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『恋する乙女、銃に負けず』 作者: 牢獄図書館
「魔理沙、あなたのことが好き。」
紅白の巫女が言う
「おまえ・・・・また来たのかよ。」
魔理沙は内心あきれていた。もう二週間連続で私の家に来て告白をしている。
朝来て帰ったと思えば昼にまた来てもうこないと思えば夜に来る。
魔法の研究だって出来やしない・・・・・
「正直、・・・・・うざいぞ。」
思っていたことが口から出てしまう。
「毎日毎日、人の家にきて好きだなんていいに来て・・・・・いつもいってるだろう?おまえとはつきあわないって。」
「そんなこと言われたって・・・・好きなんだもの・・・・」
そういって顔を赤くする・・・・・気持ち悪い。
はっきりいってこいつの顔は見飽きた。もう二度と見たくないぐらいに見飽きた。
帰れ。 そういえばこいつは神社に帰るだろう。だが、また夜には来る。
こいつが二度と私の家に来ないようにするためには・・・どうすればいい?
「・・・・・・霊夢。」
「何?」
私はこいつを避けるために・・・
「ゲームをしよう。」
「ねえ、魔理沙・・・これで死ななかったら」
「あぁ、つきあってやるぜ。」
私は霊夢にあるものを渡した。
6発装填のリボルバーを。
ゲームはロシアンルーレット。生き残れば勝利だ。
「まずは、一回目だ。」
「うん・・・。」
霊夢はリボルバーを構える。
カチン・・・
セーフだ。
「ふぅ・・・。」
霊夢はいったん構えをといた。
霊夢は恐怖からか汗だくだ。それはそうだろう。汗一つかかずに出来るなんて不死ぐらいだ。
「霊夢、・・・・二回目だ。」
「うん・・・がんばる。」
何をどういうふうにがんばるんだよ、とツッコミたくなったが抑える。
頑張りようがないだろう・・・・・・
カチン・・・
二度目もセーフ。
舌打ちしたくなるのを必死に抑える。
霊夢はそのままの状態でいる。
カチン・・・
カチン・・・
三、四もセーフ
運のいい奴だ・・・だが、次で終わる。私はそう決めて気持ちを抑えた。
霊夢は、はぁ、はぁ、と息を荒げている。スカートもびしょびしょで・・・まさか。
「霊夢、スカートがびしょびしょだぞ。」
「ご、ごめんなさい。こ、こわくて、その・・・」
「そうか・・・」
私は殺したくなってしまった。今すぐ首を絞めて殺してやりたかった。
私は霊夢の手を握った。
「・・・魔理沙?」
「霊夢、あと一回セーフだったら・・・つきあえるからがんばれよ。」
霊夢は笑顔になった。
馬鹿な女だ・・・。
パァン!!
霊夢は笑顔のまま死んだ。
魔理沙は死体を蹴り飛ばした。
リボルバーにはまだ一発残っていた・・・・・・
はじめまして、牢獄図書館といいます。
みなさん、よろしくお願いします。
牢獄図書館
作品情報
作品集:
25
投稿日時:
2011/03/23 12:40:51
更新日時:
2011/03/23 21:40:51
分類
ロシアンルーレット
ストーカー(?)霊夢
露西亜ん・ルーレットに使用する6連発リボルバーに装填する弾丸を、誰が一発だと決めた?
これで不発弾だったり、暴発して魔理沙が逝っちまったりしたら面白いんですけどね…。
この魔理沙の尻の穴に銃口挿して命乞いさせて助かると思わせた後に盛大にぶっ放したらどんな顔で死んでくれるだろうか