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『原点回帰を図る少女群』 作者: 中中中
私は輝いていた。
私の髪は地平線に架かり、天の川銀河の其れだった。私は正に天の川で、織姫と彦星の真ん中に流れている。爛爛と瞬く星は一粒一粒が私の細胞で、今すぐにでも弾けてしまう程に膨張し、てかてかとしていた。ひょ。唾液は血小板、濃紺の闇、そう空。記号化していく雲は私のDNAデータ。だ。雨の滴を弾いた電車が切る風は宇宙を抜けて私の頬をくすぐる。官能的な運動は規則的な不規則で焦らす。そう吐息。
7年後の7月7日7時77分777秒は私の誕生日で、訪れることは決して無かった。
エレヴェーターは7階で止まるし、私は7回転んだ。その先にはいつも8が待っていた。
「博麗霊夢」
890106
数字列で捉える事の出来る彼女に繋がるわたしはあまのがわ。わい。わ。わわ。(^ヮ^ )
「霧雨魔理沙」
xxxxxx3
私は何も無かった。
72も7かった。
私には名前が必要だった。
3では無い、何かが。
☆☆☆☆38539ず。
★
「ごみくずが星屑になれただけでも褒め称えるべきだわ。」
赤くなった紅い巫女は言っていた。
- 作品情報
- 作品集:
- 27
- 投稿日時:
- 2011/07/06 22:49:12
- 更新日時:
- 2011/07/07 07:49:12
- 分類
- ごみくずなりのがんばり
ツーセブンディに出会うのは紅白と黒白ではない。
真紅のパニッシャーと黒い燃えカス。
『星の屑』は成ったぞ。