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『ちゅっちゅ』 作者: 遊
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キス、という言葉が幻想郷で使われ始めたのはいつだったろうか。
それまでは『接吻』と言われていた行為は、『キス』という言葉に名前を変えた。
途端に、何故だか艶かしさが消え失せ、軽く、可愛らしい響きに成り変わった。
だから僕はこの、『キス』という言葉と名前が好きだ。
それがどうしたのか、って?
「キスして下さい、親父さん。」
あなたが普段、いやらしいだとか気持ち悪いだとか言う僕でも、可愛らしく思えてきませんか?
口づけて下さい、なんて言った日には親父さん、あなたとても苦々しい顔をなさるでしょうから。
だから言い方を変えたんですよ。
十分健気だと思いません?
性悪?今更何を。
小賢しくいやらしい?だから『キス』という言葉の可愛らしさを借りてみたっていうのに。
ああもう、この僕が言うのもはばかられますが、漢らしくないですよ、親父さん。
潔さも時に必要です。
そんな潔さは必要ない?持ち合わせていない?今からお持ちになったらどうでしょうか。
喧しい?いつものことでしょうに、ねぇ。
「早くキスして下さいよ、親父さん。」
そんな苦々しげな顔をしていないで、さぁ。
「そんなに嫌ですか。」
なら諦めましょうかね、なんて言いませんよ僕は。
意外に粘り強いんですよ。
ほら観念したらいかがです?
親父さんはそっぽを向いてしまう。
いつもそうだ。
それならば、と僕は頬へキスをする。
そして、呆れるほどに真っ赤に茹で上がった顔を、僕はわざとらしく口角をつり上げて笑ってやるのだった。
すいません、おっさん受けになりませんでした。
こんなでも右香霖だと言い張ります。
友人には呆れられました。
タイトルはやけくそになって。
分類の通りなんで、誰か親父さんと変わったげて下さい。
遊
- 作品情報
- 作品集:
- 26
- 投稿日時:
- 2011/05/20 05:14:42
- 更新日時:
- 2011/05/20 14:14:42
- 分類
- 森近霖之助
- 霧雨の親父さん
- 親父さん←←←(ry←香霖
これは良い白薔薇
野郎同士だと、ちょっと……。
もし私がそう言われたら、英語でこう返事しますけれどね。
『俺のケツの穴にキスしな』
あの魔理沙の親なんだから、絶対誘い受けだと思うんだ
>1さん
白薔薇ってのはこういうものだったんですか…。どゅをどう発音していいか迷いました。
>先任曹長さん
大丈夫です、そのうちに百合に走ります。しかし、それを言った後ほんとにされたらどうするんですか曹長さん。そっから先がどちらが云々で小一時間悩んだじゃないですか。
>3さん
ちゅっちゅっちゅ、ちゅ。
>4さん
そうか、まりパパという楽な表記がありましたか。誘い受け…、おいしくいただきましたごちそうさまです。