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『魔理紗の死刑を無理やり終わらせる 3』 作者: ギョウヘルインニ
パチュリーは自分の部屋にもどってきました。この間までここは図書館でしたが今では、紙置き場もしくは110号室と呼ばれています。
5年前皇帝に即位した紫が自分が決めた法律焚書によりここの図書館の本はすべて燃やされそうになりましたが、小悪魔の気転により視察に訪れた橙に袖の下を渡すことにより難を逃れていました。
橙「ここにあるのは全部燃料用の紙かなぁ」
パチュリーは最近あった事件のファイル(燃料用の紙)を見ていました。
1、食肉加工会社プレイエイジア事件
1年前におきた事件で会社経営者の慧音が逮捕された事件だった。
このころ、郷の寺子屋に通う子供達が連続していなくなる事件が頻発していた。寺小屋教師慧音は必死になっていなくなった子供を捜していたが、一向に見つからず悩んでいたそうだ。
しかし、慧音が経営している食肉加工会社プレイエイジアが屋台経営者のミスティアに卸している肉の値段が異常に安く入手のしどころが不明だったため、警察の天狗が慧音に事情聴取したところ子供を捕まえて加工したことを認めたので逮捕されました。
この事件の裁判は、1審で無罪,検察側の控訴で2審でも無罪に成っている。
弁護士霊夢の弁護により証拠が不十分(肉はすべて消費または廃棄されていた)なことと警察の事情聴取が過酷だったのことでいずれも無罪になっていた。
無罪に成った慧音で合ったが、明らかに慧音が犯人なので郷の人々に白い目で見られました。今では慧音は精神病院で療養中になっている。
2、山田錦殺人事件
さくらんぼ農家に、てゐが落とし穴を掘ったところさくらんぼ農家の、優曇華が落ちて死んでしまった。
犯人のてゐは即日逮捕起訴されたが、霊夢が弁護中であった。
霊夢は、犯人はてゐでは無く優曇華の自殺だと主張している。現在裁判中で今回も白にするらしい。
3、紅魔館破産について
これは、パチュリーが担当した出来事でした。レミリアの部下である、咲夜の横領がきっかけで紅魔館の経営状態がかなり深刻な事態に成っていることが発覚しました。
横領が発覚した咲夜は、時を止めて逃亡しました。美鈴が咲夜の部屋に踏み込んだときには、部屋はもぬけの殻でした。
美鈴はそのとき机の上に大量の請求書と手紙が置いてありました。驚いた美鈴は、請求書と手紙をレミリアのところに持って行きました。レミリアは大変驚きましたが、とりあえず手紙を読んで見ることにしました。
″前略 私の胸は毎日病院に逝きましたが扇風機に成ってしまいました。敬具(泣)″
意味不明な内容でした。残されていた請求書はすべて紅魔館あてになっていました。
請求額12億でした。
紅魔館の総資産額は、レミリア名義で9億程有りましたが払いきることが出来ません。
そこでレミリアはパチュリーに手続きしてもらい破産することにしました。今ある資産を妹のフランドールにうまくゆずり自身の資産はほぼ無い状態で破産しました。
495年間、経営について学んできたフランは紅魔館をホテルにすることにしました。レミリアは、今隠れながら生活をする傍ら炭酸ガスの研究しています。
最近起きた事件では、特に霊夢が活躍していました。
「そもそもわたしは、民事専門なのよ」
とパチュリーはつぶやきました。
1ヵ月後
今回裁判員に選ばれたのは、妹紅、慧音、小悪魔、妖夢、てゐ、幽々子でした。
パチュリーは彼女達の所を回り説得することにしました。
はじめにパーラー妹紅を訪ねました。
「いくら、パチュリーさんの頼みでもうちも現金輸送車とか襲われてるんですよ。無罪にするわけ無いじゃないですか」
交渉は失敗してしまいました。
次に寺小屋駅前に行き小悪魔に会いました。
「わかりました。パチュリーさんのために無罪にします。」
交渉は成功しました。
精神科を訪れると首がぐるぐる回ってちょっと浮いている慧音がいました。
「無罪!私も無罪無罪無罪無罪むざいなんだ!」
悪魔のような声で慧音がいいました。
帰り道自動販売機のわきを白楼剣でこじ開けようとしている妖夢が居ました。
「申し訳ない、私の半分は今アリスさんに雇われている身無罪にすることは出来ないのですよ。でも」
チラッと妖夢は半霊をみました。
パチュリーは、壊れたラジカセ、冷蔵庫、テレビ、スクーターを渡しました。
最後に霊夢に交渉しててゐ会いました。
「いいきみだわ、魔理沙!優曇華のせいで酷いめに有っている私と道ずれよ」
幽々子に会おうとしましたが会うことが出来ませんでした。しかし、ある晩パチュリーが寝ていると嫌な音とともに枕元に現れました。
「あなた、誰でしたっけ?ここはどこでしたっけ?」
2ヶ月後
裁判官の映姫が近くまで来ていると美鈴から聞いたパチュリーは、映姫に会いました。
賄賂を渡そうとしましたが、映姫は受け取らずそこにおいていくように指示しました。
3ヶ月後
いよいよ裁判の日が来ました。
裁判が始まる前にわずかに面会の時間がありました。
「いい、魔理沙あなたはちゃんと罪を認めるのよ、裁判官に何を聞かれても自分は犯人で黒だけど反省していると主張するのよ。」
「分ったぜ」
裁判が始まりました。
アリスが魔理紗の罪を列挙しています。
「以上のことから被告人魔理沙には死刑を求刑します。」
裁判長映姫が魔理沙に聞きました。
「魔理沙何か弁解はありますか」
「あたいが、犯人です。生活に困ってついやってしまいました。今では犯してしまった罪を深く反省しています。どんな罰でも受けます。」
「それでは、魔理沙あなたは罪を認めるのですね、黒なのですね?」
「はい、認めます。」
「分りました。魔理沙は黒と」
あの魔理沙が罪を認めたのです。傍聴席のほうではどよめきがおきました。
「それでは、判決をいいますね、小町あれを持ってきて下さい」
助手の小町が持ってきたのは白と黒に着色されたルーレットでした。
「それでは皆さん手元のスイッチを押してください無罪と思うなら白!有罪と思うなら黒!押さないで見送る手もありますよ」
魔理沙以外の席にはスイッチがあるようです。
「ちょっと待て!なんだそのルーレットは!わたしいや、あたいははんせいしています!」
「被告人は無罪に成るかな?なら無いかな?」
魔理沙は無視されてしまいました。
白黒ルーレットは回転しだし、しだいにゆっくりになり止まりました。
結果は、白でした。
「やったー無罪だぜ!」
魔理沙は大喜びです。
「では、判決を言いますね結果は白です。よかったですね〜アリスさんの勝ちですよ」
「やったわー!これでチルノ建材の赤字分が取り戻せるわ」
何故か検察側のアリスが喜んでいます。
「何言っているんだぜ?」
「ごめんなさい、いい忘れていました。裁判所は現在の収入だけではやっていけないので最近カジノを始めまして、裁判員さん達には全財産を賭けてもらっています。被告人はさっき罪を認めましたよね?つまり黒にかけたことになります。いやそもそもですね反省はしているようですがあなたの罪の重さは死刑ですよ!」
「なんだそれは!パチュリー聞いてないぜ?」
「ごめんね魔理沙私も、なんか魔理沙の弁護していたら仕事上白に賭けてたみたいだわ」
「ふざけるな、お前等!それでも裁判長か!弁護士か!」
「不景気なのものですみません、今回私も黒になるとばっかり思っていました。小町今日からあなたが裁判長ですね。」
「映姫様待ってください」
「これで良かったんですよ、私には元の生活に戻っておじいさんと傘と米のトレードの契約が残っていますから。」
小町に笏を渡すと映季は去っていきました。
「映姫様、、、、、」
「おい!聞いているのか?おい!」
あばれだした魔理沙はどこかの警備員輝夜に押さえ込まれて連れて行かれてしまいました。
上告しようとした魔理沙でありましたが、お金が無くなってしまい裁判を開くことが出来ませんでした。
魔理沙は結局、死刑に成ってしまいました。
死刑はカジノの見世物として裁判所で行われるよていだそうです。
なお、裁判員の結果はこうだった。
妹紅 はずれ
今では元気に竹林生活に戻って居ます。
てゐ はずれ
裁判費用が足りなくなってしまいました。裁判に霊夢を雇うお金が無くなってしまいました。さとりに弁護を依頼したそうです。
慧音 あたり
今回のツキで気を取り戻して精神病を克服、冷たい目で見る住民のほを札束で叩いています。
小悪魔 あたり
タクシーが2台になりました。
妖夢 あたり
一番得をしたそうです。なんかルーレットに半霊を入れて操作したようです。
幽々子 はずれ
5円玉の真ん中を取られてしまいました。
アリスは、今回儲けた金で負債を返済しました。なぜ、仕事上黒に賭けなかったかと聞かれると。
「だって、サナダムシさんは白じゃない。黒い生き物は嫌いなのよ」と答えました。
しかしこの後、とある国の電力会社社の株を買って大損したそうです。
パチュリーは、国が買える程儲けましたが次の裁判では負けてしまったので結局元の生活に戻ってしまったようです。
おしまい
チルノ建材は、阿呆宮の建築中で忙しいそうです。
このように物語を、たくさんの人が作っているとそこには必ず底辺が存在するわけですよ。
これを呼んだあなた、ここに底辺が有ります。
だから、どんどん新しい話を作って下さい。
ギョウヘルインニ
作品情報
作品集:
27
投稿日時:
2011/07/29 20:24:23
更新日時:
2011/07/30 05:24:23
分類
家畜伝染病