変えてしまった。
この後、守谷の巫女の今後の処遇について、3人で話し合った。
夜中までそれはかかったが、結論として1つの解決策が出た。
この案は3人納得していたが、とうの守谷の巫女は反対した。私と他の2人はそんな必死な守谷の巫女を蔑むような目で睨んだ。
そして…
私は守谷の巫女を私の神社に連れて帰った。
どうにも疲れた。久しぶりに長く書いた気がする。
私は柱に縛られて猿轡をされて口も聞けない守谷の巫女、東風谷早苗を一瞥して就寝した。
【×月×日 曇り】
今日も気が滅入るようなぐらい空が暗かった。
だが掃除は気持ち良いように出来た。今日も茶が美味しい。
昼過ぎ、食事を取った後、私は早苗を監禁している座敷に出向いた。
憔悴しきっていて、眼が少し濁っていた。私は持ってきた食事を口の中に入れてやった。
内蔵を痛めているのかすぐに戻した。
イラついたので腹を殴った。
一層吐いた。
あまりにも臭いので縄を解き、座敷に出れないよう結界を張ると次に来るまで掃除を命じた。
夕方になって戻ってくると半端に掃除してあったので顔を殴った。
悲鳴を上げたが気にせず殴った。これで巫女だから笑い話だ。私の先代が見たらこの巫女なぞ私よりひどい事をするだろう。
東風谷早苗は巫女としての風格がなさすぎた。巫女は潔白で心身共々綺麗でなければならない。
それに比べればこの東風谷早苗は汚い。ロクに修行なぞしていないのだろう。
私は侮蔑の眼で東風谷早苗を見やった後、夕飯を食べ、就寝した。
【×月×日 晴れ】
今日は晴れた。今日も茶が美味い。
そういえば、久しぶりに賽銭箱の中身を見た。特に何も入ってなかった。
昼頃になって魔理沙が遊びに来た。何か臭うと魔理沙が言った。
私は本殿の一部の木が腐ってた所があったからと答えた。
魔理沙はそれで納得すると、何とかしてくれよと言いつつも煎餅を食べていた。
魔理沙が帰った後、私は座敷に出向いた。早苗はこの2日の監禁に耐えれない程弱く脆かった。
私は畳に伏せっていた早苗を蹴り起こすと悲鳴を上げ早苗は直立で立ち上がった。
私は溜息をついた。食事は与えなかった。私は何も言わず夕飯を食べ、就寝した。
【×月×日 晴れ】
今日は晴れで散歩日和だった。
掃除をきっちりとやった後、外出中の張り紙を貼って出かけることにした。
今日は何を思ったか無縁塚の方へと出歩くことにした。
相変わらずゴミばかりだったが、そこに奇妙な黒の塊が沢山落ちていた。
私はその変な形がしたものを1つ手に取った。
あまりにも特殊な形状だったのでその足で香霖堂へと鑑定し行った。
霖之助さんによるとこれは「銃」というものらしい。用途は「銃弾を出す程度の能力」
試しにその引き金と呼ばれる突起を押し引いてみなさいという教えの元、外でやってみた。
軽い反動と共に黒い塊の先端から爆発音がなった。私は突然の事でびっくりして尻もちをついた。
霖之助さんはその様子をじっと見つめて自分なりの答えを出していた。
曰く、これは何かに当てるアイテムで私達の使う弾幕のようなものだとの事だ。
これについては永遠亭の方が詳しいんじゃないかと霖之助さんが言ったので私は後で出向いてみますと言った。
そして最後にこの銃をあげた。
霖之助さんは良いのかい?と聞いてきたがまだ沢山あると答えると、気が向いたら私も行こうと霖之助さんは言っていた。
香霖堂を後にすると、私はすぐに無縁塚に引き返し、大量に捨ててあるその黒の塊の大半を博麗神社へと往復しながらも運び込んだ。後の残りは霖之助さんの為に置いておこうと思ったのだ。
全部運び終わった時にはもう日が暮れていた。
一応座敷に出向き、疲労や傷で弱ってる早苗の生死を簡単に確認し、生きている事を確認すると、持ってきた簡素な食事を置いて、自分も夕飯を食べそのまま就寝した。
【×月×日 雨】
今日は滅入るような豪雨だった。
外の掃除は出来ない為、本堂と他の部屋の掃除を重点的にした。
最後に座敷の掃除をしにきたが、あまりにも臭い、血と嘔吐の匂いで面倒臭い。
掃除する気が起きなかった為、ロクに食事を食べていない憔悴しきっている早苗にやらせることにした。
早苗は震える足で掃除をした。私は立ってそれをじっと見ていた。
早苗が掃除を終えると、私は昼御飯のついでに食事を与えた。
握力が入らないのか御飯を零した。私は早苗の右頬に平手打ちした。
身体を支えきれないのかバランスを崩し倒れ伏した。
私は軽く叩いたつもりだったが、早苗は泣き叫んでいた。
お椀も引っ繰り返した為、私は首根っこを掴み、早苗に食わせた。
最初は嫌がっていたが、何度か背中を殴りつけると従順な犬のように食べた。
私は、その様を軽蔑を込めて罵倒し、食事を片付けた。
日々弱っている早苗の姿を見て、そろそろか、と私は思った。
そういえば、あの黒の塊…銃のテストしたいと思ったが機会を見てテストしようと思った。
夕方に魔理沙が遊びに来た。私は丁度夕食だった為誘ってやった。
夕食の途中に私は話の中で早苗について遠回しに聞いたが魔理沙は知らないようだった。
私は、守谷神社のあの二柱が上手くやってる事に安心すると、夜が更ける前に魔理沙を返すと、就寝した。
【×月×日 晴れ】
今日は晴れて良い気分だった。
日が良い感じで出て気持ちが良く掃除が出来た。今日は何かありそうな気分だった。
さらに魔理沙が朝食を頂きにやってきた。
なんとか私の和え物を奪うように食うと後から礼を言った。
えだげが多い、魔理沙に切って貰う事にした。
が、不器用なのか上手く出来なさそうで試行錯誤していたようだ。
自分もあまり言えた義理ではないなと思いながら切ってもらった。
さっさと髪を処理すると私も魔理沙の髪を見てやった。
つるりとした髪の毛はきちんと手入れしてあって、自分とはまた違う良い匂いがした。
しかし、もう夕方だ。夕飯は食べていくかという質問に対して、魔理沙は今日は良いよと言った。
たまにはしおらしい所もあるなと私は思いながら魔理沙を見送ると、夕飯を食べ、就寝した。
【×月×日 晴れ】
今日は晴れた。掃除もおざなりにやった。
今日は1日かけてやることがある。
まずに、博麗神社の地下、昔は修練場や監禁(何の為かは分からないが)に使っていたらしい。
使う機会なんて一度も無かったが、良い機会だ。存分に使いたいと思う。
私は地下に降り立ち、その奥の奥、一番広い所を「その場所」にすることにした。
昼頃には、永遠亭の使いの者が数人訪ねてきた。各々重そうな機材を抱えていた。
私は労いながらもそれを手伝い、大部屋に運び込んだ。
大部屋には無数の機材が運び込まれ、何時間も作業の末、設置が完了した。
設置が完了した後、永遠亭の医者の八意永琳が弟子を連れてやってきた。
永琳は薬液を調合の仕方などを丁寧に教えてくれると、困ったことがあったらいつでも良いなさいと言い残し帰っていった。
永遠亭の者たちが全て帰った後、私も少々疲れた。
夕飯もおざなりに夜遅くに就寝した。
【×月×日 曇り】
今日は曇りだ。
昨日やれなかった分掃除を精一杯した。
昼御飯を食べた後、地下に降りた。
寒々しい通路ではあった気にせず通りぬけ昨日行った大部屋へと入った。
大部屋では昨日の設置したカプセルの様なものが30基程並んでいた。
それらはすべて下から絶えず注入される空気と混ざって緑色の薬液がごぽごぽと気泡を立てていた。
私はその様を見て、にやりと笑ったのを覚えている。だが、結果が出るまでは2日かかる。
私は、何も異常が無い事を確かめると、夕方まで自分の部屋で寛ぐ事にした。
夕飯を食べた後、そして就寝した。
【×月×日 晴れ】
今日は快晴だった。とても天気がいい。掃除も一層はかどった。
朝食を食べていると魔理沙が朝早く来た。
魔理沙は、昨日ここに来ていたらしい。
私は昨日は用でいなかったと伝えると魔理沙はくすりと笑い朝食に参加した。
少しばかり話をして、昼前には帰した。
昼御飯を食べた後、地下に降りた。
調子は悪くない。異常は無く、正常に動いていた。明日には結果が分かるだろう。
私は満足して、地下から上がり、守谷神社まで足を運んだ。早苗が居ない後の守谷神社の様子を見に来たが、上手くやっているようだ。
諏訪子が早苗に変化していて、愛想良く振舞っていた。私が目配せすると、早苗の姿をした諏訪子が微笑んだ。
私は守谷神社が大丈夫ということを知ると満足して帰宅した。
明日には結果が分かる。明日が楽しみだ。そう思いながら夕飯を済ませた後、就寝した。
【×月×日 雨】
今日は早く起きた。結果を見るためだ。
掃除はせず、早々と地下に降り、大部屋へと足を運んだ。
大部屋へと入り、カプセルを確かめる。
緑色の液体の中には確かに「それ」があった。
小さく、とても小さくだが気泡に揺られながらも存在していた。
成功である。私は喜びそれを確認するとカプセルのスイッチを押した。
緑色だった液体は、すぐに透明の液体へと変わった。後1日待てば全ては上手く行くはずである。
私は、この大部屋を「培養室」と名前を付ける事にした。木札で作ったネームプレートを出口の上に貼り付けると少しばかり箔が付いた感じがした。
夕飯を食べに地下から上がった。今日は精進料理を作ってみた。
腕は落ちていないみたいで、料亭のような味に私の舌は満足した。
眠りにつく前に少しばかり武術の練習をした。鈍っていないようである。
私はひと通り終えると就寝した。
【×月×日 雨】
目が覚めると雨が降っていた。
今日も茶が美味い。
立て続けに雨が降られると、掃除も大変だ。
神社内の掃除をひと通り終え、私は地下へ降りた。
昨日名付けた、「培養室」に足を運び、カプセルの中を見た。
透明な液体の中には、裸の少女が眠るように浮かんでいた。
30基程のカプセル全てが同じ顔の少女だった。
これで全ては計画通りだ。
私は、その少女…名前はまだ無いがそのバランスの取れた身体の頭の上から足先全て「東風谷早苗」そのものだった。
私は、あの時守谷の巫女の痴態を目撃した後、暴行を加えた。
あまりにも巫女としての意識が低すぎた。だから私は、守谷神社の2柱と話し合いをした。
このまま守谷の巫女の好きにさせていれば、信仰にも神社の尊厳も巫女として意識度も下がる一方である。
だから、新しく代替の巫女はと言うと探すのは無理だ。
神降ろしが出来るような巫女はそう簡単に見つからないはずである。
考えていると「新しい早苗を作れば良いのでは?」と諏訪子が提案した。
その提案に私と神奈子は頭を捻った。
新しい人間を作り出す技術は私達では無理なはずである。
だが、永遠亭なら、月の頭脳ならと諏訪子が言った。
確かに、永遠亭の八意永琳なら可能かも知れないと私は思った。
この幻想郷の何百倍も優れた科学技術を保有している所だ。そういう技術があってもおかしくはない。
とりあえず、諏訪子が永遠亭の方へと確認の為飛んでいった。
諏訪子がいなくなり、私は正座させている早苗を見ながら神奈子と話した。
神奈子は早苗の淫行を知らなかったらしい、悲しそうな顔はしていたが、同時にその眼は怒りに満ち満ちていたことを今でも憶えている。
早苗は終止びくびくしていたが、私達は気にもとめなかった。
数刻後、諏訪子が戻ってきた。
結果は、少し手間がかかるが出来るとのこと、その言葉を聞き早苗は一層身体が震えていた。
出来るのならば、話は早い。その役目は私が負う事にした。
早苗を縄で縛り、博麗神社に連れて帰った。
簡単な話、東風谷早苗に最後のチャンスを与えたつもりだった。更生の余地があれば永遠亭の力を借りる必要も無いし、面倒もかからない。
だが、しかし東風谷早苗は更生の兆しが無かった。
―――
八意永琳が言うには「クローン」と呼ばれる技術を使って、「東風谷早苗」を作ることが可能だと言う事らしい。
だがそれには専用の機材が必要で博麗神社の地下が隠匿に適していると判断した私は、使っていない大部屋をクローン施設として使う事にした。
永遠亭の力を借り、必要な機材が運び込まれた。
クローン技術については良く分からないが、緑色の液体は成長を促進し、透明な液体は身体を完成させるものだと教えられた。
成長には2日、身体の完成には1日かかるとのこと。
記憶については、付属の機械で自由に書き換えられるらしい。記憶の刷り込みにはまた数日かかる。
つまり、今から教え込めば、完璧な理想通りの「守谷の風祝、東風谷早苗」が完成するという事になる。
そういえば、オリジナルの はどうなったのだろうと考えたが、考える程でもない。永遠亭がきちんと保管しているだろう。
久しぶりにこんなに長い日記を書いた気がする。
明日が楽しみだ。
END
早苗ネタばっかりですね。はい。
ここからさどれいむの真骨頂の日記になるワケですが、あまりにも長くなりそうだったので、機会があれば書きたいと思います。
追記
ロシアンルーレットは時系列的に後になります。
しゃむらいさんも時系列的には後になります。
スレイプニル
http://twitter.com/_Sleipnir
- 作品情報
- 作品集:
- 23
- 投稿日時:
- 2011/01/19 23:58:48
- 更新日時:
- 2012/12/31 14:44:07
- 分類
- クロさな!
- 早苗
- 霊夢
- クローン
- 日記形式
金ならここにある、100万ガバスだ
一人くれと言いたいけど、さなびっちじゃあよほど記憶をいじらないと男連れ込んだり生活費を使い込みそうだからなぁ・・・・・・…
早苗もゆとり教育で「道徳」の授業が小学校から幻想入りした結果の犠牲者なのかなぁと・・・
どんなモルモットにするんだろ
博麗の巫女の鑑である霊夢は、幻想郷のために今日もがんばっている!!
そんな霊夢を困らせた早苗は生まれ変わり、お侍さんは鳥葬、と。
日記の端々の過去作品を匂わせる記述が、なかなかに良いスパイスになっています。
霊夢もこれで毎日肉食えるね!
ついでに早苗さん一体ください、性格はPTSDの無いうどんげをインストールで。
だめだ、この早苗…誰か早く何とかしないと…
最初の方で、「御仏に祈りを」って書いてありますが、霊夢は神道では?