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『はたnのエロ』 作者: とろみ
引き篭もりと言われると聞こえが悪いが、実際は違っていた。
念写ばかりと言われると非難を受けるが、実際は誤解だった。
彼女にだって良いところはあるし
彼女にだってできないこともある
今時の念写記者「姫海棠はたて」はどうしようも無く人と接する事が苦手だっただけだ。
けして彼女に非があったわけでも無い。
ただそれが、彼女にとっての”ふつう”だっただけなのだ。
「あうッ! ああぁぁ!」
生娘の様な泣ぎ声だった。
悲鳴と言うにはあまりにも獣の様に耳を劈き、断末魔というにはあまりにも力無い叫び声だった。
力任せに破られた一張羅は既に服の意味を成してはおらず、玩具の様に扱われる胸は腰を突き上げられる度に世話しなく形を変えた。
「……いぎ……痛い、痛いっ!」
泥を拭った様な音が室内に響く。
接合する部分から毀れただろう水溜りは赤や黄色と言った様々な色を交えており、どれほどの時間を彼女が抱かれ続けたのかを曖昧にさせていた。
「やめてよぉ……!」
彼女の唇から言葉が漏れる。涙を伴った懇願だった。
姫海道はたて、彼女はいわゆる『ひきこもり』だった。
だから、人と接する術を知らなかったし、当然の様にその体も純粋無垢である事もまた当然であった。
「どうしてこんなンぐッ!?」
知らなかった唇が唾液を伴った男天狗の口で塞がれる。途端、突かれていたはたての秘所は強い締め付けを見せ、後ろから突き上げていた男があぁだのうぅだのと快感に満ちた呻き声を上げる。
男天狗の口が窄む様に彼女の舌を吸い、伸びた舌を蛞蝓の交尾の様に絡め、噛む。
一方的に男の唾液を。途中、僅かな異物感を感じながらも無理矢理に飲み込まされる。
愛し合う者同士ならば大して違和の無い男女のまぐわい――――けれども、それすらも彼女にとっては嫌悪すべき対象だった。
「ん…………やぁっ!」
逃げる様に唇を離すと、眼前の天狗から離れる様に首を横へと捻った。
四肢を屈強な天狗達に抑えられている現状を理解していない筈も無いのに。
「……いい加減に、してよ……!」
前面の接吻から逃げただけで、彼女の体は逃げ切れない立場に立っているという事を知らない筈では無いのに。
その場に居る男が、前面に居る一人だけでは無いという事を知らない筈では無いのに。
加虐を誘う、桜色の肌を晒しながら、気丈な態度で言った。
――――――彼女にとって不幸か幸運か、止まったのは一瞬だけだった。
「あっ……!? あぅっ!?」
はたての脳髄を稲妻が走った。
「あ……イ…………っ」
痙攣する様に二度三度と全身が震え、筋肉が収縮する。
別の男が固くなった乳首を歯で擦っていた。
別の男が再び一物で腰を大きく突き上げた。
別の男が隠核を口腔へ思い切り吸い込んだ。
唐突な事も先程の飲み込まされた異物も含めてか、びくりと体を震わせて彼女は啼いた。
「あ……っ……あ?」
数秒程度の硬直からの直下的な弛緩。
僅かにトんだ意識に、再び舞い戻る、が。
「いっ……!? あぁぁっ!? あぁぁっっっ!」
訪れたのは神経を焼き切る程の快楽と、焼け付く様に火照る自分の体だった。
同時に四方から先程まで握手すら知らなかった純潔な体を嬲られ、雌としてのままに快楽を享受し始めた、現実。
「や、やだ……やだぁッッッ……!」
自分の体と感情が、互いに相反する様な反応を示しているという、信じられない結果は、未発達な彼女の頭を簡単に狂わせた。
彼女は、姫海棠はたては酷く臆病だった。
人と接する事を拒み、関係を持つ事を頑なに拒んでいた。
だから、と。
親切心を持った鴉天狗数名は、彼女にとって何が嫌なのかという原因を突き止める為に宅へと向かった。
余計なお世話と言われたら、退散しよう。それでも、彼女にとってこの世界がもう少しだけ楽しみになってくれるのならば。
そんな、最低でもその時までは……彼らは下心の無い純朴な感情を持っていて、それに伴うと”ご立派”な訪問だった。
だが――――彼らは知らなかった。
彼女が、姫海棠はたてが、天狗自体を毛嫌いしている事に。
そして同時に、幻想卿に絶望して自分自身の存在すらも否定したがっている事に。
それは――――彼女を好きになった彼らにとっては、侮辱にも等しい行為だった
一時間が過ぎた頃
姫海棠はたてが平々の毎日を過ごしていた場所は完全な肉林と貸し、一帯は異様な臭気に満ちていた。
「あ……あっ……あっっ!」
こねくり廻された乳首は小指大程に膨らみ、空を向いて存在を誇示しており、突かれる度に両穴から毀れる白濁液は彼女が多岐に渡って男達に犯され続けた事を示していた。
「いうッ……! いうぅぅぅッ!?」
涎で汗で精液に塗れた彼女の体が跳ね、その度に彼女は愛液を漏らし意識を混濁させた。
条件反射の様に収縮する膣が、男達を無条件に悦ばせた。
目覚める度に自らを襲う悦楽悲鳴が男達の劣情を促した。
意識があろうと無かろうと、絶え間無く彼女の小さな体を犯し続けた。
寝る間も惜しみ。本能の赴くままに。
――――気づいた時は、既に手遅れだった
初めのうちは愛だの好意だのと言った感情もかけられていた。
――――けれども彼女はそれらを否定し、首を横に振って拒絶を貫いた。
彼女がもっと素直であれば、もしくは自らの家に他人を呼ばない程に孤立してさえいれば、きっと悲劇は起きなかったのかもしれない。
最初のうちは罪悪感やに駆られていた天狗達も、行為が重なってくると当然の様に感情の起伏は無くなっていった。
一夜を超えれば数夜。
一月を越えた頃には最早彼らに愛情など露程も残っては居なかった。
単なる性処理の対象として扱われ、興味本位の遊び道具へと成り代わり――――
『何もかもが醜悪に映る目があるから、念写なんてものに頼るんじゃあないのか?』
『だったら、そんな目玉なんていらないよな?』
『取ってしまおう。そんな必要の無いものは』
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「なんか最近はたての奴の顔を見てないんですけど」
「あー……寂しいんですか?」
「うるさいわね!」
放った風が椛の頬を掠めていく。けれど、本人としてはさしたる驚きも見せる事も無く困った様に肩をすくめるだけだった。
「何か事件にでも巻き込まれたんでしょうかねぇ?」
「引き篭もりであるアイツが、一体どんな事件に巻き込まれるって言うのよ?」
「天狗の会合すら他の鴉天狗に任せてサボる様な奴なのよ?」
嫉妬半分残り嘲笑で射命丸は鼻を鳴らす。
「まぁ……新聞も発行しているみたいですし……」
「どうせ家で毛布に包まってだけよ! 心配するだけ無駄無駄!」
「そう……だったら良いですけど……」
上司の言葉に適当に相槌を打ちながらも、椛はどうも不安が拭えなかった。
確かにはたての新聞は前と同じ様に、同じ時間に発行されている。
男の鴉天狗が、自分の分と一緒にと言って、まとめて配布されている。
だから、彼女が居なくなったという事は無いだろうし、事件に巻き込まれたという点も薄いだろう。
「…………ま、いざとなったら文先輩がなんとかしてくれるでしょう」
「そもそも私はあの人の家知らないですし」
楽天的に思考を止めて、彼女はいつもの様に哨戒を開始した。
彼女は気づいていた。ただ、辿りつけなかっただけだった。
姫海棠はたての新聞の写真が、いつもと違うことに。
――――まるで実物を”見た”事が無い様に、全ての写真が霞がかって見える事に
はたnのエロを練習がてら書いてみた。
あぁなるほどと言われる描写が少ないな……。
直接的な描写をもうちょっと練習しないといけないようだ。
ダブルスポイラー(二つの強奪者)で合ってるよね多分……。
とろみ
- 作品情報
- 作品集:
- 24
- 投稿日時:
- 2011/02/05 21:58:23
- 更新日時:
- 2011/02/06 07:03:49
- 分類
- はたて
目を閉ざし、
目を逸らし……。
はたてのこと、ばかりではないですよね。
陵辱シーン、すげえ!!
一発で、目が覚めました。
陵辱する対象のキャラを「愛している」とか「好きなんだ」とか生ぬるいこと思っているチンコ要員が、対象キャラの心情を慮らずただの精液発射装置にしかならない過程とか好きです
はたnかわいいよはたn
けど、本当の真心や好意まで拒絶してしまったら、悪意を与えるしかなくなるよな、そりゃ