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『狂人の見る世界』 作者: 零雨

狂人の見る世界

作品集: 27 投稿日時: 2011/06/30 05:09:30 更新日時: 2011/06/30 14:09:30
私はいつも通り地下室で目を覚ました。



たまには部屋の外に出るのもいいかもしれない。



そう思って部屋の扉を噛みちぎる。



図書館を目指す私に妖精メイドが挨拶をする。



私はメイドの耳を引きちぎって食べた。



メイドは笑いながら溶けていった。



特に面白くもないので図書館に急ぐ。



図書館ではパチュリーがいつものように本を食べていた。



「あら、おはよう妹様。小悪魔ならあっちよ。」



パチュリーがそういって図書館の奥を指さしながら嘔吐する。



「ありがとうパチュリー。」



私はお礼を言ってパチュリーを蹴り飛ばし、図書館の奥に進む。



小悪魔はすぐに見つかった。



「おはようございます妹様。」



小悪魔はいつも通り、首を吊った状態で私に挨拶をする。



「うん。おはよう小悪魔。絵本はどこにあるの?」



私が聞くと、小悪魔は笑いながら言った。



「ああ、それならここにしまっておきました。はいどうぞ。」



小悪魔はそう言って自分の腹の中に手を入れ、絵本を取り出す。



「ありがとう小悪魔。」



私はそう言って青い液体で汚れた本を燃やす。



「いえいえ。妹様のお願いなら断れませんから。」



自分の羽を食べながら小悪魔が言った。



「じゃあ、私は朝ご飯を食べに行くね。」



私は小悪魔にそう言って出口に向かう。



図書館の出口ではパチュリーが脳みそをまきちらしながら踊っていた。



私は近くにあった槍でパチュリーを刺し、図書館を後にした。











食堂に続く黄色と紫色のカラフルな道を私は歩く。



途中、花瓶に腕が入っていたので私が捨てておいた。



食堂に続く扉を私が開ける。



扉の先ではパチュリーが魔理沙の口に自分の足を入れようとしていた。



パチュリーの足がすべて魔理沙の口に入ったのを確認し、私はそっと扉を閉めた。



「道を間違えてたわ。」



私はそう言って床に頭突きをする。



床に穴が開いて、食堂が見えた。



食堂では、メイドたちがナイフを食べていた。



私もナイフが食べたかったので咲夜を探す。



咲夜はキッチンにいた。



大きな鍋で魔理沙を煮込んでいる。



「ねぇ咲夜。私の朝ご飯は?」



私が自分の羽から生えた内臓でお手玉をしながら聞く。



「ああ、申し訳ありません妹様。もうすべてのナイフを調理してしまいました。」



鍋にカエルを放り込みながら咲夜が言う。



「そうだったの。それじゃあ、仕方がないわね。」



私はあきらめてお手玉に使った内臓を食べる。



「明日はちゃんと用意しておきますので。」



咲夜がそう言って鍋の中身を焼却炉に流し込む。



私は食堂を後にし、お姉様の部屋を目指すとにした。











お姉様の部屋に向かう途中に、胃を拾った。



緑色でキレイだったので、帽子の中に入れておいた。



そんなことをしてるうちにお姉様の部屋についた。



扉の前に妖精がいて邪魔だったので、首をちぎっておいた。



残った胴体は白色の壁に飾っておいた。



邪魔な妖精をどかしたのでお姉様の部屋に入る。



今日のお姉様は変わった格好をしている。



「おはようフラン。どう?このファッション。似合ってるでしょ?」



顔から手を生やし、歯をすべて指に変えたお姉様が言う。



「うん。中々似合ってるよ。」



私は本当はかっこいいと思ったけど、正直に言うのは恥ずかしかったのでこう言った。



私はここでさっき拾った胃のことを思い出し、お姉様にプレゼントすることにした。



私が帽子をとると、胃の代わりに魔理沙が出てきた。



お姉様は魔理沙をおいしそうに食べると、灰になった。



1人になった私は外に出ることを決め、門に向かった。











日傘がないと困るので、妖精の骨と皮で日傘を作った。



門の前では、美鈴が口から目玉を次々とこぼしながら寝ていた。



目玉をこぼし続けているせいか、美鈴のまわりは目玉だらけだった。



私はため息をつき、美鈴の左胸をちぎって起こしてあげた。



「……はっ!おはようございます妹様。あれ?私の胸がない。落としちゃったのかな?」



キョロキョロと自分の胸を探す美鈴。



面倒だったのでパチュリーが実験に使ったことにし、私は湖を目指した。



途中で何かが降ってきたので見てみると、歯だった。



雨じゃなくてよかったと私は安心した。



湖が見え始めたあたりで氷精に出会った。



「あたいったらさいきょうーね!」



そう言って氷精は自爆した。



いつものことだ。



湖に着くと、湖がオレンジ色になっていた。



私は不思議に思って、湖の水を飲んでみた。



「おいしい!オレンジジュースだ!」



驚きのあまり私は灰になってしまった。



そこに、突然魔理沙が湖から出てきた。



そして、灰になった私を体中に塗りたくった。



すると、魔理沙が私になった。



「今日も楽しい一日だったわ。館に戻って、ナイフでも食べよう。」



私はそう言って、紅魔館に飛び立った。
H作目。



今日も私は元気です。
零雨
作品情報
作品集:
27
投稿日時:
2011/06/30 05:09:30
更新日時:
2011/06/30 14:09:30
分類
紅魔館
グロ
1. NutsIn先任曹長 ■2011/06/30 15:08:58
クソみたいな世界観。
連続する狂気の日常。
何時までたっても終わらないハッピーな悪夢。
実は、自分は狂っているのではないか?
今更な事を考えたり考えなかったり。
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