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『サンキューパッル』 作者: ラビィ・ソー
パルシーはちょっと欝になっていた。今日は女子会があるからだ。
「うぅー、あたしはいつもこうなのよぉー。出かける予定があると、そわそわ
して前日の夜からずっと
生きた心地がしない・・。」
まゆげをハの字に曲げて、つっぷした枕から顔を上げる。枕から、上まぶたが
眼球に影を落とす妙に色っぽい目が覗くと、
また枕に隠れてしまった。
四つんばいになって、東方キャラに中では小ぶりのキュートなお尻をつきあげ
てモゾモゾしていると、
時間が来たので出かけることにした。
街中を歩くとみんなの視線が突き刺さってくるようで気分が沈む。
「うぅ〜。妬ましい・・みんなは明るく楽しく人生を謳歌してるのに
私はこんなにビクビクしてる・・フェアじゃないわぁ・・パルパル・・なにがゆ
るふわヘアーよう・・ブツブツ・・」
パルシーは若い男女の集団とすれ違う。干渉したくないために、うつむきがち
で黙って通り過ぎる。すれ違う瞬間は向こうの集団も会話を一瞬やめる。
そして、3mほどパルシーとの距離が離れると、先ほどより少し低いトーンで
話し始めた。
「うう〜。ヒソヒソ話はせめて私が見えなくなってからはじめろよぅ・・パル
パル・・」
「ねえみた?今の子。金髪でくりんくりんのヘアーで目は薄い緑色で、お人形
さんみたいにかわいかったわね!」
ラビィ・ソー
作品情報
作品集:
27
投稿日時:
2011/07/15 15:58:02
更新日時:
2011/07/16 00:58:02
たまには、あっさりテイストも宜しいかと。
パル『シー』ちゃん、難儀な性格だな……。
そんなパルシーちゃんはみんなにかわいがられてます。
>>2
呼ばれたら断れない、それがパルシー。
だよね!パルシー大好き!