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『ゆかりんのワキはスベスベつるつる』 作者: アンチョビ
「霊夢いるー?」
スキマからよっこらせと這い出すのは我らがゆかりん。
「うわぁ……。」
訪問者を迎える霊夢は、なぜか微妙な表情だ。
「なにその顔。私が来るの、嫌?」
「いや……その……。毛ぐらい剃ったらどうなの……。」
毛?
霊夢の目線にそって自分のワキに目をやると、そこには金髪のもじゃもじゃが……。
「………………。いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」
「紫様、紫様! 起きてください!」
「藍……。夢か……。」
「すごくうなされてましたけど、大丈夫ですか?」
「……怖い夢を見たわ。」
「そうですか……。こんなに震えて……。」
藍は恐怖に震える私の頭を優しく抱き寄せた。
「よしよし、もう起きたから大丈夫ですよ。」
ああ……藍にやさしく包まれると心が休まるわ……。
「ありがと、藍。今ね、夢の中でいきなりワキ毛が生えて「剃れ。」
心配して損した。藍はそう吐き捨て、私の頭を放り出した。
「なによ!ここは胸に抱かれたまま百合百合しい展開になるのが相場でしょ!」
「だってワキ毛ですよ?さすがに冷めます。」
「ひどいわ!式なら『紫様の黄金の茂みムシャムシャして感じちゃうのぉぉぉ〜〜〜〜♪おっほぉ♥』くらい言いなさいよ!」
「胃と頭に悪そうだからいいです。というか、既に胃が痛い。」
「食べても毛玉にして吐けるでしょ?狐だし。」
食え、そして吐け。拷問か。
「で、起きたんならご飯にします?二度寝にします?それともカ・ミ・ソ・リ?」
「剃らないわよ!ちゃんと3日前に剃ったから綺麗なの!」
バンザイしてワキアピール。
少しポツポツし始めているが、まだまだビューティフル。十分戦える。
「……紫様のワキは綺麗に手入れされています。そんな夢、気にすることありませんよ。」
「気にしてないわよバーカバーカ!お前がワキ毛生えろ!」
「慰めても悪態つくんですか……もういいです。勝手に剃っててください。」
「こっちだってもういいわ!橙に慰めてもらうもんねー。ちぇーん!来てー!」
「はーい。」
「ほら、私のワキを見てごらんなさい。綺麗でしょ!」
「わー!ジョリジョリしてるー!」
「紫様、橙にワキ毛の話は早いですよ……。」
誰も悪夢の辛さをわかってくれない。悲しいわ……
みんなワキ毛生えて困っちゃえばいいんだ!
いや、いっそみんなワキ毛になれ!お前らはワキ毛だ!
そうだお前らはワキ毛だ!わかったかワキ毛ども!ワキから毛を吐く前と後にサーと言え!
乙女のいたいけな願いは天を翔け、幻想郷を包み込んだ。
その強い願いは少女達のワキに集まり……
その日、紫以外の少女達のワキ毛は猛烈な速度で伸びた。
俗に言うワキ毛異変である。
「ワキ毛が切っても切っても生えてくるぜ。……毛が抜けるキノコあったかな?」
「このワキ毛……艶、コシ、色、全て申し分ない。人形の髪の毛に使えるわ。この毛なら……至高の人形に勝てる!」
「チルノちゃんって、ワキ毛も氷なんだね。食べていい?」「じゃああたいは大ちゃんの食べるよ。」
「小悪魔、寒いわ。」「じゃああたためますね(巻き巻き)。」「小悪魔のワキ毛ふわふわで気持ちいい……。」
「咲夜、切ってくれる?」「ハイお嬢様。」(※切った毛はスタッフが紙巻タバコにして吸いました。)
「毛玉かと思ったら半霊だった。」
始めこそみんなワキ毛を切り続けていたが、切っても切っても伸びてくるのでそのうち切るのをやめた。
ほとんどの少女は外出の際、胴体に巻いたり胸につめたりして誤魔化していたが
いつもの格好で自分の身長より長い毛をなびかせながら飛ぶ博麗の巫女は「ある意味最強」と恐れられるようになる。
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この騒動は遠く外の世界まで伝わり、あるゲームの原案となった。それが『剛毛ボーボー夢〜Perfect Underarm Bushes』である。
ワキ毛が伸びる異変を解決すべく、巫女と魔法使いとメイドが数メートルのワキ毛を振り乱し弾幕を打つ姿は同人ゲーム界に大きな衝撃を与えた。
紫もこのゲームに出演したが、異変の中にありながらワキが無毛だったため、なぜ生えてないのかファンの間で議論の的となった。
「体とワキの境界を消したからワキ毛という概念がない派」や「永久脱毛だよ派」、「藍が高速回転で剃ってる派」や「毛穴がスキマに通じてるから、生えてるけど俺たちには見えない派」等々、各派は熾烈な争いを続けたが
そんなことよりゆかりんかわいいよという結論に達し、今ではみんな仲良くゆかりんのワキをぺろぺろしている。
どうしても剛毛ボーボー夢って言いたかったから来た。
ゆかりんのワキぺろぺろ
アンチョビ
作品情報
作品集:
27
投稿日時:
2011/07/25 03:57:15
更新日時:
2011/07/25 13:12:20
分類
ゆかりん
ワキ毛
剛毛
ぺろぺろ
一作目なら、毛にびっしりと覆われ人外魔境と化した紅魔館に挑む『剛毛轟魔境』とか……。
ワキ毛が生えた幻想郷の乙女達、逞しい精神をお持ちで……。
ワキは舐めるものじゃない!!
かほりを楽しむものだ!!
ゆかりんのワキくんかくんかっ!!
それだけのためにこんな奇作を書いてのける才能が妬ましいw
ならば俺は無毛の腋を全力で愛撫してやる
…毛を全部処理した後の肌の触感ってなんであんなにエクスタシー溢れるんだろうな
で、「勃起」しちゃいまして・・・
>>1
剛毛プロジェクト作品は、たなびく毛に攻撃判定があってシリ撃ちしやすいそうです
ワキは五感で楽しめるいいものですよね。見て、聞いて、触って、嗅いで、味わう。
ワキに耳を当てると腋窩動脈の血流音が聞こえるので、聴覚オススメです。
>>2
こんにちは、アホです。
おっきい関節部独特の皮膚がフニャッとした感じがそのエクスタシーの一部を担っているのでは、と私は考えています。
まあ、小難しいこと考えずワキればいいんですよ。
>>3
パパパーパ パーパパクリじゃないよ
勃起したならヌケばいいじゃない。あなたのワキも……切り抜きたい…。
奇才すぎる。
試しに自分の脇に耳を当ててみたら確かに聞こえたはいいが、身体を捻ってしまった……おっほぉ(はぁと)
僕もこんな話を書けるようになりたい!
>>5
女の子から「おっぱい大きくならないけどどうしたらいい?」って聞かれたら、ありのままでいいよって言うでしょ。
それと一緒。ありのままのワキでいい。
>>6
そうそうカツオノエボシみたいな感じ。
うまく書けなくてカットした描写だったから、的確にクラゲと言われてびっくり
その表現もらった。
>>7
体捻って感じるなんてなかなかのやり手ですね。
というか自分でつくことにびっくり。空間操作?
>僕もこんな話を書けるようになりたい!
嬉しいこと言ってくれるじゃないの。でもなぜこんなひどい話に(ry