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『覚醒 first』 作者: 皆無
私は神社に降り立った
いつものように霊夢は掃除をしていた
私は恐る恐る声をかけた
「霊夢ぅ」
「...誰よ?」
同じ質問をされた
「ルーミアよ」
私は言った
私はルーミアだから
「貴方...リボンは?」
リボン?
そういえばこうなったのはリボンが取れてからだ
「取れちゃったの」
「だからね」
「え?」
「あのリボンは先代の博麗の巫女が貴方に貼り付けたお札なの」
「そうなの?」
あれ?
私いつも『そーなのかー』って言うのに
「貴方の力がいつ暴走するかもわからないから」
「...霊夢?」
「死んでもらうわ」
「え?」
瞬間、目の前に弾幕が拡がった
私は目を強くつむりうずくまった
あれ?
痛くない
私は殺されかけたのに
何が起きたの?
見ると誰かが倒れてる
霊夢?
そんな訳ない
私は弱い妖怪だもん
博麗の巫女を倒せる訳がない
でも何で私の手にあの剣が握られてるの?
闇を使った覚えはない
剣には血が滴っている
私は倒れてる誰かを見た
完全に霊夢だ
まだ死んではいないみたい
でも腕が片方切れていた
私は怖くなった
怖くなって逃げようとした
「霊夢...?」
誰かの声がした
「霊夢!しっかりしろ!霊夢!」
神社によくいる鬼だ
萃華とか言ったっけ
「お前か...?」
気付かれた
「お前が霊夢を...?」
否定したい
でも私がやってしまった
「よくも霊夢を!」
鬼が殴りかかってきた
怖くなって闇を使った
『影閃ストゥームブリンガー』
私はあの剣を出して身を守ろうとした
守ろうとしただけなのに
鬼の身体は真っ二つになった
鬼は何も言えずに崩れ落ちた
私は今度こそ逃げた
私はまだ自分の能力の全てを知らない
- 作品情報
- 作品集:
- 23
- 投稿日時:
- 2011/01/23 09:23:00
- 更新日時:
- 2011/01/23 18:23:00
- 分類
- EXルーミア
- 切断
- ややグロ
このままルーミアは心が闇の力に呑まれてしまうのか!?
がんばれ。続きを楽しみにしています。
この名前聞くとどうもアラド戦記を思い出す
抱きしめてやりたい