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『サードアイが閉ざされた理由がもしも○○だったら・・・』 作者: ぐう
みなさんこんにちは、私は古明地さとり、地霊殿の主です。
といっても自己紹介などしなくても、みなさんはご存知でしたね。
さて、今日みなさんにお話したいのは、私の妹「こいし」のことです。
あの子は私と同じサードアイを持ち、本来は私同様に読心の能力を持っていますが、ある事件をきっかけに閉ざしてしまいました。
それ以降は無意識を操るようになり、そんなあの子の心は私にも読めなくなってしまいました。
では何故あの子がサードアイを、そして心を閉ざしてしまったのか・・・
その事件についてお話しましょう。
あれはもうどれくらい前になるのでしょうか、詳しい日付までは覚えていません。
その時のこいしは今と違って身体が相当脆く、ちょっとした病で寝込んでしまうこともしばしばでした。
あの日、何が原因なのかは定かではありませんが、こいしはお腹を壊していました。
お腹を押さえては苦しそうに呻き、朝から何度もトイレに行き来してました。
(お腹痛いよぉ・・・お姉ちゃん、苦しい・・・)
まだサードアイが閉ざされてなかったのでこいしの心を読むことができましたが、その心の中は腹痛による苦しみ、そして私への助けを求める声が聞こえてきました。
しかし私には安静に休むよう宥(なだ)め、そして看病を施すことしかできませんでした。
それでも私にとってこいしは唯一血の繋がった家族。看病もできるだけ手厚く施した覚えがあります。
特に具合を尋ねながらお腹を優しくさすってあげた時は
「ありがとう・・・。お姉ちゃんにお腹さすってもらうと落ち着くの」
と、嬉しそうに笑顔を返してくれました。
その時は心の中からも苦しみの声は聞こえてきませんでした。
気休めでもいい。このままこいしのお腹の具合が少しでも落ち着いてくれればと思いました。
しかし、それからしばらくして事件は起きました。
「大丈夫こいし? 私が肩を持ってあげるから」
「お姉ちゃん・・・お腹ごろごろ鳴ってて痛い・・・」
私の看病もあまり効果がなく、こいしはそれからも何回か部屋とトイレを往復しました。
次第にトイレまで歩くのが辛くなってきているようなので、私が肩を持ってトイレまで誘導してあげました。
「ありがとう、お姉ちゃん・・・」
「いいのよ。さぁ行ってきなさい」
思えばあの時が私がこいしの心をまともに読めた最後の時でした。
「だっ、だめえっ! ああーっ!」
こいしをトイレに送ってから少しすると、突然トイレからこいしの叫ぶ声が聞こえてきました。
私は何があったのかと思い、すぐさまトイレへと向かいました。
「こいし、どうしたの!? こいし!」
私はすぐにドアをノックし、トイレの中のこいしに呼びかけましたが、中からは反応がありませんでした。
しかしノックをやめた途端、トイレからブジュブジュと何やら生々しい音が聞こえ、私はまさかと感づきました。
たまたま鍵が掛かってなかったのか、ドアはすんなりと開いたのですが、そこで私が見たものは・・・
「えぐっえぐっ・・・ふえええん・・・」
それは当時の私からすればまさに地獄絵図でした。
トイレのドアの内側とタイルは茶色の液によって染められてしまい、私の目の前には下着とスカート、そして下着にかけている手と足を下痢便で汚しながら泣いているこいしの姿がありました。
見るに耐え難い下着は特に濃い茶色に染まっており、お尻からまだ出てるであろう下痢便がビチビチと音を立てていました。
そしてこいしは私に気づくと、目にいっぱい涙を溜め・・・
「お姉ちゃんごめんなさい・・・間に合わなくてうんち漏らしちゃったの・・・」
こいしの目からは大粒の涙がポロポロとこぼれ、ごめんなさいと何度も私に謝罪の言葉を述べました。
いたたまれない気持ちになりながらも、こいしが今どんなに苦しいのか心を読もうとしたのですが・・・
「・・・えっ?」
その時私は、自分の能力が使えなくなったのかと思いました。というのも、こいしの心から何も見えなかったからです。
しかし私のサードアイはしっかりと見開いており、普段通りのようでした。
ではどうしてこいしの心から何も見えなかったのか・・・少しして、私はその原因を突き止めました。
私のほうを振り向きながら謝るこいし。よく見ると彼女のサードアイが閉じてしまっていたのです。
本当の原因はわかりませんが、一番可能性が高いのはお漏らしによる痴態してしまい、あまつさえ私に見られてしまったショックなのかもしれません。
「こいし、私の考えてることがわかる?」
「ぐすっ・・・お姉ちゃんの心? ううん、何も見えないよ・・・」
原因はともかく、こいしは今ので完全に心を閉ざしてしまったと思われます。
その後こいしの腹痛は治り、それからはあまり体調を崩すようなことはなくなりました。
ですが彼女のサードアイはどんなに時が経ち、あらゆる手を尽くしても再び開くことはありませんでした。
こいしは今までと変わりなく私を姉として慕い、無邪気な姿を見せていますが、いつしか「無意識を操る能力」を得てしまったようでした。
そして地上と関わりを持つようになってからも彼女の心を閉ざした日は続き、現在に至る・・・という訳です。
「お姉ちゃーん」
「あら、どうしたのこいし?」
「またお腹をさすってほしいの。私お姉ちゃんにお腹をさすってもらうと落ち着くんだ」
おや、噂をすれば影とは言ったものですね。この子はあの一件から時々、こうして私にお腹さすりの要求をしに甘えてくるのです。
まぁ私もこいしの笑顔を見るのは好きですし、いつものように撫でてあげます。
しかしお腹がちょっとごろごろ鳴ってますね、手を通して振動が伝わってきました。
「こいし、お腹が痛いの? 後でちゃんとおトイレに行くのよ」
「うん。でもお姉ちゃんにさすってもらえるのが気持ちよくて・・・」
あらら、まるでペットのように寝転がりながら擦り寄ってきて・・・そんなに私が好きなのですね。
仕方ないのでこいしの気が済むまでお腹をさすってあげることにしましょう。
しかし、あの時のようにこいしのスカートと足が茶色に染まり始めていることに、この時の私はまだ気がついていませんでした・・・・・
今回はこいしです。
今朝ある方々とツイッターで話している時にでたネタを拝借し、文章にしてみました。
お漏らしして泣いているこいしちゃんを想像するだけで・・・ふぅ・・・
ぐう
作品情報
作品集:
24
投稿日時:
2011/03/02 11:21:26
更新日時:
2011/03/02 20:21:26
分類
古明地こいし
スカトロ
お漏らし
…ええ、迂闊でしたとも。ぐうさんが作者だという事を見落としていましたよ。分類など見ませんでしたよ。
どんな悲しい出来事があったかと思いきや、いや、確かに悲しい、黒歴史ですが…。
こいしちゃん、まるで猫ですね。ゴロゴロ鳴らして…。いや、こっち来るな〜〜〜!!
こいしちゃんが無意識に接近してます。あくまで無意識ですw