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『大雪の妖怪の山 後編』 作者: ぐう
「何だか事務所が騒々しいですね、どうしたんでしょうか?」
「行ってみましょう」
突如幻想郷にぶり返してきた寒波は、あちこちを大雪で白銀の世界に染め上げた。
それは妖怪の山とて例外ではなく、天狗をはじめとする様々な妖怪たちが雪かきに追われていた。
そんな山の一角、天狗たちの新聞事務所の前で雪かきをしていた椛は、ひょんなことから雪に埋もれてしまう。
埋もれてしまったため成す術なく致してしまい、彼女を助けようとしたキスメもまた同じ末路を迎えてしまった。
なんとか後始末を終え、服と身体を洗いに事務所に向かおうとした彼女たちだったが・・・
事務所の中では天狗たちがやいのやいのと騒ぎ、あちこちを行き来している。
今日は新聞配達のために烏天狗たちが出入りを繰り返すのを何度か見ているが、それとは様子が違っていた。
「誰か毛布持ってきて!」
「大至急永遠亭に連絡を!」
何やら急を要する騒ぎがあったようで、永遠亭の名が出る辺り、誰かが搬送されるのかもしれない。
しかしそれほどの騒ぎとは、一体何事なのだろうか。
「椛さん、一体何があったんですか?」
「さぁ・・・私はずっと雪かきにあたって外にいたのでさっぱりです」
雪かき、そして椛の救出劇によって外にいた椛とキスメには、事務所であったことなどわかるはずもなかった。
二人が事態をつかめないまま呆然としていると、トイレから担架を運ぶ天狗たちが出てきた。
しかし、二人はそれを見て驚きを隠せなかった。
「あっ、文さん!?」
椛は驚きのあまり思わず声を出してしまった。
というのも天狗たちが運ぶ担架の上に乗っているのは、ついさっきまで自分と楽しそうに会話していた文だった。
文の顔はひどくげっそりとしており、目を閉じたまま苦しそうにはぁはぁと肩で呼吸していた。
全身は幾重にも毛布で覆っており、相当のことがあったのだと椛たちに痛感させた。
「文さん、一体何が・・・」
「トイレで倒れたのよ、とても苦しそうに・・・」
「えっ?」
搬送されてゆく文をただ見ている椛に、横から誰かが声をかけた。
椛が振り向くと、怪訝な顔をしたはたてが立っていた。
「どういうことですか? トイレで倒れたって」
「実は・・・」
はたては状況が理解できていない二人に、詳しいことを話しだした。
話によると、はたては新聞の編集のために今日は事務所に訪れ、その合間にトイレに行った時のことらしい。
ちょろろろろ・・・
「ふぅ、すっきりした・・・」
便器に座って用を足し、後はトイレの水を流すだけだった。
カツン・・・カツン・・・
「ん?」
その時、トイレの外から何かがゆっくりと近づいてくるような音が聞こえてきた。
それは彼女たち天狗の下駄による音で、はたては誰かがトイレに来たのだろうと思った。
ドサッ
「えっ? 今ドサッって・・・」
しかし、トイレに来た辺りで下駄の音は止まり、同時に誰か倒れたような妙な音が聞こえた。
はたては嫌な予感を感じ、すぐさま水を流してトイレから飛び出たのだが・・・
「文っ! どうしたのよあんた!?」
トイレから出たはたての目に映ったのは、苦しそうにお腹を押さえたままうつ伏せに倒れている文の姿だった。
どう見ても普段とは明らかに様子が違う。はたてはすぐさま文のもとへ駆け寄った。
「はた・・・て・・・」
「あんた一体何が・・・うわっ!」
文の顔は真っ赤に紅潮しており、同時にはたてが触れた彼女の身体は異常に熱を帯びていた。
それに対して文の身体は寒そうにガタガタと震えていた。
「しっかりして文、どこが苦しいの!?」
「お、お腹が・・・あああっ!」
文が声を上げた後、数秒送れてビチビチと生々しい音がトイレに響いた。
はたてが音のほう振り向いた時には、文の足元辺りのタイルが茶色に染まり、彼女の黒のスカートとお尻を包む下着も同じ色に変わりはじめていた。
思わぬ事態にはたてが硬直している間にも、文の下着はブチュブチュと音を立てて汚水を受け止めた。
当然下着に収まるはずもなく、溢れた下痢便が文の足を通してタイルに茶色の水溜りを広げてゆく。
「はたて・・・苦しい・・・」
「文っ、大丈夫!?」
「あや・・・ぁ・・・」
はたてが懸命に声を掛けるも、次第に文の声は排泄音に劣るくらいにまで小さくなっていった。
そして下痢便がようやく落ち着いたかと思った瞬間、文は気を失ってその場に崩れ落ちた。
「だっ、誰か来てーっ! 大変よー!」
倒れた文を抱き寄せながら、はたてはトイレの外に向かって大声で叫んだ。
そして事態を把握した天狗たちによって、文は施しをされ・・・
「そうですか、そんなことが・・・」
「いくらライバルとはいえ、あんなに苦しそうな文の顔を見るのはいたたまれないわ・・・」
三人はいつしか事務所の職員用風呂場へと移動し、身体を洗いながらはたての話を聞いていた。
はたての顔は文を心配する為か、少しうつむいていた。
「そういえば文さん、私と会話する前も仕事でトイレに5回行ったって言ってました」
「そんなにお腹冷やしてまで無理なんかしなくてもいいのに・・・バカなんだから・・・」
口ではバカと言いながらも、はたての顔はやはり心配そうだった。
それからキスメは何とか申請をして新聞を購入し、椛も夕暮れまで雪かきを続けた。
そして日が暮れ、椛たちも帰ってしまった後・・・
新聞事務所は一室だけ明りが灯っており、誰かが残業を続けていた。
「ふぅ、やっと終わったわ・・・」
記事の最終点検、そして編集を済ませ、少女は一息つくことができそうだ。
「文の騒動に気をとられてしまったけど、何とか終わってよかった」
記事の編集をしていた少女、はたては椅子に座ったまま腕を大きく伸ばし、残業の終わりを宣言した。
しかし彼女はそれで帰ろうとせず、何かを持って部屋を後にした。
事務所ははたて以外に誰もおらず、そのため真っ暗で何か現れてもおかしくない。
廊下の明りをつけながら彼女が向かった先は、先ほど騒ぎが起こったトイレだった。
「文・・・」
はたてがつぶやきながら見つめたのは、文が致してしまったことにより、まだ少し濃い色のタイルだった。
ポケットから何かを取り出すと、はたては下着をずらしてお尻にそれを向けた。
くぷっ、ちゅうううぅ・・・
「んくっ! うあ・・く・・・」
取り出した何か、もとい浣腸を自らのお尻に入れながらはたては身体をひくつかせた。
自分でも何故こんなことをしているのかわからない。無意識なのか本能なのかさえ・・・
そして浣腸を入れ終わると、愛用の携帯を取り出して「あるもの」を画面に映した。
それを見ながら、はたては左手をスカートの中に入れ・・・
「ん・・・あんっ・・・」
既にトロトロの秘部を弄りながらはたてが見ているのは、携帯に映された「あるもの」。
そこには下痢便で汚れた見覚えのある黒いスカートと下着、肉付のいい尻が映されていた。
「文ごめん・・・あんたが苦しんでるのに私・・・ああっ!」
それは先ほどの騒ぎの時の致してしまった文の姿であり、お尻だけがアップで映されていた。
最低なことだとはわかっていても、身体がうずいて我慢ができず、こうして自慰に走ってしまったのである。
現に文を励ましている時点ではたては既に濡らしており、皆が帰るまでずっと自慰を我慢していた。
「文っ、あっ! 私・・・私・・・」
はたての秘部を弄る手は愛液によって存分に濡れており、携帯に熱い吐息が吹きかかる。
浣腸によって促進させられる便意ですら、はたては快感として感じていた。
「文見てて・・・あんたのうんちの上に出すから・・・」
次第に快感も便意も限界に近づき、はたてはお尻を少し汚れているタイルの上に近づけた。
ぐちゅぐちゅと音を立てながら、下着越しに愛液がタイルの上にポタポタと落ちてゆく。
「あっ出るっ! 出っ・・・ああああああ!」
はたてはクリトリスを強く弄るのを最後に、身体を三日月にようにびくんと仰け反らせた。
ビュブブッ、ブッブピブブブ!
「はっぁ・・・ああぁぁぁ・・・」
絶頂に達した途端、下着からとめどなく愛液がだらだらと流れ出した。
それから少し遅れて、茶色の起伏が音を立てて現れた。
ブリッムリュムリムリ・・・ブッブリュブリュリュ・・・
「文ぁ・・・私もあんたと同じところでうんちしちゃった・・・」
身体をヒクヒクさせながらも、はたての下着は更にモコモコと膨らんでゆく。
文の下痢便とは対照的に、元々腹を冷やしていないはたてのは健康的なものに近く、それが浣腸によって濡れていた。
「ごめんね文・・・こんな私で・・・」
まさか自分を励ましてくれた張本人が、こんな変態だとは文も思いもしまい。
やがて下着から溢れたはたての便が、文の下痢便があった場所へとぼとりと落ちた。
はたてはしばらく、身体の火照りが収まるまでトイレに残っていた。
もしこんな自分を、文が知ってしまったらどうなるのだろうか・・・
それから数日後、文は体調を直して復帰した。もちろんはたてが自分をオカズにしていたことなど知らないまま。
そして再び春の陽気が幻想郷を包むようになり、幻想郷中の雪が全て溶けるのももうすぐだろう。
という訳で後編です。
前編で椛とキスメ、後編であややとはたnにそれぞれ致してもらいました。
はたnのくだりはもはや別ものとしてもよかったかもしれないけど、かわいいから気にしません(ぉ
天狗キャラが全員集合してることに終わってから気づくとか、どんだけ鈍いんだ自分w
ぐう
- 作品情報
- 作品集:
- 25
- 投稿日時:
- 2011/03/11 03:07:41
- 更新日時:
- 2011/03/11 12:07:41
- 分類
- 射命丸文
- 姫海棠はたて
- スカトロ
- お漏らし
文はお腹にくる風邪をこじらせたのですね。脱水症状で死ぬほどの苦しみですよ、あれは。
で、はたては文のアレをおかずにナニをしてしまった、と。
毎回思うのですが、便想郷の住人は常時、下着の替えを持ち歩いているんですかね?
まさか、事後ははいていない状態とか!?
季節はもうすぐ春ですね。
春らしい作品を楽しみにしています。
例えば自分の家で致した時は換えがあったりしますし、他人の家の場合は洗濯させてもらう、という設定です。
それ以外の場合? それは・・・フッフッフッ・・・