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『短編集』 作者: 線条痕

短編集

作品集: 23 投稿日時: 2011/01/20 19:55:35 更新日時: 2011/01/21 04:55:35
1 死ね

「死にます?」
「ああ」

がすりと銀のナイフがのどに突き立つ、冷たい感触、寒い、遠のく世界。
ぐらぐらゆれる視界の中彼女は笑ってたような泣いてい よ なそんな がして 僕  んだ。


空を飛んで新聞を配達していた彼女を呼んだ。 結構距離があった気がしたが天狗は耳も良いのだろうか。
「あぁ、こないだの約束ですか」
降りてきた彼女はすぐに此方の意図を察したらしい
「うん、お願いできるかい?」
「良いですよ」

何かが脳を突き抜けていった、あぁそうか蹴られたのか。
そう思った時はとても地面が近くにあt

「さよなら」

ぐしゃり、と彼の頭蓋は砕けた。


「嫌よ、何でそんな事をしなきゃならないの」
「どうしても駄目ですか?」
「……そこまで言うのならやってあげるわよ」
「ありがとうございます」

何かが首に回され、締め上げられる。 おどろいて振り向くとそこには彼女の人形が二人ががりで僕の首をし、

「…………」

アリスは無言で右手を引き寄せるようにうごかす 苦しいどうやら締め上げをつよ苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しいくっる
目の 暗  、誰  電気  消 た ?
  


「はあ、良いですけど」
「ありがとう、恩に着るよ」

視界が急激にブレる、あれ、首なしの人間がふらふらあるいてる。 あぁ、あれは――

彼が事切れた事を確認すると、彼女は切れないものはあんまりない刀を収めて帰って行った。 


「本当に?」
「うん、別に構わないよ」

彼女は赤い大槍を構えて、彼に投擲した。

そこにはもう何もありませんでしたとさ。


………。
………………。
………………………。

「あら、もうおわりかしら?」
「…………。」

彼女はそれをひまわり畑に投げ捨てた。それは人間の形を留めておらず、本当にただの肥料にしか見えなかった。



「じゃあ、始めますよ」
彼女と目をあわせた、赤くて綺麗な瞳だった。

あれ、痒い。 痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い、首がかゆかゆいかゆいかゆいかゆいかkぐげがががあいげぎゃ。



「これですか?」
「ええ、その薬よ」

一気に呷った。 味は特になく僅かに薬臭い。
全て飲み終え、一息つくと同時に彼は倒れた。

「5秒弱か、あとは量が問題ね……。」

手元の時計を眺めながら、彼女はそう呟く。










「霊夢」
「何よ」
「………なんでも無い」
「そう」



***



彼は跳ね起きると唖然としながら荒い呼吸を繰り返していた。 やがて落ち着くと、枕元に在った『胡蝶夢丸』と銘打たれたそれをゴミ箱に放った。
そして傍らに眠る霊夢をしばらく眺め、そのままもう一度眠りに就いた。



2 いちと2

チ「えーと1たす1は……」
魔「なあチルノ。 1+1は本当に2だと思うか?」
チ「何言ってんのよ魔理沙、当然じゃない!」
魔「なあ、そもそも1ってなんだ?」
チ「1は1でしょ、魔理沙はあたいより馬鹿になっちゃったの?」
魔「じゃあ、そこの湖は“一つ”だよな。 そしてこの石ころも“一つ”……こんなにも大きさは違うのに同じ1なんだぜ? おかしいと思わないか?」
チ「ほ、ほんとだ!」
魔「それに1だって1,999999999999999999999……ともいう、でもここまでくれば2とほとんど同じだ。なのに1だ、おかしいだろう?」
チ「ほ、ほんとうだ! おかしい!」
魔「右と左だってその場で回れば左と右になる。 上と下だって逆立ちすれば下と上だ。」
チ「お、おかしい! こんなにおかしいのに何で誰も気が付かないんだろう!?」
魔「それはお前が天才だからだよ」
チ「そうか、私は馬鹿なんかじゃ無かった! 天才過ぎて誰にも理解されなかっただけなんだ!」
魔「そうだ、お前は馬鹿なんかじゃないんだ。」
チ「私は、私は馬鹿なんかじゃなかったんだ! あーっはっはっはっはっは!」

喚きながらチルノは何処かへ飛び去って行った。

魔(思い込みって怖いなぁ……。)
  
そんな事を考えながら魔理沙は紅魔館へ本を狩りに飛んで行った。


3 ACパロ



Reimu≪ここから見たら、幻想郷も外の世界とそう変わらないわね≫

Reimu≪あいむしんかーとぅーとぅーとぅーとぅとぅー≫

Reimu≪戦う理由は見つかったかしら?≫

Reimu≪コンティニューが在るなんてヘタレシューターの過信よ≫

Reimu≪外の技術が私たちに何をくれた?≫

Reimu≪排気ガスで汚れた空、ゴミがあふれかえる大地……これは全部あなたたちが持ち込んだ技術の所為よ!≫

Reimu≪私たちは外の世界をリセットした後にもう一度、幻想郷を作り上げる。 そのための核よ。≫

Reimu≪これは終わりじゃない、始まりなのよ。 わかるでしょ?≫

Reimu≪止めたいなら私を落として見せなさい≫

Reimu≪惜しかったわね、時間よ≫

Reimu≪撃ちなさい 臆病者!≫
1あとがき 
夢って自分の願望が出るとか何とか
2あとがき
なにやってんだこいつら
3あとがき
正直スベってると思う
線条痕
作品情報
作品集:
23
投稿日時:
2011/01/20 19:55:35
更新日時:
2011/01/21 04:55:35
分類
ひとまとめにしても短い
1. 名無し ■2011/01/21 10:45:51
ACパロがACDCに見えたw
2. 十三 ■2011/02/01 23:58:21
↑ さんだーーーー

この作品。一言で言うと、 ロマンティック。
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