Deprecated : Function get_magic_quotes_gpc() is deprecated in /home/thewaterducts/www/php/waterducts/neet/req/util.php on line 270
『リーインスカーネイション 水無月』 作者: ぐう
ザアアァァァァァ・・・
ある日の幻想郷は、梅雨の真っ只中で一日中雨が降り注いでいた。
傘をはじめとする雨具が必要不可欠で、よほど雨を好む妖者でなければ好きで外に出はしないだろう。
「ふーっ、すごい雨だなぁ・・・」
野道を歩く男も、また勤めを終えて家に帰る途中だった。
いくら傘があるといえど雨を全て防げる訳ではなく、濡れている箇所もある。早く帰って乾かしたいところ。
「そういえば手帳がいっぱいいっぱいになるところだし、ちょっと買っていこうかな」
男は仕事がら、いろいろと物事を覚えておくのにメモを使用する。
そのメモとなる手帳が全ページ埋まってしまい、新しい分の購入を考えていたところだった。
幸い男の家は里の集落から少し離れたところ。家に帰る前に寄っていくことにした。
梅雨時とはいえ、里の店に立ち寄る人の姿がちらほら見える。
やはり雨具を求めてか、雑貨店に立ち寄る人が多いのが外からでもわかった。
「ん? あれ、魅魔様じゃないか?」
しばらく歩いていると、傘をさして歩いている女性の姿が見えた。長い緑色の髪、青い服と帽子ときたら彼女しかいない。
男は女性に近づき、声をかけた。
「魅魔様」
「おや、仕事帰りかい? あたしゃちょうど買出しに出たところなんだ。ってあんた、ちょっとびしょびしょじゃないかい」
「途中でちょっと通り雨に遭ったもんで、困ったもんさ、ははは・・・」
「早く帰って乾かしなよ、放っておいたら後が面倒だから」
男はそこでふと手帳のことを思い出し、魅魔に頼んだ。
「そうだ魅魔様、ちょっとたなびたい・・・いや頼みたいたいことがあるんだけど」
「何だい? まさかこんなところで漏らせとか言わないでよ」
確かに魅魔自身もお漏らしによる性癖があるし、男もそれを好んでいる。
だが依頼ひとつでいきなりそっちに話題をもっていくのはいかがなものだろうか。
「見たいけどそれはおいといて、実は仕事で使う手帳がいっぱいになっちゃってさ、ついでに買ってきてほしいんだ」
「えー、あれって雑貨店にあるんだろ? 今の時期人が多いから面倒なんだよねぇ・・・って冗談だよ冗談、わかったからそんな顔しないの」
「すまないね、じゃあ後でお金出すから」
男は魅魔にそう言って、家のほうへと歩いていった。
「えーっと、今日買うのはあれとあれと・・・」
魅魔は先に別の店に寄り、本来買う予定だったものを買い込んでゆく。
食材から日常品など、次々と買い物籠に詰め込むその姿はまさに主婦そのものだった。
「あっ、そういえば今日肉が大安売りじゃなかったっけ、こうしちゃいられないよ!」
ふと別の店の特売を思い出した魅魔。肉は今いる店でも売っているのだが、その安売りの値段はざっと通常の半額近く。
一旦会計し、その店を出て特売をやっている店に向かった。
「ふー・・・なんとか間に合ったぁ・・・」
特売に間に合い、買出しを済ませた魅魔。本来ならこのまま帰るところだが、今は男から頼まれたものがあり、それを買うために雑貨店に向かった。
しかし先ほど男が見た時同様、雨具を買う目的で店内は客で賑わっていた。
「こりゃあ会計まで時間かかるかな。お、あったあった」
主に雨具を買う人々を見ながら、魅魔は男に頼まれた手帳を探し出した。
しかし早々に見つけたのはいいものの、並んでからが問題だった。
(うっ・・・どうしてまたこんな時に・・・)
手帳を手に、レジへの順番待ちで並ぶ行列に並んだ。しかししばらくして仕組んだかのように、下腹に鈍い痛みが走った。
前のみならず後ろにも人が並んでいるため、声を出すのはもちろん、呼吸にも気をつけなければすぐにばれてしまう。
うかつに列から抜け出せば再度最後尾から並び直さなければならないし、この店にトイレはなく、どこの店にトイレがあるのかわからない。
そのため、魅魔には我慢以外の選択肢が頭に浮かばなかった。
(はっ、早く、早くしてくれ・・・頭が出そう・・・)
自分の前にはあと数人。時々お腹が鳴る音がするのだが、それは後ろに並んでいるおばさん達の世間話によって掻き消されているようだ。
だが、すでに先端が顔を出しているものばかりはどうしようもない。
「お会計○○円になりまーす」
店員に会計を言われ、魅魔は少し震える手先で財布からお金を取り出した。
100円玉が出て、10円玉が出て、1円玉が出て・・・
ミチチッ
(!!!)
その時ふと肛門が緩み、出かかっていたものが下着へと転がり落ちた。
魅魔は危うく声が出そうになるが、こらえたことにより出たのは便だけで済んだ。
(ああぁ・・・や、やばいやばい・・・)
周りに勘付かれる前に、魅魔は急いで残りの小銭を出して、手帳を持って店を後にした。
プッ、ププッ・・・ブッ・・・
「くっ、くうぅぅぅぅ・・・!」
すぐに傘を開き、魅魔は里の外へと急いだ。この雨天なら集落の外に人はほぼいないだろうし、自分の家も割と近い位置にある。
スカートの中でおならの音が小さく鳴り続けるが、下手に足を止めて人通りのある場所で致す訳にはいかない。
しばらく走り、ようやく里から出たところで・・・
「だめ・・・も、漏れる・・・」
プスッ、ミチミチニュルル・・・
「くふっ・・・うっ、うう・・・」
右手で傘を、左手で買い物籠を持ったまま、魅魔は全身をガクガクと震えさせた。
排泄音そのものは小さいし、雨音で消されるため問題ないが、下着に出ている重みに関してはどうしようもなかった。
ブプス・・・ブブ、ブリブリブリッ!
「うっ! お、お願いだから音は出ないで・・・」
やがて腸が活発化し、肛門から出る便の勢いを強めた。先ほどより熱のある軟らかい便が、お尻にも触れる。
誰もいないのが幸いだが、もし後ろから見られてしまえば即アウトというくらいに、スカートも膨らんでいた。
プシッ、ジョロロロロロロ・・・
「あはぁ・・・おしっこも・・・出るぅ・・・」
とどめにおしっこを垂れ流し、それはすぐさま水溜りと同化していった。
ビチャンッ!
「うわぁ・・・今日もこんなに出ちゃったんだ・・・」
雨が当たらない木陰に荷物を置き、魅魔は下着を脱いで排泄物を地面に落とした。
健康的な便が少し硬くなったものが落ちるが、濡れた地面に落ちたことにより大きな水音が返ってきた。
「恥ずかしいのにやめられない、あたしったらどんどん変態になっちゃうよ・・・はぁぁ」
自分の性癖の進展に、思わず溜息の出る魅魔だった。
しかし、お尻を拭く紙は持ち合わせておらず、レシート数枚で足りるような汚れ具合ではなかった。
そんな魅魔の目に入ったのは、買い物籠の一番上にある頼まれていた手帳だった・・・
まさか二ヶ月もスカがないとは思わなんだですw
という訳で久々に魅魔様に致していただきました。もとい投稿そのものも久々でした。
どんどんお漏らしが癖になり変態になってゆく魅魔様、私はこれで一向に構わないと思いま・・・おや、誰か来たようだ。
ちなみにこの後魅魔様がどうしたのかは想像にお任せします(拭くのを我慢という選択肢もあり)
ぐう
作品情報
作品集:
27
投稿日時:
2011/06/30 03:32:53
更新日時:
2011/06/30 12:32:53
分類
魅魔
スカトロ
お漏らし
相変わらずの魅魔様のラブラブ+おもらしの鉄板ネタ!! 最高です!!
小さいほうなら、水溜りでこけてごまかすとかありますが……。
流石に大きいほうとなると、うん、正直に彼氏に言うしかないですね、こりゃ。
でも事後処理に使用したり、雨に濡れたりで、結局手帳は駄目になる運命か?
お楽しみであるのなら光栄です。
手帳がどうなるのか、それは魅魔様の行動次第で・・・