Deprecated: Function get_magic_quotes_gpc() is deprecated in /home/thewaterducts/www/php/waterducts/neet/req/util.php on line 270
『・・・− −−・ ・−・・ −・−−− −−・−・』 作者: 幻想保査長

・・・− −−・ ・−・・ −・−−− −−・−・

作品集: 27 投稿日時: 2011/07/22 08:05:08 更新日時: 2011/07/22 17:05:08
ぐしゃあぁ・・・・


苫を握りつぶしたような音と共に少女の頭部は潰れて即死した


潰された頭部は血肉と脳漿を周囲に撒き散らす


中枢を破壊された少女は目を大きく開いたままばたりと床に伏した


視線を落とす


少女の潰された頭部からは朱色の液体が漏れ出て紅い水溜りを作っている


そして私の服と顔に帰り血が付着していた


頬に着いている帰り血を指で掬い取り、血濡れた人差し指を口に含んだ


ちゅぱ・・・ちゅっ・・・


少し鉄の味がする


・・・・・気がした


私は再び視線を少女の死体に向ける


少女は動かない


当たり前だ


私がこの手で殺したのだ


・・・・・・・・


なぜ私はこのような行動をしたのだ?


自問自答


回答出ず


わからない


解らない


少女・・・・メイド服を着た銀髪の少女・・・


名はなんていったのか・・・


確か、十六夜咲夜だった


ゴトン


床に何かが落ちて鈍い音がした


視線を向ける


棍棒


真黒色の棍棒


鋼鉄製の棍棒


黒の他に紅が混ざっていた


あぁ・・・


理解


あの鈍い音は持っていた棍棒を私は落としたんだ


そして、あの棍棒で私は少女を殺した


撲殺


鈍器を用いて人物を殺す


殺人をした私は揺れなかった


静かだった





不変だ


私は数多ものの命を狩った


殺しはすでに慣れている


妖怪も人間も然程変わらない


振り向くと扉があった


長方形に板にノブをポン付けしだけのような簡素な扉


私は迷わず扉に向かい、扉を開ける


扉の向こう側は黒だった


墨で塗り潰したかのような空間


躊躇いもなく私は漆黒の空間に踏み入れる





























目の前に少女がいる


今度は違う少女


銀髪の短髪少女


この少女は知っている


首を右に向けると机があった


机の上には様々な道具が均一に横に並べてあった


左を向けると様々な西洋東洋の得物が均一に並べ掛けていた


正面を向く


正面には少女


緑と白の服装に黒のカチューシャを身に付けている少女


今度の相手はこの少女か


私は立て掛けてあったトライデントを取る


少女は何もしない


何も反応しない


微動だに動かない


直立不動


まるで石像のように動かない


柄をしっかりと握る


一体私はどうしたいのだろうか


ずっとぐるぐるぐる・・・


同じ空間で


同じ人物を


同じ行動して


いつまで繰り返せればよいのだろうか


答えがわかるまで


私はずっとこの世界に居続ける


ずっと同じ事を繰り返す


繰り返し繰り返し


さぁ、始めるか・・・・
夏至に入ってから急に無気力感が半端ない

お陰でSS書くのもやっと

これだから夏はいやだ
幻想保査長
作品情報
作品集:
27
投稿日時:
2011/07/22 08:05:08
更新日時:
2011/07/22 17:05:08
分類
「わたし」はだぁれ?
十六夜咲夜
魂魄妖夢
1. NutsIn先任曹長 ■2011/07/23 02:19:47
お疲れのようですね。
『私』の存在感が希薄です。
何十回、何百回と殺っているうちに、ストーリーができるかもしれませんが。

結局、タイトルの意味は?
2. 名無し ■2011/07/23 02:31:45
ク・リ・カ・エ・シかぁ
どうせなら墓場で芳香ちゃんが、来る自機来る自機を殺し続ける系にすればよかったのに
3. NutsIn先任曹長 ■2011/07/23 03:17:48
>2様
確認しました。
最初の3文字をアルファベットで読むミスをしていました。

芳香ちゃんには、最近購入した私のモーゼル・ミリタリーが火を噴くぜ!!
名前 メール
パスワード
投稿パスワード
<< 作品集に戻る
作品の編集 コメントの削除
番号 パスワード