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『かわいいかわいいお人形の魔理沙』 作者: rubeluso
博麗神社の巫女、霊夢が日課としている石畳の掃き掃除をしていると、二つの人影が空から降りてくるのが見えた。
ゆったりとした白黒の服、いかにも魔法使いといった出で立ちは魔法の森にすむ風変わりな人間、霧雨魔理沙。もう一方は人形のように整った顔立ちの人形遣い、アリス・マーガトロイドだった
「なんだってあんたたちは寄ってたかってウチに来るのよ。用事なんかないでしょうに」
霊夢がうんざりした顔を見せながら言うと案の定ひねくれた応えが返ってきた
「用事ならあるぜ。用事を探しに来たんだ」
「そろそろ春が恋しいから頭が春っぽい人を見に来たわ」
「冷やかしは帰った帰った」
気心の知れた仲間同士のやり取りが交わされる。
「ところであんたたち、最近よく一緒にいるわね。今日も揃いでお出ましになって」
竹ぼうきで敷石の埃を舞いあげながら霊夢が尋ねた。魔理沙とアリスが同時にお互いの顔を見合わせる。
「ああ、立っているものはアリスでも使えってな。最近こいつの家でいろいろと。霊夢も来るか?」
「はいはい、そういう事にしておきますか。あんたが勝手にたかりに来てるんでしょ」
魔理沙が軽口を流せばすぐさまアリスが返す。それを見て、息の合った漫才を見せつけられるのはもう十分だとばかりに霊夢は竹ぼうきを振り上げ、参道を奥の方へと歩いていく。
「あんた達の所為で掃除ができなくなったわ。もうお終いにしてお茶にする。どうせあんた達も来るんでしょ」
「そういえば魔理沙、あんた最近何か変った事でも有った?」
炬燵で暖を取りながら霊夢が聞くと、魔理沙が肩まで炬燵布団をひっかぶったまま答える。
「あー?私は普通だぜ。なんでそんなこと聞くんだ」
「勘よ勘。なんか最近ちょっと変わった気がする。アリスはどう思う?」
対面で二人の表情を眺めていたアリスに唐突に話が振られる。
「さあ?ちょっとずうずうしくなったかもね。もしくは甘えん坊になったわ」
「うるさいな。絶対そんな事ないぜ」
「ずうずうしいのは前からでしょ。後段落はノロケ?だったら間に合ってるわ」
少女三人の姦しい会話が繰り広げられる。三人が三人とも、ただ時間をつぶすために談笑したいだけだった
「さて、そろそろ帰るか」
冬の日は短い。漫然と喋っているだけですぐに暗がりが広がる。魔理沙は立ち上がり、帰り支度を始めた。
「アリス?まだ居るつもりなのか?」
魔理沙が不審げにアリスを伺う。一緒に帰るつもりでいたようだ。霊夢も二人の仲のよさに若干呆れながらもアリスを見る。
「私はもう少し。魔理沙、今日は『ディナー』にしましょう。だから先に帰って準備してて」
アリスが言うと魔理沙はすっと後ろを向き、すぐさま箒にまたがって飛んで行ってしまった。帰りの挨拶も無しか。顔が赤かった気がしたけど風邪かな。と霊夢は思いながらも生来他人に深く立ち入らない性格なので放っておくことにした。
「アリスだけ残るなんて珍しいわね。っていうかあんた意外と尻に敷くタイプなのね」
「さあ、魔理沙が意外と敷かれるタイプなんじゃないの」
魔理沙は薄暗い部屋の中を胡乱な歩みで奥の暗がりへ向かっていた。地下に設けられ、こもった湿気を感じさせる空間は外からの明かりが差し込まず、魔術的熱を光源とするランプでぼんやりと照らされている。
部屋には雑多に物が置かれているが、不確かな足取りながらも魔理沙がそれらにつまずくことはない。
部屋の一番奥にはしっかりした作りの椅子が置いてある。
魔理沙はそれに浅く腰を落とし、長い長い溜息をついた。そして一息おいて立ち上がり、おもむろに服を脱いでいく。
帽子を傍らの机に置き、エプロンドレスを外し、白い肌を外気に晒す。下着だけをまとった姿になり、しばらく指の動きを止めた。薄暗がりの中、独りでストリップを演じているだけでも少し息が荒くなる。
自分の置かれた滑稽な立場に思いを巡らせ、自嘲的な笑みが自然とこぼれ出る。それすらも今の魔理沙にとっては興奮を昂めるスパイスの一つでしかなかった。
胸に被さるスポーツブラを取り外す。子供っぽい感じがして嫌だったのだが、魔理沙の幼さと危うさを象徴していて良いらしい。たまにひどくいやらしいランジェリーを着けて気分を変えることもあるが、普段はこれを着けるように言われていた。
秘部を覆う下着も、飾り気のない純白のドロワーズだ。こんなのじゃ興奮しないんじゃないのか、と尋ねたら、それがいいのよ、と返された事があった。あいつは潔癖症だな。もしくは小児性愛者かその両方だ。と魔理沙はひとりごちながらそれをずりおろした。
「ふうっ」
素っ裸になり、どかと椅子に深く座り込む。ただ洋服を脱いだだけなのにだいぶ消耗してしまった気がした。いや、疲れたのではなく体が火照っていた。私もどうしようもない変態だな。と軽く吐き捨て、考えを巡らす。自分で慰めようか?いや、叱られるんじゃないか?いろいろと考えを巡らせる間にも埋み火のような欲情は少しずつ大きくなっていく。
結局のところ、はしたなく自分で慰めるのは思いとどまった。予定を進めるべく、座り位置を調整し背もたれに全体重を預ける。
「おっと、忘れるところだったぜ」
帽子を手に取り、外れないように深く被る。全裸に大きな魔女帽という滑稽な格好だが、やはりこれがないと落ち着かなかった。
ついでに当て布を取り、目に当てた。視界を遮り、目隠しをつくる。特に必要なわけではなかったが魔理沙の意向で勝手に着けるオプションのようなものだ。猿轡も試してみたことがあったが、一人でいるときは窒息の危険がある、という事でやめさせられてしまった。
再び椅子に沈み込む。転がり落ちないよう位置を占めて、深く息を吸い込んだ。
「ふう」
吸い込んだ息をはき出し、呪文を唱える。すると、魔理沙の右腕の付け根が淡く色づいた。肩口から青白い光が生まれ、輝き、次第に収まっていく。
ごとり
発光が終わると、右腕は肩口から外れ、無機質な音を立てて床に転がり落ちた。
「わっと」
魔理沙はバランスを崩して短く声を上げ、残った左腕でひじ置きを掴み体勢を整えなおす。
再度呪文を唱えると、先ほどと同じプロセスを経て、今度は右足が魔理沙の体から離れて床に落ちた。
続いて左足、最後に左腕と落としていき、四肢を失った生ける胸像として魔理沙は椅子に安置される形となった。
切掛けは突然だった。珍しくアリスに誘われて一緒に夕食を摂った後、唐突に言われたのだ。
―――ねえ、魔理沙。貴女、私の人形になってみない?
真意を計りかねたまま魔理沙が首を傾げていると、魔法の糸が手足を絡め捕り、動きを封じた。
―――私にはわかるのよ。あなた、本当は縛られたがっている。本当は他人にもっと構ってもらいたいんでしょう?自分を全てさらけ出したいけど、それが怖いんでしょう?
ふふ、私が貴女の所有者になってあげるわ。
体の自由を奪ったまま、アリスが未熟な肢体に指を這わしつつ囁きかける。魔理沙は軽く身をよじりながらも、じっとアリスの言葉を待っていた。
―――やっぱり抵抗しないのね。私に委ねて御覧なさい。って、言うまでもないかしら
魔理沙は無言のまま契約を交わし、それ以来アリスの人形になった。
初めのうちは体の自由を奪われ、アリスと肌を重ねた。否、アリスの言うがままに動き、主を満足させる人形を演じていた。命令され、その通りに振る舞い、支配され服従する関係に魔理沙は暗い喜びで満たされていった。
―――ねえ、魔理沙。ちょっと手足を捥いでみないかしら。
そのうち持ちかけられた提案は実におぞましいものだったが、魔理沙は是非もなく受け入れた。
―――そしてまたくっつけるのよ。私の魔力で
貴女の腕は貴女の意思どおりに物を掴むけど貴女のものではないの。
貴女の足は貴女の意思どおりに歩くけど私のものなの。
つまりこうね。貴女の手足の所有権は私にあるの。だから貴女の生殺与奪の権限もね。もちろん殺しはしないわ。私が好きなのは自分で考える人形だもの
どう、素敵だと思わない?
そうして魔理沙はアリスの愛玩人形になった。
麻酔と道具でスマートに事を進めようとするアリスに、素手で捥いでくれないかと頼んだのは魔理沙だった。アリスはあきれた表情を見せながらもお願いを聞いてくれた。
今でもあの時のことは鮮明に思い出す事が出来た。
カビ臭い部屋の空気と、ランプに照らされて揺れるアリスの姿。やっぱりコイツは綺麗だよなあ、とその時魔理沙は思った。
―――良いの?やる側の私が言うのも何だけど痛いと思うわよ。寝てる間にすっぱりきっかりやっちゃってもいいのよ。
―――せっかくの機会なんだ。これを見逃す手はないだろう?
むしろ惨たらしく自分を解体してくれと頼む魔理沙にはさすがのアリスも苦笑した。
アリスが魔理沙の右肩を掴み、ぐっと力を込める。人間では出せない圧力に、魔理沙は少し羨ましく思った。
ぶち、ぶちと筋肉の結合が力任せに破られ裂けていく音、生きた強固な骨が叩き折られる湿った音に耳を澄ませながら、魔理沙は自分の右腕に別れを告げた。
ショックで絶命してしまわないように鎮痛魔法をかけてはいたが、生命の危険を感じた体がシグナルを送り、魔理沙の心臓を早鐘のように打たせた。
アリスが手早く傷口を止血し、治癒魔法をかける。
―――お楽しみのところ悪いけど、私の作業もさせてもらうわよ
アリスはよく手入れされた鋭利な刃物を取り出す。実際それは良く切れた。乱雑に骨片と脂肪と筋繊維をのぞかせる断面に刃物を閃かせると、滑らかな断面が現れた。ふたたび訪れた焼けるような鋭い痛感に魔理沙は短く声を上げた。
アリスはそのまま露出した骨を短く詰め、見事な手さばきで断面を縫合していく。空気にさらされた大きな肉の面から侵入してくる激烈な痛みに、魔法の針がチクチクと縫われていく痛みが心地いい。かなり軽減されているとはいえ、拷問にも等しい苦痛に、魔理沙は半ばトランス状態に陥っていた。
傷口が縫い終わった。魔法使い二人分の治癒魔法の効果で傷はすでに閉じている。
――――離れた腕との結合は球体関節理論を応用するわ。貴女のその末端に魔力核を埋め込んで、腕のほうにもおんなじに。魔力で少し離れた物体を動かすちょっとしたリモートマニピュレートみたいなものね。もともと自分の腕だからすぐに問題なく動かせるようになると思うわ。
自慢げに構想を述べるアリスを聞き流し、魔理沙は左腕で右肩から先の空間を撫でる。右腕が存在する気はするのに、触れるものもなく手が空中を彷徨うのは不思議な感覚だった。
―――人間の腕を手で捥いだのは初めてだけど、やっぱり疲れるわね。何より野蛮で好きじゃないわ。 貴女はどうかしら、マゾヒストの魔法使いさん?
夢心地の魔理沙は、ニタニタと薄気味の悪い微笑みを浮かべながら、良かった、とぽつりと呟き、気を失った。
次に魔理沙が目を覚ました時には、既に両手両足とも存在せず、胴体だけで寝台に横たえられていた。
普段着ているものと良く似た魔女服を着せられてはいるが、上着の袖口は絞られ、末端はリボンで装飾されている。スカートも短く誂えられ骨盤をわずかに隠すほどである様子をみると、アリスがわざわざ達磨用に用意した服に違いなかった。
―――お目覚め?気分はどう?
端正なアリスの顔の目元にうっすらと隈が出来ていた。どうやら本人は寝ていないらしい。もともと職人肌で凝り性の性格からすれば、目的があれば不眠不休での作業も苦にはならないのだろう。
―――なんだか体が軽いぜ
予想外に軽い口を叩く魔理沙の頭を撫で、アリスは優しく微笑みかける。
―――その調子なら大丈夫そうね。貴女の、いえ、もう貴女のものじゃないわね。新しい手足ができているわよ。さっそく試してみましょうか、お人形さん
ぞわあっと皮膚が泡立った。後戻りのできない体になって、他人のモノになった自分の状況を認識し、身体のより大きな割合を占めるようになった下腹部が火照り出した。
―――このままで、シたい。
その台詞を聞いた時のアリスの顔は本当に、本当に綺麗だったと魔理沙は思う。作り物めいて整った表情の、ガラス玉のような瞳孔にぽっと火が灯り、傷ついた小鳥を前にした猫のような残忍で悪戯な笑みが一瞬浮かび、すぐに年下の子供をあやす年長者のような暖かい微笑みがそれを隠した。
その視線を向けられるだけで、支配されもてあそばれる服属感で、絶頂しそうになったのを覚えている
魔理沙の四肢はアリスのものになった。
とは言っても、それはあやふやで不思議な関係だった。魔理沙の四肢が体に付いているときにはそれらは魔理沙の意思どおりに動く。けれども切り離された肉体を繋ぐ魔法はアリスのライセンスであり、魔理沙には手に余るものだった。従って、アリスに繋ぐ意思がなければ即座に魔理沙は芋虫に成り果ててしまう。
腕を付けてあげるのも外して遊ぶのも持ち主の気分次第。まさに人形のような立場に置かれた魔理沙だったが、アリスは少しだけ余地を残した。
―――外す時の呪文は貴女に決めさせてあげる。貴女は逃げようと思えば逃げられる。貴女が望まなければ、その作り物の腕が外れることはないのよ。これならあんまり不公平じゃないでしょ。
つまり、魔理沙自らの意思で達磨になれということだ。主導権を与えたように見せかけて、それは奈落へと続く道しか見せていない。
二人きりで行われる密やかな儀式の始まりは、魔理沙が自分の意思で手足を取り払うことから始まる。アリスに見られながらの時もあれば、一人で準備をして待たされる時もある。いずれの場合も、アリスはこの哀れな意志薄弱の人形を、暖かい微笑を浮かべて見守ってくれるのだった。
その笑顔が魔理沙にはたまらなかった。自分の力で生きることを放棄した肉人形として、アリスに服従する事が心底嬉しかった。
そうして宴は始まる
二人で仲睦まじく寄り添いあい、肌を重ねて語らう夜もあれば、徹底的な服従を強いて、魔理沙を屈辱の底に沈めたまま、サドマゾ的な激しい倒錯を味わう夜もあった。
全ての主導権はアリスにあり、魔理沙は生きたダッチワイフとして主人の欲望を満たすために振る舞い、それこそが魔理沙自身の歓喜でもあった。
「おまたせ」
短い挨拶とともにアリスが薄明かりに照らされた地下室に降りてくる。その鈴の音のような声を聞いて魔理沙は回想を中断した。
「待っているだけでこんなにしてたの?しかも自分で目隠しまでして。救い様の無い変態ね。」
開口一番、アリスは目の前の痴態を詰る。自らの意思で芋虫のような姿を晒し、あまつさえ刺激もないのに乳首をとがらせ、秘所を湿らせながら主人の帰りを待つ人形。アリスは自分の最高のコレクションが、霧雨魔理沙が大好きだった。
「ふあう…、アリスぅ…」
視界を覆う布切れを外してやると、親鳥を待ち焦がれた雛の眼差しが現れる。自分一人では食事も排泄もできない、世話の掛かるかわいいかわいいお人形。
もう二度と後戻りのできない畜生道に足を踏み入れている癖に、魔理沙は人前では以前と変わらず、人を小馬鹿にしつつも憎めない態度で振る舞っていた。傍若無人な人間とそれに振り回される陰気な魔法使い、他人は二人をそう見ているだろう。
「ごめんなさいね。神社でおしゃべりしていたら、霊夢がなかなか帰してくれなくって」
語りかけながら魔理沙を愛撫する。その言葉を聞いて、四肢を捥がれた魔理沙がもぞもぞと胴を揺すらせ、恨めしそうな視線を向ける。
「私は、私はアリスが居ないと死んじゃうんだぜ?なのに、霊夢なんかと…」
拗ねた口調で魔理沙が愚痴をこぼす。アリスに依存し、甘えきる様子は以前の、そして人前での上辺の生意気さとのギャップでアリスの保護欲を快く刺激する。
「ごめんね、お詫びにいっぱい可愛がってあげるから」
アリスはそのままこの可愛い胸像を正面から抱き、覆いかぶさってキスをする。余計な末端の無いシルエットはすっぽりと腕のなかに収まり、暖かい体温が伝わってきた。
「むぷぅ…、ぷあっ、アリス、ありすぅ…」
積もり積もった愛欲のまま、お互いの唾液を交換し、つぅときらめく涎の橋を架ける。
わずかに盛り上がっ手足の残骸をぴこぴこと揺らしながらキスをねだる魔理沙にアリスの劣情もすぐさま燃え盛る。
「魔理沙ぁ…、可愛いわ…。んっ、ちゅ…ぷはぅ……」
私がいなければ自分で慰めることもできないかわいそうなお人形。今日はどうやって可愛がってあげようかしら。魔理沙の全てを手に入れたアリスはその幸せを噛みしめ、支配感に酔っていた。
「今日も魔理沙ちゃんのいやらしいおちんちんで遊びましょうか」
アリスが魔理沙の尖った乳首を舌で愛撫しながら、手のひらで充血した陰核をつまむ。と同時に魔力を送り込むと、それはみるみる内に男性器へと変貌を遂げた。
「…ふっ…、あっ、はああっ、ちん、こだ…、へへへ…」
クリトリスがペニスに造り換えられると、そこから魔理沙の内に雄の性欲が這い上がってきた。アリスを押さえつけて思うままに突き入れたいという本能と、それが決して叶わぬ状況が魔理沙の被虐心をさらに煽る。ペニスを生やした達磨の魔理沙を一方的に嬲るのが最近の二人のお気に入りのプレイだった。
柔らかな寝台に仰向けに魔理沙を横たえ、さて、今夜はどうやっていたぶろうかとアリスは思案する。子供のふくらみの残るお腹までペニスを屹立させた魔理沙は、息を荒げつつも不安そうな面持ちを見せ、蛆虫のように体をくねらせて主の決断を待っている。
アリス自身は対面の椅子に腰かけ、足を組んで魔理沙を見ながら考えを巡らせる。時折視線が交るとさっと魔理沙がうつむくのが可愛らしかった。
ペニスを生やしたままずっと観察するのも面白い。一切刺激を与えずに一晩中視姦してみた事もある。一度火がつくと止まらない極度の被虐趣味を持つ魔理沙は言葉で詰られるだけでも達することができるらしく、触れてもいないのに宙空に向かってびゅるびゅると精を噴き上げる様はなかなかの見物だった。
散々焦らした後、失神するまでクリトリスを捏ねまわしてあげたこともある。数日の間、魔理沙が股間を気にしながらひょこひょこと歩いている様はおかしかった。
アリスは散々迷った挙句、相手に聞いてみることにした。
「ねえ魔理沙、今日はどうされたい?」
思いがけず決定権を渡され、魔理沙がはっとした表情を見せた。続いて顔を真っ赤に紅潮させる。おおかた自分でも卑猥な妄想を繰り広げていて、それが実現できそうなので欲情したのだろう。
「足で…、あしで踏んづけてもらいたいな…」
恥じらいがあるのか、弱々しい口調で答えが返ってきた。
何度も異常なプレイを繰り広げたにもかかわらず、変わらず々しい反応を見せるところもアリスの好みだ。
「ふうん、足ね…、まあいいけど」
組んだままの足を魔理沙の顔に近づけ、そのまま宙を彷徨わせる。
「アリスが、さっきから私の前で足見せてるから…、アリスの綺麗な足で、おちんちん踏んづけてもらいたくなってぇ…」
すんすんと鼻を鳴らし、目の前のごちそうの匂いを嗅ぎながら、湿り気を帯びつつある声で魔理沙がはしたないおねだりを口にした。立ち上がっていたペニスも一緒におねだりを始めたかのようにひくり、ひくりと震え始める。
「いいわよ。覚悟しなさいね」
「っはああ……!んう…あああっ!!!」
空気の重たい地下室に、少女の甲高い嬌声が広がっていた。
そそり返ったペニスをアリスの艶やかなストッキングが撫でるたび、魔理沙が大声で泣き叫ぶ。
「ちょっと撫でるだけでこんなにしちゃって。あなたが汚した分は私が掃除しないといけないのよ。」
器用に動くアリスの爪先がペニスに沿って上下し、裏筋をくすぐり上げる。わずかの刺激でも魔理沙のペニスは敏感に反応し血流を下半身へと集中させた。
「ひあうううっ、ごめんなさい!!射精するしか能の無い変態人形でごめんなさいいいぃぃっ!!私はっ、ぜーえきびゅるびゅるして自分できれいにすることもできない哀れなイモムシでずうゔゔっっ!!」
魔理沙は自分を極限まで卑下する言葉を叫びつつ、アリスから与えられる快感に溺れきる。
「こっちもイジってあげるわ。感謝しなさい」
「ふぐうううっ!!なにこれぇっ!あうっ、あうっ、んんむううううっ!!」
睾丸をやわやわと足指で揉まれ、なんとも言えない射精感がペニスの裏あたりから込みあげる。初めは優しく睾丸を愛撫するアリスの足、しかし魔理沙の痴態にアリスの加虐も
エスカレートしていく。
「ねえ、魔理沙。こういうのはどうかしら?」
アリスがアキレス腱に力を込め、爪先でもてあそんでいた肉玉をぐいと押し込み、足指の間で圧迫した。圧力を逃がしきれなくなった睾丸が膨れ上がり、魔理沙に苦痛を与え始める。
「あぐっ、ぐううううううううううっっっ!!!!キンタマっ、キンタマ潰れぢゃううううっっ!!やめでっ、やめ゙でっ、ありずゔゔゔゔううぅぅぅっ!!!」
獣の唸り声のように濁った魔理沙の悲鳴を聞いてアリスの頬が一気に紅潮する。お気に入りのおもちゃの新しい遊び方を見つけた少女はそこを重点的にもてあそぶ事に決めた。両の爪先を器用に使って肉球を捏ね、魔理沙の苦悶の叫びをさらに引き出するように変形させる。
「やめてやめてって言って、ペニスもヴァギナもぐちょぐちょじゃない。本当にどうしようもないマゾ達磨ね」
丁寧に揉みほぐされ柔らかくなった睾丸だけでなく、魔理沙の女の部分も足指でもてあそぶ。男根の先端からも少女の割れ目からも液体が溢れ出てアリスの足を湿らせていく。
「ひっ、ひああ゙っ!おまんこも、キンタマも変になる゙っっ!!!」
浅く親指だけを入れて膣口をかきまわし、もう片方の足は玉や会陰を刺激する。下半身が快感に飲み込まれていても絶頂までもうひと押しが足りない。
「んぅっ、はあっ!アリス、アリスうぅっ!!!イカせてっ、出させてえええぇっ、射精、させてえええ!!!おねがいっ、おねがい゙っ、イってもいいって言ってええええぇっ!!!」
端然と揃えられたつま先が裏筋を撫でるとまるで潮でも吹くかのように先走り汁が先端からほとばしる。限界まで焦らされたペニスはへそのくぼみに我慢汁の水たまりを作り、アリスの濃紺のストッキングをもぐしょぐしょに濡らして変色させていた。ペニスを生やすと早漏気味の魔理沙はこの程度の刺激でも射精に至ることができたかもしれない。しかし自分の意思で、自分が絶頂を超えるのを抑制していた。
これもひとえにアリスへの忠誠がなせる技、手っ取り早く言い換えてしまえば極度のマゾ癖のお陰で魔理沙は射精を耐えていた。
絶対的な主人であるアリスの許しがなければ射精はしない。魔理沙の服従はそこまで徹底していて、それ故アリスの嗜虐に火が付いてしまうと壊れるまで嬲られることもまま有った。
「頑張って、魔理沙。良い子だから我慢できるでしょう?」
魔理沙のペニスにやわやわと刺激を与えつつ、アリスは気まぐれに足を陰茎に添えたまま動きを止める。四肢の無い魔理沙は独力ではほんの僅かに蠢くことしかできない。それゆえ刺激を得ることができず、アリスの気が向くまで無様に腰を上下させながらも射精に至ることはできない。それでも必死に動いてペニスに刺激を得ようとするあさましい姿がアリスを楽しませた。
責める方にとってはただ足を動かし、気楽に相手の痴態を観察するだけだが、責められる側は地獄を味わっていた。魔理沙は限界を何度も超え、それでも射精できないペニスから精液が逆流して、お腹を破いて飛び出してきそうな感覚すら覚えていた。
「ア゙、アリ゙ズゔゔっううぅぅぅ、しゃぜい゙っ、させでっ、おねがいひいいいいぃぃぃぃ……」
涎も涙も鼻水もあふれ出し、顔面をぐちゃぐちゃにして必死にバタつかせて射精を懇願する少女は、これ以上ないという瀬戸際まで来ていた。
本来四肢に回るはずだった血液が流れ込んでいる分なのか、魔理沙のペニスは大きく醜く膨らんで異様な相貌を見せている。四肢の無い人間のシルエットは思った以上に小さく、魔理沙が男根の付属物のようにすら見えてくる。
これ以上焦らすと壊れちゃうかしら、それとももう手遅れかな。と考えつつ、アリスが最後の一撃を加えようとしているとき、射精に備えてせりあがり、震える睾丸を見てまさしく悪魔的なアイデアが飛来した。
「よく頑張ったわね、魔理沙。そろそろイかせてあげるわ」
アリスはおもむろに魔理沙に覆いかぶさり、上空から話しかける。近くに感じるアリスの吐息ですら魔理沙は射精してしまいそうだったが、最後の気力を振り絞り、主人からの許しを待ち望む。
「はっ、やっ、やあっ。イ、イケるの!?射精、できるの?びゅくびゅくせーしいっぱいらしちゃって良いの?ふあああううぅ!」
呂律の回っていない舌で、様々な液体にまみれた顔を醜く歪めて魔理沙が返事をした。かわいい。こんなにかわいいかわいいお人形が私のモノだなんて。
いつまでも愛でていたいという感情とともに、壊してしまいたいという感情もまたアリスの内に渦を巻く。
「良いわ。たくさんイキなさい。本当に逝っちゃわないように気をつけてね」
ニコリとアリスは微笑み、四つん這いで魔理沙に覆いかぶさったまま膝を振り上げ、魔理沙の股間めがけて振り下ろした。
ぐにゅり、と初めに膝頭にやわらかい感触。つづいて湿った肉を押しつぶし、液体がにじみ出す感触。
「い゙い゙っっっ、っぎいいいい゙い゙い゙い゙い゙い゙い゙い゙い゙っっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
聞くに堪えない断末魔の絶叫が後を追った。アリスの狙いをあやまたず、振り下ろした膝は魔理沙の睾丸の一つに命中し、破裂させた。
「あぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎっ、がぎっ、あああああああ゙あ゙あ゙っ!!!!!」
首が超高速で左右に振られ、架空の手足もそれに合わせて出鱈目に振られる。火にあぶられた芋虫のごとく、魔理沙は痙攣と振動の果てない反復を繰り返した。
限界を超えて文字通り破裂させられた睾丸の最期の射精か、魔理沙のペニスからは驚くほどの量の白濁が噴き出してくる。苦痛に暴れる魔理沙の動きに合わせて、右に左に忙しなく揺れるペニスから噴出するマグマが、覆いかぶさるアリスに、傍らのシーツに、カビ臭い部屋の壁にぶちまけられていく。
アリスは苦悶にゆがむ魔理沙の表情を、喉の奥から絞り出される濁声を、余す所無く堪能した。
「ぐぐぐぼっ、ごぼっ!じぬ゙ゔゔゔっ!!!おぢんぢんごわ゙れ゙だっ、ひんぢゃうううゔゔっっっ!!!!!!!」
口から泡を吹きながら、それでも白粥のような白濁をまき散らす魔理沙。当然のことながらその大部分はアリスの体に降りかかっていた。
「はあっ、魔理沙、魔理沙っ、かわいい、かわいい私の魔理沙あっ!」
部屋に充満した性臭に侵され、アリスの獣欲も一気にトップギアに入る。
「んんっ、まりさのおちんぽっ、かたいいっ、すごっ、暴れてるっ!」
ショーツをずらし、そのまま腰を落としこむ。魔理沙の痴態を見続け、濃い子種を体中にぶちまけられて、発情しきって準備万端の蜜壷がそのまま荒れ狂うペニスを飲み込んでいく。
「んうっ!!?んはっ、おまんこっ?アリスのおまんこだあっ、はへっ、えへっ、あったかいいいいぃいいっ、はへええぇぇぇぇっ!!!」
片や生存の危険に晒され、片や思いがけず雌の柔肉を味わうことのできた、生き残った魔理沙の睾丸が、最後のチャンスとばかり全力を注いで精子を作り続ける。ペニスが膣内で膨張を続け、意地でも子宮に子種を送り届けようとのたうち回る。
お腹の奥底まで響く苦痛と、肉棒をとろけさせる極上の快楽の同時責めで魔理沙の意識は混濁していく。
「んみゃうううううううっっ!!せーしがっ、とまんないいいっっ!!ありすのなかにぜんぶでちゃうっ、わたしのなかみぜんぶでひゃうううううううう!!!!」
「ちょうだいっ、魔理沙の全部、私のモノだからっ、全部出して!」
ペニスに思考を支配された魔理沙は必死で背筋を反らせ、射精を続けながらアリスの膣を掘り進もうとする。アリスもアリスで、必死の魔理沙にこたえるべくペニスにまたがったまま腰を振り乱す。
「あっ、あっ、はああぁぁ〜、おちんちん、とけりゅっ!!!とけるううううぅ!!!」
「んっ、魔理沙の、すごい……」
お互いの距離をゼロにするべくアリスは魔理沙を抱きかかえた。すっぽりと腕に入る胴体から、ダイレクトに振動が伝わってくる。魔理沙の体がびくんと震える度、子宮が暖かい感触で満たされる。その都度アリスは力を込めて魔理沙の体を抱きしめた。
本当に全ての精子を出し切るかのような長い長い射精が終わり、名残惜しくもお互いの結合を解くと、魔理沙は恍惚の表情のまま白目を向いて失神していた。アリスは魔理沙の魔法を解除し、男根を消し、体表にまとわりついている汗と精子とさまざまな体液をぬぐってやった。
綺麗になった魔理沙の体をもう一度抱きしめる。四肢の無い人型をすっぽりと腕に抱き、柔らかい頬に頬擦りした。
(ふふ…、この子はずっと私のもの…。かわいいかわいいお人形の魔理沙。今度は何をして遊ぼうかしら)
そのまま抱き枕の要領で暖かい体を抱きとめ、アリスも眠りに落ちた。
人形遣いとその最高傑作は、二人寄り添って至福の夢を見続ける。
ちんこもげるぐらいエロいの書きたいと思ったらいつのまにか魔理沙のちんこがもげてた
あんなエプロン着けるぐらいだから魔理沙はドM
rubeluso
作品情報
作品集:
24
投稿日時:
2011/02/13 17:11:54
更新日時:
2011/02/14 02:11:54
分類
達磨
ふたなり
睾丸責め
魔理沙
アリス
アリマリ
読んでるだけで射精しそうでしたw
幸せの形は人それぞれ。
二人の歪な嗜好が、ジグソーパズルのようにかっちりと嵌った姿は美しい。
割れ鍋に綴じ蓋、ってやつですね。
縮あがりました・・・・・・・
こういう鬼畜だけどお互いが幸せでバッドエンドではないのは大好きです。
京極夏彦の作品の「幸せになることは簡単だ、人間をやめればいい」そんなフレーズが浮かびました。
こんな魔理沙ちゃんだったらお持ち帰りしたいと思いました。