Deprecated : Function get_magic_quotes_gpc() is deprecated in /home/thewaterducts/www/php/waterducts/neet/req/util.php on line 270
『ムシャクシャしていたので書いてしまった』 作者: 幻想保査長
カツ―ン・・・カツ―ン・・・。
薄汚いトンネル内に響く。
照明は特定の間隔に付いている小さな壁付燈のみ。
暫く薄暗いトンネルを歩いていると大きな鋼鉄製の扉に突き当たった。
「やっと着いた・・・」
ここに来るまで随分時間を食った。
私はブーツの先端を堅い扉を数回蹴る。
ガンッ!・・・ガンッ!・・・ガンッ!
暫く待っていると扉の覘き窓が開く。
「・・・新参か?」
「あぁ。入れてもらえるか?」
「勿論だ。全てを受け入れる」
覘き窓が閉まり、機械の作動音とブザーが鳴る。
「ようこそ、同志。歓迎するよ」
灰色のローブを着た男が現れた。
「俺はここの門番だ。よろしくな」
「あぁ、よろしく」
「これがここの地図だ。失くすなよ。部屋は腐るほどある自室は好きな所にしな」
「ありがとう。礼を言う」
「オイオイ、畏まるな。自分の家だと思って寛ぎな」
地図を広げて見ると・・・凄い、かなりの広さだ。
「1階が住居エリア。2階がショッピングエリア。3階が作業エリア。4階がリフレッシュエリ
アか」
「ん、凄い広さだろ?地下だからな。欲しい物は2階で買うといい。生活必需品・工具・食糧に
武器に女。とにかく色々ある」
「はぁー・・・」
「アイディアが浮かんだら3階のに行ってデスクで作業しろ。沢山あるから好きに使うといい。
但し、他人のデスクでするんじゃないぞ。企画とかしたいのなら会議室を使うといい」
「分かった」
「疲れたなら4階に行け。広大だから人工の自然やマッサージ施設や娯楽施設があるから」
「ありがとう。親切ですね」
「ん?冷たい奴ばかりだと思っていたのか?残念だったね!」
私は苦笑いをし、時間的に色々しなければならないので話を区切ろうと思う。
「あお、そうだ。名前は」
「・・・幻想保査長だ」
「ほぅ・・・そうか。保査長、産廃へようこそ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「この部屋にしよう」
適当に空き部屋を選び、ノブを回し中へ入る。
浴室・トイレ・キッチン共に近代的な3LDK。
一人だと広すぎる広さだな。
ぐうぅぅ・・・。
「腹が減ったな・・・。冷蔵庫になにかあるかな」
開けてみたが、視界には驚きの白さ!
空っぽである。
一応荷物に携帯食があるが、途中で摘み食いをして残り少ない。
仕方ない、買いに行くか。
テーブルに鍵があることに気付き、取る。
「ガチャリっと・・・んぅ?ドアに名前が・・・いつの間に」
気にしたら負けなので無視した。
移動通路には階段とエスカレータとエレベータの三つ。
途中住人と遭遇した。
「愛してるぞアリスぅ!はぁはぁ・・・あぁ、いつ見てもアリスは愛おしいなぁ」
「あがっ・・・やめ・・・・かはっ・・・・・」
アリスにキスしながら首を絞めていた。
なんとも仲睦ましい二人だ。
微笑ましい光景を横目に向こうからモ式大型自動拳銃を持った独逸軍人がこちらに向かってきた。
何事かと私は拳銃嚢から愛用の九四式拳銃を取り出した。
よく見たら独軍服を着た妹紅だった。
「なんだ蓬莱人か・・・脅かせるなよ」
私はとりあえず妹紅に頭部に八粍南部弾を撃ち込んだ。
倒れたところに顔に2〜3発奮発してあげた。
私はなんて太っ腹なんでしょう!
そろそろ空腹レベルが高まってきたので速足で目的に向かった。
後ろからなにやら騒いでいるが無視。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
二階についてみると、まるでショッピングモールだった。
「おい、そこのお前。もしかして新参か?力抜けよ」
「あ、は、はい」
近くにレストランらしきものを発見したので入ってみた。
「むきゅ〜♪(いらっしゃいませ♪)」
「むきゅきゅっ?むっきゅーきゅっむきゅ(お一人様ですか?禁煙席と喫煙席がありますが)」
「私は煙草は嫌いなんで」
「むきゅむきゅ〜(一名様ご案内〜)」
「(目に釘が刺さっているのに見えてるのか?もしやこの紫もやし、心眼使いか?!)」
とりあえず霊夢料理を頼んでみたら霊夢の肉料理が出た。
豪華な料理の中央に霊夢頭部の丸焼きが鎮座してるという光景に、とても心打たれました!
「素晴らしい・・・」
霊夢は保査長がおいしくただきました。
ちなみに値段も素晴らしかった。
満腹の幸せの余韻に浸りながら部屋に帰る途中、色々な同志達に話しかけられた。
人に色々アドバイスを貰ったり、早苗やレミリアなどの公開リンチや吐かせるなどのショーを見
せてくれたりなど。
そんなこんなんで腕時計をみてみると夜を指していた。
さて、部屋に戻らないと。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「はふぅ・・・今日は疲れた。明日になったらなんか作品が生まれそうな気がするな」
ベットに取れ伏す。
フカフカなシーツが私を包み込み睡眠を誘う。
今日は色々あって疲れた。
横に置いてあるてゐの片足。
ある人から祝いに連れていたてゐを鋸で右足を切り落とし足を貰った。
お陰で私の制服に血が少し付着した。
まあいい。
そう云えば壁に埋め込まれたルーミアがあったな。
**********回想************
「一回100円かぁ・・・あ、しまった。そうこう考えたら他の人に・・・」
しかし、そいつはお金を箱に入れず使い始めた。
なんて奴だ!けしからん!
そう思い、青年に駆け寄ろうとした瞬間。
筋肉隆々の男が青年の後ろに出現した。
いきなり背後にマッチョが現れて青年は驚愕の表情を浮かべている。
「こちらWG。J・Oだ。や ら な い か ?」
「おいマジかよ・・・夢なら覚めッ」
その後、彼がどうなったかは・・・言葉は不要だ。
*********回想終了***********
「しっかし・・・あのルーミアの泣き顔、可愛かったなぁ」
寝転がっていたら段々と瞼が落ち、睡魔に襲われる。
寝る前に私の頭におもしろいのが浮かび上がった。
私は飛び起きた。
「うぉぉぉっ!これならウケに違いない!」
私は部屋を飛び出し、作業へと向かった。
正直すまんかった。
不快でしたら消します。
>>1
けっこう快適空間です
>>2
熊「仮に変態だとしても、変態と謂う名の紳士だよ」
>>3
私から兵器を取ったら何が残るんです?
>>NutsIn先任曹長さん
いえいえ、私はまだまだ未熟でございます
>>5
興奮しましたか?
>>おうじさん
うらやまけしからん!
>>7
<<クッ・・・笑わせないで・・・///>>
>>8
あれ?そんなに書き込んだかな?
>>9
なんと!産廃発足の時からいる同志ですか!いやはや・・・。
>>10
つまり、どういうことだってばよ?
幻想保査長
作品情報
作品集:
25
投稿日時:
2011/03/15 07:42:12
更新日時:
2011/03/17 15:11:09
分類
産廃
内輪
なにこれ?
3/17返信
いいなぁ…
先任曹長やプリンチベ氏とかぐうさんもここから産廃に投稿しているんだろうか…
それにしても、ここにはいろんな変t・・・紳士がいるNE!
ついに、保査長も漢になりましたか。
私も半年前にここに辿り着いた時は、右も左も分からなかったものでした。
つい先日、安物のナイロン製ショルダーホルスターに、
『銀ピカは止めて、グロックにしろ』とジェラード警部に言われたトーラスPT92を突っ込み、
産廃をブラついてみたら、白馬に乗った王子様と河童のお嬢さんの熱々ぶりを見せ付けられ…いや、見かけました。
その美しい光景を見て、私は3階に走り出したのでした。
にとりを泣かしたい。
その一念で。
ああ、あのときはすまなかったね
ランデブーの途中だったのさ
という事がよく書かれていてよかったです
自殺拳銃を愛用するのは弾薬の補給とかの点からも漢らし過ぎる気がしますけどw
この例えでいくと、自分はただ一人を狙って自室に籠って只管罠張って待ち伏せて、極稀に上手くかかったら縛り上げて担いで作業場行って、本や資料睨みつつじわじわ料理といった所だろうか。
↑あまりに秀逸だったので拝借を・・・